逆毛を立てない生き方

にゃん太さんのショップのお客さまより私へソフトケージのプレゼントが届きました。譲渡活動に重宝させていただきます。どうもありがとうございました。

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さて、新顔はチチの提案により「ジャイアン」というビミョーな仮名になりました。すみません。ただの仮名ですので……卒業後変わるでしょうね(笑)。

 

 

 

「わー ヤツにぴったり♪」

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ちなみにローズもチチがつけたんですよ。ローズはかわいいよね。

 

 

 

百香(茶白)とあさひ(茶トラ)の若いコンビは私が名づけたのです。

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おぼえられましたか?

 

 

ジャイアンでしょ?

 

 

ローズでしょ?

 

 

百香でしょ?

 

 

で、あさひ!

 

 

 

「えー まとまりがないからわかんないー」

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みんな近所でスカウトした子たちなのに、たしかにセット感がないね^^;

 

 

まあ思いつきだから。

 

 

 

午後、保護ホヤホヤのジャイアンをemi-goの病院へ連れて行ったのですが……

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正直すんごいたいへんでした。喘息の発作が出たほどです。

 

 

 

まず見てくださいよ。※汚い洗濯物はスルーでお願いしたいです。

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洗面室に隔離していたジャイアンを玄関ホールにケージごと移動

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ジャイアンはウーウーお怒りモード。爪が容赦なく飛んできます。仕方ないので上に厚めの布を被せケージの端を引っ張る作戦。キャリーに移せる状態ではないのはもちろんのこと、結局中に入っている重い砂のトイレも食器も出せませんでした。

 

 

 

わが家の脱走防止扉を抜け

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エレベーター前へ。どうかほかの住民と鉢合わせませんように

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ジャイアン体格がいいので相当しんどかった。

 

 

車を先にマンションの下に持ってきてよかった。でもどうやって入れよう?

 

 

ひとりで持ちあがるかな?

 

 

えいっ! 

 

 

 

できた~! 火事場のクソ力だね?

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ようやく出発。

 

 

 

20分強のドライブを経て到着。道中ジャイアンはおとなしかったです。

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emi-goが助けに来てくれました。もうさすがにひとりじゃ無理……

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あとは中島先生たちにお任せ!

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お世話になりまーす。

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院内でしばしおしゃべり

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ナナの子犬時代とおんなじ模様と顔つきの子犬がいるんです。

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チャボボ~♪

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靴下、胸の白、尻尾の形、耳、鼻黒、毛色……すべてがナナのミニチュア

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ナナは当然生きてるけどナナの生まれ変わりかと錯覚するほど似てるんです。

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わたしゃこの娘に夢中です。離さん♥

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emi-goも相当思い入れがあるようで里子に出すか悩み中だとか。

 

 

 

「田辺さんなら喜んで渡します」

 

 

中島先生、emi-goの夫婦揃って誘惑してくるから本気で悩むよな。

 

 

しかしいかん。家にはナナ、リル、ほほ、あまぱん、さぶがいる。

 

 

適当に交わしながら雑談をつづけることにしたのです。

 

 

 

ナナ、さっきナナに瓜二つの子犬に会ったよ。ナナも昔鼻黒だったもんね。

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天気が悪かったせいか、めずらしく病院が空いています。でもだからって……

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院長婦人、働いてくださいよ。

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スタッフが呆れていますよ?

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あ、一応emi-goの名誉のために補足しておきますけど、ふだんは目がまわる忙しさなのでこういうシーンはめずらしいのです。妙にほっこりするね。

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ジャイアン、戸惑っているかな? 怖くて、不安でしょう?

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けれど私はこの道のプロですから、身を任せてくれていいです。

 

 

逆毛を立てない生き方をしていけるよう、共に考え模索していこう。

 

 

 

ジャイアン、Smileだよ!

 

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!

 

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トロンと春ちゃん夫妻に会いました

今日は慢性腎不全組(ナナ、あまぱん、さぶ)の皮下補液に使うグッズを買いにemi-goの病院へ行きました。おまけにemi-goの病院の開業1周年のプレゼントマグカップも図々しくもらってきたという。慢性腎不全はケアが非常にたいせつなので、必要なものを切らさないよう気にしています。

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そして通院のいちばんの目的はこのファミリーに会うこと

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記憶に新しい方もいるのではないでしょうか?

