唐突ですが、私にはひとつだけ自分で認める長所があります。
19年半、細々と保護犬猫たちの保護譲渡活動をしてきましたが、若い頃は「引っ張られること」に随分悩みました。引っ張られるとは、精神面の話です。
昔は、人と人のやり取りで得たポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも、どちらも引きずってしまい、気づくと自分の生活やお子たちとの時間がどんどん成り立たなくなっていったのです。
ひとたび家族募集をはじめると、仕事の間も、遊びの間も、家事の間も高確率でうわの空。つい、家族募集をしている子たちの未来を考えてしまう……。なぜ問い合わせが来ないんだろう? どこのお宅に譲渡しよう? どういう風に希望者さんにメールを書こう? など……。
気づくと、いつも、いるべき場所に自分の姿がなくて、周りにつらい思いをさせ、私自身も苦しみました。けれど、ここ5年、いや10年? で思考のバランスを保てるようになったのです。
最近は「取り組む時間帯」をきちんと決めています。
だからスイッチを入れるのも切るのもうまいほうだと自負しています。
仕事中は仕事のことだけを、お子たちとのふれあいは、お子たちのことだけを。
実はこのほうが効率がいいし、メンタルにも響きません。
それでもたまに頭の切り替えがうまくいかない日もあります。昨夜がそうでした。
ゆび白くんもタレ目くんも私と生活を共にしているわけではありません。
しかし、とてもかわいくて大切な存在です。
「この子たちに会いたいです」とほほ笑んでくださる方に命のバトンを渡したい。
私は、私の名で家族募集をしている子たちの幸せを、願わずにはいられないです。
真剣な心はいずれ実を結ぶと信じてがんばりますね。
(深夜に映画を貪って)寝坊した本日は、家の掃除をしました。
リルのオシッコで汚れた畳もキレイにしたよ♡
気分を害する方がいるといけないので、ぼんやりとした白黒の画像にしましたが、リルの包帯を外して腫瘍を乾かしているところ。痛みはなさそうなのでご安心くださいね。
掃除が終わったあと、包帯を巻いて、近所へお出かけしました。
リル、風が心地いいよね♪
持参した毛布を敷けばリルワールドの完成です。
リル、リルは生きているんだね。ありがとう。
グル活(グルグル回る活動)を笑顔でこなすリル
結局のところ、私の人生は、リルに救われているんだなと感じました。
どうしようもなくだいじです。家族だし、家宝だし、うちに唯一残っている犬ですから。
明日のリルもリルなりの元気を維持していますように。
欲張りですが、明後日も、明々後日も……。
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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