わたしのいのちの分を めいいっぱい

「海子 もうすぐ嫁入りらしいな ほほ兄にわからないよう そっと行ってな」

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「さぶありがとう。わたし“ここの先”へ旅立つの。はじめは生活習慣のちがいや環境の変化にうろたえると思う。わたしもそんなに強くないの。いろいろと不安もあるし」

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「おれはここしか知らないけど 海子の言いたいこと わかるよ」

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「かわいいと思ってもらえるかしら?」

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「まあ実際かわいいからな」

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「わたしの態度や言動で せっかくの“家族”を困らせてしまったり 疲れさせたりしないかしら」

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「いいところばかりを見せようとしなくていいんじゃいかな 海子の今の形に多少の凹凸があったとしても そもそも歪じゃない完全形なんか つまらないしな 世界にひとつの“海子型”を 海子の全身で伝えていけば お互いわかちあえると思うんだよね。

 

おれからはひと言だけ。

 

海子の半生は消耗戦だったよな。勇気を出してみたり 隠れてみたり。野良猫だと蔑まれ軽んじられながらの毎日で 苦労しただろ? 身を挺してかばってくれた人もいなかったよな。

 

だけど心も顔も美しいままで 気高いままで 海子よくがんばった。

 

これからは体に気をつけてな。おれらがいちばん心配しているのはそこだから」

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「あら さぶはやさしいのね。わたしの体を心配してくれるの? わたしは生きられるだけ生きようと思う。わたしのいのちの分を めいいっぱい」

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「みなさん 703号室でわたしを見てくれて どうもありがとう わたしのねがいはもうすぐ叶いそうです。みなさんのねがいも必ず叶いますように」

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海子よりみなさんに愛と感謝を込めて

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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もしもここ以外で出会っていたら

来週我が家を巣立つ予定の保護猫海子。お嫁入りに向け着々と準備中です。

 

 

食いしん坊姫に持たせようと、チチが大きめの猫フードを買ってくれました。私たちは海子にもっとできることがあったはずなんです。だけど実際は手がまわらず、申し訳ないことをしました。

 

 

海子の面倒を見ていたのは主にほほ

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海子に恋して尻に敷かれ言いなりになっていただけともいう^^;

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ほほが保護猫女子に激しく執着したのは海子で二回め。意外と硬派じゃないですか? ちなみにひとりめのほほの彼女は9年前の保護猫珠(たま)ちゃんでした。珠ちゃんも三毛猫だったなあ。ほほは艶やかな毛色の女性が好みなんですかね?

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ほほありがとう。そしてごめんね。

 

 

さびしくなると思うんだけど、もういっぱいいっぱいでどう考えても海子と暮らすキャパがありません。海子の未来や幸せを考えたらここより頭数の少ないお家がベストだもんね。

 

 

 

ほほは海子だけでなく、基本的に面倒見のいいタイプです。

 

 

水頭症の悪化の影響でほとんど動けなかった頃は目の前で飛んだり走ったりするほかのお子たちをうらやましそうに目で追っていたほほ。

 

 

運動機能をじゃっかん取り戻してからは、猫らしい毎日を謳歌しています。

 

 

 

遠目にはほほがさぶに意地悪をしている風だったので近づいてほほを注意しようとしたら

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意地悪ではなく、さぶをかわいがっていました(笑)。

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頭を上下に動かし、いっしょうけんめいさぶをお手入れ

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ほほ、じょうずだね。さぶが恍惚の表情を浮かべているよ。

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もしほほが自然界にいたら、まちがいなく長くは生きられなかったでしょう。外でほほとさぶが出会っていたら、両者はちがう関係性になっていたかもしれません。私の予想ではさぶが絶対的な強者でほほは弱者になってしまいます。ふつうに考えてそうですよね?

 

 

しかしここは703号室。ほほが先輩でさぶが後輩です。それぞれの立場や序列をお互いが意識し、守りながら暮らしています。私はこれが不思議でならないのです。

 

 

どうしてだろう?

 

 

身体的な能力を超越した関係が成り立つのはすごいと思いませんか?

