電気代の請求書をみて、腰をぬかすかと思った（涙）。驚愕の金額です。東京電力は、703号室 を破産に追い込む気でしょうか？　保護猫が寒がるといけないので、チロチョウがいる保護部屋は、24時間エアコンを入れっぱなし。だからある程度は覚悟し ていたんですけどね。リビングのホットカーペットは、しばらく控えます。なんてね。ほほがポカポカーペット大好きだから、ホカぺなし生活も耐えられない し。春が待ち遠しい経済状況です（爆）。

「そういえばこの家、気のせいかしら？　ちょっと暗いかも。電気をつけないのも、ハハのポリシー？　貧しい家は貧しい家なりの“生活の知恵”があるのね。このは、勉強になりました」

「このはが前、身を寄せていたうらら城はね、お日さまの光がサンサンで、夜はあったかぐっすりだったの。こことはちがうわね」

あっそ。悪かったわね

「マッサージはまあまあね」

「そうそう。そこそこ。ハハ、このはに愛と感謝のきもちをこめて、こちょこちょしてね」

「へへ。そこはくすぐったいってば」

このは嬢の家族募集を開始しました♪　ご覧の通り、あまあまガールです。かわいいです。医療ケアはすべて済んでいます。ウイルス検査はマイナス。推定1歳の縞三毛猫です＾＾

おすましショットもイケてるでしょー？

リビングに置いてあるこの椅子、猫たちに人気です。13年前に新宿のコンランショップで買ったんです。確か、イギリス製。私にしては、清水の舞台から飛び 降りるほど高いお買い物でした。今は革製品を控えていますが、当時はあまり気にしなかったんですよね。もちろん、一生モノだと思って大切にしているんです が、猫の爪の痕がひどい（号泣）。

まあいいや。ボロボロでも。お前たちが気に入ってくれたらそれで満足。

って思えるほど広い心なんて持ってるか！　お願いこのちゃん。そこ降りて　おやつあげるからほらほら……。

「えー？　おやつですって？」　　　　　　　　　　「おやつぅ？」

なんかこの一枚↑好き♪　みこティとこのはの距離感とか、表情とか。このはの目の色や、きちっと揃ったお手手も。小さく写ったリルもかわいいでしょ？

このはは、みずみずしい肉体と、はずむような若さの持ち主。まるで、フレッシュな果物です！　あ、こういうアピール、おかしいかなぁ？　とにかく、耳の先からしっぽの先まで、ぜ～んぶがスイートなので、お心ある方からのお問い合わせをお待ちしています。

かつくん「このはにも、家族ができるといいね。このは自身に希望を聞いてみたら、“このはは、あかるく、あったか～いお家がいいの♪”だって。電気代をケチるような家はやなんだとさ。

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連休が明けたら、そろそろ本格的にこのはの家族募集をがんばらなきゃ。

公園に捨てられたこのは。

凍てつく空の下を、どんな思いで歩いていたんだろ。

犬猫と交わり合う生活を送って、長い時が経ちました。その過程で、彼らを取り巻く人間たちの考えも、多種多様であることを知りました。自分がぶれないよう、つぶれないよう、前に進むには、障害もあります。精神面のコントロールがきつい日も多いです。

犬猫をめぐっては、さまざまな人間が、個々の考えを持っていると思いますが、703号室のブログを通じて、皆さまに、私が感じることや、考えていることを伝えていきたいです。偏っているかもしれないけれど、間違っていないと信じて＾＾

「執拗な区別は、単なる差別」

この写真をみてください。emi-goちゃんが送ってくれたものです。

犬が写っているのが分かるでしょ？　これ、野良時代のみこティです。

写真には写っていませんが、みこは自分が産んだ子犬2頭を連れて、茨城の山に現われたそうです。不憫に思った方が、みこにごはんを与えたのがきっかけで、みこは子犬たちと一緒に、写真に写っている場所を拠点に、生活しはじめました。

この写真は、703号室内で撮ったみこ。

うちでくつろぐみこの方が、はるかに幸せにみえるのは、私の錯覚でしょうか？

雑種の犬や野良猫に対して、「外で生きる方が幸せなのよ」との意見は、驚くほど多い。なにを根拠にそう述べるのか？

「野良犬」
「座敷犬」
「外犬」
「番犬」

どれも犬なのに、どうして区別をつけるのか？

雑種は強いから外でも平気、って言葉は聞きたくありません。うちのナナちゃんもリルも、家の中の一番あたたかい場所、やわらかい場所をみつける名手です。外（土手）で生きていた時代もありますが、幸せだったのではなく、それ以上の環境を知らなかっただけのこと。

