覚悟


おそらく、

これがかつが生きている間で最後の投稿になるでしょう。

こう断言してしまう私をどうか許してください。

かつは先週の金曜食べた物を最後に、食べても受け付けず吐いてしまい、又、月曜からは一口も食べることが出来なくなりました。

そして2日ほど前から呼吸が荒くなって、今日副院長先生に再度レントゲンをお願いしてその原因を突き止めました。一番恐れていた胸水ではありませんでした。胸水は溜まっていません。もっとひどいものがかつを蝕んでいました。

肺水腫。

胸水なら抜けます。抜いて一時でも楽にしてやることが出来る。でも肺水腫は抜けません。普通FIPの末期でも、これになるケースは少ない。つまり抜いてや ることも出来ないということです。肺水腫にも大きく分けて2つあります。細かい説明は省きますが、心臓からくるものなら利尿剤で少し楽にしてやれる。で も、かつくんのは、心臓からくるものではないので、利尿剤も意味を成さない。

胸水を恐れていましたが、胸水よりももっともっと苦しい現実が待っていました。

私は覚悟していました。
だから神様に一つだけ、一つだけお願い事をしました。

私がいつか死ぬときに、今のかつの苦しみを全部引き受けるから、寿命が延びなくてもどうか、どうか少しでも、楽にしてやって欲しいと。

あんまりに神様が意地悪だから、ちょっと困っています。

もうすぐ家に酸素室が届きます。

かつは私の宝物。
私の宝物。

最期の一瞬まで、ちゃんと見据えて心に刻みます。

「毎日愛のぽち、ありがと。ぼくすっごく苦しいよ。3日も寝てないの。息できないって、辛いね。キイチ、水頭症だった。ハハはそうじゃないかと思ってたん だけど当たってた。でも頑張って食べていい子にしているよ。ぼくもう少しだけ頑張るね。今まで応援してくれた皆さま、ありがと。」
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