野良猫から家猫への昇格2

はい皆さま。お約束どおりウイあらため「むぎ」の卒業レポのつづきを早々にUPします!

「ぼく あたらしいお家にドキドキ中」

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新ブログの使い勝手はまだよくわかりませんが、コメントのお返事が今までよりスムーズにできるようになりました。写真の取り込みも簡単に! 使いこなせたら旧ブログより更新が楽になるかもしれません。タイムリーな記事更新を目指してがんばりますので、どうぞごひいきに。

むぎのお見合いからお届けまでは数日しかありませんでした。

お見合い時にご主人さまが書いてくださったお家の間取り図を拝見し、脱走防止対策が間に合うか正直少し心配だったのです。むぎのお引越し先は広い一軒家ですので開口部も当然多いですし……。

(ちなみに私はすべての窓に対策をお願いしているのではなく、換気などで常にあけている窓のみの対策をお願いしています)

でも見てください↓ 合計7箇所も!

左 玄関窓   右 リビング吐き出し窓↓

3 (6) 3 (7)

 

 

↓↓↓左 脱衣所 右 浴室↓↓↓

3 (5) 3

 

3 (2)3 (4)

 

←左 むぎがはじめメインで使う和室の掃きだし窓

←右 寝室の吐き出し窓

 

 

 

 

3 (3)

 

←玄関の足止めの柵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでやってくださるとは思いませんでした。

里親さんのきめ細かさに深謝します。

里親さんはメールの段階から好感の持てるご夫婦でした。礼儀正しく責任感の強い情の深いおふたりです。お見合いのとき、ほとんど固まっているだけのむぎを愛おしそうに撫でてくださったのが印象的でした。

「すぐになれなくても大丈夫」

むぎにとっても私にとってもこれ以上ありがたいお言葉はないですね。

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← 和室に組み込まれたケージ

このスタイルからむぎはスタートします。今は和室一部屋を全部使って行動範囲を徐々に広げています。

 

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ママのおひざの上でドキドキ顔のむぎ。子猫のような表情を浮かべています。

 

 

 

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むぎ、だいじょうぶだいじょうぶ。みんなあなたの味方だよ。怖いことはなにもないからね。

 

 

 

 

 

 

トイレ内の篭城は、想定の範囲内(笑)。「出す」以外にも使えて便利ですこと!

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里親さんちの美しい庭を眺めながらランチをごちそうになりました。

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みんなでタコス

チチはビールをいただいてしまったので、帰りは私が運転手でした。

 

 

 

 

イチジクのケーキと高貴な香りが漂うお茶♪

 

 

 

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窓が多く開放感があり新旧混在の生活空間がとても素敵でした。むぎの卒業には関係ないですが、私の目が釘付けになったのはキッチンです^^

 

 

 

 

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かわいい!

 

 

 

 

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今は和室メインですが、いずれ広いリビングもわがもの顔で闊歩するんだろうなあ!

 

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談笑中の一コマ

 

 

 

 

 

 

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誓約書にサイン中の奥さま

 

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家族写真。チチが撮ってくれました。図々しく私が紛れ込んでいるのはスルーでお願いします。

 

むぎにかかった医療費をお預かりし、プレゼントまでいただきました。うっとりの香りのソープとボディローション。そして心あたたまるメッセージ。どんな気持ちで書いてくださったのでしょう。想像するだけで胸がいっぱいに。どうもありがとうございました。

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こうしてむぎの命のバトンは、私の手を離れました。

お届け後はご家族と一丸となり、新しい環境に馴染もうと必死のはずです。むぎも大変ですが、里親さんも苦労することでしょう。でも遠くないうちに、必ず、必ずすべてを笑って話せる日が来ます。むぎを信じて、自分にできることをこれまでにさせていただきました。

僅かな時間が必要かもしれませんが、我が家自慢のすばらしい猫です。

どうぞよろしくお願いします。

そして応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

ひきつづき703号室をよろしくお願いします。

↓むぎの近況写真^^ 買ってもらった爪とぎでまんまるの一枚!

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もうご家族にスリスリなんだそうです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「X210むぎ、卒業おめでとう。ハハはむぎが傷だらけで外を彷徨っていた初夏のあの日がつい昨日のようでもあり、遠い昔のようにも感じるらしい。今までの苦労をひとつひとつ忘れて、どんどん幸せになるんだよ!

