伝達


「どーして あたくちを 拉致したの? あたくち こんなところに来たくなんかなかったのに 人間はウソつきで 傲慢で 自分勝手。ウー! ウー! お願いだから それ以上 あたくちに近づかないでっ! チロくん 助けて!」
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「リオ、リオの言いたいことは、よくわかる。リオは人間がイヤなんだね。人間の思い通りになんかなるもんかっ! そう思っているんだろ? オレもそうだったんだよ」
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「人間に捕まった時、オレはものすごくショックが大きくて、自暴自棄になったりもした」
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「ケージに頭をうちつけ、声の限り威嚇して、それでも近づいて来ようものなら、迷わず攻撃したんだ。それが、ほんの少し前のオレの姿」
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「なんでオレなんだ? なんでオレをこんな場所に連れてきたんだ? オレをどうする気だ? 煮るのか? 焼くのか? ……オレは、日々サバイバルの中を、 生きのびてきたんだ。必死だった。車も、害虫も、同じ仲間の猫たちさえもオレの敵で、寒さや乾き……空腹にも耐えつづけ、そうしてやっと長い一日を終え、 次の朝を迎えて来たんだ。孤独にも、負けたりなんかしなかった。なのについてない。緊張状態で生きてきたオレは……ほんの少しの油断につけ込まれ、狭い箱 の中に閉じ込められた」
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「だからここに着いた頃は、湧きおこる恐怖や怒りに身を任せて、暴れたんだよ。心に重い蓋をかぶせてね。コノフタヲ、ゼッタイニハズスモンカ!」
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「でも、結局、厚い壁を前にして、オレは折れてしまったのかもしれないね」
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「人間に負けてしまったのかもしれない。人間の“情”という武器の前に、跪いたんだと思う。人間の“情”が、オレの蓋を溶かし、オレの心の中に眠っていたなにかを、むき出しにしたんだ。それに気づいてからは、へんな話、ずいぶん楽になった気がする」
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「リオ、今のオレを見てごらん」
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「人間の手は、案外器用で、あたたかいんだよ」
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「来る日も来る日も、ごはんを運び、排泄物を片づけ、オレが噛んでもひっかいても、抱きしめようとしてくるんだ。どんなに拒絶しても、10本の指を動かしながら、オレに近づくのをやめない。時にはぶるぶると体を震わせ、時には満面の笑みを浮かべながら」
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「正直、根負けしたのが本音かな? 今はオレに“終の棲家”を探すってはりきってる人間どもを、オレは信じるつもりだよ。そして“運命”に、従って生きようと思う」
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「リオ、オレをどう思う?」   「チロくんはハンサムで、あったかい」
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「だろ?」           「うん」
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「寄り添い合いながら生きるってなかなかだろ?」  「うん」
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「ぬくもりを分け合うのは、猫同士に限った話じゃない。いや猫と人間こそ、そうすべきなんだよ。リオならもう、薄々わかってるよね?」
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「でも あたくちは まだ や」

かつくん「チチが四苦八苦の末、未だに動画を載せられないので、チロチョウの動画を楽しみにしている皆さまは、このままあと少しだけお待ちください。ペコリ。

チロチョウはリオに優しいです。リオとチチハハの間に立って、仲介役をがんばっています。今のチロチョウは、昔のチロチョウとは別猫です。過酷な外暮らし が、チロチョウに、重い鎧をかぶせていたんだね。チロチョウは人間を愛する猫さんに大変身しました。ぜひ、ご自身の目でお確かめください。チロチョウは家 族募集中です! お問い合わせ、お見合い、大歓迎です。703号室自慢の保護猫です。自信を持っておススメします。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

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