ぱっくんとの回想 ①出会いと空港

皆さまこんばんは。さぶとの濃密な時間を過ごしています。

 

 

昨日は、朝まで私にくっついて離れませんでした。

 

 

私は、歳のせいか、夜中に何度も目が覚めるのですが、そのたびにさぶのぬくもりを感じて、胸がいっぱいになりました。私たちは、心だけでなく、物理的にも近づけたのですね。

 

 

本当にありがたいです。

 

 

さて、本日の主役は、保護猫ぱっくんです。

 

 

更新回数が減ったブログですが、書く内容も、保護猫ちゃみやさぶがメインとなっていました。

 

 

家族募集を控える保護猫ぱっくんをアピールしたいのに、ほぼ写真をアップしていないという^^;

 

 

ぱっくんが、今までどれだけがんばってきたか……皆さまには、ぜひ、お伝えしたいのです。

 

 

最近のぱっくん

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ハンサムでしょ?

 

 

実は、去勢手術ももう、終えています。

 

 

現時点で必要な医療ケアはすべてクリアしています。

 

 

花丸の健康優良児です。

 

 

ぱっくんとの出会いは、昨年の11月頃でした。

 

 

山口県で個人で保護譲渡活動をしているお友だちのAiちゃんのインスタに、連日「里親募集中」として、登場していた保護猫さんがいたのです。前髪がキュートな黒白の男の子♡

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※ ↑ の子は「ぱっくん」ではありません!

 

 

来る日も来る日も、↑ の子が、Aiちゃんのインスタに載っているので、気になった私は、「だれも里親に名乗りをあげなかったら、(前髪くんを)うちで預かりますよ?」とDMを送ったのです。

 

 

結果、私がDMを送った直後に、前髪くんは、地元でご縁が決まったそうで、ホッとしました。

 

 

……そして、Aiさんに提案をされたのです。

 

 

「アンニイさん、ちょっとちがうニュアンスの前髪は、どうですか?」

 

 

え? どういうこと?

 

 

「実は、もう1匹、なかなか里親が決まらない前髪系の男の子がいます。そっちを預かりますか?」

 

 

そのとき、Aiさんから送られてきた写真を見て……私は、ノックアウトされてしまいました。

 

 

だって、これだよ?

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かわいすぎる♡

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これはだれなのー?

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山口県の保健所出身のぱっくんの画像を見て、私は感動しました。

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あああ、あなたはなんて……

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なんて、ナチュラルなの!

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よし! 1~2週間待って、もしも、家族が決まらなかったら、ぱっくんという名の、この子を我が家の保護猫として迎え入れよう。遠く離れているけれど……来てもらおう。

 

 

……私はそう決意して、ぱっくんの動向を見守っていたのです。

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結果、ぱっくんへの家族希望者が現れることはなく、私が迎え入れることになりました。

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そりゃあ、できれば、近くでご縁が決まるのがいちばんだと思うのです。

 

 

でも、保健所のケージの中で、長時間ひとりぼっちで過ごしているぱっくんを、私は自分の腕に抱きしめたい衝動に駆られてしまったのです。勝手ながら、誉めてやりたい、と思いました。

 

 

日程の調整があったため、703号室に移動してくる前、ぱっくんは、引き出しを担当してくれたAiさんちに、しばしお世話になりました。Aiさんちでの写真は、次回、載せますね。

 

 

2023年11月27日

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ぱっくん、到着!

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私とチチは、ぱっくんが到着する2時間前には、空港でスタンバイしていました。

 

 

Aiさんから受け取った、命のバトン

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ぱっくんのキャリーがすごい……完璧な、防寒や飛沫対策にAiさんの深い愛情が垣間見れます。

 

 

ようこそいらっしゃい! さあ、ぱっくん、未来へ向けての出発ですよ!

