欲をかいた罰

えっと。

 

今日は卒業生春吉に会いに行ったのです。

 

春吉はルルさんと私が猫のお届け帰りに寄った高速道路のサービスエリアで保護した成猫。

 

5年3か月前に703号室を巣立ちました。譲渡以来の再会です。

 

卒業記事は「春吉の春1」「春吉の春2」をご覧ください。若かりし頃のほほと私が登場します。

 

それにしても保護はたいへんだったなあ。素手でチャレンジしたんだっけ(笑)。

 

 

胃腸炎が治っていない私を気遣い、延期を申し入れてくれた里親さん。しかしずっと前からの約束だったし、痛み止めと整腸剤を飲んでいるし、飲まず食わずなら行けると思い、予定通りおじゃますることに。春吉の様子は次回以降に紹介するとして・・・・・・。

 

 

「ハハ~ あの話をするんですね。ひさびさに帰ってきたチチさんが仰天していましたね。それ持って2回の乗り換えをしたのはほんとうですか?」

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ジョイ、ほんとうです。

 

 

在宅で造形作家をしている春吉の里親さん。お家にはいろんな作品があります。

 

 

テレビ番組の収録用にご友人が作ったという宗教画の大きなパネルが私の目を引きました。

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私「これ、素敵ですね」

 

里親さん「え? そうですか? 大きくて・・・・・・要ります?」

 

私「え、いいんですか? ほしい」

 

里親さん「うちには大きくて・・・・・・どうぞどうぞ。で、どうやって持って帰るんですか?」

 

私「・・・・・・電車で」

 

里親さん「・・・・・・」

 

 

という一連の会話のあと、記念に撮ってもらいました。春くんも抱っこで登場!

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身長160cmの私。春吉は7キロの立派な体格です。パネルの大きさがなんとなくわかるかと。

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さて、そろそろ帰らないと。パネルのほかにバッグ2つ持っています。

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里親さんが呆れ顔で撮ってくれた1枚。思いのほかたいへん・・・・・・しかも目立つ(汗)。

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丸の内線の地下に吹き荒れる強風に耐え、なんとか新宿駅まで到着。新宿駅にて大苦戦。

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無事山手線に乗り換えました。邪魔値最小限の壁際にしっぽりとおさめて。

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このときのまわりの視線を私は生涯忘れないでしょう。いっそ消えたい貝になりたい。

 

 

欲をかいた罰を粛々と受け、宅配業者と自家用車のありがたみを改めて噛みしめていました。

 

 

もちろん、遠目に空いている座席を眺めるだけで座ることはできません。ああ。

 

 

 

もうやだよ。由々しき事態です。デカいんですけど(泣)。せめてラッシュ時じゃなくてよかった。

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地元の駅に着きました。ようやくゴールが目前に迫っています。

 

 

改札付近で私とパネルを凝視していたおじいさんがひと言。

 

 

「あああ! きれいだあ!」

 

 

軽く会釈を交わしながら、「マジかよ?」と思いました。

 

 

と同時に、がんばってよかったなあと。

 

 

かなり悩みましたが、時間の関係上、私には選択の余地がありませんでした。

 

 

パネルを抱えたまま病院内へ

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事情を説明し、ちょこんと置いてもらうことに。

 

 

お騒がせしてすみません。診察と治療を受けたらおとなしく帰ります。

 

 

「ただいま」

 

 

電池切れ寸前で703号室に戻りました。正味5時間のお出かけ。でも濃かった。

 

 

 

「お母さんこれきれい~」  「いいよね~」

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うちのお子たちは芸術に精通しているようです。

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帰宅後に春吉の里親さんから届いたメール

 

「うわー、大変でしたね・・・お疲れさまでした。でも、失礼ですが、見ている方としてはとても面白い光景でした。笑」

 

 

そうでしょうね。

 

 

春吉をたいせつに育ててくださりありがとうございます。肝心の猫写真は数日以内に必ず!

