きみがいてこそ

今までにない具合の悪さを感じ、私はさぶを病院へ連れて行きました。

 

 

日曜の午後ということもあり、行きつけの病院がなかなかつかまらない。大巻先生とは連絡が取れなかったので、中島先生に診てもらうことにしたのです。

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病院では抵抗する力も見せていたので、途中で和んだり笑ったりしました。

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しかし検査をすすめていくうちに、さぶの体に起きている異変がとてつもない恐ろしいものであることがぼんやりとわかってきました。

 

 

症状や疑われている病名をここに書くことができません。

 

 

あまりにもショックでどう家に帰ったのかよく覚えていないほどです。

 

 

腎臓にさえ気をつけていれば、腎臓さえたいせつにしていれば……

 

 

そう信じてきたからぜんぜん消化できません。腎臓だけでなく、全身の検査だって折に触れやってきたのです。さぶは推定シニアの域だから。

 

 

なのにどうしてこんな突然の不幸が我が家を襲ってきたのでしょう。

 

 

これからどう生きていったらいいかわからないです。

 

 

べべと別れて日が浅く、べべを失った現実にすら直面しがたい状況なのに、なんでこんなことになったのでしょう。恨めしい気持ちでいっぱいです。

 

 

帰宅後、さぶを寝室に連れていき、寝室でふたり朝まで過ごしました。私は睡眠薬を多めに飲んで早めに寝ました。正直、起きていたくなかったです。

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腎臓の治療をすべてストップ。ごはんは無理のない範囲で少しだけ与えることに。火曜朝東京大学で精密検査を受けさせる予定です。

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いじりまわすのは本望じゃないけど、病名がはっきりしないと闘えない。適切な対処ができず、さぶをもっと苦しめることになってしまいます。

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明日1日だけがんばってね。

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朝の4時55分に目覚めたら、横にさぶがいました。

 

 

 

あたり前だと思っていたことがこんなにありがたいなんて。

 

 

心の整理がつかないけど、私の時間、エネルギー、思考、人脈、お金、持っているものをぜんぶさぶやうちのお子たちの闘病に費やそうと改めて決心しました。そしてさぶに極力負担をかけない方法を絶えず模索します。

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さぶはかわいいとか、好き、の一語では括れない存在です。

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どれだけこの家のために骨を折ってくれたか、どれだけ私を心配してくれたか、さぶはレギュラーメンバーひとりひとりをリスペクトし、うまく立ちまわり、多くの卒業生たちを育ててくれました。さぶの子育てに、強さとやさしさを感じ、私はさぶを見習って保護動物たちに接してきたのです。

 

 

さぶは体調がすぐれない中、ほたるの面倒も率先してみてくれました。

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ほたるがのびのび暮らしているのはさぶのおかげが大きいです。犬たちがほたるに吠えかかると、さぶがほたるをかばうから。

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「さぶ兄だいじょうぶ?」

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ポテチもごめんね。なるべくポテチが淋しくないようにするから。

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さっき、数日ぶりにメールをチェックしていたら、さぶが足元へ来ました。

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「(膝に)乗りたいの?」って聞いたら、私の目を見てお返事するもんだから、こうやってふたりでメールをチェックしたんです。

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なんか疲れちゃった。

 

 

自分なりに一生懸命やっているつもりなのに、うまくいかないね。イヤになる。

 

 

 

「みんな心配させてごめんな」

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「おれ 生きてるから」

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「いつもありがとうな」

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ちょっとさぶのそばにいたいので、もろもろごめんなさい。

 

 

 

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ほたるの将来

プレゼントいただいたりお出かけしたり、書きたいことがあるのですが落ち着いたら自慢します。

 

 

先日病院へ行ったら、emi-goが話しかけてきました。

 

 

「ほたるかわいいっすね」

 

 

どこか客観的な言い方をするemi-goが不思議で、「え? なんで? (うちに来る前ほたるは)ずっと(病院に)いたじゃん」と返した私。

 

 

「いやそうなんですけどね……最初は目が見えなくてかわいそうだなあって思っていたんです。ああ、かわいそうだなあと。でも、田辺さんち行ったらぜんぜんかわいそうじゃないし、楽しそうでかわいいっすね」

 

 

それを聞いてうれしくなりました。emi-goにとってもほたるはたいせつな存在。そのemi-goが私のほたるへの接し方、向き合い方を認めてくれた気がして。

 

