逆の立場

皆さまこんにちは。間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしですか?

 

 

私はいろんな変化を感じた日々でした。

 

 

その中のひとつが、「自分の体調」ですが、血圧測定器を買って、毎日血圧を測っています。

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若い頃の私は、血圧の低さに悩まされていました。

 

 

そんな自分が高血圧予備軍(数値がいつも高め)になるとは、夢にも思わなかったです。

 

 

私は、ほかの女性より、10年以上も早くに更年期を迎え、ブログにはあまり書かなかったけれど、相当の苦しみを味わった時期もありました。それからはずっと、ホルモン補充療法をつづけています。もし、更年期障害で苦しんでいる方がいたら、ここから「ハグ」をさせてください。はい、ぎゅー!

 

 

そうそう。トライアル中の日那乃(保護猫きなもん)の近況もお知らせします。

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先住琥珀くんとのケージ越しのご対面!

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琥珀くんに甘えた声を出すんですって。かわいいなあ♡

 

 

人馴れ、琥珀くん馴れ、を同時に進めているという里親さん。毎日大変なことも多いはずなのに、明るい文面で様子を教えてくださいます。日那乃姫は、快食快便なので、ご安心ください。ゆっくりじっくりの構えで取り組んでくださっているので、またブログにもUPしますね。

 

 

なんせ、日那乃姫は、1年5か月、我が家にステイした大切なお子ですから。

 

 

うちのすずらんも、人との距離はありますが、さぶ、ちゃみとは馴染んでいました。

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いい画像ではないのですが、私にとって、貴重なスリーショットでございます。

 

 

保護猫てるは、次回更新時の主役にしますね。てるは本日より、私の寝室にお引っ越しします。

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日々、仕事やお子たちとの充実した時間を送りながらも、私には、(犬猫以外で)死ぬまでにやってみたいことがいくつかあります。死ぬまでに、というと、大げさかもしれません。しかし、自分が何歳まで健康でいられるのか、わからないし、動けるうちに、叶えたいことを叶えたかったのです。

 

 

そこで、先月、(故郷、台湾以外の国へ)24年ぶりの旅へ出たのです。

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笑平は、私がお世話になっている、市川師匠(犬のプロフェッショナル)宅にホームステイさせていただき、猫たちは、お友だち夫妻が連日お世話に通ってくださいました。

 

 

本当にありがたかったです。

 

 

お友だちが送ってくれた猫たちの写真

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市川師匠宅でくつろぐ笑平

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ふだん、自分がお客さまの大事なお子の命を預かるペットシッターの仕事をしているので、この貴重な体験のおかげで、「逆の立場」で物事を考えられるようにもなりました。

 

 

帰国したら、卒業生まるここ宅から素敵なお手紙とプレゼントが届いていました。感謝……

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まるここ姫の写真つき♪

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闘病をがんばっているまるここ姫、姫の幸せは、ご家族の愛の賜物です。

 

 

今年中に、まるここ姫に会いに行く約束をしています。とっても楽しみです。

 

 

話は戻りますが、私が旅先に選んだのは、タイでした。

 

 

ちょうどミャンマーとタイで地震が起きたので、私の旅先を知っている方々にはご心配をおかけしました。けれど、私がいたのは、プーケット島だったので、まったく揺れず、被害に遭われた方々には面目ないことですが、実は、地震が起きたことすら、知らなかったのです。

 

 

プーケットの魅力の虜になってしまい、帰ってきてからは、スーパーで「タイ」を求めています。

 

 

タイのジャスミン米を見つけた私は……

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炊飯器で

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カオマンガイを作ってみました。パクチーをたっぷり添えて!

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昨夜は、タイスキのタレ作りに挑戦!

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ちなみにあとで、パッタイも作ってみます。

 

 

ああ、気づいたら人間の話題ばかりになってしまいました。退屈した皆さま、申し訳ありません。

 

 

お詫びに、キュートな私の愛娘、ちゃみでもご覧ください。

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あれ?

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ベッドの使い方がいつもおかしいのですよね。

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まあ、たまにはちゃんと使えています。

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ちゃみ、クスっと笑わせてくれてありがとう!