 

 

パネル、どこに飾ろうかウキウキしています。

 

 

目に留まるたびに春吉を思い出し、この日のことを思い出し、ひとりクスクス笑うでしょう。

 

 

ありがとうございました。

 

 

にっこり^^

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

にくきゅうのおせわ屋

足立区・荒川区・文京区を中心に活動するペットシッターです。

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快方に向かっています

保護猫ジョイの家族を募集しています。ジョイは基本手のかからない男。

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コアゾーンであるケージの中に不審者ふたりが忍び込んできました。そのまま占拠しています。

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寝床をゆずっておまいはエライのう。ま、奪われた、とも言うわな^^; ジョイのやさしさに気づいてくれる人、必ず現れると思う。それぞれみんないいところがあるんだもん。

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まだ治療をつづけていますが、急性胃腸炎がじゃっかん快方に向かってきました。固形の食事はまだ無理。もっぱらスープ類を飲んでいます。病院で処方された整腸剤は手放せませんが、早くもギョウザを食べる妄想をしています。ご心配をおかけして申しわけありませんでした。

 

 

体調を崩す前のできごとですが、素敵なメンバーと食事をご一緒したのです。

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フォスターアカデミーベーシック講座を受講してくださったゆうこさんからのお誘いで、猛禽類医学研究所代表の齊藤慶輔先生と、トラットリア アレコ・レーノの下村シェフ、下村シェフの助手水野さんとワインを飲みながら(私はそんなに飲めないけど)いろんなお話をしました。

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歯科医のゆうこさんは、歯科材料を猛禽類の治療に活用してもらおうと齊藤先生とあれこれやり取りしたそうですが、そのいきさつがおもしろくて笑いが止まりませんでした。

 

おふたりの掛け合いの末、歯科材料が猛禽類の治療に活かされるようになった一連をうかがい、発想力、応用力の高さに感嘆。下村シェフの生き物に対する考え方や保護猫を娘と呼び、14年間たいせつに育てたエピソードなどもたいへん興味深かったです。

 

ゆうこさんはフォスターアカデミーを受講後、約20キロのMIX犬「えだまめ」ちゃんを家族として迎え入れた方。善意の輪がどんどん広がっていくのを実感せずにはいられません。

 

 

ゆうこさんにいただいた齊藤先生の「野生の猛禽を診る」を今私は夢中で読み耽っています。

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正直、野生動物も猛禽類も自分にとって未知の世界でしたが、猛禽類のかっこよさに吸い込まれていくようです。この世界の環境破壊の犠牲になろうとしている猛禽類への正しい愛情を貫く齊藤先生の行動に同じ人間として考えさせられるばかりです。映画「ウルルの森の物語」の主人公モデルだとか。失礼ながらなんにも存じ上げなかったのですが、今度観てみます。

 

 

男性女性を問わず、信念を持って生きている方を尊敬します。「行動量」は人それぞれだと思いますが、「質」は大事ですよね。みなさん楽しいひとときをありがとうございました。

 

 

猛禽類に比べ・・・・・・精悍さの微塵もない我が家のメンツの写真をつけて今夜はこの辺で!

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「あま兄 ちょっとおれも入れてよ」

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笑。きみたちは平和でいいねえ。

 

皆さま明日もいい一日でありますように。

 

 

LOVE!

 

 

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思い出の中のきみ

703号室は現在保護猫ジョイの家族を募集しています。ジョイが気になる方はどうぞお問い合わせくださいね。ジョイが中心に出てくる記事はひとつ下をご覧ください。

 

 

「ぼくジョイと申します ぶっとい赤い糸をさがしています」

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きょっぴいさん、翼状針ありがとうございました。これうち使っているので助かります。

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MWさま、ご支援とチョコレートありがとうございました。SALAについてお手紙で触れられていてうれしかったです。私もちょうど書こうと思っていたところでした。

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一年前に天国へ旅立った我が家のSALA

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激痛の骨のガンと闘い抜いて、SALAは逝きました。

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家族でいられた時間はたったの1か月

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SALAはもともと近所の方が飼っていた中型の雑種犬で、うちのべべの幼なじみ