 

どんなに取り繕っても、身近にいる人の目はなかなかごまかせない。

 

 

emi-goが安心してくれているのは自信に繋がります。

 

 

正直、私は日に日にほたるにハマっています。すっごい好きです。

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この「好き」は独占欲を帯びていて、じゃっかん苦しいです。

 

 

ほたるは猫ですが、頭のいいところ、小さいのにどこか自立心のあるところ、聞かん坊なところが子犬の頃のべべに似ています。だから手放すのが辛いレベル。

 

 

繰り返し悩みました。実は今もその渦中にいます。

 

 

けれど私が最重要にすべきなのは、ナナ、リル、ほほ、あまた、さぶのケアと、その隙間で微々たる活動をつづけていくこと。これしかありません。

 

 

ほたるはまだ若い。健康なほたるをうちの子にしてしまったら、この先出会うかもしれない重篤な病気の子や老齢の子を受け入れるのがむずかしくなります。

 

 

がんばれば10頭も20頭も飼えるかもしれません。

 

 

しかしがんばるのは私だけではなくなります。うちの子たちもがんばらなければならなくなってしまいます。自分のキャパを突き詰めると、ほたると暮らすことは現実的にむずかしい。ほたるがどうすれば安全に、幸せに、平安に暮らせるのか、真剣に熟考してみます。

 

 

ほたるを見てどう感じるのかは皆さまの領域ですが、私には美しい子であるのはまちがいありません。最初はそうじゃありませんでした。目がぱっちり開いている子のほうが見慣れているし、違和感がないから。

 

 

だけど日に日に、なんて言ったらいいんだろう、内面からにじみ出るオーラだけでなく、顔も美しく感じるのです。もっと見ていたい、もっと見ていたい。

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私にとってのほたるは不憫な子でも醜い子でもなくて、ただキラキラと愛らしいです。この子になかなか家族希望が来なかったのも、その間にどんどん成長してしまうのも、なぜか私はそこまでマイナスに捉えませんでした。

 

 

はじめから負の要素を超越した場所にほたるは立っているのです。

 

 

そしてほたるはもう、お問い合わせゼロではありません。

 

 

素敵な方々が心を向けてくださっています。

 

 

今夜emi-goと中島先生とほたるの将来について、多角的にじっくり話し合ってみようと思います。ほたるについて何か進展がありましたらお知らせしますね。

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気にかけてくださって、応援してくださった皆さまへいいご報告ができるよう意識していきます。私は個人ですが、反響なしには成り立たない活動ですので、皆さまのご厚情、善意にほたるともども、深く感謝して!

 

 

 

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さぶの食欲、ほか

6年前に我が家を巣立ったひらめ改めうに家からプレゼントが届きました。

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鍋セットだ……鍋ばかりなので助かります。ありがとうございました。

 

 

うにの近況写真。食が細い以外はいたって元気です。

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かわいいなあ。愛されているのがよーくわかります。(うにの卒業記事

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食が細いと言えば、最近さぶはほとんど自分からごはんを食べなくなりました。さぶ用のごはんを大量買い。これ高いんですよね。ほたる、なにしてんの?

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ほかにも家にある缶詰やウエットなどの腎臓食に水を加えミキサーでドロドロにし、シリンジ食に作りかえています。時間と手間がかかります。

 

 

しかしそんなことはどうでもいい。

 

 

問題はそんなことじゃないんです。

 

 

はあ……

 

 

まあいいや。気を取り直して!

 

 

昨日703号室にお客さまが来ました。リルが笑顔でお出迎え♪

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「はじめまして~」

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卒業生ちゃた幸と(マイ太郎さん保護の)結ちゃんの里親肉球キラリさん

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プレゼントを持ってほたるとレギュラーメンバーに会いに来てくれたのです。

 

 

べべにも美しいお花をありがとうございました。

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私もちょうど、肉球キラリさんとお話がしたかったのでいい機会でした。ちゃた幸&結ちゃんを譲渡してから、ずっと気がかりだったのです。猫同士の相性が悪く、猫好きだった結ちゃんがちゃた幸を怖がるようになってしまいました。

 

 

何度も電話やラインでやり取り。もともとは私が「相性が合いそう」と踏んで勧めたのです。なのにぜんぜんダメ。このままではらちがあかないので、いっそどちらかを返してもらおうか? など、本当に悩みました。

 

 

肉球キラリさんは試行錯誤を繰り返し私以上に考えたと思います。想像すると余計に申し訳なくて、結ちゃんのことも不憫でした。

 

 

ですが! 【いっしょにごはん大作戦】をつづけた結果……

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なんと近ごろ、結ちゃんが脱皮!