みなさま、コメント欄はコメントしたい該当記事をクリックすれば出ます。ハハは心を入れ替えコメント返しをスピーディに行うんだそうです。今までいただいたコメントはすべてお返事しました。非公開コメントのお方にはメールしました」

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野良猫から家猫への昇格1

※ コメントの返事ができるようになりました!!(やった)

ウイの卒業記事が遅くなりました。

新しいブログの投稿画面になれないっす(涙)。

カウンターの公開の仕方やコメント欄なども未知数。チチの方が詳しいのですが、チチもチチで忙しく教わる時間がほとんどなくて^^; まずは自分でいろいろいじってみます!

ウイは新しいお名前をいただきました。 「むぎ」くんです。今後はむぎと書かせていただきますね。

保護直後は人馴れしておらず、ケージが中心の日々でした。

「ぼくに近づかないで!!」

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一歩一歩、一歩一歩

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この子がこれまでの暮らしを捨て去り、新しい生活に馴染みはじめるまで

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根気よく、根気よく

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だいじょうぶだいじょうぶ、私たちは友だちだよ!

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戸惑いながらも徐々にケージを出るようになったむぎは

お気に入りの場所を見つけたようです。

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ここから部屋を見下ろしてお昼寝するのが好きだったよね

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あなたはオトナだから、どこでくつろぐのかを、自分で決めるのよね。

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1ヶ月くらい、この場所がむぎのテリトリーになりました。

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お気に入りの場所でもさわらせてくれるようになって・・・・・・むぎ、太っ腹!

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「おーい、降りてこいよ」

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「下界も楽しいぞ」

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「な」

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我が家のお子たちはみんなむぎが大好きでした。

むぎがとてもやさしい子だったから。

そんなむぎでも、外猫の頃は、顔面にケンカ傷をいっぱいつけていたのです。

虚勢を張りながら、無理して生きるしかなかったのよね。

保護猫ビーナスともラブラブの色男♪

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終盤、むぎは703号室のどこの空間にも移動できるようになりました。

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はじめからベタベタの甘えん坊ではなかったけれど

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だからこそ

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いっぱい考えて、自分の中で折り合いをつけ、勇気を出し、歩み寄ってくれたのです。私は保護猫のこういう姿に心底感銘します。

立派すぎる!

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お見合いもむぎなりにがんばりました。

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遠方からむぎに会いに来てくださったご夫婦。むぎに話しかけ機嫌を取ってくれています(笑)。

 

 

 

 

むぎなりにがんばったとは言っても、ドーム型の猫ベッドから出て来れなかったけど(爆)。でも、ご家族はうれしそうです。むぎがシャイでも、ぜんぜん気にしません。

IMG_8409「ゆっくりでいいから、いつか私たちにゆっくりなれてくれたらいいんです」

 

 

 

 

 

私は猫と人を結ぶこの瞬間が、自分の人生の中でもっとも充実しています。

この瞬間にすべての苦労が報われます。

誰ひとりに目を留めてもらえなかったただの野良猫

ちゃんと生きているのに、悔しかったね。

だけど、もうちがう。

むぎ、だれもが羨むほど幸せになれ!

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本当に本当に、よくがんばって生き延びた。どうもありがとう。

むぎのご家族紹介は、後半につづきます。

本日中には、必ずUPしますね。

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TNR

アンタハアタシノハラヲキッテアカチャンヲウバッタ

みけてぃ、ごめんなさい。
分かってほしいとも、許してほしいとも言わない。
でもみけてぃに、罪深い私から、たったひとつのお願いがあるの。

ごはんをしっかりと食べてほしい。

先週の火曜、ババの店の近くで久々に見かけた三毛猫みけてぃは、お腹が少し膨らんでいるように見えました。いずれ近いうちに、不妊手術を受けさせるつもりだったので、翌日の水曜、トラップを仕掛けて捕獲し、病院で不妊手術を受けさせました。


「赤ちゃん、居ましたか?」
胸に一抹の不安を抱え、獣医にたずねました。
「まだ本当に小さかったけれど、多分、4匹……」
「どうしよう。先生、苦しいよ……」

あああ。
これで良かった万歳と、胸を張る自信が欲しい……。
私は命を大切にしていると言い切れるのか――?

