出口を探して


昨日は、ほほを連れて病院へ行ってきました。耳ダニが完治しているか調べるためと、あと色々先生に今後の事を聞きたかったので。耳ダニは完治♪頑張って掃除した甲斐がありました!

でも、実は本当の主役はほほではなく、通院の本当の主役は「コロ」でした。

コロ?と思った方・・・。

過去の記事で実は2度ほど登場しているんですよ。
文章だけならもっと登場しているかも?!
左側に過去の記事のキーワードを入れると検索できるシステムがありますが、簡単に紹介しますね。

コロは、この前紹介したPeace(何者かにハンマーで歯を折られ、おじが飼っている猫)を保護した地区で暮らしています。飼い主は、その地域で私とKさ んが手術して築いた地域猫の餌やりを唯一してくれている老夫婦。元々、この老夫婦が、やってくる猫たちを不憫に思って餌をやり続けたら、猫の数が増えてし まって、それに住民が怒って、猫を餓死させる作戦に出たといういきさつがあります。老夫婦は自宅でも3頭の猫を飼い(不妊手術済み)犬も飼っています。そ の犬が「コロ」。猫たちがコロを怖がるので、コロは自宅ではなく、屋上に繋がれっぱなしで6年間過ごしました。良く分かりませんが推定8歳。屋上と言って も、1畳半位の簡単な物干しがあるだけの場所。そこに小さな壊れかけの犬小屋を置き、ストレスで屋上から飛び降りてしまったことがあるため、短い鎖で繋が れていました。

虐待というのとはちょっと違うけど、お散歩はなし。老夫婦は、お散歩出来ない体だからです。奥さんは過度の痴呆症。今話したことを又繰り返し話しても、1 分以内に忘れてしまう。主人はそんな奥さんを介護して、地域猫に餌をやり、3頭の飼い猫の世話を続け、年金で暮らしていますが、体が糸のように細く、腰が 90度に曲がってしまっている為、引っ張るコロをお散歩できず、繋ぎっぱなしの状況でした。Kさんと私がコロを見つけるまで、コロはどんなに孤独だった か。元々は嫁いだ老夫婦の娘が、独身の頃、子犬のコロを拾って両親と一緒に飼っていたそうですが、何回行っても娘の姿は見当たらず、きっとこの年老いた両 親とコロを本当に捨ててしまったんだと思いました。

コロを見つけてからもうすぐ2年経ちます。
飼い主が虐待している訳でもないし、痴呆症の奥さんがコロの事を手放したくない様子でしたので、保護せずそのまま週に1度のお散歩を続けることに。その 間、Kさんは私に代わって、コロの環境を良くしようと、屋上に上がって日よけや雨除けなどを精力的に造り、余る時間を過ごすコロが、少しでも快適に感じる ことが出来るよう手を尽くしました。

今年に入って、咳がひどくなったコロをKさんと病院へ連れて行きました。


心臓病を疑っていましたが、精密検査の結果、気管支に問題があることが分かり、それからは老夫婦のご主人に薬を渡し、毎日飲ませています。そして外耳炎がひどく、その為方耳が折れてしまっている事も分かりました。

かつの事があって、しばらく通院やお散歩はKさんが一人で引き受けてくださり、フィラリアの予防薬を手に、たまにコロに会いに行くと、Kさんが手をかけている様子が手に取るように分かって感謝の気持ちでいっぱいでした。

かつがこの世を去り、いつまでも止まっていられないと、再びKさんとコロの事で話し合い、これからはもっと環境を良くしようと、週1のお散歩を週に3~4 度に増やす事にしました。Kさん1度。私2度。チチ1度。これで前よりだいぶストレスを軽くすることが出来ます。すぐ近所ならもっと行けるのですが、徒歩 だと疲れるくらい遠い距離のため、私たちにはこれが精一杯。コロに対して本当にすまない気持ちでいっぱいですが、出口のない場所へ入り込んでしまっている ので、今出来る事をやることしか出来ません。

