あにょん♪ グッチだよ
ハハが出かける支度をはじめました。
どっかに行くんだ……
あたちはこっそり ハハのバッグの中をのぞいたのです。
あの人 今日はわすれものないかな?
あたちがチェックしてあげないとね。
通信手段のiPhone
女子力維持のためのファンデーションとリップ
お肌カサカサだからハンドクリーム
防寒の手袋
退屈しのぎの小説
スケジュール管理のための手帳
ペン
ハンカチ
持病の薬
クレジッドカードやキャッシュカードの入ったお財布(現金は大体いつも1万円弱)
最低限の荷物しか持ち歩かないハハでも 小さなバッグの中には こんなにいっぱい入ってるんだぁ。いざという時に必要だからね。
もし外でお腹がへったら ハハはお財布からお金を出して 食べ物を買います。
もし外で寒さに震えたら ハハは手袋をはめます。
もし外で道に迷ったら ハハは電話や地図を使って 目的地を目指します。
もし外で肌がひび割れ カサカサで辛くなったら ハハはクリームを塗ります。
もし外で具合が悪くなったら ハハは薬を飲みます。
生きるために。
生きるのにひたむきなのは あたちも同じでした。
生きたくて生きたくて 必死でした。
でもあたちは なにも持っていませんでした。
お腹がへっても
寒くても
具合悪くても
ケンカに負けて傷を負っても
道に迷っても
身、ひとつ。
あたちの財産は このじょうぶな体と 食い意地だけ
ねえハハ~ あたち えらかったでしょう?
すごかったでしょう?
3キロの体で がんばったと思わない?
あたち 持ちものゼロで 生きてきたのよ。
「グッチのおっしゃる通りです。参りました。あなたたちは本当にすごいです。特にグッチは近隣の無理解と劣悪な環境の中、よく頑張ったと思います。いちおう、女の子なのにね。きっとわかってくれる人がいる。グッチをみてくれている人がいる。“うちにおいでよ”そう言ってくれる人がいる。この世界は捨てたもんじゃないのよ。苦労は必ず報われる。そう信じよ!」
えへ ハハさん~ かつおバーくれない?
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グッチへのお問い合わせをお待ちしています。
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