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投薬を含め、お世話をしてくれたお友だち夫妻には「ちゃむ」と呼ばれています。

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私も、「ちゃむ」と呼んでいますよ。

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すずらんは、隠れていたそうですが、私たちが帰ったら、ふつうに出てきていました。

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触る、撫でる、などのコミュニケーションはほとんどできていませんが、すずなりに、私たちを家族だと認識してくれているのだと感じる瞬間です。すずらん、ありがとう!

 

 

ひさびさの更新で張り切って長くなってしまいましたが、皆さま、お読みいただきありがとうございました。どうぞ皆さま、いい週末をお送りください。私は午後仕事です^^

 

 

LOVE

 

 

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日那乃にいたるまで

今しがた、私は、ひなの(保護猫きなもん)の里親さんと、電話で話をしていました。

 

 

大変なことも多い時期なのに、すべてを笑い飛ばしてくださる懐の深いお方です。

 

 

ここ数日は、「なんだったら食べるんだろう?」という好奇心のもと、ひなのに多種類のごはんを出して、「実験中」だそうです。シリアスなできごとすらも、ご自身の中でスッと消化して、常に猫の目線に立って、楽しんでくださっています。そして、長期的な視線を持ってくださっています。

 

 

ありがたい。ありがたすぎる。ひなのはもちろんのこと、私にも、メシアのような存在です。

 

 

ひなのはかわいい女の子ですが、里親探しのハードルは、高いと踏んでいました。

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人馴れが不十分なので、嫁ぎ先で、すぐに円滑なコミュニケーションが取れないのです。

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そこを理解してもらうのは、意外とむずかしいし、里親さん側も、さびしい思いをしてしまいます。

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だれだって、自分に駆け寄って甘えてくるお子は、愛おしいですよね。

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自分を拒絶して、隅でガタガタ震えるタイプのお子は、扱いづらいものです。

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けれど、ひなのの里親さんは、ひなのがそうなってしまった背景まで引いてお考えになり、ひなのの可能性を信じて、未来に期待する(悲観しすぎない)思慮深さをお持ちです。

 

 

里親さんは、在宅時間が長いので、ひなのに接する時間がたっぷりあります。

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精神的にオトナなので、計画性、忍耐力、胆力もあります。

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そして、すでに猫さんと暮らしているので、猫にももちろん慣れています。

 

 

ふふ。里親さん宅の、先住猫の琥珀(こはく)くん

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さぶと同じ、ブルーアイのイケメンです。

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これからクリアしていかなければならない「相性」の問題はありますが、猫好きのひなのにとって、猫さんのいる環境は素敵ですよね。里親さんは、琥珀くんとひなのが、超仲よしになれなくても、お互いになんとなく棲み分けができたらそれでいい、と仰ってくれました。

 

 

そして、ひなのは、推定4歳以上であることは確定しているけれど、「実際は何歳かわからない」のも、あまり気にしないとのこと。つまり、ひなのの丸ごとを受け入れてくれているのです。

 

 

「丸ごと」を受け入れてもらえるのは、至福ですよね。

 

 

正直、私はひなのがうらやましくさえ感じました。

 

 

私自身に当てはめてみても、私は人に好かれる部分と、人には見せづらい部分があるので……自分がありのまま自然に生きて、それをまるっと受け入れてもらうのは、すごくむずかしいですよね。

 

 

だから「ありのまま」でいられるひなのがまぶしいです。

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貼りつけているのがゴチャゴチャの写真ばかりで失礼。ありのままのひなのと我が家です(笑)。

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うさぎ風(耳をさわっているだけです)

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顎をナデナデ(首を絞めていません^^;)

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さぶと同じ部屋で過ごしていたのも懐かしいね!

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ブレブレですが、さぶに甘えているところです。

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ひなののケージにもさぶはよく顔を出していました。

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1年5か月、試行錯誤を繰り返しながら、ひなのとの距離を詰めようとしていた私たちですが……

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いちばんがんばったのは、ひなのだと思います。

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牛歩の微々たる保護譲渡活動ですが、「すばらしい里親さんに出会っている」という部分では、私はかなりのこだわりを持っています。それこそが、この活動の「要」だからです。

 

 

ひなのの里親さんとも、細かくやり取りを重ねてきました。

 

 

丁寧に紡いだ自慢のご縁です。

 

 

次回は皆さまを、猫ファーストで安全な、ひなの姫の新居にご案内しますね。

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里親さんから、ひなのの医療費とお礼? とオシャレで機能的なタオルなどをいただきました。