そのコロが、昨日実は手術でした。
先週の通院で、乳腺腫瘍が見つかり、それが体の広範囲にわたっていること、子宮内膜症の気配があること。それらの理由で、大手術を受けることになりました。

毎週のように通院しているのに、今までなかなか見つからず、今回ようやく見つけることが出来ました。コロは、不妊手術していません。出会った頃から咳が出 るので、心臓病と思っていたから麻酔が危険と判断していました。心臓病ではないと分かりましたが、気管支に問題があるため、病院も麻酔を勧められないと 言っていました。でも、今回は事情が違いますから、選択肢はないのですが、麻酔から覚めるかどうか、心配でたまりません。不妊手術も一緒にやるそうで、メ スを入れる場所がとても多く、決断してもスッキリした感じがしなくて、ただただ祈るばかりです。

旅行以降、かつの通院や闘病に、それから部屋の模様替えや他の保護活動で、預金通帳1冊を空にして(笑)葬り去ったので、経済的な問題は若干感じました が、それでも、抜糸が終わり、完全に回復するまで病院に入院させる手段を取りました。今回も、Kさんと折半。でも老夫婦が、どうしても少し出したいと年金 の中からやりくりして5000円出してきました。本当にいいの?と何回もKさんが確認しましたが、コロの為に遣って欲しいとの事。勿論、いくら事情がある 犬だから病院が少し考慮してくれるとしても、10日以上の入院と大手術は5000円では賄えない。それでも、私はほんのり、老夫婦の気持ちが嬉しかったで す。

昨夜、病院より連絡を受けたKさんから電話が鳴り、手術が無事に終わったことを知りました。けれど、卵巣におかしい点があって、血もなかなか止まらず、思ったより中の状態が悪いので、病理検査に出すとの事。コロは麻酔から見事に覚め、ウトウトしていたそうです。

頑張ったね!(写真は全て数ヶ月前のものです)


本当にお疲れ様。


もっともっとコロにとって、良い環境を作る様に頑張るから、早く元気になってね!!


全ての子を保護して、さっぱりと里子に出せるなら、きっと苦労ももう少し少ないと思いますが、私がやっている活動は、こういうケースや、土手の犬、2つの 地域の猫等、出口になかなか辿り着けない場合もあります。その子の環境を改善し続けて、見守り続けて、息絶えるまで続けていかなければならないこともあり ます。

老夫婦から取り上げることも考えています。
けれど、問題はシンプルなものではなく、いつも複雑で、人間が色んな形で関わっていて、なかなか前に進めない時もあります。それでも、私に出来る事はしていきたいし、それは私がコロのことがとても好きだからという気持ちだけが支えてくれている気がします。

コロが無事に退院できる日を願いつつ、書いてみました。
又一緒に長いお散歩へ出かけたいです。

☆☆☆お知らせ☆☆☆

いつも私を励ましてくれて、かつの絵を描いて送ってくださる、ねこママさんの美しい絵が、東京銀座で展覧されます。

CATS CATS展

2007.10.10~15 11:00~19:00

東京都中央区銀座2-10-5 オオイビル4F 03-6303-8844 ミレージャギャラリー

かつの絵も出展してくださるそうで、どんなかつに会えるのか、今からワクワク楽しみにしています。勿論、私も行きますよ!!

猫好きの方、かつのことが好きといって下さった方で、お時間があれば是非!!
会場でお会いすることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いしますね!

「皆さま、待ってます。ぼくの魂がこもった素敵な絵を見に来てね。それから他の猫ちゃん達の絵もとっても素敵だと思うから是非来てね。」

「コロちゃん手術頑張ったって。ぼく、とっても偉いと思う。まるでぼくみたいだね。エヘヘ。ぼくもコロちゃんの無事をまんまる星より祈っています。」

スポンサーリンク





コメントを残す




*