 

 

 

ふたりとも立派だね。

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「お母さん 家族だからじゃない?」

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そうね。そういえばナナも一度もべべに意地悪をしたことがないね。姪に当たるリルとは何度か大喧嘩しているけど、先にいたべべには一目置いてくれているの、知ってるよ。

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昨年買い換えたソファを使ってくれるのはうちではナナだけ。ナナ専用ベッドになっています。

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いい家族に囲まれ最高の日々を送っています。

 

 

次なる目標は、保護猫ジョイの卒業! 海子のお届けが無事済んだらいよいよジョイに取りかかります。ジョイ、ずっと待たせてごめんね。

 

 

 

「いえいえ ハハ~ それならばぼくからひとつだけおねがいがあるのです。ぼくの終の棲家はぽっちゃり猫さんが好きな人のいるおうちにしてください」

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ジョイ、おまいの魂胆はわかっています。いっぱいごはんをくれるおうちがいいのよね?

 

第一、ぽっちゃり猫さんが好きな方がスレンダージョイを目に留めてくださるかはビミョーだよ? でもがんばる。ジョイを理解してくれる方をさがす。ジョイの魅力をわかってくれる方を。

 

 

そのためにジョイ、ちょこまかせずかわいい写真を撮らせてね。

 

 

明日から連休だったチチの仕事がはじまります。うれしいの反対の反対(爆)。へへ。

 

 

 

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703号室内の診察室

皆さまこんにちは♪

 

 

動物病院へ通いまくりの我が家。昨日はあまぱんと保護猫海子の通院でした。

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猫を洗濯ネットに入れ丈夫なハードケースで運びます。心配性の私は、ガムテープで補強も。

 

 

彼らの安全を守るため、猫の移動には慎重に慎重を重ねています。

 

 

あまぱんは前回書いたとおり、飲水量と脱水が気になったので血液スクリーニング検査。痛そうな口の中も診察。検査後、(口の痛みに対し)ステロイドの注射。皮下点滴をしました。

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慢性風邪の影響で口内環境が悪く赤く腫れています。

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体温38.1(平熱です)。あまぱん、お疲れさま。

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つづいて保護猫海子が舞台(診察台)に上がりました(笑)。

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海子は家族募集に際してひととおりの医療ケアを終えています。見た目にはとても健康です。

 

けれど皆さまもご存じのように長年外でがんばってきたいきさつがあるので卒業前検診としてスクリーニング検査を受けさせようと思い里親さんに相談しました。里親さんはもちろん快諾。

 

 

そしてどんな検査結果が出たとしても海子を家族として迎える気持ちは変わらないと仰ってくださいました。海子の丸ごとを受け止めてくださるのはほんとうにありがたいことです。

 

 

体重は100g増の4.6キロ。体温38.6(平熱です)。

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採血中

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結果が出ました。ほとんどの値が正常値におさまりましたがALTが基準値よりほんのり高め。これくらいの数値だったら様子見でいいと言われたのですが、念のため肝臓保護薬のウルソを20日分処方してもらいました。海子を正しく知ることができてよかったです。

 

 

通院後、すぐさま里親さんに電話で報告。検査結果の用紙を画像におさめ送りました。

 

 

里親さんのやさしい声を聞き、海子は幸せ者だなと改めて感動した次第です。

 

 

通院のあと、あまぱんと海子を家におろし私はスーパーへ。あまぱんの好物と人間の食料を物色しに行ったのです。猫のもの以外は全部セール品^^; せこいですかね?

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みんな老齢なので通院の回数が多いけど、家でできることは家でやりたい。犬猫たちの移動のストレスが最小限になるだけでなく、節約にもなるからです。

 

 

 

ということで、本日は703号室内の脱衣所診察室へご案内します。

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ごちゃごちゃ散らかっていて見苦しいですね。へへ。すみません。でも定期的に床の塩ビシートを塩素で消毒しているので衛生上の問題はありません!

 

 

ここでこれから慢性腎不全ステージ3のナナ、さぶ、あまぱんの補液をします。せまい場所は逃げ場がなく落ち着くので脱衣所はオススメですよ!