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と、ここまでは、(Aiさんと細かく打ち合わせをしたので)スルスル予定通りだったのですが、このあとから、ぱっくんの皮膚病治療がはじまるのです。はっきり言って、倒れるほど忙しかった。2か月の間に私は……数百回は洗濯をしました。その頃の苦労話は、次回に取っておきますね(笑)。

 

 

皆さま、ぱっくんをお見知りおきください。

 

 

ぱっくんは、いいヤツですよ♪

 

 

LOVE

 

 

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ちゃみのカラダのこと

皆さまこんにちは。私はまたひとつ、歳を取ってしまいました。

 

 

加齢との闘いも切実ですね。

 

 

そんな私にとって、さぶが生きていてくれていることが、なによりのプレゼントです。

 

 

仕事で、とてもむずかしい案件を抱えたままですので、常にいっぱいいっぱいで、ブログにまで手が届かない日々ですが、今日は保護猫ちゃみのことを書かせてくださいね。

 

 

11月の中頃にお客さんちで出会ったちゃみ^^;

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「ねずみとり」のネバネバが全身についてしまい、落とすのがかなり大変でした。

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ちゃみも、洗われるのをがんばったね!

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ちなみに今は、キラッキラの女の子に変身しています。

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うちに来てしばらく経って、ちゃみは意識喪失を伴う「発作」が起きるようになりました。

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なんの前触れもなく、いきなり「けいれん」を起こしてしまうのです。

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発作は連日つづき、その際は必ず、失禁もセットでした。

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心配で、病院へもちょくちょく通っていました。

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咳も気になるので、一時は、抗てんかん薬、気管支拡張剤、抗生物質を飲ませていたのです。

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咳の方は、薬を飲み切って、様子見中です。

 

 

前よりはよくなっている気がしますが、まだたまに、コホッとやっています。

 

 

発作の方は、以前UPしたとおり、1月12日に東大病院でMRI検査をしました。

 

 

MRIだけでなく、いろんな検査も行いました。

 

 

血液検査→問題なし

 

 

神経学的検査→大きな異常なし。年齢の割にはなんとなく沈鬱な感じ

 

 

眼科検査→眼底検査、異常なし(この時点で、FIP、トキソプラズマの可能性が低くなった)

 

 

MRI検査の直前の時点で、疑われていた病名としては、①突発性てんかん、②先天的な奇形(水頭症など)、③その他(腫瘍、脳炎、脳出血、脳梗塞)のいずれかでしたが、脳に異常が見られなかったことから、診断結果は①の突発性てんかんとなったのです。まさに、完璧な消去法ですね。

 

 

ちゃみの突発性てんかんには、フェノバール(フェノバルビタール)という薬が効いているので、フェノバールを投与しつつ、つき合っていくことになりそうです。一度、半分に減薬してみたのですが、発作が起きてしまったので、最近は、1日1錠(朝夕2分の1ずつ)を飲ませています。

 

 

ちゃみは、病気ゆえか、もともとの性格か、おっとりとしています。

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診察もラクラク

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どこに行っても、かわいいと言われます。

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ちまっとね♡

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抱っこも無抵抗♪

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甘えん坊で、やさしくて、ごはんが大好きなちゃみ

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のんびり屋さんですが、遊ぶのだってじょうずですよ。

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ほらね?

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次の目標はちゃみの不妊手術ですが……その前にさぶの退院、ですね。

 

 

※ちゃみのMRI検査の費用は、ちゃみを保護した方が負担してくれました。まだ若く、未来有望のちゃみに、大きな検査を受けさせることができて、よかったと思っています。

 

 

皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

ちゃみも大変だったのですが、実は、ちゃみ以上に大変だったのは、保護猫ぱっくんです。

 

 

「ぱっくんバージョン」も近日中にお送りしますね。

 

 

ちゃみは病気と闘っているものの、変な話、病名は、私たちが、いちばん望んだものだったので、素直に喜びたいです。皆さま、お読みいただきありがとうございました。

 

 

では、さぶのお見舞いに行ってきます。

 

 

LOVE

 

 

