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なんだか私の精神は混沌としているようです。

 

 

感情を自制する術をもっと身につけたい。

 

 

ほぼ動けなくなってしまったこの子を目の前にしても、できれば淡々と過ごしていたいです。

 

 

やるべきことを遂げる分だけの力でいいです。その分の力だけは確実にほしい。

 

 

1日に幾度も幸福感と不安感の間を行ったり来たり。

 

 

ときどき、両方が同じ瞬間にやってきて、狭間で自分が真っ二つに割れる感覚がします。たとえば右側から幸せがやってきているのに左側が不安で湿っている。あるいは頭のてっぺんに光が注いでいる最中に足は泥に浸かっている。そんなイメージでしょうか。

 

 

昨日捕獲箱に入った茶白の猫について少しだけ。経緯は改めてくわしく書かせてください。

 

 

自分の思考と判断で連れて帰りました。一縷の迷いも微塵の後悔もありません。

 

 

どんな中身が詰まっていようと、どんな病歴があろうと、どんな過去があろうと、愛情と尊敬を持って接していきます。だから彼の経歴は気になりません。彼は愛されるために産まれてきたんです。だれかにとってプラスの存在になるために産まれてきたんです。彼はゴミを漁る害獣ではなく、家族を懐く天使。スターターになれて光栄です。私は得役ですね。

 

 

 

今朝・・・・・・

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強盗が入ったわけじゃありません(笑)。キャリーの方が通院がスムーズだったのでがんばってみたのです。暴れてしまったので、思いのほかたいへんでした。怖がらせちゃったかな? でも、駐車場から病院までテクテク歩くのでキャリーにして正解。重さがぜんぜんちがいます。

 

 

 

飛び込みで悪いね。よろしくお願いします。

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午後届いた写真

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酔っぱらっているわけじゃありません。麻酔が効いているのです。

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emi-goありがとう。明日迎えに行きます。

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仮名は「ポテチ」にしました。3歳未満の若い男性。FIVキャリア。性格は未知数。

 

 

くんづけ、ちゃんづけ、さんづけをせず、親しみを込めて「ポテチ」と呼び捨ててください。

 

 

 

チチが出した候補の中で「ポテチ」がいちばん私のツボにはまりました。

 

 

ポテチだって。かわいいし元気出る。

 

 

 

ポテチをスカウトしてくれた捕獲箱カバー。汚れたのでキレイに洗ってまたつけてみました。

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私がしじみ&ののこの里親りょうちゃんにオーダーした万能のカバー。機能的で汚れが目立たず、無機質な箱にほんのりとあたたかみを与えてくれるりょうちゃんの力作。いいですねー!

 

 

 

新たに加わるポテチと、古株化しつつある保護猫サクをお見知りおきくださいね。

 

 

 

サクはあまぱんとさぶに守られながら「のほほん」を学習中

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手前みそながら、あまぱんに似るもヨシ、さぶに似るもヨシの自慢の子たちです。

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あまぱんからはやさしさや抜け感を、さぶからは信義や男らしさを吸収してね。

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あまぱんはサクに足で蹴られてもお構いなし。さぶはサクに格闘技を教えたりするときも?

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「たまにケンカ弱いフリもするんだけどねおれは」   「・・・・・・(さぶ兄フリじゃなくて弱い)」

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明日はみいさんがサクを撮ってくれるそうなので、サクがリラックスできるといいなあ。

 

 

あ、ちなみにサクは毛色があまぱん似で、鼻がさぶ似です。ふふ。

 

 

 

おやすみなさい。

 

 

 

 

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54本の爪を切る

今週末はTOKYO ZEROの勉強会にはじまり、卒業猫たちのお宅へ伺ったり、私が応援させてもらっている腎不全でFIVキャリアの片目のキットくんのお家を訪問するなど、実に保護色の濃い土日でした。明日から仕事なんですけどがんばれるかなあ?

でも聞いてください。

私、すっごくいいことがあったのです。

人生の中でこんな思いを何度も経験させてもらえる自分は本当に恵まれています。

ある保護活動の用事で本日の午前中、私はマイ太郎さんとともに703号室卒業猫めい&じゅんのお宅へ伺いました。

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ママさんがサンドイッチやお菓子やお茶を用意してくださいました。超おいしかったです。

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人慣れ半人前(笑)、年齢不詳、FIVキャリア、よだれがひどかったためほとんどの歯を抜歯したこのお方。グッチ改め「めい」が我が家から卒業して半年経ちました!

