桜の木をながめ

ひかるに会いに来てくださった皆さまへ

かわいすぎるポーズが撮れましたことをご報告いたします。
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暗がりの中、スマホを望遠設定にして撮ったので、ボケているのはご容赦を。なんとこの男、ひとりで前ならえ! していました(爆)。まるみを帯びたボディ、腕の筋肉にご注目ください。言うまでもなく、健康そのものだと思いませんか?
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今日はひかるが食べている間中、ブラッシングでご奉仕しました。食べながらエステを受けているようなもんです。贅沢ですね。その様子を今度写真におさめるのでお楽しみに。

「ジロジロ見ないでよ。ぼく今、ヨガ中なんだから」
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はいはい^^;

お問い合わせが一件もないことは、ひかるにナイショでお願いします。

ゴンタが亡くなってから、猫の話題が多いのでナナの写真を1枚! 先日、黒木先生に検診をお願いしました。黒木先生の病院はドッグドッグのキャンペーン中 なのでサイフにやさしい。血液スクリーニング検査、エコー、レントゲン、フィラリア抗原検査、皮膚の検査など、いっぱいやりました。
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結果、11歳とは思えないほど健康だとわかりほっと一安心。お母さんとの抜けがけデートだと思っていたナナにはかわいそうだったけど、検診は大切だからね。

ナナは車の中でじっとしていられません。大巻先生の病院は下道を20分ですが、黒木先生の病院は高速道路で約1時間。ひとりで連れて行くのは少し不安でマイ太郎さんに付き合ってもらいました。お忙しいのに、申し訳なかったです。でもマイ太郎さんが助手席に乗ってナナのリードを持っていてくれたおかげでスイスイ♪

べべはこの前大巻先生のところで検診したし、次はリルかな?

リルも車の中でじっとしていられないんだよなあ。

話題変わって本日!

私は外苑前のフレンチレストランで食事をしたのです。

シェフがおひとりでやっている南仏風のステキなレストラン
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前菜はオニオングラタンスープにしました。
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ご一緒したのは、卒業猫リリーの里親さん。お母さまと娘さんです。娘さんといっても、私と同世代ですけど。
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リリーの里親さんと会うのは、何年ぶりでしょう?

はじめてリリーのお家に行ったとき、軽食にナイフとフォークを当たり前な感じで使う姿を見て驚きました。実にスマート。肩に力が入っていない自然な上品さが漂っているのです。

リリーはこのお方↓ 703号室の2005年度の卒業生ですよ。
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ブログをはじめる前の卒業生。

子猫だったリリーが、もうすぐ8歳。

月日の流れの早さを感じずにはいられません。

リリーは心ない住民に冷水を浴びせられていました。その地域では住民が結託し、野良猫たちを餓死させていたのです。リリーがいた場所の猫たちの保護はため 息が出るほど大変でした。当時、フルタイムで働いていた私は、仕事と猫の保護にてんてこ舞いの日々。今思い出しても辛いです。

譲渡後も里親さんは折に触れリリーの近況を教えてくださり、何度かお家にも遊びに行きました。今回のお食事も、昨年からずっとお誘いくださっていたのです。ゴンタのことなどで余裕がなく、延期延期となっていた再会ですが、ようやく実現しました。

話をレストランに戻しますね。

メインはお魚にしました。
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デザートもおいしいのなんのって!! 紅茶もいただきました。
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ごちそうさまでした。楽しかったです。

リリーの里親さんは昔から私を「アンニイ」と呼び捨てにします。

「アンニイ、このあと少しだけうちに寄って、リリーの顔を見てから帰ってはいかがですか?」

「そうよ。お母さんもそう言ってるんだし、アンニイ、ひと目リリーに会ってくださいよ」

丁寧な言葉遣いなのに、「アンニイ」。

それがなんか、あったかくて近くて嬉しい。

「はい。ではお言葉に甘えます。ご迷惑でなければひと目だけ」

人見知りのリリーは私が遊びに行ったところで、迷惑なんだろうなあ。でも、ここまで来たんだし、顔だけでも見たい。里親さんの車の中で子猫のリリーを回想しました。

「ほらアンニイ、桜を見てください。きれいでしょう? 青山墓地をまわった甲斐があったわ。まだ満開」

顔を上げ、窓の外を眺めた私は、なんだか泣きたくなりました。
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人って、いいなあ。

くすんでいく心を洗ってくれるから。

案の定、リリーお嬢さまは私の顔を見た途端、猛ダッシュで姿をくらませてしまいましたので、本当にひと目しか会えませんでしたが、玄関横に置かれたリリーのトイレを見ただけで満足です。

相変わらず広いお宅ですこと。重厚感、半端じゃないです。
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キッチンにこんなの発見!
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ご家族が愛してやまない猫、リリー。

私の地元でゴミ以下の扱いを受けていた子猫。

ちょっと手を差し伸べただけで、こんなにも幸せになれるんだ。

と、思いませんか?

