ハゲの原因は不明でした

この季節、意味不明に体の四肢が突如かゆくなり、ただれる病がまたはじまりつつあります。虫に刺されていないのに、ムヒ塗りまくりだよTдT 勘弁してー

遅くなりましたが、週末の通院隊の写真でも!

妹夫妻、柴犬まめ、あまぱん、保護猫のりまき、プラス私で病院へ押しかけました。駐車場代がねぇ意外と高いんです。病院に駐車場があればもっと通いやすいんだけどなあ。でもみんなで行けば、ガソリンと駐車場は節約できますね。

まめ、勘ちがいの笑み(病院に着いたとたんテンション激落ちパターン)。まめももとは私が保護した犬。妹夫妻が里親として大切に育ててくれています(笑)。
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トップバッターはあまぱん太郎
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肺のレントゲンを撮ってもらいました。
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ずっと消えなかった白モヤが消えててびっくり!

やったね

喘息っぽいのでしばらくはステロイドで様子を見ますが、ステロイドを長期使いたくない私は、先生と相談して量を減らしていく方向に。

つづいてまめ。狂犬病予防接種、フィラリア検査、心臓の検査などいろいろやってました。妹夫妻の宝ですから!

最後はのりまき氏! ハゲの部分がだいぶ改善されています。
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ガビの培養検査では2週間経ってもカビは検出されませんでした。
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カビじゃなかったことでますます「?」になってしまい、念のためもう一度だけスクリーニング検査を受けさせることにしたのです。できればこれを我が家にいる間の最後の通院にしたい。だからこそ不安を残したくなかったのです。

結果、グロブリンが微増程度。あとは全項目正常範囲内で特に疑わしい内臓疾患もありませんでした。となると、一過性のストレスかなにかでしょうか?

「さあ、おれ自身にもわかんないよ。薄毛、抜け毛は遺伝だろ?」
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いやいやちがうて ̄ー ̄

血液検査もクリアしたし、カビも出ないし、なのになんでハゲたかはいまだに謎だけど、まあ数日様子を見て今後を決めようね。もちろん、里親さんと一緒に考えていきます。

ご一行で病院に押しかけ長居した私たち
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来週はどうか行かずに済みますようにと心から願いつつ本日の更新を終えたいと思います。

PS かゆい助けて……

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、

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TOKYO ZERO にかける思い

私は昔、犬のべべをペットショップで買いました。

今では考えられないことですが、とにかく、「犬は買う」ものだと思い込んでいたのです。当時、猫はどちらかと言えば苦手でしたし。

はじめての犬との暮らし

べべに夢中になるあまり、私は犬に関する本を読みまくりました。

ジャックラッセルテリアのべべはとにかく手のかかる犬だったので勉強したかったのです。

トレーニングの本、獣医学、食事に関する本、犬種図鑑……あらゆる本を手に入れたのですが、その中で異色を放っていた一冊に出会い、以後の人生が変わりました。

渡辺眞子さんの「捨て犬を救う街」

日本に於ける犬猫たちの立ち位置、歪と闇、そしてそれに立ち向かうわずかな人々。当時日本では年間65万頭の犬猫たちが殺処分されていました。

65万頭です。

65万……

私はあまりの罪深さに耐えきれず、吐き気とめまいでしばらく起き上がることができませんでした。ネット社会の現在とはちがい、心の痛みを曝け出す場所すらもわからなかったです。

こんなぐちゃぐちゃな世界で自分にできることなど、あるのだろうか?

生まれてはじめて、社会問題を真剣に考えました。

それから紆余曲折を経て、無名の個人にもできる「譲渡活動」をはじめ、12年間、本当に細々ですが、出しては入れ、出しては入れを繰り返しています。

ご承知のように私の活動はとても地味です。普段は、犬猫や希望者さん、里親さんとしか会話しません。よって公の場は分不相応ですが、殺処分ゼロは一都民としての私の悲願なので、今回TOKYO ZEROに参加させていただきました。

オリンピックの開催までに炭酸ガスによる犬猫の殺処分ゼロを目指していきます。

東京だけじゃないです。

日本全部!