 

 

ビビりを脱ぎ捨てキャラ替えしつつあります。同じ空間にいられるだけでなく、ちゃた幸と鬼ごっこができるまでに進歩。大きな大きな前進です。ちゃた幸も結ちゃんに意地悪しなくなったんですって。ちゃた幸は立派な紳士ですね。

 

 

虐待で5年以上身動きすら取れない狭い檻に閉じ込められ、猫同士のコミュニケーションを学ぶ機会がなかったのよね。どう仲よくすればいいか、わからなかっただけだよね。ちゃた幸がやさしいおっさんであることを私は知っています。

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相性問題をほぼクリアしたふたり。若い結ちゃんの誘いにちゃた幸がついていけず、結ちゃんがひとりで物足りなそうにしているところまで来ました。

 

 

直接お話しできて私も一安心。ありがとう! お疲れさまです。

 

ちゃた幸と結ちゃんの卒業記事はこちら

 

 

肉球キラリさんがいる間じゅう、素で動きまわっていた私

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点滴やさぶへのごはん、みんなへのごはんとおやつでヘロヘロに^^;

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「おかまいできず ごめんなさい」

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「ごめなさい」

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ちびは音の鳴るボールをもらってごきげん♪

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ほたるよかったね!

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人用のおやつや

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フードを39度に保温しておく保温器をいただきました。

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ほたるのちゅーるや(写真に撮り忘れたけど)ナナのドライシャンプーも

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ほたる夢中で食べましたよ。いっぱい遊んでもらって楽しそうでした。

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ほたるの暮らしぶりを見て、肉球キラリさん「かわいそうじゃない」を連発。

 

 

「ほたるちゃんぜんぜんかわいそうな感じじゃない!」

 

 

だそうです。

 

 

はい。むしろやりたい放題で……

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もちろん、ほたるにも得意不得意があるので、健常な猫さんより気をつけなければならない部分はありますが、いたって普通に生きています。シンプルですよ。

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あまりにも散らかっている保護部屋はお通しできなかったので、保護猫ポテチには会ってもらえませんでしたが、ポテチもこの通りのんびり過ごしています。

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「ごめんな せっかく来てくれたのに うちのがおれにつきっきりで」

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そうです。さぶにごはんを食べさせようと必死の私は、肉球キラリさんがいても、シリンジを持ってさぶを追いまわしまくり。余裕がなくて失礼しました。

 

 

さぶは明らかに私を避けるようになってしまったんです。悲しい。

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私から隠れてテーブルの下に避難

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さぶと私はあんなに愛し合っていたのに……

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さぶにプイされるのは身がちぎれるほどショック。べべもナナもリルも強制的にごはんを食べさせたし、あまぱんだって例外ではありません。けれどみんな私を嫌いになったりしませんでした。どうしてさぶだけは……

 

 

苦悩のあまり、悪夢まで見る始末。さぶに相手にされない辛さと、さぶが食べてくれない現実に押しつぶされそうな日々でした。(大げさじゃないもん)

 

 

食欲増加を期待して昨夜からペリアクチンを投与。数粒ですが、自分からカリカリ食べてくれました。食べるさぶの姿は神々しく、私は肩の力がほんのり緩みました。そしてさっき……ひさびさに膝に飛び乗ってくれたのです!!

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ブログを更新しようとしていた私は、書きかけの記事を放り出して、さぶと濃密なひと時を過ごしました。あああああ、神さまがいるならお礼を申し上げます。

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さぶを愛しています。いっしょに生きていきたいです。

 

 

今夜も一口でも食べてくれますように。

 

 

KISS!