私の近所には、外で繋がれて飼われている雑種犬がまだ多く存在しています。なのに、外に出されたチワワに話が及ぶと、普段は犬に関心がない人間ですら、嘆くんですよね。

「チワワを外で飼うのは可哀想」

もちろん、チワワは小さいし、寒さに弱いし、儚いイメージの存在なので、外で飼うのは言語道断。あり得ない話です。が、ナナちゃんやリル、みこのような雑種なら、外で飼われるのは仕方ないと思うのは、なぜでしょうか？

「わたしたち犬は、みんないっしょ。さびしさや痛みを感じる度合いがいっしょなの。寒いのが大好きな犬なんて、あまりいないと思うよ。血や種類や大きさは関係ないよ」

シベリアンハスキーは寒いのが平気ですよ、なんてくだらない詭弁はよこさないでくださいね（笑）。
べべ嬢は、そういうことが言いたいわけではないので。

番犬として生きるのが幸せな子っているのかな？
野良猫として生きるのが幸せな子っているのかな？

それって、力量不足な人間の、ちっぽけな言い訳にすぎないんじゃないかな？

私はそう思うな。ねえ、チロ。

チロチョウ親分、目のまわりはまだガビガビですが、私になでられてうっとりの表情をご覧あれ（笑）。

みんなやわらかい場所で、家族と群れるのが大好き。これが真の姿！

ひいてみるとこんな感じ。チロの部屋でくつろぐチチ目当てに犬たちが集まってきた図。少し前の写真ですが、チロも案外普通でしょ？　犬が怖くなくなってきたみたい♪

つまらない固定観念で、犬猫を区別、差別し、色眼鏡でものをみる人間が、いなくなりますように。

執拗な区別は、単なる差別。

でしょ？

※みこティ、家族募集を停止します！　みこティについては、近日中にご報告しますね。それまでは、あたたかく見守ってくれたら嬉しいです♪

エヘ＾＾　最後に自慢をひとーつっ！　かわいいでしょ？　爪に肉球♪

☆☆☆ありがとう☆☆☆

ＭＷさまより、チロチョウに良質なフードやお見舞いをいただきました。

ＭＷさまとは個別にメールやお手紙でやり取りしているのですが、こちらにも載せておきたくて＾＾　いつもありがとうございます。偶然にも、ＭＷさまは、うちの里親さんの大家さんであることが分かったんです。知った時は鳥肌でした～！　すごい。こんなことってあるんですね。

かつくん「ハハはこの活動を通じて、ふたつの確信ができたそうです。

①執拗に区別をつけたがる人間は、ただの差別主義者にすぎない。

②継続は、力なり。継続は、絆なり。

どんな犬猫も愛すべき対象であることには変わりはない。愛されて当然の子と、そうじゃない子がいるのはおかしいこと。だってそうでしょ？　人間も同じ。誰だって大切に扱われるべきだよね。

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昨日は自分の通院で有明までいきました。ドライブ中にごちゃごちゃの頭を整理しようと思っていたのですが、天気がよかったからか？　ボーとしてしまい、終盤は、どんな迷子札を買ったらいいのか？　うなりながら悩んじゃった＾＾；

家に帰ってからも、家事の合間に迷子札についてあれこれ考え、何時間もパソコンとにらめっこ。迷うわ～。ベベ＆リルのだけ注文するつもりだったけれど、そ れじゃあナナちゃんが悲しむだろうから、ナナちゃんのも頼みました。うちはいつもそう。必要な分だけ買えばいいのに、娘っこが３頭いると、３頭分買ってし まうの（涙）。まあ、ナナちゃんだけ古いのをつけているのもかわいそうだからいいや。届くまで１か月かかるそうですが、楽しみが増えたと思えばなんのその ＾＾