「犬猫の殺処分」の一語を誰も使わない死語にしたい。

民意が求められています。

どこかのえらい人やお金持ちやお上が変えてくれるんじゃないです。

私たちひとりひとりが変えていくのです。

私たち国民がこの問題にさほど関心を持たなければ、反響がなければ、やがてはどこも取り上げてくれなくなるでしょう。

意識の高い方は増えましたが、なにも知らない方もまだ恐ろしいほどいるので、まずは周知させたいです。

賛同してくださる方は、こちらからぜひ!

→ 「TOKYO ZEROキャンペーン http://tokyozero.jp/

本日発足記者会見を迎えました↓
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浅田美代子さん(女優)、ATSUSHIさん(Dragon Ash)、蟹瀬誠一さん(ジャーナリスト)、熊谷喜八さん(KIHACHI総料理長)、佐藤 大吾さん(ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事)、塩村あやか(都議会議員)、スギヤマカナヨさん(絵本作家)、竹内薫さん(サイエンス作家)、富坂美 織さん(産婦人科医)、服部幸應 さん(服部学園理事長)、藤野真紀子さん(料理研究家)、松原賢さん(Do One Good理事)、山口正洋さん(投 資銀行家)、湯川れい子さん(音楽評論家)、渡辺眞子さん(作家)と私の16人(50音順)

事務局からの概要説明
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代表理事の藤野真紀子さんのお言葉は拝聴していて鳥肌が立つほどのすばらしさでした。理路整然で熱く、わかりやすかったです。

呼びかけ人の方々のあいさつはどれも胸に迫る真剣さでした。

仲良くさせていただいている絵本作家のスギヤマカナヨさん
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保護犬茶々ちゃんのお母さんでもあるカナヨさんは、TOKYO ZEROを通じて子供たちに命の大切さを訴えていきたいそうです。

情けない話、お腹が痛くなるほどの緊張感で伝えたいことの3分の1も上手にしゃべれなかったのですが、僭越ながら私も。写真は事務局が送ってくださったものを使っています。
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集合写真
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NHKニュースでも紹介されています。

→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140513/k10014414181000.html

ここからは私のiPhone写真!

会場へ向かう前
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終了後
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本日の私のファッションは、上野で買った安いレースのトップスにゼロバッチをいっぱいつけた感じ。この格好のまま家まで帰ったのです。
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都庁をバッグにカナヨさんが這いつくばって撮ってくれた写真
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帰り、ひとりでランチ♪ アボガドサラダとレモンスカッシュ(アイスレモンティとまちがえられた^^;)
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12年間譲渡活動をつづけて来たなどと豪語しながら、私は個人ですし要領が悪いので大きな成果を残していません。ちゃんと数えたことはないけれど、ブログ をはじめる前の卒業生たちも入れてこれまでに譲渡した数は250頭を少し超えるくらいでしょうか? 12年間かけているわけですから、正直この数は少ない です。

一方で、減少傾向にあるとはいえ、日本ではいまだに1日平均(平日)700頭もの犬猫たちが殺処分されています。自分のこれまでの人生と照らし合わせても、この数字はすごく悔しいです。

センターに収容されていない不遇な犬猫もいますよね。繁殖犬猫たち、多頭飼育崩壊寸前現場、野良猫たち……。

犬猫問題に尽力する一部の個人や団体だけでは、殺処分ゼロはむずかしいかもしれません。でもみんなで力を合わせれば、実現可能だと思います。

ぜひがんばりましょう!!

私もこれからもコツコツと自分にできる譲渡活動をつづけていきます!

次回は保護猫グッチと
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保護猫のりまきが主役です。乞うご期待ください^^
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TOKYO ZEROキャンペーン

すでにご存知の方も多いのではないでしょうか?

2020年の東京オリンピック開幕に向け、日本を動物福祉先進国に! まずは東京から! の熱い思いで発足した

「TOKYO ZEROキャンペーン http://tokyozero.jp/

僭越ながら私も「呼びかけ人」のひとりとして参加させていただくことになりました。

犬猫の問題に於いて、今の日本は意識の高い方とそうでない方の温度差があまりにも大きい気がします。

「保護活動をする人(保護活動に傾倒する人)」と、「普通の人」に二分割されるのはおかしいと思います。

本来は犬猫を愛する私たちの誰もが気づくべきことで、誰もが考え、実践していくべきことではないでしょうか?