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さっそく使わせていただいています。薄くて軽い生地で、肌触りがいいですね♡

 

 

私はお嫁入り道具のひとつに、みいさんが描いてくれたひなののトールペイントを持参しました。

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これを里親さんにプレゼントするのが目標だったので、願いが叶って本当にうれしいです。

 

 

ひなの、おめでとう♪

 

 

ひなのは「食べて出す」をとっくにクリアしているので、皆さまご安心ください。

 

 

愛の中で生きられる猫さん犬さんたちが増えますように。

 

 

LOVE

 

 

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最近のできごとの一部② 命の恩人への感謝

※ブログをまとめて更新しています。お時間のある方は遡ってお読みください。

 

 

先日、うちが約20年お世話になった大巻先生の病院が、閉院すると知り、本当に狼狽しました。

 

 

そして、途方に暮れています。

 

 

さぶが最後まで通っていたのも、大巻先生の病院です。

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昔から、大巻先生の「病名の当て勘」は、神がかっていて、私は大ファンでした。

 

もちろん、その「勘」は、論理的な思考と、大巻先生の知識と経験値に基づいています。

 

 

大巻先生の病院には、大きな設備がないので、東京大学などの大学病院や、専門的な病院など、ほかの病院のお世話になることも多かったのですが……なんというか、「安心」や「要」なのです。

 

 

正しく病名(病気の正体)を把握すれば、対策が立てられる。

 

 

いち早く適切な治療を受けられる。私は、そう考えています。

 

 

麻酔すらも躊躇するような超老齢のお子たちや、治療の見込みがたたない重病なお子たちは、痛みを和らげる、苦しみを緩和するなどの「対症療法」を選択することもありますが、それ以外の場合だと、私は「原因療法」を支持しているのです。原因を究明して、積極的に治してあげたい。

 

 

まあ、むろん、ケースバイケースですけどね。

 

 

だから私にとって、病気の「原因」を正しく突き止める獣医師は、最高の獣医師です。

 

 

たとえば、人間の私が胃がんになったとします。

 

 

胃がんで起こる、胃の不快感や、痛みを和らげてくれるお薬や治療をメインにするのは、対症療法ですよね? 胃薬、食欲増進剤、鎮痛剤、制吐剤などを処方されるかもしれません。

 

 

対して、オペが可能なうちであれば、積極的にオペをして、がんを根本的に取り除くアプローチをするのが、原因療法かな? と私は解釈しています。あっていますか?

 

 

(手術で根治が目指せるステージだと仮定して)皆さまは、ご自身が胃がんになったら、手術を希望しますか? それとも、その場の痛みや苦しみに効くお薬で様子を見ますか?

 

 

私は、自分が胃がんなら、リスクは承知の上で、手術に賭けてみたいです。

 

 

自分が胃がんだと手術を希望するのに、自分の犬猫たちが胃がんになったら、「手術はかわいそう」や「お金がかかりそう」や「それも運命、それも寿命」や「入院させるのは不憫」や「人間と犬猫はちがう」などといった理由で、対症療法を選択する、という飼い主さんもいらっしゃいます。

 

 

あるいは、自分が胃がんになっても、自分の犬猫たちが胃がんになっても、はじめから手術を希望しない「自然療法派」や「対症療法派」の方もいらっしゃいます。

 

 

自分は手術を受けないけど、犬猫たちには受けさせたい方、も、いるかな?

 

 

私なら、自分が胃がんになっても手術を希望するし、自分の犬猫たちも、(よく検討、吟味をしたうえで、いける可能性が高いと判断したら)手術を受けさせます。

 

 

なにが正しくて、なにがまちがっている、という正誤論をここに書きたいわけではありません。

 

 

ほかの方が出した答えをジャッジメントする権利は、私にはないのです。

 

 

ただ、病気に対する考え方、アプローチの仕方が、大巻先生と私は似ていると感じていました。

 

 

だから、大巻先生の病院が閉院するのが惜しいです。

 

 

ちなみに、私がもっとも愛した「べべ」という犬は、まさに胃がんでした。6歳の終わりに胃がんが見つかり、当時の貯金をはたいて、麻布大学の信田教授チームによる大手術を受けたのです。

 

 

術後のべべは、これでもかというほどに痛々しくて、私はその姿を見て、涙が止まらなかったです。

 

 

けれど、べべは、16歳半まで生きました。

 

 

つまり、胃がんの手術を受けてから、9年以上生きたことになります。

 

 

フラフラじゃありませんよ。

 

 

多少の食事制限や投薬はあれど、驚くほど元気に生きたのです。

 

 

べべについては、あのときの選択がまちがっていなかったと、私は思っています。

 

 

2017年に撮影した、16歳の頃のべべ(胃がんの手術から9年半経過しています)

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ね? べべはちゃんと白髪の目立つ「いいおばあちゃん」になったでしょ?