犬に限ってですが、迷子札は大切ですよ。マイクロチップは皮下に埋まっているので、リーダーがないと読めませんが、迷子札は、字が読める方なら誰でも ＯＫ。私も迷子犬を保護したことがありますが、迷子札がぶら下がっているのと、いないのでは、大違いでした。迷子札は劣化しやすいので、マジックで手書す る簡単なものはやめましょうね。それから、迷子札と首輪を繋ぐ金具も重要です。切れやすいものは意味がありません。

犬のお届け時、里親さん宅に用意された迷子札の金具が弱そうだと、私はその場で、私が持参した金具につけかえてもらうようにしています。迷子札を準備していないお宅なら、準備が整うまで犬を置いていきません。連れて帰ります。場合によっては破談もあり得ます。

って、話が脱線しちゃったけど～、１か月後、ブツが届いたらＵＰしますね～♪

ナナちゃんの写真をＵＰしてみました！

若い時からガム好きのナナ。目がウルウル輝いています。

ナナちゃんはもうシニアですが、私の中では永遠のはにかみ少女。うちのナナは母親に似て上品なの。手袋をしたお手手でガムを持っている写真をみれば一目瞭然ですよね（爆）。

「ハハ、自分が上品だなんて、勘違いも甚だしい……です」

なによ。このはなんて、手足短いくせにー！

昨日、このはをパパラッチしました。やっぱりこの子、フォトジェニックだわ♪　アイラインがくっきりの子って、妙に艶やかですよね。

横顔もイケてる。

「ねえねえハハ～、みこもアイラインくっきりでしょ？」

どれどれ？　あー本当だ＾＾　みこもきりっとアイラインが入ってるのね、すごい＾＾

うちの女子って、宇宙で一番かわいいかもしれない（当然母親も含まれます）。おほほ～

☆☆☆おまけ☆☆☆

昨年末のできごとですが、姉ちゃんちの保護子猫クレアが、私の友人nabeさんの元へ嫁いだので、お届けの時、私も一緒に行きました～♪

nabeさんはご近所さん＾＾　同窓会の時、カメラマンを担当してくれたり、チチと同じジムで汗をかいていたり、ババのお店にも遊びに来てくれたことがあるんです。

久々に会って、あまりにもスリムになってるから、びっくりした～。現在は他のジムに入っているnabeさん。ボクシングって、本気でやれば超痩せるんですね！！

nabeさんちに用意されたケージの中にて

お届け時、奥さまにはじめてお会いしたのですが、奥さまも素敵な方～♪　３Ｆ建ての立派なお宅ですよ。バスくんは、雑種の16歳。この他にも、レスキュー したダックスちゃんがいました。少し前まで猫もいたんですよ。先代猫ちゃんは、糖尿病でこの世を去りましたが、大切に育てられていたんだと思います。もち ろん、全員完全室内飼育で、みんな、元捨てられた子たちです。

幸せになってね♪　nabeさんちなら大丈夫ね！

姉ちゃんちには今、保護猫ティアがいます。どうかティアもお心ある方の目に留まりますように。

☆☆☆お知らせ☆☆☆

卒業犬けんのお姉ちゃんがやっとブログをはじめました。遅いよ（笑）。ずっと待ってたんだから！

けんは左。右は華ママちゃんの卒業生のんちゃん。

のんちゃんも増え、賑やかになったけんのお家。のんちゃんがかなりのビビり犬ということもあって、ご家族は、あれこれ工夫しています。参考になりますから、読んでみてくださいね。

⇒http://sawayakaken.cocolog-nifty.com/blog/　「うしとやぎの日常」

こちらも703号室の卒業犬、シーズーの萌（右）の里親さんもブログをはじめました。

⇒http://chinyonikki.blog137.fc2.com/　「Chin YOのわんこ日記」

一緒に写っているのは、同居犬ちびたくん（雑種♂）です。萌が大切にされている様子がよく伝わってきます。萌とちびたくん、また遊ぼうね～♪

かつくん「女子って目ヂカラが命だから、アイラインがくっきりかどうかで“美度”が決まるってホント？　そうだとしたら、ハハはノーラインだから、美女子には当てはまらないね。まあ、目以前の問題で、年齢的にも“美”とは遠いところにいると思うんだけど。