 

 

用意するのは皮膚と針を消毒するのにつかう消毒綿と

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3名分の補液セット(ラクテック1本、50mlのシリンジ2本、翼状針3個、18G針1本)

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すべて病院で買っています。3名分の消費量なので結構高いですが、病院で3名の補液をしたら6倍以上お金がかかってしまうので自宅でやるのがいちばん。

 

 

私はマイ太郎さんの行きつけの病院で買わせてもらっています。先日も追加で買ったばかり。

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さあ、まずトップバッターはナナ(180ml)

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2番手は自宅補液歴の長いさぶ(120ml)。奥に写っているべべ公はただの付き添いです。

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ラストは自宅補液デビューを飾ったあまぱん(120ml)。写真でおわかりのとおり、おりこうだったのでスムーズに終わりました。あまぱんに拍手を送りたいと思います。パチパチ。

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終わったあと、チチはスープやおやつでみんなのごきげんをとる役目。私は後片づけをする役目。家庭ゴミではなく、医療用廃棄物として処分します。

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みんながんばりました。お疲れさま。自慢のいい子たちばかりです。

 

 

お子たちは楽しいことも苦しいことも身をもって教えてくれる尊い存在。

 

 

いつまでもいっしょにいたいというお母さんの強い欲望を叶えてくれてありがとう。

 

 

健やかなるときも病めるときも家族は連なっています。

 

 

LOVE!

 

 

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海子のご縁が決まりました

猫ラボさんが大人気の蘭丸Tシャツをプレゼントしてくださいました。うれしい。ありがとうございます。ゆったり着たいからメンズSをセレクト。モデルの蘭丸くんも元保護猫。みいさんが外から素敵なお家へと導きました。オシャレだし縁起がいいので海子のお届けに着ていきます。

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気分転換を兼ねて買ったお花を玄関付近に飾ってみました。ドア越しにべべ公がチラッと^^

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ひさびさに朝早くから掃除しまくり。海子、どうしてかわかる?

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これから海子主宰のお茶会がはじまるんだよ。がんばってね。でも、リラックスね。

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午前中からお茶会スタート

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主役ににじり寄る来賓のみなさん

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海子はショッキングピンクの姫飾りでお出迎えです。かわいいね。

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海子に会いに来てくださったご夫婦はずっとべべを撫でてくださいました。

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ご夫婦のことは改めてご紹介しますが、犬も猫も大好きなすばらしい方々です。

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ひいきされたいべべ公

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へへ、よかったね♪

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もちろん海子もたくさんこねこねしてもらいましたよ。

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人々はこんなことになってます(笑)。これふざけてません。大まじめ。ソファ下に潜り込んだ海子を撫でるご主人をマイ太郎さんが撮影しているのです。

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主役にちゅーるを与えてごきげんを取る下僕

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奥さまの手からも食べてくれました。ちょっと緊張顔だったけど、おいしいものはおいしいよね。

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爪切りも披露しました。

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いろんなお話をしていたら、あっという間に時間が流れ、3時間経ちました。海子はシャイでしたがご夫婦はお茶会の場で即海子を家族にしたいと仰ってくださったのです。感謝感謝。

 

 

私はときどき、海子を保護した経緯をしみじみ思い出します。

 

 

海子が命がけで産み育んでいた亡き子猫たちのことも。

 

 

海子が身の不幸をどの程度を理解しているかはわかりませんが、がんばって育てていた愛おしいわが子たちが突然目の前から消えたことになにも感じなかったとは思えません。

 

 

海子は不感症ではないです。

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だからあんなに鳴いて探しまわったんだものね。

 

 

海子は703号室卒業生、サスケ、このは、麦さん、(おそらく)大吉の母猫です。彼らの健やかさ、心の豊かさを見ていれば海子がどんなにたいせつに彼らを育てたか一目瞭然です。

 

 

殺処分されてしまった最後の子猫たちに改めて合掌をするとともに、海子に「おめでとう」を心から伝えたいです。今度はお母さんが幸せになる番ですから。

 

 

闘病中のお子たちのケアで海子に手がまわらずさびしい思いをさせてきましたが、良縁を結んだことで私の海子への贖罪にも繋がりました。里親に名乗りをあげてくださった方々にありがとうの気持ちでいっぱいです。応援してくださった皆さまにもお礼申し上げます。

 

 

現在お届けに向け調整中ですので、皆さままた海子に会いに来てくださいね。

 

 

卒業レポートもお楽しみに!

 

 

703号室より愛を込めて!