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べべ以外にも、うちのお子たちには、全員同じスタンスで取り組んでいます。

 

 

ちなみに、自覚症状がなかったべべの胃がんを、検診で見つけてくれたのは大巻先生。発見がむずかしいのに、かすかな違和感を見逃さずに、よく見つけてくれました。

 

 

麻布大学の信田教授チームに頼んで、むずかしいオペをスピーディーに手配してくれたのも大巻先生。手術に立ち会い、術後の大変な入院管理もすべて大巻先生が担当してくれました。

 

 

大巻先生は、べべと私の命の恩人そのものです。

 

 

皆さまは、「なぜ大巻先生がべべの胃がんを見つけたのに、大巻先生が直接手術をせずに、手術はほかの大学病院の先生が、チームで行ったのか」を、不思議に感じませんか?

 

 

そここそ私が、大巻先生をもっとも尊敬するところです。

 

 

べべに胃がんの疑いがあった当時、大巻先生の病院には内視鏡設備がありませんでした。

 

 

大巻先生は、べべのレントゲンに写ったわずかな違和感をもって、べべが胃がんであることを突き止めたのです。大巻先生に精密検査を勧められて、後日私は、設備の整っている病院へ、べべを連れて行きました。そこで、べべは胃がんであることが、確定したのです。

 

 

べべの胃がんをどうするかをめぐって、大巻先生と交わした会話を、私は一言一句おぼえています。

 

 

先生「田辺さんは、なにを望みますか?」

 

私「私はできれば根治を目指したいです。そして、べべに日本でいちばんの医療を受けさせたい」

 

私「大巻先生が手術してくださるのですよね? (転移する前に)なるべく早くお願いします」

 

先生「なるほど。わかりました。でも、田辺さんがべべちゃんに【日本でいちばんの医療】を望むのであれば、ぼくの病院の設備では不十分なので、ぼくは切れません」

 

私「え? ……では、だれなら、べべを切れますか?」

 

先生「日本でいちばんは、(当時の話です)麻布大学の信田教授とそのチームです」

 

私「え、でも、かかったこともないです。どうすれば、その方にべべを切ってもらえますか?」

 

 

……それからは、大巻先生のツテを使い、あらゆる方策を立て、無事、信田教授チームにお願いすることができました。大巻先生の尽力で、ものすごい速度で、私の悲願が叶ったのです。

 

 

「べべちゃんにとって、日本でいちばんの医療を望むなら、それはぼくではない」

 

 

フラットにそう言い切って、べべの最良をいっしょに模索してくれただけでなく、手術以外の一切を引き受けてくれたこと、私は死ぬまで忘れません。実際にべべの手術をしてくれた信田教授も、大巻先生の胃がんの見つけ方には脱帽したと感心していました。

 

 

お友だちのお子や、卒業生たちを含め、私の周りのお子たちをたくさん助けてくださいました。

 

 

小さな衝突もしたし、人としては不器用な方ですが、徹底的な論理思考が私は大好きでした。

 

 

さぶのことも、最後まで親身になってくれたよね。

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うちで看取るのが私の目標でしたが、もし、叶わないとしても、大巻先生の元なら、納得の範疇でした。それ位、アットホームで、さぶにとって居心地が悪くなさそうだったのです。

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さぶは入院が長かったけど、わかってくれていた気がします。

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私は、大巻先生やスタッフに抱っこされているさぶがかわいくて仕方ありませんでした。

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闘病時代の写真は、苦しい思い出でもありますが、さぶが立派に闘った証です。

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だから私は、病院にいるさぶの写真も、とっても大切です。

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入院している間も、例外なく毎日さぶの元に通いました。欠かさず会っていました。