ふふ。私は今、自慢をしているのですよ。

心を込めて丁寧にご縁をさがせば、きっと見つかります。

怖がらずに、一歩を踏み出しましょうよ。

里親さんが焼いてくださったパイ。お邪魔するたびにパイやキッシュをおみやげに持たせてくれます。夜、チチといただきました。
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都心の一等地から、まだ近くに畑が残る我が家へ戻る途中、余韻に浸りたくなり、ひとりカフェへ。アメリカンコーヒーを注文し、読みかけの小説を開きました。
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幸せなひととき。

こうして徐々にオトナになっていくのも、悪くないですね。

善き方たちに感謝です。

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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目の検査

更新ばかりしてごめんなさい。読むのが大変じゃないですか? 合間合間にコメント返しもメールのお返事もやっていきますね。気長にお待ちいただけるとうれしいです。

『はじめて訪れてくださった方、および保護猫ひかるに会いに来てくださった方へ』

ひかるの記事は、少しさかのぼればたくさん出てきます。よかったらさがしてお読みくださいね。703号室は犬猫の頭数が多いので、主役がコロコロ変わりますが、ひかるの家族募集に力を入れているので、なるべくひかるに焦点を当てていきます。どうぞよろしくお願いします!

「ぼく自身からも“どうぞよろしくおねがいします”」
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まあ、おりこう♪

ひかるくーん、よくごあいさつできましたこと!

頭がおまんじゅうみたいでかわゆい ̄ー ̄

保護当時、ひかるは目がつぶれかかっていました。ぐっちゃぐちゃ。なんと両目とも目やにで完全にふさがり、なにも見えない状態で外を歩いていたんです。本当危険ですよ。きっと汚れたおててで一生懸命かいかいしたんだろうな。それでも全然見えなくて。

「ぼく、こんな感じで歩いてました」
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いやいや。ちがうだろ?

それ、目つぶってるだけじゃん。

そんなキレイじゃなかったよ?

もともと怖がりなのに、不自由な目だったから余計怖かったよね。よく生き延びてくれたね。交通事故に遭わなくてよかったよ。

当初ひかるを預かってくださったうららさんが毎日目薬をがんばってくれたおかげで、くりっくりのおめめに戻れたんだよね。
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ひかるは昨年、目の精密検査を受けています。今更ながら、皆さまにも読んでいただきたいので、結果を貼りつけておきますね。
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懸念していたカリシもヘルペスも、全部マイナス!!

結果を知り本当に安堵しました。やたら高い検査でしたが受けさせてよかったです。(※検査費用は私が負担します。この検査については里親さんに特段請求しません)

変な話、野良猫だったしキャリアだからいろんなものを持っていると考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それは偏見です。ひかるは現在、快食快便で元 気そのもの。ノンキャリアの子に比べなんの不調もありません。このまま長生きする可能性は高いかも。個人的な意見ですが、正直、私はFIVキャリアはちっ とも怖くないです。もっと大変な症例や病気をたくさんみてきたからなおさら。

もちろん、大事にしてほしい。最低限の室温管理や衛生管理、体調の変化を見逃さないでほしいです。でも、それはノンキャリアの子もまったく同じだと思います。

なんて言ったらいいか……ひかるは超「普通」に生きてます。

「ハハ~、そんなこと、わざわざ言う必要ある? 普通に生きているのって、当然でしょ? どうせ言うならこう言ってよぉ。“ひかるは超イケメンです”とか“ひかるは何事も超上手にできます”とか」
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そうね。失礼しました。

日に日に愛らしくなる姿を皆さまに披露しようね。

家族が決まるまで、ずっと。

普通に生きていると言えば!