 

 

 

私の旧友で先日私が保護猫「トロン」を譲渡した春ちゃんりんちゃん夫妻

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病院にたくさんの差し入れの飲み物を手に、わざわざ遠くからトロンのワクチンに来てくれたのです。春ちゃんとりんちゃんは律儀な方なんですよ。

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トロンを知らない方はトロンの卒業記事をご覧ください。

 

 

姫、相変わらずかわいいよのう♪

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ワクチンがんばったんだって?

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えらいねえ!

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あら? 色っぽい顔つき

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「大きくなりましたかね?」と聞かれたんですが、うーん微妙……

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もちろん健康的に育っているんですが、小粒なのでまだまだ小さい雰囲気

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きょうだいのちゃま之介といい、ほんとうに美形の兄妹です。

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愛嬌も満点

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ハッピー兄とだいぶ仲よくなったトロン。いっしょにお留守番をしているそうです。

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りんちゃんとトロンと

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不妊手術も中島先生の病院で行う予定なので、また写真を撮って載せますね。

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春ちゃんりんちゃんトロンにエネルギーをもらいました。感謝!

 

 

病院には5頭の子犬がいます。前来たときの約半数に減りました。

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emi-goが仕事の合間に絶えず家族募集をつづけてきた結果です。尊敬ですよ。

 

 

 

ナナの子犬時代と激似の女の子

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ぽんぽこりんのお腹で愛想がいいのがたまらない。

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連れて帰りたくなる衝動に駆られます。非常に辛い(笑)。

 

 

病院の看板犬、シニアのタロウ。前の飼い主さんが亡くなり、emi-goの病院に引き取られました。テリトリーにしている座布団付近を歩くと噛まれます^^;

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こちらも長年苦労をしてきた看板犬のボボボ

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頭になんかついてます。ウケる。

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まわりを見渡せば、人の庇護を求めている犬猫がいっぱいいます。

 

 

私たちは迷わず駆け寄る人でいたいですね。

 

 

私は犬猫たちの幸も不幸も熟知しています。光も闇も。

 

 

そしてどのような行動を取れば、彼らが確実に明るい未来に向かえるのか、その手段もよくわかっています。願わくばより多くの方が私たちの不変の友である犬猫たちに本質的な視線を向け、差別区別することなく、友を取り巻く問題のさまざまを熟考し、受け止め、惜しみない情へと変換させ、愛を彼らの不足した環境にがっつりと投げ入れてほしいです。彼らは必ず応えてくれます。

 

 

愛と愛は呼応し合い、やがて広義的にも狭義的にも世界を変えるでしょう。

 

 

私はまず、自分の世界を変えたいです。

 

 

私の世界を、隙間なく愛で塗りつぶしたい。

 

 

LOVE!

 

 

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ローズの通院

※ブログ連続更新中

 

 

わらひよさんおいしいイチゴ毎年ありがとうございます。ペロッといただきました。

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あと、茶白猫百香の保護をきっかけに、ある著名なお方から匿名希望で保護費(医療費などでなくてもいいそうです)をお預かりしました。フードや猫砂代などにあてさせていただきます。ご厚意に感謝です。ありがとうございました。

 

 

 

今日は天国のべべの17歳の誕生日。16歳半で逝ってからべべを思わない日はありません。べべが宇宙でいちばん好きです。べべは私の心の中で生きています。私たち合併したんですよ。

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スター(保護動物)やお子らが多い703号室。ふだんの様子もブログでお伝えしていきたいのですが、なかなか追いつきません。昨夜はりょうちゃんが自身のブログに書いてくれたわが家の様子を読んでしんみり。2回に分けてくれるとのこと。ひそかにつづきが楽しみです。

 

 

私もレギュラーメンバーの生活の記録として多々書きたいことがあるので、更新回数をあげてでもうまくお届けできるようになるといいな。ふぅ。

 

 

 

さて、先日は保護猫ローズを連れてemi-goの病院へ行ってきました。

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長い待ち時間中、未来の家族を待つ子犬らと戯れることに。新入り~♪

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古株(笑)。セットでのご縁が決まりたぶん今頃譲渡も終わっているのでご安心を。このちびらに靴のアクセサリー紐を齧り壊された^^; かわいすぎ罪で訴えます!