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そして最後は、私の希望通りになりました。

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自分の家でさぶを看取る。

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さぶは穏やかにさぶの幕を閉じました。

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病気は憎いけれど、いい闘病をさせてもらえた。

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改めて、大巻先生をはじめ、うちのお子たちを正しく診てくださった先生方に深謝いたします。

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長くなりましたね。

 

 

つい感情が溢れてしまいました。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

LOVE

 

 

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2024年を彩ったスターたち

皆さまこんにちは。新年に持ち越そうとしていたのですが、やっぱり2024年のうちに「今年の卒業生たち」をまとめておきたかったので、隙間時間にブログの更新をしてみました。

 

 

2024年は、3名の卒業生だけだったから、サッと紹介できそうです。

 

 

振り返ってみると、もっと保護譲渡活動をやれたかもしれない、と思うことはあります。

 

 

ですが、過密な労働スケジュールや、さぶの闘病の傍らで、私はそれなりにがんばりました。

 

 

いずれにせよ、これが今の私の実力です。

 

 

けれど、3名とも、最良のご縁に恵まれ、キラキラと我が家を巣立っていきました。

 

 

本当に自慢のお子たちです。

 

 

2024年3月30日卒業の「ぱっくん」

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子猫だったぱっくんは、山口県の保健所から、お友だちのaiさん経由で、東京へやってきました。すぐにご縁を探そうと考えていた矢先、私の元で真菌を確認。以後、ふつうのマンションで、壮絶な隔離と消毒生活を送ることとなったのは、皆さまの記憶にも新しいことでしょう。

 

 

防護服のようなレインコートの上下で完全防備してから、ぱっくんの部屋に入る。お世話が終わったら、ぱっくんが触れたもの、使ったものを、すべて消毒。オモチャ、食器、トイレ、床、ケージ、毛布……もちろん、人間のシャワーの回数も激増。想像していただければ、皆さまにもおわかりになると思いますが、これが言葉では言い尽くせないほど大変だったのです。

 

 

けれど、隔離と消毒徹底したおかげで、ぱっくんの真菌は、免疫力の低いさぶを含め、ほかのお子たちには広がりませんでした。通院や投薬など、ぱっくんにも治療の効果がだんだんと出て、超絶ハンサムな状態で未来へと送り出すことができたのです。達成感すごかったなあ♡

 

 

まあ、だいぶ時間が経ってしまったので、譲渡時には、ほぼ「子猫感」はなかったのですが、里親さんは、うちでメキメキと成長したぱっくんを、慈しんでくださっています。

 

 

ぱっくん、苦楽を共にありがとう。遊びたい盛り、甘えたい盛りだったのに、隔離ばかりでごめんね。胸が痛くて仕方がなかったです。でも、キレイに治ってよかった。

 

 

2024年9月1日卒業の「ひな」

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703号室の里親さんが都内で保護した成猫さん。私は保護当時の3月からひなの存在を知っていたのですが、保護猫ぱっくんや保護猫きなもんがいたし、さぶの体調が悪かったのもあって、引き継ぐことができませんでした。まあ、実際、私が保護譲渡を担当することになってからは、皆さまの応援のおかげで、2週間で里親さんが見つかったのですが、我が家にひなを招き入れるまでにさまざまな葛藤がありました。その分、キュートな黒姫には、思い入れもひとしおです。

 

 

ひなについては、かなり早い段階から写真撮影にも力を入れて、お尻に火をつけて走りました。

 

 

さぶの膿胸の闘病との並走でしたが、ひさびさに譲渡のスピード力を発揮できたお子です。

 

 

ひなは、トライアルを経て、先住チャコくんと幸せに暮らしています。

 

 

2024年12月15日卒業の「ふみ」改め「つむぎ」

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卒業ホヤホヤのつむたんは、さぶの火葬の前日に私がマンションの下で保護した女の子です。さぶを彷彿とさせる、つむたんの外見や所作にノックアウトされ、私はたちまち夢中になりました。

 

 

さぶ関係なしに見ても、つむたん単体の魅力はすごいです。

 

 

毎晩、ふたりで寝るのが私の楽しみでした。つむたんがいたから、折れずにいられたのです。

 

 

つむたんとの日々は、さぶが私にくれたごほうびだと信じています。

 

 

つむたんは、15年前に我が家を巣立った「かえで宅」に素敵なお引越しをして、最高の猫生をスタートさせています。つむたんがくれた喜びもさびしさも、私の宝物です。

 