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胸部のドレーンと鼻のカテーテル

さぶの身体には今、さまざまな管や装置が設置されています。

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静脈点滴の留置、胸部のドレーン、鼻のカテーテル、術後服やエリザベスカラーも外せません。

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でもこれは、永遠にはつづけないつもりでやっています。

 

 

いっときの辛抱、そうさぶに言い聞かせています。

 

 

さぶは、ちゃんとわかっています。

 

 

「いじめられているわけではない」ことを。

 

 

膿胸は、大きくわけてふたつの治療方法があると認識しています。

 

 

ひとつは、内科療法メイン。針を刺して、溜まった膿を抜き、抗生物質の投与をつづける。苦しそうなら、高濃度の酸素室に入れて、呼吸を楽にする。さぶは最初、これで1週間様子を見ました。

 

 

私がさぶに全身麻酔の負担をかけたくなかったからです。

 

 

しかし、3種類の抗生物質を投与しても、膿は引きませんでした。自発的な食欲もありません。

 

 

これでは、じりじりと体力を消耗し、大げさ抜きで、いずれは餓死してしまいます。

 

 

せめて、さぶに食欲があれば、じっくり構えてもよかったとは思います。

 

 

生命維持に必要な量の半分にも満たない程度ですが……私は、さぶにシリンジでごはんをあげていました。病院に通って、毎朝です。ゆちゃん、キドナをありがとう。飲ませていたよ♡

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ですが、呼吸が苦しいさぶにとって、シリンジごはんは、ほんとうにかわいそうでした。

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あげながら、自分の気が狂いそうになるのを感じました。

 

 

だから、さぶに、提案とお願いをしたのです。

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さぶを早くラクにするために、いったん負荷をかけさせてもらう、と。

 

 

膿胸の治療のふたつめ、外科的に胸部ドレーンを設置する。同じ麻酔で鼻カテーテルも通して、栄養を鼻から入れる。決断をするまでに、1週間かかってしまったのは、老齢で(腎性貧血が少し見られる)慢性腎不全のさぶへの負担を考えてのことでした。

 

 

大巻先生とは、よく話し合って、最後は祈る思いでさぶの命を託しました。

 

 

「どちらが、さぶはラクになるでしょうか」との私の質問に、「ドレーンじゃないですか? ドレーンが入れば、(胸の中を)ジャブジャブ洗えるので。まあ、決めるのは田辺さんなので、どちらにしても、後悔のないようにしてください」と、さわやかに答えた先生です。

 

 

大巻先生とはつき合いが長いので、ふだんは慎重な先生が、「攻めの意見をくれるうちが華」だと思いました。きっと、潜在的にも意識的にも、先生は自信を持っているのです。

 

 

もちろん、すべての責任は、選択をした私にあります。

 

 

だから、身震いが止まりませんでした。

 

 

ちなみに先生も、術後に一度、さぶの血圧が急降下した際には、手が震えたそうです。

 

 

あとから話を聞いて、震えるほど真剣に取り組んでくれたことに感謝しました。

 

 

「目がさめたら ごちゃごちゃついてるな」

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監視カメラも、2台くらいついています(笑)。

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「成功したのか?」

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うん。そうだね。さぶ、お疲れさま。どうもありがとう!

 

 

まず、朝晩、溜まっている膿をドレーンから簡単に抜いて……

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生理食塩水を入れ、さぶの身体をふたりがかりで持ち上げ、(結構大胆に、アナログに)左右にシャカシャカ振って洗浄します。Xに動画を載せているので、よかったらご覧ください。

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鼻カテーテルからの食事風景

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鼻カテーテルが抜けないように、顔に縫いつけています。

 

 

黒い糸が痛々しく見えるかもしれませんが、鼻カテーテルは、今のさぶの命綱です。

 

 

鼻カテーテルのおかげで、栄養があっという間に入るようになりました。

 

 

もちろん、一生、こんなことをしません。病気が快方に向かうまでの間限定です。

 

 