うちのほほ。子猫の頃から水頭症を患っていますが、もう5歳半♪
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親ばかながらマジのマジでかっわゆーい!
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保護当時、あまりの小ささ儚さに、育つのか心配だったけど、今じゃ犬のべべと変わらない大きさですよ。
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カメラの中にこんな写真があったので載せちゃいます。
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ゴンタのケージにもよく侵入していたほほ。2011年の写真です。

懐かしくくすぐったく、ちょっと痛い。

★★★ありがとう★★★

ねこだるまさまがお米30キロを送ってくださいました。
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あまりの量にチチと仰天でした。ありがとうございます。お言葉に甘え、妹にも分けますね。

他にも物資などが届いていますのでまたUPします。

ひかるへのお問い合わせを心待ちにしています。

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違和感

昨夜に引き続き、連続更新です。

保護した猫のこと。

ゴンタグッズを片づけ来週迎えに行きます。早く片づけなきゃと思う反面、一気にはできなくて。1日少しずつやることにしました。猫は今、うららさんのお宅に居候させてもらってます。うららさんも保護猫を抱える身なので甘えっぱなしでは申し訳ないのですが、不妊手術後、病院にお迎えに行けませんでした。ゴンタが亡くなってしまったから。うららさんのご厚情で数日預かってもらっています。ありがたいです。

猫の名前は、「あかり」にしようかな?

ご家族の灯りになってほしいのと、ひかるとおそろいっぽいから。一応、同期の保護猫ですからね。

あかりは予想通り女の子でした。

捕獲箱の中で座ったまま動かないので、はっきりと性別がわからなかったのですが、お腹が膨れている気がしたのです。腹水か、妊娠? 腹水ならまたうちで看取ることになるのかな? 漠然といろんなことを考えました。そして、なんか、うんざりしました。

術後、あかりは推定1歳くらいの若い女の子で、お腹に4匹の赤ちゃんがいたと知った私は、電話口で思わず、「よかった」とつぶやいてしまったのです。

ん?

なんかちがうぞ?

猛烈な違和感。

自分の口から飛び出た言葉に鳥肌が立ちました。

なにが「よかった」んだか。

お腹の腫れが腹水じゃなかったことが?

それとも外で出産する前に保護し堕胎できたことが?

自分の言葉が、思想が、とてつもなく恐ろしくなり激しい動悸を覚えました。あかりと同じ女性として、恥ずかしいです。でも、産ませればよかったとは思って いません。出産直前ならそのまま産ませたかもしれないけれど、まだそういう段階ではなかったのです。ただ、こういう選択をしつづけることに辟易しました。

犬と猫が好きです。

子犬も老猫もみーんな好きです。

生殖機能を奪うことに罪悪感を感じない日はありません。

諸外国の考え方、病気の予防、ストレスの軽減など、不妊手術のメリットを熟知していても、手術のたびに胸がチクッとします。保護活動をはじめてからずっと。たぶんこれからも。

活動をしていらっしゃる方はみんな同じじゃないかな?

お金儲けでガンガン産ませる業者の陰で、身銭を切りながら不妊手術を行いつづけるのは辛いはず。できるならこんなことやりたくないでしょう。捕獲や搬送な どの労力だってかなり大変です。だけど、今の日本において、行き場のない子たちを救うにはこれしかないのです。犬猫の数が膨大すぎるし、生まれてしまえば もっと苦しめるから。

私はひとりで近所の猫たちの不妊手術をしています。保護もしています。だけど毎年、新たな出会いがあるのです。なにもやらなかったらきっともっと出会うでしょう。家のない猫に。彼らが都会の隅で野垂れ死ぬ姿は見たくないです。だからこうするしか術がありません。

今回、私があかりにしたことは、保護活動上仕方ないことで、正論を並べようとすればいくらでもできるけれど、ひとりの人間として、覚えた胸の痛みを否定せずに持ちつづけようと思います。

あかり、ごめんね。
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償いになるかわからないけど、いい家族をさがせるよう努力します。

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幻記事のねこのこと

子どもの頃は、死がとても遠くて、生と死は「対岸」に位置していると思っていたんです。だけど今、生と死は、隣だと気づきました。生の果てしない向こう側に死があるのではなく、すぐ横に。人生なんてあっという間。きっと終わってみれば「一瞬」ですよね。