 

3名のスターたちは、それぞれのステージに羽ばたきました。

 

 

常に私を支えてくれたさぶに深謝しています。

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すずらんにも。私の小さな活動を許してくれてありがとう。

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ちゃみもありがとう。ちゃみは、うちの子として輝いていこうね。

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そして、2025年こそは! 保護猫きなもんを「卒業生」として、善き方の元へ送りたいです。

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きなもん、あきらめずにチャレンジしよう♪

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いろんなお顔を見せてね。(おじと)私がきなもんの魅力を伝え、広めていくからね。

 

 

皆さま、2025年は「きなもんの年」にしたいです。

 

 

古株だと笑わずに、どうぞ応援をよろしくお願いします。

 

 

LOVE

 

 

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Sabu,I love the most in the world.

2024年は、自分にとって、かなり苦しい一年となりました。

 

 

仕事の充足感や、いくつかの目標に到達するなど、それなりの達成感はありますが、なにより、今、私の横にさぶがいないことが、最大のダメージです。さぶに会いたいです。

 

 

さぶは、膿胸と慢性腎不全と闘っていたのですが、2024年は、1月と7月に膿胸になり、特に4回目の夏の膿胸がなかなか治らず、大変でした。私は、拷問のような呼吸困難を引き起こす膿胸では死んでほしくなかった。選べるなら、慢性腎不全で最期を迎えるほうがマシでした。

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何か月も設置していた酸素室

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さぶは呼吸しづらくなると、自分から酸素室に入ったっけ……

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さぶの賢さには、驚くばかりです。

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病気が病気なだけに、さんざん入院も通院もさせてしまいましたが、私は、なるべくさぶが快適に過ごせるよう、いろいろと工夫を重ねたつもりです。さぶを置いて仕事に出なければならない日も多かったのですが、それは、まわりまわって、さぶのためになると信じていました。

 

 

尊いお客さま方が私を信頼して、愛犬愛猫のケアを任せてくれたおかげで、私はさぶの多額の医療費やその周辺の費用を渋らず、滞納せず、払いきることができたのです。

 

 

働いて、養う、を嚙み締めた日々でした。

 

 

1月から10月までは、さぶに毎月20万~50万程度のお金が消えていきました。

 

 

病院やいろんな業者さんにお支払いした平均は、毎月40万ほどです。

 

 

領収書もすべて取ってあるので、まちがいはないでしょう(苦笑)。

 

 

ペット保険に加入していなかったのを後悔するほど、我が家にとっては、大きな額でした。

 

 

けれど私に仕事があったおかげで、乗り切ることができました。

 

 

チチも半分位出してくれました。

 

 

お金の話がしたいのではなく、私がなぜ、できる限り積極的に働きたかったのかを、言い訳がましいながらも、ここに整理しておきたかったのです。どんなときも、さぶは私の「要」ですから。

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終末期は想像より早かったけれど、膿胸ではなく、慢性腎不全でした。

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だから、酸素室ではなく、私の腕の中で見送ることができたのです。

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食べることに興味が薄かったさぶは、「さぶ兄」として、ほかの猫たちに慕われることと

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ブラッシングと

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寝室で私といっしょに寝ることが大好きでした。

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さぶのせめてものささやかな楽しみを、私は全力で叶えたかったです。

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さぶ、通院がんばったよね。

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本当にありがとうね。

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満身創痍でも、さぶは半端じゃないほど美しかったです。

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この世のあらゆるものの中で、私の目にはいちばん輝いて映りました。

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出会ってから、お別れするまでの10年とちょっと、毎日本気で愛してきました。

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だから、さぶがいない現実が、ただただむなしいです。

 

 

亡くなる一か月前のさぶ

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この姿、笑ったなあ^^

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なにをしているの、さぶちゃん?

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さぶは、ユーモアがありますよね。

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書くと会いたくなるから、抑えていたのに、年末のあいさつにさぶを引っ張り出したものだから、案の定、未練の濁流にのまれそうです。私はたぶん、来年もさぶという男を引きずります。

 

 

「ほどほどにな」

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(※年末恒例の「卒業生紹介」は、年末ではく、新年になってしまうかもです)

 

 

皆さま、よいお年を!

 

 

Sabu,I love the most in the world.

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

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