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私とは14年間、仲よしの友だち関係だったのです。

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SALAが病魔に冒されたのを知り、私は飼い主さんと話し合って引き取ることに決めました。

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どうしてもいっしょに生きたくて。

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SALAのことを知らない方のためにSALAの記事をいくつか貼りつけておきます。約1年前に我が家にいたのでブログ内の検索機能を使えばたくさん出てきますけど。

 

 

「おすわりライバル」

 

「SALAが逝きました」

 

「あたたかいドライアイス」

 

「SALAは花に囲まれて」

 

「美しいままで」

 

「50mの冒険」

 

 

SALAの写真や動画を見ていたらSALAに無性に会いたくなりました。

 

 

ブログには極力書かないよう意識していますが、亡くなったわが子たちが忘れられません。

 

 

未練がいっぱい。

 

 

いつか私があちらに行き再び会える日まで彼らに恥じないように生きていきたいと思います。

 

 

 

そしてうちのお子たちと少しでも長く暮らせるよう、みんなの健康に配慮していきたいです。

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SALAよーくがんばったね。

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SALAが大好き!

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皆さまよい週末をお過ごしください。

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LOVE!

 

 

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にっこり闘病!

私のiPhoneの待ち受け画面はみいさんが撮ってくれたお気に入りの1枚!

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保護猫ジョイは703号室にて家族を待ちわびています。おひとり暮らしの女性も大歓迎ですので気になる方は非公開コメントでお知らせください。ひさびさにジョイに会ったMIHOさんからは太ったと指摘されています。だってジョイ・・・・・・よく食べるもん^^;

 

 

 

本日は2か月ぶりのほほの通院日。午前中、MIHOさんが703号室へ。ほほを気にかけてくれるMIHOさんは必ずつき合ってくれるのです。いつもありがとう。

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ほほはキャリー内で抗議のおしっこ(涙)。またか・・・・・・。

 

 

 

車で約30分。お世話になっている東京大学附属動物医療センターへ到着!

 

 

 

名を呼ばれ、諸検査へ

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実はほほ、卒業生もも(海子)が我が家を巣立ってから元気が半減したのです。ブログに書くと里親さんにご心配をおかけするかと控えていたのですが、内心少し不安でした。

 

 

けれど、予想に反し体重200g増↑ おおお。ほほ~やるね!

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「やりとき は やりまち」

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歯茎の腫れはひどくなっている気配。コンベニアを打って様子を見ることに。

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担当の前田先生がパソコンを使ってほほの状態を丁寧に説明してくださいました。ほほは重度の水頭症ゆえ、脳内の水の量が異常に多いですが前回と今回の脳の状態はほぼ変わらず。

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画像の黒い部分は脳内の水です。現在利尿剤とステロイドで治療中。

 

 

まあ、持病なので悪化していなければよしとしましょう♪

 

 

 

歯茎は痛そう。食欲が落ちないのが不思議です。

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左側の腫れが顕著ですね。

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抜歯手術は麻酔の危険を伴うのでできません。

 

抗生物質でじゃっかんの改善を狙うしか方法がないのです。

 

 

ほほの歯茎の写真を見て親バカの私が発した言葉は「かわいい~」でした。

 

 

前田先生に引かれるかと思いきや、先生がひと言。

 

 

 

「実はですね・・・・・・もっとかわいい写真が撮れたんです」

 

 

前田先生がカチカチっとマウスを動かしながら得意げに画面に出してくれたのがこちら↓

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うおー!! ほんとだ!

 

 

 

先生の遊び心に一同満面の笑顔^^

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日本で最先端を走る動物医療センター

 

 

なのにこの雰囲気はなんですの?