エネルギーを蓄えることができるようになったさぶは、体力が増して、食べる気力をわずかに取り戻しました。なんと! 今朝は、自分の口で、出されたご飯を完食したそうです。

 

 

さぶにとって必要なものを取り入れて、不必要なものを排出する。

 

 

いい循環を生み出すための賭けが、成功したのです。

 

 

うちは、ペット保険に入っていないので、やればやるだけ、働かなければなりません。

 

 

精神的にも、さぶが心配で、常に緊張しています。

 

 

けれど、私は、自分の考えを押し通す一方で、さぶの考えもしっかりと聞いているつもりです。

 

 

さぶは、いい形で、703号室に帰ってくる。

 

 

たとえこの先、さぶの命は長くないとしても、さぶは、今回を乗り越える、そう信じています。

 

 

皆さま、あたたかいまなざしをありがとうございます。

 

 

ふふ。朔太郎くんのママさんがラインでローソンの商品券を送ってくれました。感謝♪

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いろんなのがあるのですね。つかわせていただきましたよ。

 

 

私は相変わらず、仕事でバタバタしていますが、お子たちはみんな元気です。

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仕事の合間に笑平と、しょっちゅうお散歩に行っています。

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保護猫ちゃみは、快食快便ですよ。

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「バナナください」

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ダメダメ!

 

 

ぱっくんの皮膚のことも、近々ぜひ書きたいです。我が家、実はすごいことになっていたのですよ。

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心に余裕が持てるようになったら、話を聞いてくださいね。

 

 

皆さまと皆さまのお子たちが、心身ともに幸せで健やかでありますように。

 

 

LOVE

 

 

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どこにでも顔を出すタイプ

さぶは703号室のあちこちに顔を出すので、入院していると、とにかくさびしいです。

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笑平に、新しいハーネスを買ったときに撮った写真でも、さぶの気配がします。

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見返すと、胸が締めつけられますね。ぎゅう……ぎゅう、と何度も。

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笑平は髪が伸びたね。ボサボサイヌにしちゃってごめんね。

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顔周りの毛だけは、私が切ったのですが、1月中にトリミングを予約しています。

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前に、保護猫きなもんの部屋が寒くないように、アラジンのヒーターを買ったのですが、やっぱりさぶは興味津々にやってきました。チェックせずにはいられない性格です。

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ほらね?

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みんなで使おうね。いろんな場所へ運んで温活しよう!

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さぶに会いたいです。

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さぶは、うちの中心なのです。

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1月22日の私の誕生日には、さぶが退院してくれていることを願っていたのですが、考えた末、私は「願い」を変えました。その日は仮に、私たちが離れ離れだとしても、それでいいから、とにかく生きていてほしい、少しずつでいいから、ほんの少しでいいから、希望の方へ向かっていてほしい。

 

 

一寸先の細い光を、私は信じていたいのです。

 

 

今朝のさぶ

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さぶは自発的な食欲がないので、栄養不足にならないよう、鼻カテーテルを検討していますが、無麻酔だと抵抗が激しくてできませんでした。うーん……麻酔が怖くて躊躇しますね。

 

 

今日は、私が森永キドナを1袋、ゆっくり時間をかけてシリンジであげたのですが、食べ終わると、苦しそうになるのです。どうしたらいいか。悩ましい問題が山積みですね。

 

 

けれど、素敵なこともありました。

 

 

血液検査の結果、壊滅的だった白血球の数が、正常値に戻っているのです。

 

 

さぶのいい細胞さんたちが、一生けんめいに闘ってくれているのがわかって、感動しました。

 

 

さぶを見習って、私もがんばります。

 

 

ご心配いただいている保護猫ちゃみですが、MRI検査のあとも元気にしています。

 

 

ふふ。遊びに夢中の保護猫ぱっくんとちゃみ

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心配していた大変な病気ではなかったので、ホッとしています。

 

 

せっかく検査をしたので、ブログで結果の詳細をご報告したいのですが、手がまわりません。

 

 