 

 

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ナナの問題

夕方掃除を終えた私は、近所の花屋へ行き何種類かお花を買いました。気分転換したくて。

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猫たちに倒されない場所に置いて鑑賞しています。

 

 

 

実は私、昨夜ナナに噛まれてしまったのです。右親指に空いた2つの穴。

 

傷自体は小さいのですが結構深かったのでしばらく血が止まりませんでした。

 

でもちゃんと消毒したのでご心配なく。

 

犬猫と暮らしているとよくアクシデントが起きます。パニックに陥った犬猫に引っかかれたり噛まれたりはめずらしくありません。しかし大概の場合が、負の要因の所業だと思うのです。

 

たとえば「保護したばかりの犬猫が怖がって威嚇してくる」や、「猫の首輪が猫の口にめり込み、それを外してやろうとしたら引っかかれた」や、または「薬を無理やり飲まそうとしたらいやがって噛まれた」など。我が家ではその類はもはや日常茶飯事なので慣れっこです。ほかの同年代の方に比べ、私の手は常に傷だらけで恥ずかしいほどですし。

 

 

しかし昨夜はちがいました。

 

 

どういったらいいのか、ほんとうに「突如」だったのです。

 

 

昔からナナは四つ足で立ってごはんを食べるのですが、老齢に伴い足腰の衰えが出て、マットの上でもツルツル滑ってしまい、食べ終わるまで「立ちの姿勢」を保ちつづけているのがむずかしいときがあります。

 

そこでお母さんは、食べづらそうにしているナナに簡単な食事介助をするのです。

 

食べやすい高さに食器を設置したり、手からひとくちずつナナの口元へ運んだり。

 

昨日もいつもと同じようにそうしました。

 

 

「ナナちゃん、はい」

 

「よーしよし。ナナちゃんはい」

 

「よく噛んで。そうそう。はい」

 

 

ときおりナナの頭を撫で、声をかけながら。ひとくちずつ手に乗せたご飯をナナの口へと運ぶ。

 

ナナはうれしいのか、お母さんに誉められるとはにかんだ表情を浮かべ、かわいいお口でいっしょうけんめい噛んでごはんを飲みこんでくれました。

 

4分の3まで食べ終わった頃でしょうか?

 

 

次のひとくちを口の前に運んだ瞬間、ナナは唸るときの顔になり、そのままガッとお母さんの手を噛みました。まちがって歯が当たってしまったのではなく、噛む意識で噛んだのです。うまい表現が見つからないのですが、なにかがナナに乗りうつったかのようにキャラが変わりました。

 

 

激痛。床にポタポタ血が垂れる。

 

 

視力、聴力、足腰の衰えが顕著なナナにはいろいろ怖いこともあるでしょう。寝ているときに急に触ろうとすると噛む仕草で不安をアピールしてくることも。だから気をつけて接していたつもりでした。声をかけてからやさしく撫でるように、なるべく大きな音を立てないように。

 

 

けれど今回のは理由がわかりません。実際、噛まれる直前までナナとお母さんはラブラブだったのです。無理やり食べさせてもいないし、第一、ナナはいやがってませんでした。

 

 

もぐもぐ、はい、もぐもぐ、よしよし、もぐもぐ、はい・・・・・・。

 

 

なのに、どうしたんだろ。

 

 

応急処置を終えたあと、私の布団で寝ていたナナを撫で「お母さんはだいじょうぶ。ナナはだいじょうぶ?」と聞いてみました。ナナが遠くに行ってしまいそうでとても悲しかったです。

 

 

一晩経って2回のお散歩とごはんをクリアしています。お薬も飲ませられました。

 

 

食事の介助はいったんやめ、ナナのペースに任せてみることに。

 

 

 

日中、ナナは無邪気な子犬のように猫の爪とぎを囓って遊んでいました。

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お母さんと目が合うとにっこり笑って、ごきげんにいたずらに精を出しています。

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いたずらが終わると、今度は物憂げな顔でお母さんを見つめてきました。

 

 

15歳のべべより1年若いのに、ナナの認知症は進行しているようです。

 

 

「ゆゆしき問題ね」

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ナナ好きだよ。お母さんどうしてあげたらいいのかな?

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ともかく、明日も元気に過ごしてくださいね。お母さんずっとそばにいるから。

 

 

 

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