 

 

最高ですよ。

 

 

 

ほほの元気がいつ頃からどのように半減したのかを前田先生に説明する際、正直私はおそるおそるでした。先生に頭がおかしいと思われるのが怖かったのです。

 

 

「あの・・・・・・非科学的な話を信じてもらえるかわかりませんが、うちにいた猫(もも/海子)にほほが恋をしたらしく、その子が我が家を出てから落ち込んでいるようなのです」

 

前田先生「そうですか。ほほさん・・・・・・(笑)」

 

「え、ほんとうです」

 

前田先生「はい。わかりますよ。そういうの、あると思います。ほほさん・・・・・・(クスクス)。元気が減ったと伺ったのでお薬の量を増やそうと考えたのですが、じゃあ・・・・・・(失恋が理由なら)増やさないでおきますね」

 

 

うーん。なんかいいなあ。

 

 

うちのお子たちの闘病を明るく支えてくれる周りの方々に深謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

会計待ち

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大学病院の診察料について何件か非公開コメントでお問い合わせをいただいたので明細を載せておきます。薬は70日分。駐車場は500円。

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帰宅後、みんなのお世話や投薬のつづきを。MIHOさんが補液シーンを見たがったので動画に撮ってもらうことに。MIHOさんの愛するクー太(703号室卒業猫)が慢性腎不全の診断を受け、近い将来クー太に自宅補液をはじめたいんですって。

 

 

東大の前田先生もMOMOペットクリニックの大巻先生も水分摂取の重要性を唱えています。

 

 

慢性腎不全の犬猫たちにとって水分はたいせつ。しかし口から飲める量には限界がある。自宅で皮下補液をやれるようになるのが理想的ですよね。

 

 

まずは補液セットをバスルームに準備。ラクテックは湯せんし人肌程度の温度にしておきます。

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補液セットをどのように使用するのか、つづきは動画をご覧ください。

 

 

※ 私とKISS&LOVEのオンパレードで、終始恋愛ドラマのようでお恥ずかしいですが、さぶの出てくる動画がオススメです。針を刺すところがハッキリ映っています。

 

 

トップバッターはあまぱん

 

 

次はさぶ(最初から最後まで超いい男! 自慢の彼氏)

 

 

おまけとしてべべの短いシリンジ動画も見てください。赤ちゃんみたいで萌えますよ。

 

 

 

MIHOさん動画ありがとう。ふだんはひとりで地味にやっています。

 

 

毎日のことですから私自身の忙しい日や体調の悪い日は結構きつく感じることも。補液は1日1回ですが、投薬や給餌は何度も行うためノルマをこなしていく感覚に似ていますし。

 

がんばったつもりになっても、うまくお子たちの体調を維持できない日もあります。

 

でも私は仏頂面しません。というか、できません。

 

 

うちのお子たちがあんまりにも前向きでキラキラだから、顔をおがんでいるだけでつい幸せな気分になってしまうのです。声をかけずにはいられない。撫でずにはいられない。

 

 

「闘病」

 

 

書くと重くなる一語。

 

 

ですがうちのお子たちはそんなに辛そうではありません。

 

 

みんなまだ私のそばにいたいんだと勝手にうぬぼれています。

 

 

明日もにっこりと向き合いたいですね。

 

 

「病」とも、「老」とも。

 

 

Smile!

 

 

 

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べべ公の食事介助

やっと保護猫ジョイの写真フォルダーを整理しました。先に我が家を巣立ったジョイのきょうだい龍&キャッチと同じフォルダーにごちゃごちゃに入っていたので振りわけたのです。

 

 

特にキャッチとジョイは毛色が似ているから紛らわしかった^^; 不精者の自業自得です。

 

 

フォルダー内のジョイの写真をあらためて見直すと思いの外いいのがあってうれしい。

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これはさっき撮ったばかりのジョイですが、ハンサムでしょ?

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おまいさんにも必ず運命の人がいるよ。いっしょにさがしていこう!