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お? ようやく順番がまわってきた。キャリーから怪しい物体を取り出す私

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「ハハわたしだってばよ」

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お、そかそか。ローズを連れてきたんだった……

 

 

 

検温(異常なし)

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爪切り(さっぱりしようね)

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桜耳だから手術痕がまだうっすらあるかも?

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ダブルチェックの意味を兼ね、先生にいちおう腹まわりもみてもらうことに

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「腹部にうっすら線があるような? 気がします。耳もかなり雑に切られていますがケンカ傷ではなく人が切ったような傷なのでおそらく不妊手術済だろうと」

 

 

だそうです。

 

 

推定年齢は歯や皮膚の状態から5歳前後?

 

 

ウイルスチェックはFIV、FeLVともに陰性

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慣れない病院で緊張のローズ。診察後、即703号室へ帰りました。

 

 

洗濯ネットから出しながらチチが無理やりだっこ

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ローズはまだ人間不信で環境の変化にも戸惑っています。

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3.3キロの小さなローズ。持ち物も財産もなく、裸一貫で生きてきました。

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長年いろんな敵から逃げ惑い、私たちの仲間入りを果たしたばかりです。

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ゆっくり慣れてもらえればいいです。ケージ内でもいつでも逃げられるよう硬い場所にいたローズですが、この数日はベッドの気持ちよさをおぼえ、ベッドでまるまって眠っています。萌えるね。

 

 

いじめっ子のほうは水面下で動いています。

 

 

相手(猫)あっての保護なので、うまくいくかはわかりません。けれどあきらめずに努力中だということはお伝えしておきますね。

 

 

私は今夜ちょっと外へ出るのでこの辺で失礼します。

 

 

LOVE!

 

 

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側面

※ブログを速いペースで連続更新中です。遡ってお読みください。

 

 

追記:応募多数のため、秀多の家族募集をいったん中止にさせていただきます。

 

 

家族募集中のポテチと秀多のアピールをするときはだいたいこんな感じです。

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雑音が入ると集中できない。だから耳栓。意外と消耗しているんですよ。

 

 

私は映画やお気に入りの連ドラを深夜に少しずつ観ていますが、TVはほぼ観ません。だから在宅時間の増えたチチがそばでTVを観ていると私に強いストレスがかかります。もともと聴力がよく地獄耳でもあるので、耳栓は必須アイテム。

 

 

あとはこのお方の絶叫から逃れるときにも使っています。

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もうすぐ16歳になるうちのナナは深刻な老化現象を抱えています。

 

 

室内ではあまり立てなくなりました。珍しく立ったと思うと家具をなぎ倒しながらあちこちに突進します。重い病気も患っています。

 

①認知症

②慢性腎不全

③膵炎

 

 

介護に加え、投薬、シリンジ食、点滴……どれも手がかかります。

 

 

散歩は1日に1回。外だとまだ歩けるので、脚力の衰えを防止するために歩かせるのです。新鮮な空気も吸わせてやりたい。厚着し、体温が下がらないように。

 

 

多飲多尿で知られる慢性腎不全がかなり厄介です。しかし多飲多尿であるうちはまだ腎不全の末期じゃない。多飲多尿を維持できているのはある意味ありがたい。

 

 

1600円するおむつをナナは2日で使い切ります。おむつをしても大量すぎるおしっこが必ず床に漏れます。床に漏れる量もハンパじゃない。うんちをこすりながら歩きます。老犬介護に慣れていない方はパニックを起こすかもしれません。それほどキツいです。体力もお金も時間もかかります。

 

 

 

リビングに滑り止めの(洗える)マットを敷いているのですが、日々このありさま。洗っても洗っても追いつかず、703号室はナナの排泄物でひどいにおい。

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ブログに汚い写真を載せるのがイヤだったのでなるべく避けてきたのですが、実際の生活はそうはいきません。毎日お尻を洗っています。通院前は必ず全身をシャンプーします。

 

 