垣根を作らず浸透させれば未来が変わるかもしれません。

昔は大きな力がほしかったです。

でも冷静に自己分析すると、残念ながら、私は大きな力を得られるタイプではなさそうです。私は悔しいながらも、自分の微力さを認めた上で、そのかわり関わったことについては最善を尽くそうと舵を切りなおしました。

微力な自分の逃げ道かもしれないし、言い訳かもしれませんけど。

第一、すべてに最善を尽くせているか不安ですし。

でも、これだけははっきり言えます。

私たちは誰も無力ではないです。

私のような普通の個人にできることは意外とたくさんあります。いつも微力だと嘆いている矛盾はどっかにおいといてください(汗)。

私は微力だけど、無力じゃないです。自分が無力だと思ったことは一度もありません。

国家は個人の集合体ですから、個々の意識、個々の力で絶対に変わると信じています。

動物問題はデリケートなので、すべての方があらゆる分野で完全に分かち合うのはむずかしいでしょう。厳密に言えば、私は生体売買に反対の意見を持っています。ですが、立ち上げに携わっている方のお話を伺い、長く広い「ものさし」で考えていこうと思い至りました。

東京オリンピックは海外に日本を晒すいい機会になります。

ぜひ内外に誇れる日本に変えていきたいですね。

「TOKYO ZEROキャンペーン http://tokyozero.jp/」 では賛同者を募っています。賛同者さまのコメントを読ませていただいています。そして私も300文字程度ですが、メッセージを載せてもらいました。他の著 名な方々の中に紛れ込んだ肩書きのない主婦の自分に、「あんた誰?」と突っ込みたくなりましたが、そこは皆さまにクスッと笑ってもらえればうれしいです (笑)。

賛同すべきかどうかはご自身が決めることですが、興味のある方はぜひご覧になるだけでも!

ひとつ下に公園に行った記事も書いています↓

おやすみなさい♪

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ひざ掛け

皆さまこんばんは。私は最近怒涛の日々ですが、仕事と活動と家事の三立が目標です。

27日はあいにくの雨でしたが、朝一で「Together Forever展」に行きました。渋谷駅ハチ公前で絵本作家のスギヤマカナヨさんと待ち合わせ。迷子にならぬようカナヨさんとピッタリ身を寄せ合いながらてくてく歩きました。
フォトメッセージ展

2年連続で来ている私がカナヨさんを案内しなければならないのに、カナヨさんに連れて行ってもらうとは……なんというだらしなさ。
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すてきな館内ですね。
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たくさんのパネル、スライドショー、目がしらが熱くなります。スギヤマカナヨさんご一家や703号室のパネルもありました。スライドショーにもうちの多くの卒業生が登場してくれたし。DVDをいただき家でゆっくり拝見しましたが、涙が止まりませんでした。

不遇な犬猫を減らすのは人間の努力次第ですね。

「犬ビジネスの闇」でおなじみのAERA太田匡彦記者ともお会いし、1時間程度お話しました。太田さんの書かれた記事は本当に衝撃的だったので、コピーまで取って我が家に保存してあります。太田さんのようなニュートラルな姿勢を持った方は貴重ですね。
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理知的な太田さん。冷静な口調の奥に熱い思いを秘めた方です。
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お会いできて光栄でした。

PM主催の和田さん、カナヨさんともパチッとね!
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この日は午後までいる予定でしたが、寝不足と右目のコンタクトのずれに耐えられず、13時頃帰ることに。カナヨさんと軽くランチして渋谷駅でお別れしました。

カナヨさん、かわゆいお菓子ありがとうです。
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このあと、たくさんの里親さんやブログの読者の方が会場へ足を運んでくださったようですが、お会いできなくて残念でした。またの機会にぜひお会いしましょう♪

そうそう!

見てくださいよこれ↓
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ふふ

いいでしょ? まるぽこの母さまが贈ってくださったゴンタとかつのひざ掛けを私も注文してみました。保護猫グッチバージョンです!