ちゃみやぱっくんは、気にかけてくださっている方もいらっしゃると思いますが、現在の私には「家族募集」をする余裕がまったくないので、お待ちいただく形になります。

 

 

希望者さんとの個別のやり取りも、むずかしい状況です。

 

 

すでにご依頼いただいている仕事については、誠意を持って、ていねいに取り組みますが、それ以外のことをする気力も、考える気力もないのを、お察しいただければ幸いです。

 

 

長くお待たせしないことを祈りながら、日一日を過ごしていきますね。

 

 

皆さまもお風邪などひかれませんように。

 

 

I LOVE さぶ

 

 

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さぶのこと、ちゃみのこと、1日のできごとも

私の心は、曇りと雨と雪の繰り返しです。

 

 

さぶが1月10日の朝、3度目の膿胸で入院してしまいました。

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抜けた膿は200ml(※閲覧注意)

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さぶ、溺れそうなほど、苦しかったよね。

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膿胸は、処置が遅れると、呼吸困難で苦しみながら死に至ります。

 

 

私は、さぶの呼吸の数を目で追うのが日課となっていました。

 

 

だから異変に気づいたし、間に合ったし、さぶは、今も生きています。

 

 

けれど、1回目の膿胸は2017年、2回目は2019年、3回目の今回は2024年です。

 

 

さぶはその間に年を取り、あちこちを病み、慢性腎不全も少しずつ進行しています。

 

 

「年齢的にも、体力的にも、3度目を乗り越えられる保証はない」と大巻先生から言われています。

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さぶの比ではありませんが、私も溺れています。

 

 

仕事でも、微々たる保護譲渡活動でも、家のお子たちでも、絶えず命と向き合い、重い責任の中で、呼吸困難を起こしています。いい意味でも、逆の意味でも、私は突き詰めるタイプだから、やっかいです。年末年始の怒涛の仕事量に加え、最近は、自分史上超難関の仕事を請け負い、緊張がひどくて、食事が喉を通りませんでした。大げさ抜きに、「食べること」を、目標に掲げていたのです。

 

 

犬も猫もかわいい。いったん向き合ってしまうと、背中を向けることなどできないのです。

 

 

命の厚み、重さ、それぞれの愛おしさに押しつぶされそうな日々を送っています。

 

 

でも、瞬間的な切り替えのうまさだけは自信があるので、個々の仕事への集中はできていると自負しています。それができなければ、命を預かることはむずかしいですものね。

 

 

さぶは、大巻先生の病院に入院して治療を行っていくことになりました。

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いつ帰れるのかはわかりません。

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仕事の合間を縫って、3日間、さぶの面会に通っています。

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面会中のさぶの動画は、Xに投稿します。

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すごいがんばり屋さんだから、私の前だと気丈にふるまうのですよ。

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でも同時に、赤ちゃんみたいに甘えてきたりもします。

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夢みたいな話ですが、さぶに自分の命をペタッとはりつけることができたら、どんなに簡単か、どんなにすばらしいかと想像します。さぶは私の分身です。だから、私が痛いとき、つらいときは、さぶが私の身代わりになっているようで悲しいです。さぶを巻き込みたくありません。

 

 

さぶの前では、穏やかな気持ちでいたい。なるべく笑顔でいたい。

 

 

そうふるまっていても、賢いさぶには、奥まで見透かされてしまいます。

 

 

そして、さぶが身を挺して私の傷をかばってくれている気がするのです。

 

 

スピリチュアルなことではなくて、家族だから、深くつながっているから、どうしたって連動してしまう。さぶには負担ばかりをかけてきました。私はいったい……許されるのでしょうか。

 

 

そもそも、10年前に地元で保護したあとに、さぶを手放していたら、さぶが私の子にならなかったら、さぶは素敵な里親さんのお宅でのんびりと暮らしていたかもしれません。

 

 

さぶに、謝っても謝っても、ぜんぜん足りないですね。

 

 

けれど私は、さぶといっしょにいられて、幸せです。

 

 

