「みなさん こんにちは ちゃたろです このたびぼくに家族ができました 話せば長りますが お時間のある方は ハハの話を聞いてください」
まず実葉までさかのぼります。
何度も書いているとおり、卒業猫実葉には数多くのお問い合わせが来ました。
その中で私の3月22日のブログに登場した方が、保護猫ちゃたろの里親になります。
いちばん早くにお問い合わせをくださったおひとり暮らしの女性・・・・・・私はツイッターで「肉球きらりさん」と勝手に呼んでいます(笑)。由来はお会いしたときに肉球がキラッと光る小物を持っていたのがステキで印象的だったから。
肉球きらりさんはお引っ越しをはさむ関係で、実葉をすぐに引き取ることができませんでした。泣く泣くお断りしたあとも、実葉をずっと気にかけてくださり、実葉のご縁が決まったときはいっしょに喜んでくれました。そしてひと目、卒業前の実葉に会いたい、と。
実葉を預かってくださっていたマイママさんに相談すると、マイママさんは快諾。「実葉ちゃんを思ってくださる方ならぜひ会いましょう」そんな風に仰ってくれました。
「あら タナベさんたち わたしに会いに来たの?」
3月末、車がなかった私は電車でマイママさんちへ。最寄り駅で肉球きらりさんと待ち合わせ。
改札口で会った肉球きらりさんはにこにこ顔で私に会釈。その顔を見て私もにこにこ返し♪
実葉~! 肉球きらりさんは実葉へのプレゼントを手に遠路はるばる来てくれたのよ^^
「スリスリのサービスしなきゃ」
「わ! おやつだ」
実葉、お接待ありがとう。
悶絶の後頭部パチ
肉球きらりさんとお話をして、私は肉球きらりさんは保護猫と暮らすべき方だと思いました。くわえて、できることなら、今後もずっとご縁を持ちたいと欲が出るという・・・・・・。
そこで、マイ太郎さんの保護猫「結ちゃん」をオススメしてみることに。マイママさんもパソコンを持ち出していっしょうけんめい結ちゃんのよさ、かわいさをアピール。すばらしい営業力です。
肉球きらりさんはもともと実葉へのお問い合わせの段階で、骨折の件もFIVキャリアも腎臓の問題も成猫であることも気にならないと言っていました。そして、2~3匹と暮らせる物理的なキャパシティのある方です。ならばぜひ結ちゃんと結ちゃんのお友だちになる猫を、とお願いしてみたのです。この時点でその「お友だち」がだれになるのかは決まっていませんでした。私はまだちゃたろの存在すら知らなかったのです。
結ちゃんを推した理由はいくつかありますが、実は結ちゃんはうちに来るかもしれない子だったのです。結ちゃんを保護したのはゆきちゃんの里親になってくれたまりおさん。結ちゃんはまりおさんの近所に現れた猫でした。まだ若く、遠目には人慣れしていそうな雰囲気だし、近隣住民が猫嫌いで結ちゃんが生きづらそうだから連れ帰ることに。
しかしキャパオーバーとのことで私が相談を受けていたのです。けれど相談を受けた私もキャパオーバー。だからマイ太郎さんが預かることになったのです。
保護直後の結ちゃん
はじめまして。結ちゃん、あなた個性的な顔してるわね^^
1月9日、私が指定した病院へまりおさんが結ちゃんを連れてきました。
結ちゃんを病院に預けたあと、まりおさんとランチ
ただだべっているわけではありません。たくさんの保護猫を抱え困っているまりおさんに「譲渡」について真剣に話をしています。まりおさんはメモを取りながら聞いてくれました。
まりおさんと私が帰ったあと、マイ太郎さんが病院へ不妊手術を終えた結ちゃんを迎えに行き、結ちゃんはマイ太郎さんちにステイする運びとなりました。
繊細でシャイな結ちゃん
だけど結ちゃんは結ちゃんなりに結ちゃんの速度で環境や人間に慣れようとしています。今もその途中かもしれませんが、マイ太郎さんたちとほんとうに努力しています。愛おしいです。
リビングへ出て、クネクネするようになりました。
ありったけの勇気を振り絞って結ちゃんはちょっとずつ前に進んでいます。
結ちゃんを支えるやさしいはっちゃん(マイくんも)
このはっちゃん役を「ちゃたろ」にお願いしようと私は考えました。そして先日、結ちゃんとちゃたろが「お茶会」を開いたのです。どうでしょうか。皆さまいきさつが見えてきました?
お茶会の様子はまたの機会にUPします。
なのに数日前にうちのさぶとちゃたろが大喧嘩しちゃって(号泣)。仲裁に入った私はさぶに左肩を強烈に噛まれてしまいました。ちゃたろも意外と強いことが判明(汗)。大丈夫かな?
ああ。
肉球きらりさんにはもろもろ報告&提案済みです。
お届けまで時間があるので、この件はまた改めて書きますが、肉球きらりさんは、結ちゃんとちゃたろを家族として迎えたいと言ってくださっています。こうして、不遇だった2匹の猫たちは日の目を見ることができました。水面下で私もそれなりにがんばっていたのです。へへ。
肉球きらりさんが実葉に会いに来た日、プレゼントをいただきました。
手紙は肉球きらりさんじゃなくて、犬や猫が書いたものだそうです(笑)。
譲渡は人と人の縁でもありますよね。ていねいにていねいにやっていきたいです。
もちろん「人」あっての保護譲渡ですが、私は常に保護猫たちに心を寄せていく所存です。
LOVE!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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