卒業1 ひかるとして


新しい名を授かったきみが

今ものすごくがんばっていることを知っています。

きみが我が家を巣立ってから、明日で1週間経ちますね。

わたしはこの1週間、胸がぱんぱんでした。

きみを思うと……。

きっとまだ怖いでしょう。

きみの性格なら、怖いのは、当然だよね。

私のカメラの中には

撮り溜めたきみの写真がたくさん入っています。

けれどきみが卒業してからは、なんとなく見れなくて。

きみが緊張の中を必死にもがいているのに

お気楽に思い出写真を並べる気分になれなかったから。

私たちは都合よく「保護」の言葉をつかうけれど、きみたちからしてみればはじめは「大きなお世話」だよね。

〈ビクビク〉
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少しずつ、少しずつ、絆は1日にしてならず
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どうしてうまくいかないの? もっと近づきたいと、わたしは強く願ったけれど
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今から考えれば、きみもまた同じだったかもしれないね。
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〈以心伝心〉
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「ぼくの横が空いてますけど?」
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本気で挑めば、心は心と通じ合う。わたしはそれを、きみに教わった気がします。
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ガードが堅く、繊細なきみだけど。

ヘンな寝相、こだわりのベッドメイキングが印象的だったよ。
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独創的なきみの感性に、驚かずにはいられませんでした。

異性にも人気のビジュアルでしたね。
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〈逆ナンパ〉
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若い女の子から言い寄られて、まんざらでもなかったきみ。写真は顔が隠れているけれど、鼻の下はさぞかし長かったのでしょう。
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〈去る者は追わず〉
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ときどき

びっくりするほどハンサムな表情を見せてくれたね。

きみがねこでよかったよ。

もしも人間なら、きっと、恋に落ちていたから。

〈集会:議長の席〉
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〈男女混同キャッツアイ〉
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光に包まれたきみ
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お昼寝は、体にいいんだよね。
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気持ちいいかい?
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〈お食事デート〉
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食べることは生きること。いっぱい食べなさい。
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ところで、隣の女性は食べこぼしがひどいけれど、きみは上品だねえ。
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名もなかったきみだけど、“ひかる”として、わたしの元に来てくれてありがとう。きみはひかるの名に負けないくらい、キラキラ輝いていましたよ。きみの放つ光は、きみがここにいたときはもちろん、きみの去ったあとにもくっきりこの家に残りました。

今でもあの小さな部屋にきみがいるのではと錯覚することがあります。

卒業間もなくなので、まだまだ新生活に戸惑いもあるでしょう。

代われるものなら、代わってやりたい。

だけど、わたしの役目は、そろそろ終わりです。

あとはきみが、ここで得たよりももっと強固な絆を、ご家族と結んでいくしかないのです。時間はかかります。お互い知らない同士が、一つ屋根の下で共に暮らすのですから。

だからいつも祈っています。

今日も大師へ行ってきました。

きみの顔を思い浮かべ手を合わせたら、涙がぽたっと落ちました。

一番言いたくない言葉を、敢えてきみにおくります。

“がんばれ!!”

きみの新しい名と、あたたかいご家族の紹介は、次回にさせてもらいますね。

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