だけどナナはにおいます。よだれも口臭もひどい。

 

 

食べては出し、起きては転び、思い通りにいかないときはひたすら叫ぶ。目ヤニを取ろうとしたら私を忘れて噛みついてきます。

 

 

ちょっと悲しいです。

 

 

やってもやっても追いつきません。全力でお世話をがんばっています。

 

 

703号室の側面に視点を移すと、実はアップアップなんです。

 

 

不謹慎な言い方ですが老犬を捨ててしまう人の気持ちが、私にはわからなくもないです。でも、ここからが重要。私は掘り下げてみました。

 

 

どうしてチチと私はナナの世話をするのか。

 

 

給餌や薬や点滴や通院をやめてしまえば、ナナはあっという間に逝く。

 

 

そうしたらいろんな意味で楽になる。

 

 

ならばなぜ私はやめないのか? 必死に死神に抗うのか?

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ずっとナナと生きてきた、家族としての責任? 意地?

 

 

 

いや、ちがう。

 

 

ちがうんです。責任なんていうのは後づけに過ぎず、私はナナの存在(実在)に深い感謝をおぼえているからだと思いました。

 

 

ナナが実在している。

 

 

私の愛するナナが今を生きている。

 

 

たとえどんな姿になろうと、ナナの存在こそが、私の生き甲斐なのです。

 

 

穏やかな寝顔を眺めていると、自然に笑顔になれます。

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ナナの不自由さや病気になり代わってやれるものならやりたいです。

 

 

代わってやれないから、サポートをする。結局そういうことなんですよね。

 

 

愛しているんです。ナナは私に愛を教えてくれた子です。

 

 

老犬介護でお疲れの皆さまもコメント欄へ来て吐き出してくださいね。

 

 

きれいごとばかりでは済まないでしょう。だけど所詮すべては愛ですよね。

 

 

そうそう!

 

 

メグさま&なっちゃんのママさんから亡きべべへのお花とお手紙が届きました。

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ありがとうございました。メグさま&なっちゃんのママさんは703号室卒業生天音の希望者さんのひとりだったのです。天音が縁でおつき合いがはじまり、703号室卒業生実葉セカンドオピニオンの通院もお手伝いくださいました。そしてなんとご自身の庭にやってきた老猫のなっちゃんを保護し、家族として迎えた尊い方。

 

 

 

べべ、美しいお花に見惚れてしまいます。お母さんはべべに会いたいです。

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べべと同じステージに立てるよう、お母さん丁寧に生きますね。

 

 

べべとお母さんは絶対に結ばれています。さびしさに耐えきれなくなったら遠慮せずにお母さんを呼んでください。お母さん喜んでべべの元に行きます!

 

 

んなわけで、ナナを中心にレギュラーメンバーの闘病がつづいている703号室。

 

 

 

保護猫たちが不憫ですね。秀多は小さいなりに気を遣っているようで?

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割とおとなしく? しています。若いからエネルギーはあるけど。

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ポテチとのラブラブ時間も足りません。

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せめての罪滅ぼしにちゅーるでご機嫌を取り、なでなでタイムを作っています。

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ポテチも秀多も終の棲家へ向かうべきです。

 

 

わが家で時間を持て余すのは彼らに失礼です。彼らは生きているのだからいっぱい甘えたいんですよね。チチと私の時間が限られていて申し訳ない。ポテチと秀多がもったいない。

 

 

とっとと卒業させ、スカウトと並行でレギュラーメンバーのケアをしていきます。どうぞ703号室を応援してください。皆さまがいてくれるのが私の救いです。

 

 

LOVE!

 

 

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トロンの譲渡を昔の自分に見せてやりたい

「みなさまこんばんは。家族募集中のポテチです。ぼく? への抽象的な質問は来ましたが、お問い合わせはナシ。ぼく家族がほしいのです。ぼくを集中的にアピールすべき時期ですが、今日はハハにマイクをわたすことに」

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「犬猫と関係ないころの話からスタートだそうで、興味のない方が圧倒的に多いと思いますのでスルーしてください。ぼくに会いに来てくれたぼくファンの方は一つ下の記事からさかのぼって読んでくださいね。おねがいします」

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ポテチごめん。ポテチの魅力はじわじわ広がっているから心配しないでね。またいっぱいポテチネタでアピールしよう。

 

 

 

ポテチの言ったとおり、今日は保護活動と関係ない内容からはじまります。

 

 

お時間のある方だけで充分です。

 

 

なつかしい自分との対面。昨日のできごとを、16年前の自分に見せたくて、ブログに書いてみようと思い立ちました。恥ずかしくなってあとで消すかも? ですが、とりあえずいってみよう!

