いきさつ2、運命の子


沢山のおめでとうコメント・メール、嬉しく拝見しました。本当にありがとうございます。ほほを 大切に育てますので、これからは2代目ホスト猫としての活躍をご期待下さい。優しくて大らかなかつとは違って、誰にでも子分肌のほほですが(笑)、それぞ れが違うキャラなのは当たり前だし、それぞれの長所として受け止めていきます。

応援してくださった方々、nicoさんはじめ、リンクしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。ちゃんと大切にしますので、これからもよろしくお願いします。

かつが亡くなった後は、皆さまもご存知の通り、私はすっかり廃人のようになってしまいました。ベベナナリルの世話は、体が覚えているので何となくこなすことが出来たけど、1頭1頭とちゃんと心から向かい合っていたかと聞かれるとちょっと自信がありません。

ほほは例外でした。

何処に居てもかつの事を思い出し、かつが居たこの家に留まる事で精一杯の私にとって、ほほの世話はきついものでした・・・。手がかかるという意味ではな く、精神的にきつかったです。ほほが沢山食べれば、かつが一口も食べれない姿を思い出し、ほほが排泄すれば、かつが空腹で排泄さえ困難だったことを思い出 す。ほほは全然悪くないのに、ほほの存在が辛かったです。だからチチが
「この子は俺がやるから、ハハは静かにかつと自分の時間だけを過ごして」
と言ってくれて正直助かりました。世話をしたくても、どうしてもあまりうまく出来ない。自己嫌悪に陥りましたが、頭で考えて出来るものでもない、だからほほのことはしばらくチチに任せました。

投薬・トイレ砂の交換・そしてご飯を与え、抱きしめ続けたチチは、ほほにかつを投影させていたのかもしれません。ハンデの種類は違えど、かつとほほを何処 かで重ね、かつにしてやれなかったことを一つ一つ丁寧にほほに与えていました。チチはかつに償いなど求めていませんが、重ね合わせていたのは何となく分か りました。

「ほら、見てご覧。こんなこと出来るようになったんだよ。」と自慢げに私の所にほほを連れて来てほほの日常を見せ付けます。私もほほが可愛くない訳ではないので、自然と「本当ね。凄いわ。本当にいい子ね。」と絡みすぎていた糸を少しずつほぐす事が出来るようになりました。

私が少し元気になった所で、ほほの里親さんを募集しました。
最初は、重度だと思われていたので、トイレも出来ないかもしれないし、歩行も困難で、壁伝えに歩くのがやっとかもしれないと先生に言われていました。けれ ど、脳に送られすぎて処理できなくなった「水」を利尿剤で押さえることで脳圧のコントロールに成功し、ほほはトイレも自分で出来るようになり、歩行も、多 少よろけたりすることはありますが堂々たるもので、低い場所へのジャンプも難なく出来るようになりました。普通の子猫とあまり変わらないわ、ならば新 しい家族を募集した方が、双方の為と募集を開始しました。

募集は、チチよりも私の方がずっと積極的でした。この位のハンデならきっと出せる、そう思っていたからです。チチの考えなど何処かで無視してやり過ごしていました。

そして良い方からのお問い合わせがあり、実際ほほを手放すかもしれないとなったのですが、チチは何日も無口でふてくされた子供のように振舞いました。

「ほほを残したいの?ならそう言って。あなたのその態度、我慢の限界よ。」
「残したい訳じゃない、幸せになってもらいたい、お問い合わせくれた方もとても良い方だし異論はない。けれど・・・・・・・。淋しいな・・・。」そう言わ れ、連日連夜話し合いが続きました。そのうち、私も少し元気になって、微力な活動を再開し始めたので、ゆっくり考える暇を持てなくなりました。

希望者さんには事情を話し、少しお待ち頂く様お願いしました。私達の気持ちを心から理解してくださって、待ちます、と快く答えてくださって、私はますます迷うばかりでした。

疲れが続いたある日、チチがほほに「もういいよ。とっても淋しいけれど、ほほ、幸せになれよ。ここに居てくれて、俺達を支えてくれてありがとうね。新しい お家へ行っても元気で、永く生きてね。」と話しかけていたのを聞きました。何故か無性に辛くてたまらない気持ちになり、ベットに潜り込んで考えているう ちに寝てしまい、起きたら横にちょこんとほほが寝ていました。寝ているほほを見て、どうベットに登ってきたんだろうと考えながら撫でると「ゴロゴロ ゴロゴロ・・・。」と気持ち良さそうに喉を鳴らし、目を開けて大きく伸びをしました。開けた目は左右不均等で、頭には大きなアンテナを立てて、ガリ ガリで、宇宙人のような顔つき。3分位眺め続けるうちに、撫でた掌で何故か運命を強く感じてしまいました。

起き上がって「この子にここに居てもらいたいの?」と聞くと
「けれど、それじゃあ、ダメだよな。」とチチ。
「ダメだけど、居てもらいたいわ、私。」と返すとチチが少し笑いました。

ほほを残すことに決めた流れをざっと書きましたが、分かりませんよね(笑)。自分でも良く分からないんですよ。

運命とは、そういうものかもしれませんね。

ねえ、かつくん、お母さんはかつくんととても強い運命の糸で結ばれていたから、かつくんなら分かるかな。ほほにもそれらしきものを感じたの。かつ、かつの 清い魂はきっとまだこの部屋に居るよね。だからほほのこと、お母さんと一緒に笑ってみてようね。かつの最後の日々は辛かったよ。人生の中でどんな試練より も辛い事でした。だからこそね、だからこそ、その最後にやってきたほほを残そうと思ったのかもしれない。

かつくん、かつくんが大好きよ。
今日も明日も明後日も、お母さんが死ぬその日まで、お母さんはかつが大好き。
チチもベベもナナもリルもほほもみんなみんなかつが大好きよ。
かつが大好き同士、うまく仲良く暮らすから、かつくんはどうか、笑ってみていてね。

「かつくんが好き。」


「ほほも可愛い。」


「あたしはみんなだいすき。」


「ぼくほほ。」


「ほのぼの星からやってきたの。」


「こんなかっこうでねるのがすき。」


「変な猫。。。」


「へんな猫さんじゃないですよ。かわいい猫ちゃんでしょ?」

「ぼくの方が断然素敵だけど、2代目働く猫さんとして頑張ってほしいな。今日もぽちっと応援してね!」
703号室かつくん

☆☆☆お知らせ☆☆☆

いつも私を励ましてくれて、かつの絵を描いて送ってくださる、ねこママさんの美しい絵が、東京銀座で展覧されます。

CATS CATS展

2007.10.10~15 11:00~19:00

東京都中央区銀座2-10-5 オオイビル4F 03-6303-8844 ミレージャギャラリー

かつの絵も出展してくださるそうで、どんなかつに会えるのか、今からワクワク楽しみにしています。勿論、私も行きますよ!!

葉書が欲しい方は言って下さい^^ 郵送しますよー。

「ぼくってやっぱり素敵な猫だね。」

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