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さっき12年前にFIPで亡くなった私の愛猫かつが夢に出てきました。
かつはFIVキャリアでしたが、3歳でFIPウエットを発症するまで親孝行の病気知らず。私に猫にハマるきっかけを与えてくれた存在です。
夢の中のかつは大量に下血し、耳が溶けて白いシーツが血に染まっていました。私は急いでemi-goのもとに連れて行ったのですが、中島先生は留守。大巻先生もいない。ほかの先生たちもいない。emi-goにもう諦めるほかないと言われたのです。
虫の息のかつが私を見上げ救いを求めています。痛そうで苦しそうで見ていられない。
シーツに包んだかつを抱き、私は叫びました。
「助けて助けてだれかかつくんを助けてください!」
ふとシーンが変わりました。
横たわっている自分を意識した私は、ああ寝ている場合じゃない、かつを病院へ運ばなければ! と起き上がろうとしたのです。
そのとき左肩にじんわりしたあたたかさを感じました。
私の肩に大きな頭を預けているえい吉がいます。
一瞬混乱したのですが、徐々に理解してきました。
「夢か……」
あと16時間はくっついていられるね。
そばにいてくれてありがとう。今日はいっそうえい吉のぬくもりが心に沁みた。
もしえい吉が横にいなかったら私は悪夢に落ち込んだでしょう。
かつが私にえい吉の重みを再認識させてくれたのかな? かつに会いたいです。
えい吉と暮らす里親さんが私はほんとうにうらやましいです。
えい吉は人の傷跡を舐めてくれるやさしい子だから。
LOVE
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