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そして、約7年うちの近所を彷徨っていたじゅん(のりまき)もセットでご縁を掴んだのです。保護当時、FIVキャリアの彼も消耗が激しくひどい貧血状態でした。

もちろん、生粋の野良ボス猫だったので触ることなどできませんでした。

703号室で若干軟化したじゅんですが、新しい環境に変わった途端不安になったのでしょう。

いい感じだった「人慣れ」が逆戻りし、シャー、ウー、必要以上に近づいたら本気のパンチ……と、とにかく荒削りのタフガイに変身してしまったのです。

夏頃遊びに行ったときは触れたのですが、まぐれに近い状況でした。

その日私が帰ったあとは触ろうとするとまた逃げる!怒る! がはじまり……

まあ触ろうとしなければお腹を出して寝たり美声でおねだりしたり幸せそうなんだけど。

でもせっかく人の手に慣れつつあったじゅんが触れない子になるのは惜しい気がして。

前置きが長くなりましたが……

 

そのじゅんの今日の写真です↓

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この一枚を撮ったのは、私じゃなくてママさん。

私たちが帰ったあとに撮ってツイッターにアップしていたのです。見たとき目が丸くなりました。

 

「え? ママさんなにしてんの?」

 

感動が感動を呼びひとりでウルウル。ママさんはいつだってめいとじゅんを愛おしそうな眼差しで見つめ、距離を縮める努力をしてきました。だから当然の結果と言えるかもしれませんが、なんか無性にうれしかったのです。

私がさせてもらったことと言えば、54本の爪切り(笑)。

 

マイ太郎さん、ひなホプさんに協力してもらってバチバチバチバチ……

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めいを洗濯ネットに入れるのも至難でしたが、じゅんが特にね^^;

猫コタツ内で籠城中の彼はコタツの布団をちらっとめくられるだけでドスのきいた声で唸る始末。正直怖かったしかわいそうな気もしたのですが、切れるときに切った方がいいので全員で猫コタツを囲みなんとかじゅんを洗濯ネットに入れました。

ネット内に入れたあと、私はじゅんを抱きマイ太郎さんとトイレに移動!

万が一じゅんが洗濯ネットを破って出てしまっても狭い個室内なら再トライできるから。

爪がスッキリ家猫仕様になったあとはネット越しにやさしく撫で撫で♪

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手のぬくもりを思い出させる大切なコミュニケーションです。

小人姫さまも上手にお手伝いしてくれました。

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しばらくしてネットから解放されたじゅんはめいとともにキッチンのガス台上へ逃げました。

 

「アンニイさん!」

 

ふとキッチンに近づいたママさんに呼ばれ振り返った私は、自分の目を疑いました。

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写真ではわかりづらいですが、じゅんが目を細めうっとりの表情でママさんに撫でられています。むろん多少の緊張はあったかもしれません。しかし逃げようともせずにじっと佇むじゅんの姿に私は胸がいっぱいになりました。

糸口を探していたのは、じゅんも同じだったのですね。

慣れている子に接する機会の多い方には想像できないかもしれませんが、私は今保護猫いせやんで苦労しているのでママさんの気持ちが痛いほどわかるのです。

それでも、前向きにふたりをかわいがってくれるママさんを見習い私もいせやんと徐々に仲良くなりたいと奮起しました。よーし! 距離を縮めるぞ!

FIVキャリアの人慣れ度の低いシニア猫の家族探しは大変でした。

家族になろうと名乗りをあげてくださる方も勇気の要ることだと思います。

FIVキャリアの猫なんてめずらしくもないし長生きする子はたっくさーんいますが、こういう活動をしていると世間の風当たりの冷たさを痛感することがあります。

だからこそ私にとって、めいとじゅんの家族は希望であり自慢なのです。

心から感謝しています。ママになってくれてありがとう。

 

めい&じゅんのママさんからおみやげをいただきました。

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ひなさんもおみやげありがとうございました。

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プライベートの女子友だちがフードを支援してくれました。ゆきこちゃん、ありがとう!

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facebook友だちのOさまからはお菓子のようなコスメが♪ テンション上がりますね。

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お友だちと母の店に食べに来てくださっただけでなく703号室POST CARDもお買い上げくださりありがとうございました。

 

今、譲渡活動で苦しんでいる保護主さんもいっぱいいらっしゃるでしょう。

そして猫と暮らしたいと考え猫ブログを徘徊している方もいるのではないでしょうか?

