昨夜直木賞作家の森絵都さんがお忙しい中母の店に来てくださいました。森さんとはちょくちょくお会いしていますがふたりきりで飲むのは約7年ぶり。ディープな話をしつつ最近の私にしてはつい飲んでしまい、帰宅後ブログの更新ができませんでした。森さんがタケノコを頬張っている写真は次回勝手にUPします。森さんに怒られませんように^^
さて、本日は天音の保護宅(マイ太郎さんのご実家)へ遊びに行った日の様子を。
マイ太郎さんを私が車で迎えに行きました。千葉のご実家へ向かう途中、ホームセンターへ寄り天音のちゅーる(おやつ)を大量買いするマイ太郎さん。太っ腹です。
私が天音に差し入れたD-フラクションプレミアムやリジンを飲ませるためにもちゅーるは必須。なにより、天音が喜んで食べるものを食べさせてあげたいとのおやさしさからです。
経済的に自立しているマイ太郎さんを「余裕のある人」と括る方もいるかもしれませんが、私はマイ太郎さんがこういうお金を捻出するために地道に節約しているのを知っています。
残業でヘトヘトの日も家で食べたほうが安いからと自炊し、自宅でお茶を煮出してはペットボトルにコツコツ詰め替え……お母さま同様、お金の大切さを知っている方です。
だからよりいっそう天音にお心を砕いてくれるおふたりに感謝の気持ちでいっぱいです。
「あら? 来たの? マイねえとハハいらっしゃい♪」
「ここがわたしの“ホームステイ”のおうち」
「マイママさんが毎日丁寧におうちを磨いているからキレイでしょう?」
「床は鏡みたいにピカピカ」
「わたしも散らかさないよう気をつけているの。余計なお仕事を増やしたくないもの」
「マイママさんが家事にいそがしい時間は窓辺ですごすのがわたしの日課」
「一段落するとマイママさんはかならずわたしを抱いたり撫でたりしてくれる」
「マイねーがわたしに作ってくれたマタタビキッカー」
「マイママさんと遊ぶの楽しい」
「今日のおやつは なあに?」
「はやくちょうだい」
「ハハ~ グルメリポーターみたいにかわいく撮ってね」
「遊ぶのも大好き」
「わたしずっとこうしたかったの」
おそらくもう若くはないであろう天音の中には少女とオトナが混在しています。
どっちの天音も素敵ですが、無邪気な少女顔のときはこちらも頬が緩みますね。
すごくえらいし、魅力的な女性です。
マイママさんが見た目も味も美しいランチを用意してくださいました。
※運転手ですからお酒じゃなくてジュースですよ!
甘いものもいただいてしまい……あれもこれもすみません^^;
そしていつものスタイルに。言い訳ですが肝臓病患者は食後こうするといいんですよ(笑)。
天音を囲い女子トーク。マイママさんの「ちょんこアルバム」を見せていただきました。
マイ太郎さんがまだ小さな頃に拾って帰った「愛犬ちょんこちゃん」の一生が詰まったマイ太郎家の宝物の一冊です。
あどけない子犬の時分から17歳で亡くなるまで。
ちょんこちゃんアルバムをめくると涙が溢れます。
今の日本で……いえ数十年前の話ですから当時の日本でこれだけ大事にしてもらえる犬猫がどれほどいたでしょうか? ちょんこちゃんアルバムの中にこもっているのはご家族のちょんこちゃんへの情のみならず、人間としての器の大きさ、成熟度、家族としての完成度の高さかもしれませんね。
改めて天音を幸せな猫だなあと思いました。
たとえ生涯の一時でもこのようなお宅に身を置き安全に暮らせるのは有意義です。
天音、がんばってきてよかったね。終の棲家が見つかるまでここにいていいんだよ。
会社を休んで天音の通院などもしてくれているマイ太郎さん。
ささやかながらおふたりにちょこっとしたプレゼントをお渡ししました。
前日ショップで迷いに迷ったカップの色。結局マイママさんのイメージに合う桜色をチョイス!
気に入っていただけたようでうれしいです♪
マイ太郎さんの力作、リビングゲート。通風もでき飛び出し防止にもなります。
うらやましかったのはグランドピアノ
天音とは関係ない写真ですが、ド貧乏で団地住まいだった私には無縁かつ憧れです。もちろんピアノがあっても私は弾けませんけどね(苦笑)。
グランドピアノはマイ太郎さんのお姉さまが使っていたそう。お姉さまは現在もピアノを教えるお仕事をしています。かっこいいな。
あ、また話が逸れた^^;
先述のとおり、保護猫天音は若くありません。
何歳かは不明ですがシニア層でまちがいないです。
家族募集にあたり、シニア猫が有利でないことは百も承知です。
しかしマイ太郎さんも私も、天音のこれまでの一切の微塵も否定したくありません。
シニア猫が里親サイト上で有利でないとしても、私たちは天音の積み上げてきたものが誇らしいです。天音をほめてあげたい。
老いるのは悲しいことではありません。
天音は生まれたての子猫よりたくさんの経験を積んできた“猫の達人”です。
生きる者は終わりに向かって歩いているのではなく、明日に向かって歩いている、と思います。
逆境の中生き残った儚げなあなた
一途で勇敢で惚れ惚れします。
天音、女の底力を見せてくれてありがとう。
私たちも女の底力をあなたに見せなきゃね。
必ずあなたを幸せにします。約束する。
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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