ずっと闘病だったけれど、全部含めて、さぶの丸ごとが私は好きです。

 

 

皆さま、厚かましいお願いですが、さぶが無事に私の元に帰ってくるよう、祈ってください。

 

 

最後に、保護猫ちゃみのことも書かせてくださいね。

 

 

ちゃみは、12月初旬ごろより連日、てんかん発作を起こしていました。

 

 

てんかんに加え、咳も出ていました。

 

 

当然、通院がつづき、さまざまな薬が出ましたが、ブログに細かくUPする余裕がなく、皆さまには、ご心配をおかけしました。ちなみに、咳を止めるために処方されていた気管支拡張剤と抗生物質は飲み切って、ここ数日は、抗てんかん薬のフェノバールを、朝晩飲んでいます。ちゃみはまだ若いので、未来を考えて、保護した方と相談して、MRI検査を受けさせることに決めました。

 

 

今日が、大学病院の予約日だったのです。

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ちゃみを診ていただいたのは、お世話になっている東大病院。担当は、さぶの主治医のひとりでもある前田先生です。前田先生には、水頭症の(11歳4か月で亡くなった)愛猫ほほも診ていただいていました。腎不全も専門分野ですが、もともとは、神経と腫瘍のプロフェッショナルです。

 

 

まず、今朝、私は、他区で仕事をしました。

 

 

前々からご予約をいただいていた灰侍くん。ちゃみの東大の予約が重なってしまったことをお伝えすると、元来保護動物に理解の深い灰侍くんのママさんが、「アンニイさん、あちこち行ったり来たりしないで、ちゃみちゃんをうちに連れてきて、うちから東大に通いなよ。その方が絶対、効率的だよ。キャリーを空けて自由にさせていいからね」と、仰ってくださったのです。

 

 

もちろん、普段はしないのですが、灰侍くん家は、お友だちなので、考えた末、お言葉に甘えました。まあ、フリーにする勇気はないですが、ふたりの性格を知っているので、一瞬だけオープン!

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灰侍くんのお世話を終えて、即、ちゃみと東大へ

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私が事前に作成しておいた、ちゃみに関する記録を受付に渡して、助っ人さんを待ちました。

 

 

ちゃみを保護した方が、なんと! 通院のバトンをかわってくれたのです。

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あとは、検査が終わったら、先生が電話をしてくれることになっています。

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ちゃみ、がんばってね♡

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1時間ほど東大に滞在して、研修医の先生に、ちゃみの状況、情報、私たちの意志を100%伝えたあと、私はちゃみとその方を残して、さぶの病院へ向かいました。さぶが病院でご飯を食べないので、キドナを1袋(100キロカロリー)、シリンジであげにいったのです。

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シリンジごはんを食べたあとのお昼ごろ、一度、体調が悪くなってしまったさぶですが、午後には大巻先生に胸の膿を75ml抜いてもらって、酸素室でおとなしくしています。

 

 

のちほど、Xにシリンジごはんのさぶを投稿しますね。明日の午前もお見舞いに行きます。

 

 

さぶの病院を出たあとは、長めの仕事を2つしてようやく帰宅。間に、東大の研修医の先生や、大巻先生との電話で、ちゃみとさぶの病状について話し合っています。

 

 

どうですかこの濃さ。お腹いっぱいですか? 我ながら、よく乗り切ったと思います。

 

 

しかし、自分ひとりの力ではないですね。ちゃみを保護した方が、我がことのように、MRI検査のつきそいを担当してくださり、先生方や、まわりのあたたかい方のおかげで乗り切れたのです。

 

 

皆さまもお読みくださり、お疲れさまでした。

 

 

私も、いただいたご恩に報いることができるような生き方をしていきたいです。

 

 

長くなってごめんなさい。一気にダイジェストで書きました。

 

 

皆さまと、皆さまのお子に晴れがつづきますように。

 

 

PS ちゃみは無事に戻ってきています。結果については近日中にでも!

 

 

LOVE

 

 

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