「条件のいい子」がかわいいのは当たり前で、かわいい子を希望するのも当たり前です。

でももう少し深いお心で考慮してくださる方が増えたら、シニアの子、シャイな子、キャリアの子、持病や障害のある子にも活路が見出せます。

日本は救いの手を求める弱者で溢れかえっています。

あなたががちっと掴んだ命は、あなたを映す鏡となるでしょう。

そしてあなたの行動があとにつづく人々の鑑となるかもしれません。

一緒に一歩踏み出しませんか?

里親になるってすばらしいですよ。

 

LOVE!

 

 

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太陽がいっぱい

休日はのんびり起床。のんびり犬の散歩。のんびり家事。

慌しくないだけでなんて心に余裕が生まれるのでしょう!

キッチン周りの床拭きもしちゃったもんね。キッチン周りだけつるつるになりました。

実は最近、うちのべべの胃腸の調子がちょっと気になります。

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嘔吐はしなくなったのですが、まだ下痢気味で。回復しなかったら週末病院に行きます。

思えばペットショップ出身のべべは親の無理な交配からか、いろいろな疾患に悩まされています。中でも一番手強かったのはがん。6歳の終わりに胃の腺がんが見つかりました。

ですがすでにがんに侵された年から倍の長さを生きています。

胃の腺がんは恐い病気です。

がんの中でも線状に広がる「腺がん」はタチが悪いと言われてますよね。べべと同じ症例としてジャックラッセルテリアの多発性腺種は学会で多数報告されているようです。特に関西に多いと聞きました。血統書にべべは名古屋のブリーダーが交配させたと記されているので、因果関係がぼんやり垣間見える気がします。もちろん、憶測の域を出ませんけど。

そのべべが、もうすぐ14歳ですよ……1日1日がまるで奇跡です。

べべの運と生命力はすごいなあ。

疲れきってべべを放置してしまうこともあるけれど、べべのことだけを考えて生きていける状況でもないけど、べべが大事です。

振り返ればべべが私の微々たる活動の最初のパートナーでした。

べべが一緒に数多の卒業生を出し入れしてくれたのです。

べべがナナ以下の全員を受け入れてくれたから今の私があるのです。

わがままな犬なのに、いっぱいがまんして。

 

べべのあの大病の頃から私はべべがいるのが「当たり前」だとは思えなくなりました。

幾多もの奇跡が折り重なり、この子たちは今日、ここにいるのです。

 

当時、私は地元の大きな病院を一棟借り、大学病院から医療チームを招いてべべの大手術を行いました。我が家は平凡なサラリーマン家庭なので、べべの闘病を契機に経済状況は一変しましたが、べべは強い絆で結ばれた私の家族であり、理解者、功労者ともいえます。

だから微塵の後悔もありません。

むしろべべを生かしてくれたあらゆるものに感謝しています。

べべは我が家を照らす太陽です。

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「太陽、か……」

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あら、さぶやきもち?

言うまでもなく、さぶも太陽だよ。

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そろそろ慢性腎不全の進度チェックに行こうね。

ナナもリルもほほもあまぱんもみんなお母さんの太陽。

この家は太陽だらけだから熱くて身を焦がしそう(笑)。

べべの話が長くなりました。保護猫たちの話題はまた今度にしますね。

 

キットからありがとうを♪

老齢、片目を失うほどの怪我、FIVキャリア、慢性腎不全を患った元野良猫キット(詳しくはこちらを)に対し、お心あるご支援をいただきました。

鯵ぽた屋さんからのキットフード

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ひなホプさん経由で届いたねーたんからの補液セット

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私からも少し足してすべてキットの保護主さんにお渡ししました。

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キットの保護主さんはカメラを持参し、キットの近況を教えてくれました。

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キット写真の入ったカメラのSDカードもお借りしたのですが、我が家のリーダーでは取り込めなかったので、今回は保護主さんのカメラ画面を写した写真で勘弁してください^^;

自宅での補液(点滴)を嫌がり昨夜は保護主さんを思いっきり噛んだらしいです(爆)。

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元気が出てきた証拠ですね。

食欲もあります。ご安心ください。

通院は2週間に1度。補液はまだ人馴れしていないキットの精神的面も考え、現在は自宅にて週2の割合で体調を維持させているそう。ごはんは1日2回。ウエット半分ドライ半分。ウエットだけ先に食べちゃうんだとか。そりゃそうだよね(笑)。

ネット環境にない保護主さんですがきちっとやっています。ご心配なく。

自転車でうちの近所まで取りに来てくれています。

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保護主さんは繰り返しお礼を述べていました。皆さまによろしくお伝えくださいと。

703号室を介して送ってくださった方へのお礼状などは僭越ながら私からさせていただきます。

どうもありがとうございました。落ち着いたら私もキットに会いに行きます。

 

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