 

 

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ほたるにくださった質問への(まじめな)回答

本日はいただいた質問にお答えしていきます。

 

 

まず質問をしてくださった方へ「ありがとう」を。ブログを書くとき、私はほたるの未来の家族が読むかもしれないことを意識しています。

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お寄せくださった質問は、きっと未来の家族も知りたいはず。

 

 

質問をしてくださった方は、それを重々承知でしてくださったのがわかります。微々たる活動をこのような形で応援していただき、本当にうれしいです。

 

 

ほたるとはじめて会ったとき、emi-goは(ほたるの家族が)「決まらないのでは?」と心配していました。全盲の猫さんを里子に出したことのある私は、自分の経験値から「そんなことはない」と否定。苦戦になるのはわかっていました。

 

 

でも、やる前からダメだと決めつけてしまうのはちがうと思うのです。

 

 

それではまるで、ほたるを欠陥品扱いです。

 

 

「だれももらうはずがない」

 

 

果たしてそうでしょうか? 私はそうは思いません。過去の譲渡を通じて、素敵な方をたくさん知っています。里親さんたちのおかげですね。

 

 

犬猫は生き物としての尊厳を持っています。ほたるは私がブログやツイッターにどう紹介しているのかを「見ています」。私のほたるへの接し方を「見ています」。私の言動を「見ながら」ほたるは成長していきます。

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私は身を引き締めてほたると向き合っています。彼女を卑屈にしないよう、自信を失わせぬよう、キラキラと輝いたまま、オトナになってほしいのです。ほたるは我が家の看板スター。私はほたるがかわいくて仕方ありません。

 

 

そして私の行動を通じて、ほたるのようなハンディキャップの子たちの譲渡が可能であることを私は多くの方に証明していきたいです。

 

 

質問は要点のみをUPしますね♪

 

(※原文はブログのコメント欄やツイッターのほうでご確認ください)

 

 

ほたるちゃんは703号室でだれがいちばん好きですか? ほほ兄ですか? ハハさんですか?

 

→ふふ^^ いちばんはほほだと思います。年中ほほにじゃれついています。ほほのまねもよくします。でも、2番は私かと♪ 夜は私にくっついて寝ます。

 

 

ほほのしっぽで遊ぶほたる

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最近の寝るときの定位置(幸せ~)

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足元にも来るよ!

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(ツイッターの)動画では見事に椅子の間やほかの子を避けながら駆けていますが、家具の位置替えやほたるのテンションがあがったときなどにゴツンとぶつかったりするか?

 

→これがですねえ……実はほとんどしないのです。どうなっているのでしょうか? うちは椅子の位置はしょっちゅう変わるのに不思議。1~2度キッチンの棚に頭をごちんしたのを目撃したことはありますが、その程度です。

 

 

ほたるの毛色について。真っ黒じゃなくてグレーの縞が入っているように見えますがどうですか? 白いパンツの部分ももっと見たい!

 

→軽いヘンタイですね。ご所望にお応えして……

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パンツ(三角)というよりはひし形かな? 毛色は今のところ縞々です。

 

 

ほたるは階段のある戸建てでも問題なく生活できるか? 脱走防止などはほかの子たちとちがう対策が必要か?

 

→ほたるはうちのリビング(フラットな空間)で生活中。戸建て生活は想像でしかないのですが、(断言気味で)イケます。ほたるの運動神経なら階段はすぐクリアでしょう。根拠もあります。階段ではないのですが、うちにも多少高低差のある家具が配置されています。ソファや棚など。ほたるはポンポンリズミカルに上がって降ります。もちろんだれも教えていません。

 

階段の上下運動に問題が生じるのは視覚的な障害の子ではなく、運動機能に障害がある子かな? と思いますので大丈夫。また、通常階段はコロコロ位置が変わるものではないので、一度おぼえたら楽勝でしょう。

 

脱走防止について「全盲」は関係ありません。703号室の里親さん方にお願いしているレベルでOK。すばしっこい子猫ゆえ注意は必要ですけどね。

 

 

ほたるちゃんはおしゃべりですか? 耳がとってもいいし賢いからお話上手だったりするのかな? と思いました。

 

→質問……笑。おしゃべりは基本要求のときだけです。「ごはんくれよ」とか「降ろして」とか。体が幾分大きくなってからは「降ろして」がなくなりました。自分で昇り降りする自信がついたんですね。「ごはんくれよ」の鳴き催促は先ほどツイッターに動画で載せたのでよかったらご覧ください。

 

あ、あとたまにですが、泣き虫おしゃべり男のあまぱんの声に反応し、いっちょ前にまねして鳴いたりはします。声はまだまだ子猫です。

 

 

参考程度にケアにかかるお金、安全対策、脱走防止、ほたるちゃんだからこそ気をつける点など

 

→質問が重複しているので、ここでは安全対策のみを。ほたるならではの安全対策として私がやっているのは、「テーブルに乗せない」です。理由はテーブルがほたるにとって高すぎるからです。

 

と、ここまで書いたのですが……たった今ですよ、たった今!!