 

 

貧しかった少女時代を経て、私は貧しいまま女学生になりました。

 

 

「アンニイ」という名がめずらしいからか? 理由はなんだかわかりませんが、声をかけてもらう機会が多く、私には大勢の友だちができました。

 

 

友だちは当然のように親に学費を払ってもらえます。おこづかいをもらえます。バブルの最中ゆえ、裕福な家庭の娘や息子ばかりで、中には親の高級車を乗りまわし、親のカードで服を自由に買える友人もめずらしくありませんでした。

 

 

私はといいますと、虚栄心だけは強く、みんなと同じステイタスである風に装いながらも実は築35年の狭い団地住まいでアルバイト三昧。高校、短大の自分の学費を払うためには、遊ぶためには、みんなと似た服を着るためには、かなりの無理をしなければなりませんでした。でも当時は、そうしたかったんです。

 

 

短大時代かな? 二十数年前の古びた写真

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ごまかしにごまかしたおかげで、なんとか化けの皮はかろうじて保っていました。

 

 

そんな私に大きな転機が訪れたのは1度目の結婚です。まるで本物のシンデレラになったようなゴージャスな暮らしぶりでした。

 

 

チチも全部知っている内容なのでご心配なく(笑)。

 

 

年上だった前夫は苦労の末自分の実力でのし上がった方で、裕福かつ正義感が強く気配りのじょうずな男性でした。非の打ちどころがないのです。

 

 

旅行へ行きたいというと、どこにでも連れて行ってくれました。

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パリの凱旋門にて

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車をねだると、新車でジャガーをプレゼントしてくれました。

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犬がほしいと話すとちゃんと飼うのを条件に買ってくれました。それが亡き愛犬べべ公です。生後5か月のべべ公と派手なお母さん

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私は憧れの生活を手に入れました。裕福はもう「フリ」ではなく、実物です。私はべべ公を連れ愛車でよく出かけました。実家のそばにて。妹にリードで引っ張られてるべべも写ってます。

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物理的に豊かな毎日。陰で小銭を勘定しなくても、カードのキャッシングやリボ払いに頼らなくても生きていけます。不自由はありません。

 

 

なのに「これでいいんだ」と感じていた絶頂で、私は犬猫の殺処分の現状を知り、実家のそばの河川敷で捨て犬猫たちに出会ったのです。

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奥に写ってるのは703号室で私が看取ったゴンタですよ。かわいいなあ♪

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16年前の犬猫の事情はほんとうにひどく、私は満たされていたはずの日々にちがう次元のなにかを感じはじめました。自分自身の姿に違和感を覚えたんです。

 

 

もう、べべ以外はなにもいらない。家もジャガーもカバンも靴も。

 

 

自力で地面に立って、河川敷の犬猫たちと向き合い生きていきたい。

 

 

そうして私は、離婚を選択。前夫が私の思いや活動に反対したのではなく、うまく説明できないのですが、私は地に足をつけたかったんです。

 

 

原因は私にあり、私が悪いので離婚にあたってはなにも要求しませんでした。好きだった家具を2~3個と少々の衣類とべべを、借りたハイエースに積み、私は家賃5万円のペット可のアパートへ。

 

 

離婚後、空っぽに近かった私の預金通帳に前夫は70万円を振り込んでくれました。今振り返っても申し訳ないことをしたと心から思います。たいせつにしてくれた方を私は傷つけてしまいました。すべては私の至らなさです。

 

 

幸い、派遣社員ではありますが、いい職場とめぐり合いお世話になり、ひとり暮らしでもべべをギリギリ養っていけました。

 

 

