今日は大雨でしたね。
午前中私は、家族募集中の保護猫ビーナスを連れてMOMOペットクリニックへ行ってきました。機械式車庫の出し入れが面倒のなんのって!
「わたし 袋詰めにされ 出されたら知らない場所でひどい虐待を受け……」
ちがいますからね(笑)。口の中をよーく診てもらっているのです。
38.8度(猫の平熱です)、歯も口の中も超きれい♪
ただ、外暮らしが過酷だったのか犬歯が1本、半分折れていました。もちろん生活に支障はありませんのでご安心ください。
保護時はげはげだった鼻もよーく診てくださいました。
「助けてください事件です虐待です」
ちがいます。検査です。
ビーナス、おとなしくておりこうでよーくがんばりました。花丸です^^
みんなはじめは怖いよね。
703号室に拉致されて……
檻(ケージ)からのスタートのあと、生活に少し慣れてきたら今度はボディランゲージを覚える過程に進級するのよね。
そんな顔しないで。絶対殴ったりしないよ。(写真は卒業猫ウイあらため、むぎ)
こうして毎日一歩ずつ
私たちは敵じゃないことを伝えていきます。
友だちだよ。仲間だよ。通じ合いたいよ。愛しているよ。
ときには賄賂もこっそりね(笑)。
時間がかかっても、保護猫たちは理解してくれるようになります。
それぞれのスピードで溶け込んでくれるのです。
ものわかりのいい子も
頑固者も
大胆な子も
控えめの子も
柔軟な子も
臆病な子も
気の強い子も
やさしい子も
黙っちゃう子も騒いじゃう子も手が出る子もみんなみんな!
不信感や孤独感を胸の奥へ奥へ押し込んで、ここで生き直す努力をはじめるのです。
繊細でありながら屈強の神経
猫は魅力的な生き物です。
ビーナスもそうでした。
私たちに体を預けてくれるようになるまで、この子はどれだけの勇気が要ったことでしょう。
何枚の分厚い壁を乗り越え、こちらに歩んできたでしょうか。
えらいなあ……ビーナス、どうもありがとう。
ちなみに卒業猫むぎが最近新しいお家でなにをしているかと申しますと……
広いお家を探検したり、ベタベタ甘えていますが、ときどき、和室に備わっているミニキッチンのシンクでふびんなフリをしているらしく(笑)。
里親さんから届いた写真を見てクスクス笑ってしまいました。
狭く小さな保護部屋、窓がひとつしかなく、午後は日当たりがいまいちだけど、みんな不満ももらさずよく共存してくれています。
この子たちと赤い糸で繋がっている方へこの子たちの命のバトンを託したいです。
猫たちは生きています。赤い糸には猫たちの血が流れています。
ビーナスは家族募集中です。お心ある方からのお問い合わせを切望しています。
おまけ1
犬組の美女ナナのセクシーな寝顔も見てね♪
おまけ2
実は私……身ごもりました。もう頭が出ています。
お知らせ
森絵都さんの「希望の牧場」すごい反響ですね。
703号室の里親さんやブロ友さんの多くも買っています。
読んだ方コメントくださいよ。語り合いたい^^
最後に本日のありがとうを!
emi-goから保護猫ごましおへのプレゼントなどが届きました。ありがとうね。
ごましおはまだ入院中ですが、来週703号室に帰ってきますので皆さまここに会いに来てやってくださいね。小さな体で手術をがんばりました。
あと、保護猫4匹(ビーナス、ごましお、いせやん、シャロン)が卒業するまでの間、ランキングに参加します。1日1回、さぶの顔をぽちっとクリックして応援していただけたら幸いです。
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
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amazonnで探すのはたいへんですよね。
ここにはりつけます。
牛飼いが牛飼いの仕事を出来なくなった時、考えて考えてやっぱり牛飼いをすることにした。
しかし彼は牛飼いの仕事を貫いたのではなく、目の前の牛を救うことしか出来なかったのだろう。このままではどうにもならないと充分わかっている。それでも殺処分にはできなかった。だが一旦こうと決めた彼は強く自分の生きかたを推し進める。
牛がエサ食って、クソたれて、それを見るときがいちばんほっとする。
オレは牛飼いだから、エサをやる。きめたんだ。おまえらとここにいる。意味があっても、なくてもな。
私達が当たり前のように享受している日常生活がある日突然断ち切られたらどうしたらよいのだろう。
やはり彼のように、後先も考えず目の前のものを救うしか出来ないのではないだろうか。
森 絵都の作品はいつも感動を超えたメッセージを読む者に突きつける。
牛飼いは金にならない膨大な頭数の牛たちにえさを与え続ける。その姿は周囲に希望を与えるが、それでも将来どうなってゆくのかは誰にもわからない。不安を抱えつつ日々を突き進むしかないのだ。
被災者の救済も原発事故も国の責任である。しかしこの国は責任を取らず弱者を切り捨てるだけだ。他国に「先進国とも思えない」と軽蔑されても報道規制で国民には知らせない。
だからこの牛飼いの姿は他人事ではない。運しだいで誰でもこのような絶望に突き落とされるのだ。それを意識していれば「その時」にくずおれずに生きて行けるのかもしれない。彼のように力強く。
そうですよね。私も最近の報道規制には吐き気がします。昔の日本を思い出しますね。でもまあ、いろんな方法で情報を入手できるからありがたいですね!
牛飼いとしてをまっとうするのがあの状況でどれだけむずかしいかを考えさせられますね。いろんなことを考えました。
森絵都さんいいですね。
友人としてもとても尊敬しているし、作家としても私も大ファンです。
今クラスメイツ後編を読んでいます^^
アンニイ様、希望の牧場読みました。アマゾンにレビュー書きました。名前はコルさんです。読んでね。
アマゾンレビューよくわかりませんでした。
わざわざ貼りつけてくださりありがとうございます
「希望の牧場」読ませて頂きました。
何度も読みました。
短い絵本の中に重い現実が浮き彫りでした・・・
希望はあるのか、絶望しかないんじゃないか
そんな葛藤を繰り返しながら
エサをやり続ける、牛飼いだから。
淡々とした語り口がまた心に響きます。
とにかく心を打たれ、深く考えさせられる
素晴らしい一冊だと思います。
一人でも多くの方に呼んで頂きたいですね。
保護猫4匹、大変でしょうが
ハハさんなら必ず全ての赤い糸を見つけて
しっかりと結んでくれることでしょう。
MIHOさん
読んだ?
すばらしいよね。私も何度も読み返しています。今度語ろうね。
保護猫4匹、、、だいじょうぶかなあ
年越しの子はいるだろうねえ。
イニシャルIの(爆)。