2015年もいろいろありました。703号室の卒業生たちと連ねた日々は感慨深く、無事に送り出せたときは底知れぬ達成感に包まれます。一頭一頭のご縁結びを丁寧にをモットーに掲げていますのでこれからも勉強を重ねていきたい所存です。まだ〆の記事ではありませんが自分の中の3大ニュースをピックアップしてみようと思います。
Ⅰ SALAと家族になれたこと
14年半近所の犬だったSALA。SALAの子犬時代から私たちは友だちでした。
重く苦しい病魔に蝕まれたSALAですが、その終末期は神さまが私に与えてくれた尊いプレゼント。SALAと家族になれてどれだけ幸せだったか。
激痛に喘ぎながらも水中でだけは痛みから解放され人魚姫のように手足を動かしたよね。
もっといっしょにいたかったというのが私の本音です。
やさしく立派な犬でした。SALAに会いたくて仕方がありません。
SALAが好きです。ありがとう。
Ⅱ 卒業猫寿子あらためこのはを保護できたこと
肌寒い春の雨の日に私はずぶ濡れのさんきゅう(サスケ)に出会いました。
サスケはその夜無事に保護できましたが、のちにサスケに妹猫がいることが判明。
連日粘るも妹猫を保護できません。ずっときょうだいたち(麦さん&サスケ)の存在を支えに生きてきた小柄な女の子です。事情を知らずに兄たちを連れ帰った自分を心底呪いました。私は彼女から彼女の世界のほとんどを奪ってしまったのだと。
悩みすぎてなかなかブログにも書けませんでした。
その彼女を保護できたときの安堵感は言葉ではたとえようがないです。
我が家で合流したさんきゅう&寿子(サスケ&このは)。この時点でもうひとりのきょうだい素なう(麦さん)はすでにあたたかいご家族の元へ旅立っています。
ふたりはセットでご縁を得ました。このは、私はあなたに少しだけ贖罪できたかな?
Ⅲ 怒りん坊保護猫いせやん(景虎)となかよく慣れたこと
あまぱんの力を借りながら一歩ずつ。景虎に関しては多くの感情が溢れ出てきますのでひと言ではまとめられそうにありません。
景虎が「卒業生」になったのも私の大きな活力に。奇跡のようなご縁です。先述のサスケ&このはのあとを追い同じ家にたどりついたのですから。
703号室時代ちょくちょくつるんでいたお三方
サスケ、このは、景虎、ご家族の皆さまありがとう。
このはと景虎については達成感ですが、SALAの場合はいまだ喪失感が勝っています。
生と死の狭間で彼らと生きるには、私がたくましくならなければいけません。
彼らはずどん、と落ちてきます。
ときとして全力を賭け向かい合う覚悟がなければ彼らを受け止めきれない気がするのです。
まさに山あり、谷あり、ですね。
けれど飽きやすい私は凹凸のない平坦な道ならば歩きつづける気すら失っていたでしょう。
両手に擁く彼らの重みは悪いばかりではありません。むしろ人生の豊かさを得られます。
「共存」
シンプルなこの言葉の意味を噛みしめながらそろそろ寝ます。
おやすみなさい。
いつも読んでくださってありがとう。
LOVE!
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