揺るぎない信念。
どんなにみっともないことをしでかしても、偏っているように思われても、打たれようとも、それだけは持っているつもりでした。けれど、その夜の私は、なぜ か自分がしている事に恐ろしさを隠せず、一睡もできませんでした。生まれてきてはいけない命なんて一つもない。けれど、生まれてきた後、無残に果てる命が 多すぎる。少し前の私なら、くよくよせず、メリハリを持って、頭を切り替えていたに違いありません。せっかく生まれてきたにも関わらず、生きられなかった 子たちを、沢山この目で見てきたからです。

なのにどうしたことでしょう。
朝まで震えと涙が止まりませんでした。

私がやっていることは、一体何なんだろう……。
私と彼らは同等とうたいながら、彼らにだけ痛みを強いる。
ならば私にだって、痛みは必要ではないのか――。
リストカットする?
いいえ。
私が感じなければならない痛みは、もっと別次元にある。その痛みをこらえながら歩み進める以外、懺悔はあり得ません。悩んでいる間にも、次々と犠牲者は生 まれる。自分の行いに矛盾を感じながらも、他にやり方が見つからない以上、これを貫くしかないのです。だから泣くのは一晩でやめました。あまり引きずって いると、みけてぃに失礼ですから。

みけてぃは、リリース(手術の後、里子に出さず、元居た場所に放す)対象です。
子猫の頃から知っていますが、人間に懐くなど、考えられません。人間を怖がっているだけではなく、しっかりと攻撃ができる猫です。人慣れ抜群の愛猫と暮ら す方には想像しがたいでしょうけれど、凶暴な猫は“獣”のようです。無理もありません。猫はもともとハンターだし、みけてぃは、たったひとりで生きてきた 身なのですから……。それに、みけてぃは無闇に人間を攻撃しません。強烈な猫パンチは、あくまでも生き延びる為に必要な自衛措置です。


ケージの奥の方を掃除する時は大変です。みけてぃは、支配されることへの恐怖と闘っています。だから威嚇をやめません。私もやめません。みけてぃのケージ を、清潔にしたいのです。贖罪のつもりではなく、ただ、快適に過ごしてもらいたいだけなのです。猫はきれい好きと言いますし、みけてぃは女の子だから、人 間目線で見ると、余計そうなのかと……。


近日中にリリースする予定です。
リリースを前に、出来ることは全てやりました。レボリューション、ワクチン、血液検査、駆虫……。日々の食事の品質にも気をつかっています。みけてぃはま た、厳しい世界へと戻って行くのですから、気やすめだと笑われても、私としては出来るだけの鎧を纏わせてやりたいのです。

これら一連をTNR活動と言います。

胸を引き裂かれる思いで、TNR活動を行う人間がいるというのは、猫を捨てる人にとって、ただの“好都合”や“無関心”に過ぎないのでしょうか?

子猫の頃のみけてぃは、地面のくぼみにできた水たまりの水を、必死な形相で飲んでいました。人間の姿を感知すると、どこまでも一直線に走って逃げていまし た。ババの店を知るまでは、アパートのゴミ置き場に置かれた生ゴミの袋を裂いて、食べ物を求めていました。ちなみに、最近の好物は、マグロとロイヤルカナ ンのドライフードです。

みけてぃが私を許さなくても、私はみけてぃが好きです。こういう付き合い方をお互いが選んだ以上、私もみけてぃのように、気丈に振舞いたいと思います。みけてぃという名は、チチが付けました。8画は長生きするそうなので、私はまあまあ気に入っています。

かつくん「ハハは最近、ちょっと悩んでいたけれど、ちゃんと頑張るから心配しないでくださいね! 手術を頑張ったみけてぃは今、威嚇を続けながらも703号室で体を休めています。痛い思いをさせたのだから、外へ放したあとも、ご飯は一生保障しないとね。

新星ますおの紹介は、次回じっくりとやるので、楽しみにしててね。毎回紹介するつもりだったけど、今回はみけてぃに絞ったから。

703号室はランキングに参加しているので、ぼくとナナちゃんの写真をクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから」

かつくん なな

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