デスクにべべの写真を飾り、定時になるとスッと帰る。べべがアパートで待ってるから会社の飲み会もめったに参加しない。親切な職場の方々のおかげで、べべとの共存がどうにかできました。加えて、土手犬たちの医療ケアや食事の差し入れや保護譲渡もこなせるようになりました。ブログもなにもやっていない時代です。地べたを這うような生活でしたが、私自身の力で、私のやりたいことがやれている。生まれてはじめて味わう深い幸福感。

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活動の直接のきっかけを与えてくれた元土手犬リュウ。6年間土手で生き抜き、ようやくリュウを飼っていたホームレスさんと折り合いをつけ私が保護。以後9年以上立派な家庭犬として生き、家族に愛され天に召されました。ナナのきょうだいです。先日天国のリュウから届いたカード^^

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私は自分の選択にいっさいの後悔をしませんでした。無我夢中で不遇な犬猫のスーパーマンになろうと努力しました。犬猫のためではなく、私自身のためです。

 

 

けれど古い友人らの目に映っていた私は、「憐れで愚か」にちがいなかったでしょう。

 

 

現実、たまに友人らと会ってもそもそも会話が成り立ちませんでした。

 

 

オシャレなスポットやファッションの話に私はあくびを連発。私の語る理想的な犬猫の社会の未来図に友人らは首を傾げ鼻で笑い飛ばしてきました(苦笑)。

 

 

16年前の「里親探し」は、家族募集サイトや譲渡会の普及した近年と異なり、至難を極め、私を苦しめました。だれも私の保護犬猫をもらってくれないのです。

 

 

私は「売れない新人営業マン」がするように、身内や友人らに電話をかけまくり、「犬もらって! 猫もらって!」と懇願。

 

 

冷静に考えれば無謀だっていうことはわかります。友人らも私と同様20代後半そこそこ。社会人として勉強を重ねている最中でほとんどが実家暮らし。友人らの意思で簡単に犬猫を飼うことはできません。環境すら整っていない。

 

 

だけど私は淋しかった。悲しかった。

 

 

こんなにお願いしているのに、不遇な子たちなのに、どうしてだれも私の話を聞いてくれないの? みんなはこの子たちがどうなってもいいの? と。

 

 

住む世界が変わると、友情にもヒビが入るようになるんですね。

 

 

私はいつの間にか友人らの輪からそれとなく抜け、働きつづけ、里親募集サイトと出会い、そこに自分の保護犬猫らを掲載し、譲渡。ブログをはじめ、自分の道をひたすら進みました。チチとの結婚。ガンの克服。レギュラーメンバー、べべ、ナナ、かつを筆頭に703号室を構え、チチと共に多くの卒業生を送り出してきたのです。

 

 

30代後半まで、古い友人らとはせいぜい年に1度会うかどうかの関係になりました。会っても相変わらず空気に馴染めず、ほんのり惨めさを持ち帰るだけ。

 

 

しかしここ数年で、フェイスブックを通じ、旧友らと再度繋がりました。お互いの近況が画面上でわかるようになると、状況がじゃっかん変化。

 

 

譲渡に自信がついた私は、オンとオフの切り替えができるようになり、みんながいる場所に顔を出しても公私混同をしないと言いますか、犬猫の話をせずに楽しめるようになったのです。

 

 

友人らのする仕事の話も、恋愛の話も、子育ての話も、ファッションの話も肯定的に耳の中に入り、自然に笑える自分を見つけました。

 

 

きっと私に余裕が生まれたんですね。

 

 

こうして友人らと再び円滑な人間関係が築けるようになっただけでもありがたいのに、この度、私の友人夫婦が私から保護猫の譲渡を希望。なんと譲渡が叶ったのです。友情割引はナシ。友人は脱走防止対策をやりはじめ、環境が整い次第、みじゅ改め「トロン」が703号室から友人宅へ巣立ちます。

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友人に子猫を譲渡する、1行で済むことをダラダラ長く書いてしまいました。

 

 

読んでくださった皆さまはうんざり辟易でしょう。ごめんなさい。

 

 

でも私は、感無量です。

 

 

辛かったことも含め、譲渡活動をつづけてきてよかった。報われた。

 

 

昨日は全身でそう思いました。

 

 

万物に感謝して。

 

 

LOVE!

 

 

 

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