 

テーブルより5㎝高いキッチンの背面棚にゴミ箱をつたってのぼっている姿を目撃。ブログを書いている手を止め、降ろそうと近づいたらひとり軽やかにポンと降りました。成長しとる!! ううすごい!! 神童か天才じゃないですか?

 

ということで、安全対策は特になし!

 

ほかの子猫同様、お留守番の間だけケージに入れるとかですかね? ちなみにケージは円形サークルを片づけ、猫用3段ケージを使用しています。

 

書きながら気づいたのですが、もしかすると私、皆さまと逆かもしれない。

 

ほたるが全盲だから少し心配だという声が一般的だと思いますが、白状しますと私、ほたるをケージに入れたのも2~3回のみ。

 

たしかにほたるに視力はない。だけどほたるに実際接してみればわかるのですが、頭の良さが半端じゃないので、私、ほたるを信頼しています。

 

ほかの子猫ならもっとまめにケージに入れていたかもしれません。自分が寝るときや目を離すときなども。しかし私はそれをほたるにしていないのです。

 

そう書くと私がほたるを過信ししすぎて事故が起きたら? と心配されるかもしれませんが、過信はしていません。ほたるを観察して接し方を考えています。

 

むろん、我が家に来たときはもっと慎重、厳重でしたが、一歩ずつ一歩ずつ、私たちは生活を擦り合わせてきました。ただ、安全対策はして損はないので、里親希望者さんと話し合っていきたいです。

 

 

ほたるちゃんが703号室に来てから自由に動き回るまでにどのくらいかかったのか? どのくらいであたらしい環境になれそうか?

 

→家族数、間取り、先住動物の有無などの物理的環境にもよりますし、人間の気持ち(心的要因)が作用することもあります。我が家の場合は1週間程度で慣れました。この点もむしろほかの子猫より早かったです。

 

視力に問題のない子猫は、高い場所から迷いなく飛び降ります。

 

ほたるはそうではありませんでした。ちょっとした場所から降りるのも、前足で一生懸命地面までの高さをはかろうとしていたのです。この子は明るいですが、突拍子のないことをしません。思慮深く、学習能力が高いのです。ほかの子猫の倍以上、いろいろ考えながら生きています。ほたるのチャレンジは、「いける!」とほたる自身が導き出した結論であり、たいがいが正しいです。

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あたらしい環境に慣れる目安は嫁入りするときの月齢にもよりますが、生後3か月程度の順応性の高い子猫時代なら、2週間もあれば充分でしょう。

 

 

ほたるちゃんのおめめ。眼球がないということですが、毎日のケアはどのくらい必要ですか? 目薬とかあるのでしょうか?
定期的な検診はどのくらいの頻度でしょうか? 一般的に若い猫は年1回ですが、眼球奇形にともなう特別な検査は必要ですか?
誰もが健康な里子をのぞみがちです。1度迎えたら1日でも長く、ともにすごしたいと願うのは自然だと思います。家族を失うことはとても悲しくストレスです。安全に過ごしてもらうにはどうすればよいのか、検査や毎日の目の手入れなど現在必要なケアや工夫も紹介してほしいです。

 

→目薬などほたるの目のケアはしていません。担当医中島先生に伺ったところ、目のケア及び定期検診は特に必要ないとのことでした。視力はありませんが、目ヤニが出たり、目に傷があり膿んでいるわけではありません。

 

一般的に保護猫の定期検査は年1程度をおススメしています。ほたるもそれでいいと思います。

 

だれもが家族と1日も長くいっしょに暮らしたいのは痛いほどわかります。そうですよね。ほたるは視力がないだけで健康状態は極めて良好です。人間の視覚障がい者の方と同じだと思います。

 

また、医療費ですが、ほたるだから特別にかかるお金は思いつきません。不妊手術の相談の際や、年に一度程度の検査やワクチンの際に目をついでに診せてもいいかな? 程度ですので、病院によっては数百円、あるいは千円程度プラスになるかどうかでしょうか? 視力のある子でも時おり、風邪などで目に炎症が起きて治療することが考えられますが、ほたるもあくまでもその範疇です。

