ローズのキラキラの目


昨日、保護猫ローズのお見舞いへ行ってきました。

 

 

ローズの顔を見る前に中島先生から声をかけられた私は、しばし中島先生と話をすることに。中島先生はローズの入院中に再度丁寧に細胞診をしたそうです。

 

 

そこから見えてきたものの結論は、やはり悪性の可能性が高いという事実。

 

 

根拠は3つあります。

 

①腫瘍が急速に大きくなっていること

②できた位置が目の上である場合、たいていが悪性であること

③細胞診で(細胞の分裂の仕方に)悪性の所見が顕著なこと

 

 

ここでもう良性かもとの希望的観測を持つのをいったんやめました。

 

 

中島先生は腫瘍の専門医です。専門医の危惧は侮れません。

 

 

悪性の場合、専門機関への転院もすすめられたのですが、断りました。なぜならば時間がないのです。中島先生のいう専門機関は診察まで「最低1か月待ち」。

 

 

1か月後、ローズの腫瘍の大きさを想像してみてください。

 

 

すぐにでもオペを希望する私にとって、1か月は針の筵です。

 

 

設備の差の問題だけならば、私は中島先生の腕を信じる。

 

 

だからお任せすることにしました。

 

 

ただし、先生とはじめ決めていた「(良性を見込んだ)二度のオペ」はこの際必要がない気がするので、一度でできるだけマージンを広く取る方法でいきます。

 

 

西洋医学を信じない方には少し残酷に聞こえるかもしれません。

 

 

しかし私は、西洋医学の持つ力を確信しています。

 

 

理由は亡きべべが6歳の終わりに告げられた胃がんを西洋医学が治し、その後16歳半まで生かしてくれたから。その際べべの胃は半分以下に切られてしまいました。けれどべべは退院後もそこそこ健やかに長い余生を送ってきたのです。

 

 

よし、切ろう。マージンもできるだけ広く取って。

 

 

左目は潰れるかもしれない。でも、切ります。

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emi-goがもうひとり腫瘍の専門医を呼び、中島先生との2人チームでローズの手術をする運びとなりました。今手術をしている頃でしょうか。臨機応変に歯のほうもひどければ抜いてもらうよう伝えてあります。

 

 

 

ローズ、目の上の腫瘍がまた一段と大きくなったね。

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明日切ってもらえるからね。食欲は旺盛みたいだね。よかった^^

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姫待遇にしてもらってるんだもんね。

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ローズが使えるスペースは2つの2段ケージ

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夜中気晴らしにケージの中を歩くといいよ。

 

 

 

動画を貼りつけておきますので、よかったらご覧ください。

 

 

 

ローズの環境

 

 

 

ローズとのお話

 

 

 

2時間ほどローズのそばにいた私は、ローズのキラキラの目に困惑しました。

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ローズあんま私を見ないで。私あなたにひどいことをしようとしているよ。

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ほんとうに痛いことです。ぱっちり開いた眼を守ってやれないのは。

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けれど私はやっぱり、命を優先したい。私のエゴだとしても。

 

 

なにが正しくてなにが正しくないのかは、人が決めることじゃない。

 

 

私は自分の心に従います。

 

 

がんばれローズ!!

 

 

皆さまも祈っていてくださいね。

 

 

 

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4件のコメント

  • あっティー

    私は4年前扁平上皮癌で愛猫ももを見送りました。鼻のすぐ横、顔の中心の内部で切ることも出来ませんでした。QOL維持のため最新治療法だった光線温熱療法を3クール。最期までももは諦めずひたむきに猫生14歳まで全うしました。3歳のころにも2回の乳腺腫瘍の大手術。良性でしたが悪性になることも考え躊躇なく乳腺全て取りました。
    扁平上皮癌のとき先生から、「動物は自分で決めることは出来なからその子を一番愛する飼い主が決断するしかない。そしてその判断がベストなことが多い」と。
    アンニイさんの決断はいつも愛があるからこその決断だといつも思います。すべてを背負う覚悟と信念が感じられます。動物は言葉は喋らないけど全てわかっているのだと思います。
    ローズちゃんはキラキラした目を失っても生きていれば素晴らしい猫生を送れることは、ほたるちゃんやほほくんはじめ、703号室のみんなと卒業生が証明済み。
    ローズちゃんの幸せを願っています・・・

    • anny703

      あっティーさん
      ありがとうございます。心に沁みました。ももちゃんはあっティーさんに出会って幸せですね。すもももそうですね。

  • フォロワーの1人

    いつもツイッター見てます。
    実葉ちゃんの時くらいからのロムラーですが。

    先日、うちの子も顔の悪性腫瘍で残念な結果になってしまいました。
    鼻と目の内側に出来て、目を取るという言葉にビビって抗ガン剤に掛けましたが、結局あっという間に大きくなって、手遅れ。目が腫瘍で飛び出し、毎日通院して色々手を尽くしましたが、最後は脳の発作になりました。
    ご判断は色々言われるかと思いますが、私は支持します。見た事ない人は何とでも言えますが、まさかと当事者も思ってるうちに進行してしまうのがこの病気なので………
    ほんと、応援してます。

    いつかペットロスが癒えたら、保護猫さんお迎えします。
    頑張って下さい

    • anny703

      フォロワーの1人様
      お言葉、ありがたく胸に残りました。そして亡くなった愛猫さんの冥福を心から祈っております。

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