いろいろ悩んでこの写真に決めました。
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仕上がりに大満足です。

これは嫁入り道具のひとつとしてグッチのご家族にプレゼントします。嫁入りの予定がまだなのに、気が早かったかな? まるで彼氏のいない娘の嫁入り道具を揃えるせっかちな母親のよう(笑)。

でもいいんです。

グッチの里親になってくださる方は慈悲深い方に決まっています。グッチを愛し守ってくれるでしょう。だからこのひざ掛けにその方をあたためてもらいたいのです。

私からのささやかな気持ちです。

名前が変わるかもしれないのにGUCCIと入れてしまったので、もしちがう名前になったら、ブランド物のGUCCIのひざかけだと思って使ってください(爆)。一応そういう流れも考慮しローマ字表記にしておきました。気が効くでしょ? 私はGUCCIの物をひとつも持っていないけど。

いいご家族が決まりますように!

グッチは昨日、悪かった歯を抜きました
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数週間前、ごはんの際にグッチの歯が1本折れてしまった(抜けてしまった?)のが気になり、歯科でお世話になった病院で診てもらったのです。先生は悪い歯 は残しておくより抜いたほうがいいとの見解でしたのでお願いしました。ご心配なく、歯を抜いても全然普通にごはん食べれますから。

それにしても私、連日動物病院に行ってる気がする。明日も行くし^^;
まあ、9頭もいるからね。はあ。

「ハハ キライ」
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ごめんね。でも悪い歯は痛みのもとにもなるんだよ。わかっておくれ。

最後にシロニックのベストショットをどうぞ
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昼間妹んちで会ってきました。

いつ会っても萌えるなあ。こりゃたまらん!

では皆さま、来週もどうぞよろしくお願いします。

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正体

703号室は現在、保護猫グッチの家族を募集中です。

グッチの記事については2つ下↓からご覧ください。今日は登場しませんが、毎度かわいい写真がいっぱい出てきますよ!
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ずっと息苦しく眠剤を飲んでもなかなか寝れず、だるいのに自分の一部が完全に覚醒している状態です。書くことも辛く、いっそこのままふたを閉めてしまいた いのですが、小さな町で起きたほとんどだれも知らない事件ですので、悩んだ挙句やっぱり書くことにしました。情けない話、指が震えています。うまく書く自 信もありません。気分のいい話ではないので無理におすすめできません。

【おおよその経緯:スタッフさんの話より】

約1年半ほど前、スタッフさんが勤務する動物病院にある小型犬が運ばれてきた。

小型犬は2歳未満。衰弱が激しく自力で立てず。まさに死の峠が迫っている感じ。飼い主は、変わった風の中年男性とその親族。小型犬はそのまま緊急入院となったが、その後容体が少しずつ回復。

小型犬の入院から数週間後、病院の催促により、飼い主が様子見に病院に現れる。手には新しい犬(2頭目の犬)を連れていた。

しばらくして、小型犬が退院。

迎えに来た飼い主が小型犬、2頭目の犬(当時子犬?)を連れて帰る。回復した小型犬、2頭目の犬、ともにその時点ではすこぶる元気。

それから数ヵ月後、2頭目の犬が病院に運ばれてくる。

1頭目の犬と同じく瀕死状態。全身から悪臭が漂い、栄養状態最悪。

当時の写真(ある程度回復したあとに撮られた1枚)
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飼い主いわく、1頭目の小型犬は死んだとのこと。

言い訳を並べていたが不審に思った病院は口実をつけ、2頭目の犬の入院を長引かせることにした。飼い主に犬を飼うのはやめるよう忠告。

2頭目の犬の入院中、飼い主は3頭目の犬を連れて病院に見舞いに来た。当時3頭目の犬はまだ5~6カ月の子犬。快活そのもので病院で愛嬌をふりまき、ス タッフたちの心を曇らせた。飼い主への色濃い疑惑。黒に近い灰色だけど、犬の所有権があちらにある限りどうすることもできない。この時点で警察に訴えても 結果は見えている。気になった病院関係者がこっそり飼い主の男の自宅周辺をまわったが内情を知ることはできなかった。2頭目の犬は病院に入院したまま。

そして先日、飼い主が突如ビニール袋を手に病院に現れ、入院したままの2頭目の犬の返還を病院側に要求。病院側は拒否。

その後飼い主は、ビニール袋の中から3頭目の犬の遺体を取り出し、妥協策として<診断書>を書けと病院に迫る。診断書を持って犬たちを買ったペットショップに行き、また新しい犬と取り替えてもらう?(あるいは安く買う?)ためだと主張。