 

家族になってくださる方には中島先生からわかりやすく説明してもらいますね。

 

 

 

長くなりましたが以上です。皆さまどうもありがとうございました。

 

 

ほたるが好きなので、手放すのは淋しい。けれど我が家はお金と手がかかるご老体が多数いて、私はレギュラーメンバーに力を注ぎたいのです。

 

 

ほたるに触れ、ほたるを観察し、ほたるを正しくお伝えすること、ほたるを譲渡すること、丁寧で誠実な譲渡をすること、これが私のほたるへの愛情の形です。

 

 

どなたか私の手からバトンを受け取ってくださいませんか?

 

 

振り返ったとき、ほたるを迎えてよかったと、ほたるの家族は必ず言います。

 

 

おまけ画像ですが、トイレもあたり前にできます!

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ほたるは家族募集中です。

 

 

LOVE

 

 

 

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保護猫ほたるについて聞きたいこと

皆さまこんにちは。お日さまポカポカのあたたかい休日ですね。

 

 

私が家事をしている間、ほたるはリビング中を駆けまわって忙しそうでした。

 

 

今はほほの横に並んでチチにおやつをもらっています。

 

 

人間にも、犬猫にも、視力の役割は大きいと思います。

 

 

生まれつきあるはずの視力がないのはハンドキャップと言えるでしょう。

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でも、ないもんはしょうがない。

 

 

ほたるは室内で問題なく生活しています。問題なく暮らせることをわざと強調しなければならないレベルではなく、視力のある子猫と同等の暮らしができます。

 

 

体がひとまわり成長した分、ジャンプ力、行動力、判断力もさらにつきました。ほたるはできないことは無理をせず、できることを突き詰めるタイプです。

 

 

非常に頭がよく、視力以外の感覚が発達しています。

 

 

想像力豊かで知的な女の子。トイレや爪とぎなどの失敗がないです。

 

 

私はなにひとつほたるに教えていません。

 

 

ほたるが悪いことをしたときは、「あっ!」と一声発します。2、3回繰り返すうちに、ほたるは「あっ!」=怒られていると気づき、やらなくなります。

 

 

ほたるがもし、外にいたままなら生きづらかったでしょう。外は健常な猫にとっても厳しい世界ですから。しかしほたるは安全な室内にいます。だから大丈夫。

 

 

ほたるの家族になろうかなと迷っている方がいましたら、ぜひご連絡ください。

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ツイッターに動画や写真を多数アップしていますが、黒毛なので顔がわかりづらい。ほたるの顔がよくわかる写真はみいさんが撮ってくれています。

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目は小さく、機能していません。委縮した眼球がほんのり見えます。

 

 

ひとめ惚れはむずかしいでしょう。けれどほたるは人の心に残る子なので、「気になって仕方がない存在」としてじわじわ沁みていくのを期待しています。

 

 

応援をしてくれる皆さまに切なるお願いがあります。

 

 

私は毎日ほたるに接しているので、逆に思い浮かばなくなっています。どうかほたると私を助けてください。なんでもいいです。質問してほしいのです。

 

 

ほたるのどんなことが知りたいですか?

 

 

聞きづらいことでも率直に聞いてください。

 

 

ほたるへ質問をお待ちしています。

 

 

ほたるの生活のこと、運動神経のこと、好物、嫌いなもの、苦手なもの、性格、外見、食事、健康状態……ほたるをもっと紹介したいので、ほたるに関して聞きたいことをコメント欄かツイッターに書いていただけませんか?

 

 

※ DM、ライン、メール、非公開コメントではなく、公開を希望しています。

 

 

 

これはいつもの「構ってちゃん」ではなく、なんかこう……ねえ……

 

 

私としてみれば、ほたるがかわいいじゃないですか。

 

 

ほたるが嫁に行けない理由がないと信じているのです。

 

 

だから皆さまの客観的な視点が必要です。

 

 

いただいた質問はすべて次回のブログ更新時で真剣にお答えします。

 

 

 

「わたし 未来を夢見ています いろいろ聞いてね♪」

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2017年の卒業生としてほたるを紹介するのを私の目標にしています。

 

 

先に巣立ったきょうだいたちと並んで!

 

 

LOVE

 

 

 

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