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龍&キャッチ&ジョイを保護したピチコさんよりチチにビールが届きました。

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ほぼアル中のチチは大喜び。ピチコさんありがとうございました。

 

 

 

卒業生麦&とろろの里親さんよりシャンプーとコンディショナー、お手紙、ご支援が届きました。

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かわいいカード! お顔同様美しい字で私への応援メッセージや麦&とろろの近況をお知らせくださいました。里親さんとは仲よくさせてもらっています。麦&とろろをたいせつに育ててくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

今日届いた写真。ちょっとした気持ちを送ったところ、とろろがカメラ目線をくれました。麦はにおいを嗅いでいます。ごめんね麦。猫の物じゃなくて(笑)。

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里親さんは今度703号室に遊びに来てくださるそうです。楽しみにお待ちしています。

 

 

 

さて、昨夜は感極まって要らぬことをペラペラ書いてしまいましたね。ごめんなさい。

 

 

大胆なことを出せるようになったのが自分でも不思議です。読み返す勇気すらないのでいっそ記事を削除してしまおうかとも悩みましたが、自分を恥じるのはやめました。いろんな縁が重なって私は生まれてきたので、生まれてきた事実だけを素直に喜びたいです。

 

 

家族のありがたみを噛みしめつつ。

 

 

ということで、そろそろ今回の主役に登場してもらいましょう。

 

 

胃がんと闘っているべべ公(15歳)の食事風景を皆さまにご紹介しまーす。

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用意したのはシリンジ(10ml)と流動食。ロイヤルカナンの瓶ですが、中身はクリニーケア。クリニーケアは缶なのでシリンジを使うとドロッとこぼれてしまう。いちいち小皿にうつすのも面倒な私はロイヤルカナンの瓶をくり返し洗い、詰め替えて使用中。

 

 

蓋にシリンジの吸引口大の穴が空いていて便利。瓶を逆さまにしチューと吸います。1回でだいたい10ml。これを1日10~20回(汗)。

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20回で約200キロカロリーを摂取できます。べべの理想体重を維持するには少し届きませんが、残りはちゅーるやお腹にやさしいおやつなどを食べてもらえれば大丈夫。

 

 

朝3~5回。昼3~5回。夕3~5回。夜3~5回。寝る前3~5回。

 

 

正直な話、意外とたいへん(汗)。

 

 

 

よしべべ公! 準備はいいね!

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このときは写真を撮りながらだったのでイヤがって見えるかもしれませんが、実際はスムーズに飲んでくれます。時間はかかりますがべべ公の激しい抵抗には遭いません。

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べべ公の歯石も取りたいなあ・・・・・・。

 

 

床にこぼれた分を自分で舐めたりしているところを見ると味は嫌いではなさそうです。

 

 

 

がんばったね。

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シリンジを吸ってる姿は赤ちゃんがミルクを飲むのに似ている気がして愛おしいです。

 

 

世間一般では「強制給餌」の部類に入るかな?

 

 

しかし私は「食事介助」だと思ってつづけています。

 

 

以前はべべの食欲、気力に任せっきりにしていたのですが、食欲がどんどん衰退し、体力も激減しました。明らかに今よりQOLが低かったです。

 

 

実際、死んでしまうんじゃないかと危惧するほどべべは一時、弱っていました。

 

 

「なんだったら食べてくれるんだろう」

 

 

私もチチも半ノイローゼ状態に陥り、五里霧中の日々。

 

 

でもシリンジを通じて経口でしっかりと栄養を摂取できるようになってから、べべの全身状態が著しく上がったのです。しかも病犬用に計算された栄養バランスのおかげで消化もスムーズ。

 

 

昔、愛猫かつが亡くなる間際にした強制給餌がかつにとって正しかったのかわからなくなり、かつが天国へ旅立ったあとも延々と私は自問自答を繰り返していました。

 

 

それが一種のトラウマとなり、私は自分の固定観念に縛られたせいで、なかなかべべ公のシリンジ食に踏み切れなかったのです。けれど、同じ物事でもそれぞれの個体によって誤にも正にもなり得ることをこのたびべべ公に教えてもらった気がします。

 

 

食事は家族のコミュニケーション。

 

 

ほんのりふっくらしてきたべべ公は、ほほのごはんをハイエナする元気が出てきました。

 

 

 

食べることは生きること。べべ公ありがとう。

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お口のまわりにごはんをつけた顔を眺めて、お母さんは幸せに浸っています。

 

 

LOVE!

 

 

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