補足)他で亡くなった犬の診断書を出すのはほとんど不可能。

かつて病院で愛嬌を振りまいていた3頭目の犬の享年は1歳にも満たない。遺体は変わり果てた形相で絶句するほど痩せており、土まみれ(たぶん一回埋めたのを掘り起こしている)。

この時点で病院は警察に通報。駆けつけた警官に3頭目の犬の遺体の状況を見せ、今までの経緯をすべて話した。警察は飼い主を連行。飼い主は警察が来るまで終始挙動不審で高圧的な態度だったが警察の姿を見て態度を一変。おとなしくなった。

病院側は正式に電話と文書で犬たちを売ったペットショップ(大型店)に抗議。そして今後への懸念から近隣の他のペットショップにも電話などで飼い主の実名 や特徴などを伝え、注意を促す。その他にもいろいろな措置を考え、現在実行中。連行後、警察から病院に連絡があり、飼い主は生き残った2頭目の犬に関わる すべての権利を放棄し、今後病院にも迷惑をかけないとの約束を伝えられる。

3頭目の犬の死因は「餓死」。

補足)飼い主は病気? を理由に働いておらず、生活保護を受け、福祉に頼り生活している。

疑問)生活保護の場合、犬猫の飼育は禁止されているはずなのに、定期的に訪ねるであろう民生委員は犬の存在を把握できなかったのか? どこかに隠していた? あるいは他の場所で飼っていた?

【私がこの話を知った時点ときっかけ】

数週間前、スタッフさんと電話で別件を話しているときにこの話をぼんやり聞かされた。その時点では、3頭目の犬はまだ生きていたと考えられる。スタッフさんは3頭目の犬を心配する一方、病院に入ったままの2頭目の犬の未来を案じていた。飼い主に返したくないと。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●

以上が概要です。細かい補足などは多々ありますが、記事に書ききれないので今回はこの辺までにしておきます。3頭目の犬の遺体の写真は載せるべきか真剣に 迷いました。衝撃を受けやすい方に配慮しクリックしてご覧になる形を取りました。もちろん私は見ていますが、チチは見ていません。

※↓こちら1とこちら2をクリックすると写真が出ます。

《こちら1》《こちら2》です。

私はそれぞれの犬たちが生まれたところ、母犬から引き離され市場に出回り、大型店のウインドーケースに並べられたところ、無邪気にあくびをする姿、寝顔、 ごはんを頬張っている顔、売られているところ、その後の地獄を繰り返し想像しました。意識的に想像したのではなく、想像してしまったのです。

納得がいかないことが多すぎますが、生活保護の件もそうです。生活保護はそもそも税金で支えられています。私たちの血税で犬を買い、虐待した飼い主が許せません。

追記:生活保護を受けていても犬の飼育はOKのようです。うちの近所の民生委員さんは以前、「贅沢品になるからダメ」と言っていたんですけどね。法律では大丈夫なんですね。うーん。

しかしこれは氷山の一角だと思います。だからとても恐ろしいのです。犬猫が簡単に手に入ってしまうなら日本は今後もこういう事件があとを絶たないでしょう。飼い主が悪いのは百も承知です。それを放置した家族や福祉、まわりもみんな悪いという意見も当然あるでしょう。

でも、犬猫を殺しても「器物損壊」くらいの罪にしかならないこの国で、物言えぬ犬猫たちを守るには、悪人を罵るだけでなく、個々が具体的にできることを実践していくしかないのかなと私は思います。

今回のことはその場にいなかった私でさえ、胸がつかえすぎて吐き気が止まりませんでした。病院の方々のご苦労を思うと言葉を失います。動物病院は本来患者 のプライバシーに立ち入らず、動物の病気を治す場所であるのに、「所有権問題」とたたかいながらも2頭目の犬を守り抜くなど、他にもここに書ききれないほ ど水面下で動いていました。2頭目の犬が生き残ったのは病院が返さないという姿勢を貫いたからです。(3頭目の犬は元気な頃に一度付き添いとして病院に連 れられてきただけで診察は受けておらず、保護するのは無理だったのです)

なにをどう書いたらいいか途中で何度も混乱し、うまくまとめられませんでしたが、これが胸の痛みの正体です。

明日2頭目の犬と会います。

生きていてくれてありがとうとしか言えません。

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