ああ。ゴンちゃんに会いたい。

そればっかでごめんなさい。

家の掃除もはかどってないし、中途半端な感じ。

先日、記事を更新してすぐ消したんです。

猫を保護した記事。

あの時はまだゴンちゃんが生きていて、いつまで生きるかわからなくて、逆に介護に疲れきっていたんだよな。つい最近なのに妙に懐かしいから、貼りつけておくことにしました。

消した理由は、自分の中で考えがまとまっていなかったから。

でも、答えははじめから決まっていたような気もします。

やっぱりリリースはできないなあって。

危ない場所にいた子だからなおさらね。

この猫を保護してほどなく、ゴンタは逝きました。
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まるで旅館を営んでいる気分です。

来ては去り、来ては去り……。

珍客ばかりで困っちゃう(笑)。

ときどき、ふと、自分がなにをやっているのかわからなくなります。いったいなにを目指しているんだろうって。活動をはじめてから今までのこの11年間で、多くを失い、多くを得ました。悩みがない日は1日もなかった。これからもそんな感じなんだろうなあ。

まあ、いいか。

猫は現在、お心ある方に預かってもらっていますが、環境を整え近日中にお迎えに行きます。もちろん、家族募集します。詳細はおいおい書きますね。

ではでは良い週末をお過ごしください。

来週からまたひかるのご縁探しをがんばります。

写真いっぱーい撮ったど!!

★★★3月13日の記事★★★

本日2度目の更新です。

WITHフジコ!

べべのドッグドッグ(検診)に行ってきました。毎年誕生日前後に行っていますが、今年は家計の都合で遅くなったのです。ごめんねべべ。

血液スクリーニング検査、エコー、レントゲンをお願いしました。
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肝臓の数値が若干あがっていたけど、他の異常が見つからずホッ!

そして身内のゴタゴタに巻き込まれヘトヘトな1日でもありましたのに、なんとあろうことか猫を保護してしまいました(涙)。今はすべてがいっぱいっぱい で、変な話、ゴンタが生きているうちは休むつもりだったのです。福多朗とひかる、この子たちを送り出すだけで精一杯。精神的な余裕も金銭的な余裕も時間的 な余裕もスペース的な余裕もない。本当にない。今はない。働いてもいないのに毎日が疲労感の塊で、慢性的な睡眠不足に悩んでいます。

ここに愚痴ばかり書いているのも自覚しているし、もっと大変な環境の中で保護活動していらっしゃる方に申し訳ない気もしますが、1日中鳴きっぱなしのゴンちゃんを抱え、私は私のキャパとどこまでたたかえるか不安で。

だけど今にも車道に飛び出しそうな猫を、ほっとくことができない。

危なっかしい歩き方で道路の縁をウロウロしていた猫を。

福多朗を保護した場所だったんです。

いつ轢かれてもおかしくない場所。

あんなところじゃ、3日生き延びるのもやっとでしょう。

ああ、あそこに飲食店があるのが恨めしい。

危ない場所なのに飢えた野良猫たちが集まってしまうのです。

いっそ店を移転してほしい。

あ、猫だ。サイアク。この道通らなきゃ良かった。

と思ってから、5分以内に、私は猫を捕獲器で保護しました。

一回家に戻って倉庫に眠らせておいた捕獲器を取り出し、フードを仕掛け、猫が入るまでの時間を全部足しても、大袈裟抜きに5分かかりませんでした。すばや いでしょう? 私は一旦エンジンがかかると、すごいスピードを発揮する女なのです(爆)。ふだんがだらしないだけだとも言いますが^^;

心の中では全然迷っていなかったってことですかね?

だけどしんどい^^;

性別はたぶん女の子
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女の子の顔をしているからそう思っただけ。

写真はひどいもんですが、本当に美猫ですよ。

ビジュアルで勝負できるくらい、整っています。

我が家がこの状況ですから不妊後のリリースも考えましたが、さすがにあの場所には戻せないかも。レボリューションつけたいけど、つけさせてくれるかな?

