「クンクン」
「海子の髪 いいかおりだな」
「ちっ あり なんでちか?」
「ごめんな おれ うそがつけないんだよな」
「ありがと でもわたし シャンプーしたことないの。地肌・・・・・・いえ内面から香るのかしら?」
「ハハ~ 海さんって さぶ兄とおなじくらい 自意識過剰ですね」
そうね。どうしようもないわね(笑)。
我が家は毎晩みんなでまったりと過ごしています。
闘病中のお子たちが多いですが、先週の通院は1回のみ。
病院に予約電話をかける際はいつもアバウト。
「●日の●時にだいたい2頭くらい連れて行きます」
とまあ、こんなあんばいに。
悩んだ末、べべと保護猫海子にしました。
海子は不妊手術の抜糸。コンディションがよさそうなので3種混合ワクチンも。
保護猫ジョイのお腹がゆるかったのでジョイの整腸剤もお願いすることに。
べべは薬の処方と診察と血液スクリーニング検査を。
食欲があまりないので、もう「食べたいものを食べさせる」しかありません。
IBDですが、すでに食事療法は不可能の域。食事管理ができないため下痢が目立ちます。そして吐かない日は1日もありませんでした。毎日嘔吐するべべの姿を見るのが辛いです。
べべが縮んでいく。萎んでいく。
私まで縮み、萎みそうで。
さあ着いたよ。まずは保護猫海子。なんの問題もなくすべて終えました。
次は心配の種べべ公
前回の通院から1ヶ月も経っていないのに結構痩せてしまったことを先生は懸念していました。
「このまま衰弱が進まなければいいんですが・・・・・・」
大巻先生の言葉が胸に突き刺さります。
検査の結果もよろしくありませんでした。特に肝臓が。
「でも田辺さんべべちゃんすごいです。胃がんの手術をしてから8年以上経ってるじゃないですか。人間の寿命に換算したら、どうです? 数十年ですよ。40年? ほかにもいろいろ病気を抱えながら15歳と半年か・・・・・・すごいなあ」
決して長生きだけが犬猫たちの幸せだとは思いませんが、正直べべの場合はこう言われると少し報われた気がするのです。
べべ、ほめられちゃったよ^^ うれしいね♪
追加で薬が一種類増えましたが、先生と相談し試行錯誤をくり返しながら減らした薬もあります。無駄にたくさん飲ませたくなくて。現実問題、いやがるのを飲ませるのもたいへんですし。
新たに増やしたのは「制吐剤」。嘔吐には原因があるはずなので無理やり止めるのはよくないかもしれません。けれどべべの年齢を考えると麻酔を含めた精密検査は控えたい。原因を追及しきれない以上、嘔吐の症状を緩和してあげるのがQOL向上に繋がると考えています。
「制吐剤」は一錠600円^^; この薬自体を吐かれたらマジで悲しい。
祈る気持ちで投薬を開始して3日経ちますが、べべは一度も吐いていません!
あああ、神さまありがとう。
ちゃんと効いてる。しかも副作用がほぼない。高いだけありますね。頼りにしています~!
今は2種類の胃薬をストップ。制吐剤、肝臓保護薬、抗生物質の3種類のみを投与しています。投薬回数も1日2回から1回に! ずいぶん簡単になりましたよ。まあ毎度噛まれますけど。
私はあとしばらくこうしてみんなといっしょに居たいのです。だれも失いたくないのです。
むろん、虫の息になってもなお、彼らを管に繋げてまで生かそうとは思いません。
しかしうちのお子たちが笑顔でがんばってくれているうちは私も支えたいのです。
不調のべべですが、生きる気は満々のようで、以前と変わらず常に私のストーカーをしています。今夜はナナの残したごはんをべべが選手交代で平らげました。
ひさびさに空の器を未練がましく舐めるべべを見て、私は幸せでした。
昔から言っていますが、食べることは生きること。
どうかどうか、明日もうちのお子たちがお腹いっぱい食べて出して大騒ぎしますように。
皆さまのたいせつなお子たちもガツガツ食べますように!
LOVE!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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