感情


気持ちの整理気持ちの整理気持ちの整理……

涙は最小限に

感情を抑えて

悪夢のような「いつか」が訪れても、動揺しない、乱れない。

できることを最優先に

できることを最大限に

それ以外の自分の感情は、全部雑念。

雑念はゴミ箱に捨ててしまえばいい。

だけどどうしても、指先の震えが止まらないのです。

点滴の量を減らしていないのに、2日前から、まーもの、おしっこの回数が減ってきました。食べてないのに、体重が増えることも。点滴が、外に排出されなくなってきた……。

それがなにを意味するのかは、耳にタコができるほど先生に聞いたので、知っています。

腎臓が、いよいよ動かなくなってきました。

先生と相談した結果、苦肉の策ですが、点滴を朝120ml、夜120mlに減らしました。私はかつくんを肺水腫で亡くしたので、あれは、もう味わいたくありません。おしっこが完全に出なくなったら、肺水腫になる危険性があるのです。

朝夜注意深く経過を見守り、体重を測定する。

体重の増減によって、点滴の量を手探りで決めていく。

今日はせっかく食べてくれたスープを2度嘔吐しました。

先生の携帯に電話。

このような状態でも、ホルモン治療を開始すべきか、相談しました。先生は、貧血の改善に繋がれば、ちがう側面から、全身状態が上がるかもしれないとの見解 でした。気持ち悪さから少しは解放される可能性があると。でも、無理をさせたくない。そこの部分は、先生と私の考え方が一致しているので、明日病院に行っ てから決めることに。前もお話したとおり、副作用はほとんどないとされています。今日、念のためにもう一度先生に確認したところ、先生がつかおうとしてい るのは、人間用に開発された安全性の高い薬で、加えて、体重の軽い猫には微量しかつかわないので、先生の患者猫の中で、ホルモン治療の副作用によって苦し んだ子は、ひとりもいないとのことでした。

夜、チチにも相談。

なんでも、夫婦で慎重に話し合います。お互いの意思をすりあわせるのは大切なこと。

チチはホルモン治療に前向きな姿勢です。

よし。

とりあえず明日の朝、病院へ行ってきます。

病院から帰ると、まーもはなぜか毎回、ちょっと元気になるので、ホルモン治療をうんぬんを別にしても、病院でできる限りの処置をしてもらいます。

QOLQOLQOLQOLQOLQOLQOL……

QOL!!

意識するのは、常にQOL。下げたくない。まーもの生きる喜びを奪いたくない。

まーもにあとどれくらいの時間が残されているかはわかりません。

だから私も全力で走ります。

願わくば、終着点がまだまだ先だといいですが。

最後に、応援してくださっている皆さまへ、まーもがどのくらい甘えん坊なのか、動画に撮りましたのでよろしければご覧ください。動画は7月17日の深夜のものです。

チチに見せたら、「船酔いの感覚」だと笑われましたが、へたくそなカメラマンが撮影した画像ですので、見苦しいのは許してください。チチのように、動画を編集する能力が私にはないので、4分のノーカットですが、まーもの言葉が聞き取れると思います。

「オレの今」

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