お願い神さま。

誠に身勝手ですが、今はこれ以上出会いたくない。

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家を得て

さっきのつづきです。まず一つ下をお読みくださいね。

マイ太郎さんが預かりを表明してくれたので、ひなはマイ太郎さんちで珠のようにかわいがられながらご縁を待つことになりました。募集記事を書き、ブログにひなの写真を更新しつづけるのは大変だったはずです。お疲れさまでしたのひとことでは足りないですね。

でもそのおかげで、ひなにもいくつかのお問い合わせが来て、私たちはその中を行ったり来たりしました。真剣だからこそよく話し合ったのです。お見合いが破 談に終わったこともあったっけ。ひなは精一杯がんばったんですけどね。犬猫を譲渡するにあたっては、ある程度の「条件」があります。条件というと偉そうで しょう? 反感を買うかな? でも買ってもいいです。命と向き合うにはお金がかかるし、環境が大切だし、安定感も重要です。誰にでも犬猫を売るペット ショップとは一線を画しての活動ですから、当たり前の話だと思います。

だけど、物理的な条件がいくらよくても、深い情を感じられなければやっぱりご縁には繋がらないんですよね。保護動物に対する希望者さまのあたたかいまなざし。それがないと。

ひなのご縁探しは、途中、迷路の中にすっぽりとはまったような感覚になりましたが、お心ある里親さんのおかげでゴールできました。実は、一度ひなにお問い 合わせをくださった方だったのです。その時は他のお問い合わせを優先しご縁にいたらなかったのですが、ずっとひなを諦められず、再度ご連絡くださっ て……。そのお心を知り、本当に嬉しかったです。

お見合いでご夫婦に会い、朗らかなお人柄と誠実さに胸を打たれました。同じ人間として見習いたいくらい礼儀正しい方々です。特にご主人さまがひなを熱望してくださったようで、終始メロメロのご様子でした。

おうちはマンションとは思えないほど天井が高くステキ!
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上下運動が大好きな猫たちが喜びそうな空間
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うらやましい限りです。
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ロフトはひなのいい隠れ家になるかな?
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ひなが落ちつくよう、ケージからのスタートです。
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「ここがあたらしいおうち?」
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そうよ^^

よかったね。

先代猫さんはシニアになってからご夫婦に里子として迎えられました。かわいがられてきたのが遺影からも伝わってきます。
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キュートすぎの先住猫メリちゃん
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ひなのケージの前にスタンバイ?
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大きなトイレが印象的でした。
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こちらはランちゃん
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ある里親会で出会ったそうです。5歳は過ぎているだろうとのお話で、人慣れがいまいちなんだとか。がんばって子猫たちを育ててきたランちゃん。幸せになれて良かったね。

「ランちゃんは人が怖いからあまり刺激しないでね」
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はい、わかりましたよ。離れた場所からちょこっとお写真を撮らせてもらっただけだから大丈夫。刺激しないようにするね。

ひな、おめでとう。ゆっくり慣れていくんだよ。
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里親さんからはひなの医療費の一部とおやつをいただきました。
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おいしかったです♪
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ひなの近況写真↓
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タワーの上からなにをみているのかな?

野良猫と呼ばれる猫たちがいます。

家のない猫たちのことです。

私たち人間は、「野良猫」と「家猫」を呼び分け、区別します。

いいえ。差別をします。

「野良猫だからしょうがない」

「野良猫は迷惑だ」

時に、害虫を駆除する感覚で理不尽な迫害を加えます。

でも「野良猫」と「家猫」のいったいなにが違うのでしょうか?

私にはわかりません。

ただ、これだけははっきり言えます。

野良猫で終わらせるか終わらせないかは、私次第。

出会った人間次第。

野良猫の多さに嘆く方々は、具体的にできることをしてみませんか?

努力次第でその猫は「地域猫」になれるかもしれないし、もっと欲を出せば、「愛猫」になれるかもしれない。野良猫とは悲しい物だと括ってエンドロールをおろす前に、できることをしてみませんか?

私は「できない言い訳」をたくさん並べる人が苦手です。

そんなに頭がまわるなら、できることを探せないはずがないから。

保護、TNR活動、里親になる、寄付、転載、もうなんだっていい。

「なにもできませんが……」

という言葉は捨てちゃいましょう。

そんな言葉は謙遜でも美徳でもないです。

微力はみんな同じ。

多くの犬猫たちが幸せになれることを祈って。

かつくん「X190ひなおめでとう。マイ太郎さんがハハを助けてくれたから良縁を手繰り寄せられました。ぼくらからもありがとう! 幸せになりたい猫はた くさんいます。前向きに考えて、できることをしましょう。って、猫のぼくからこういうお願いをするのは、図々しいでしょうか?

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!」

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