保護猫メル子に会いに来てくださった皆さまへ
【出会い】
メル子との出会いは、7月下旬、車を走行中にトイレへ行きたくなり、大きな公園のパーキングに車を停め、公園のトイレへ入って出たあとでした。その公園は昔から捨て猫が多いといわれているので、場所は内緒にします。
最近、emi-goの病院へ来た患者さんは、メル子がいた公園で子猫を保護。なんと子猫は赤い細いロープで木にグルグル巻きにされていたそうです。
幸い、子猫の命はem-goの病院で助かりましたが、聞いていて本当に胸糞の悪い話でした。
その公園の周囲数百メートルには住宅はほとんどなく、どこまで行っても公園、というイメージです。メル子は公園の公衆便所付近に停められていたスクーターに丸まっていました。
「帰る家を見失いさまよっている」との雰囲気をメル子からは感じられません。むしろそこがメル子の定位置だった気がします。
「猫ちゃん~」
まさか走り寄ってくるとは思わず、ついメル子に声をかけてしまった私をめがけ、メル子が突進してきました。え? なに? 超懐っこい……。体の汚れ具合と痩せ具合から察すると一定の期間、外で暮らしてきたのがわかります。
首には首輪の痕がありました。病院でemi-goにも確認してもらっています。
またお乳がほんのり腫れていました。
前に妊娠や子育ての経験があったのを意味しています。
しかしいくら探しても近くに子猫がいません。メル子がスクーターでひとりくつろいでいたことを考えると、子猫とは何らかの形ですでに離別したと考えてまちがいないでしょう。うまく言えないのですが、メル子は「子育て中の母の姿」ではなかったのです。
人に慣れているので、人の手で育てられていた期間があると想像できます。私は「捨て猫」だと直感。メル子が口を利けないので断言はできないのですが……。
腹を見せクネクネしたり、まるで「連れて帰って」とアピールするメル子。
その後、車に積んでいたスポーツバッグで難なく保護。もちろん、素手ですよ。
帰宅後、安心しきった様子のメル子は、ケージの中で泥のように眠りつづけました。
もしかすると迷子かもとの意見を伺い、7月26日、警察と保健所の生活衛生課へ連絡。Sさん(男性職員)に帳簿を照らし合わせてもらったのですが、メル子を探しているらしき家族はいませんでした。これがいきさつです。
【性格】
明るい。めげない。頭がいいです。猫とも犬ともいちおう共存しています。
推定1歳~2歳の同じ月齢の保護猫たちとはふつうに暮らしています。うちではなぜかさぶと相性が合いませんが、それ以外の猫たちとは同室で仲よしです。
「わたし 食べるのが大好き♡」
アイラインくっきりの端正な美顔でしょ? 長い尻尾をピンと立てて、めっちゃくちゃかわいいですよ。こんな性格の子が外にいたら危険が多いですよね?
メル子は人を疑うことをまったく知りません。
メル子は人になにをされても怒りません。
犬も猫も大丈夫だけれど、メル子がなによりも愛し、依存しているのは「人」なんです。猫とはじめて暮らす方にも、お仕事でお留守がある方にも、飼いやすいメル子を強くおススメします。
【健康状態】
推定年齢は1歳未満。8~10か月位かな? と見られています。
「小さすぎず、オトナすぎず、体調が安定しているのにとても若い」
これは里親になる側からするといちばんいい月齢ですよね。
マイクロチップ、不妊手術、駆虫、検便、3種混合ワクチン、ウイルス検査(結果FIV、FeLV共に陰性)、血液検査済。なにひとつ異常がありませんでした。
トイレの失敗もなければ食べ物の好き嫌いもナシ。ドライフードでもウエットでもほかの猫が見向きもしない自然派のおやつでも……やたらなんでもおいしく食べているという(笑)。
正直、育てやすいし、ありがたいですよ。
ぜひメル子の家族になることを検討してみませんか? すばらしい猫です。
お心ある方からのお問い合わせを切望しています。
同室の保護猫黒真珠も家族募集中ですので、あわせてどうぞよろしくお願いします。
私には迎えに行きたい外猫がいます。
キャパを考えるともう家に入れることができません。メル子と黒真珠にいいご縁を繋ぐことができたら、必ず迎えに行くと決めています。皆さま、私を応援していただけませんか?
珍しく夏風邪をひいてしまい、私の体調がかなり悪いため、メル子(と黒真珠)の家族募集以外のことについては対応が遅れるかもしれません。ごめんなさい。
LOVE
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!