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先ほど、大巻先生から電話がきました。チロチョウ、無事に手術を終えたようです。チロ、数日前 にケージの中で大暴れしたので、手を怪我しました。手が腫れてしまったので、目の手術の時に、手の処置もお願いしました。血膿が出たそうです。チロチョ ウって、外にいた頃から危なっかしい猫だったんですよね。足場もないような、高い塀の上にのぼっていたり、アパートの２F部分のベランダにぶら下がってい ることもあったんです（汗）。

でも、目も手も、大丈夫ですからご安心ください。しばらくはカラー生活になるので、退院後は１段ケージに入ってもらおうかな？　２段だと、なんか危ない気がする＾＾；　チロのことは改めて書きますね。

今日の午後は、うらら城へ行ってきました。

このお方を迎えに行ってきたんです。

どう？　圧巻のかわいさでしょ？

「エヘ♪　ハハってば、あたちのこと、ほめすぎですよー」

美しい三毛模様！

名前は「このは」と言います。知ってる方もいるのではないでしょうか？　ぷくぷくさんに保護された女の子です。うらら城で預かっていましたが、この度、７０３号室に移動してきました。これからは、私の責任でこの子の家族探しを行いますので、皆さま、応援お願いしますね。希望者さんは私にお問い合わせください。

うらら城でくつろぐこのはをみていたら、狭い我が家に移すのが不憫に思えたのですが、いろいろ熟考した末、連れて帰ることに。やっぱり、猫は募集する人間のそばにいた方がいい気がするんです。まあ、ケースバイケースなので一概には言えないのですが……。

それに、ぷくぷくさん＆うららさんには、まだ保護しなければならない猫たちがいるので、そちらに力を入れてもらった方がいいかと。幸い、このはは環境の変化に強い方で、早速我が家でくつろいでいるので、安心しました。

うらら城のような豪邸ではありませんが、うららさん同様、愛情をたっぷりかけ、終の棲家を探します！　スピーディに募集するつもりですので、気になる方は 早めにお問い合わせくださいね。推定１歳の若さで、ウィルス検査の結果はマイナスです。愛らしいのは顔だけではありませんよ。性格も花丸でーす。このは は、人間がだ～いすきなんですから。

それにしてもうらら城はすごい。

いつ行っても籠城したくなりますね（笑）。私が猫になりたい……。

うららさん♪　お茶を３杯もおかわりしてごめんなさい。久々にお会いできて嬉しかったです。ぷくぷくさんやルルさんも一緒でした♪　ルルさん、送ってくれてありがとうね。

そんなわけで、うちは、愛犬べべ、ナナ、リル、愛猫ほほ、あまた+保護犬みこティ、入院中の保護猫チロチョウ、新入り保護猫のこのはの8頭で、2011年をスタートさせました　忙しい日々ですが、この上なく充実しています。

「あたしのお腹、うっすらピンクできれいでしょ？」

「へへ♪」

平和主義者のみこティは、暇さえあればお腹を出してます。そして撫でろと要求してきます（笑）。

かつくん「このは、鼻ペチャ丸顔＆くっきりアイラインだからモテ系の女子だね。性格は、この前巣立ったとらまる（ともこ）に似てるよ。きっと大人気でしょう。里親サイトにはまだ掲載していないけれど、気になる方は早めにお問い合わせをくれた方がいいかも。連絡方法ですが、まずはコメント欄にコメントをくださいね。アドレスは追ってお知らせします。

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一つ下にも記事を書いています。あわせてお読みくださいね。

2010年、703号室を彩ってくれたスターたち。

私と出会ってくれて、ありがとう。あなたたちとご家族たちの無病息災を祈ります。そして、あなたたちのように幸せになれる犬猫が、家族を得られる犬猫が、一頭でも多く増えるよう、微力ながら一歩一歩歩んでいくことを約束します。

2月13日　はかせ改め、フェリシアーノ卒業

「吾輩は～」の独特な話し方で多くの方を魅了しましたよね。ちょっぴり凶暴で、FIVキャリアを抱えたフェリシアーノの家族探しは、いばらの道でした。フェリシアーノが私を成長させてくれた気がします。フェリシアーノ、ありがとう。

3月5日　麦ちゃ卒業

交通事故に遭っていた麦ちゃは、卒業後に、「横隔膜ヘルニア」が発覚し、大手術を受けました。麦ちゃの手術は、気がおかしくなるほど心配で、術後もドキドキの連続でした。凄まじい生命力で全快した麦ちゃ。麦ちゃ、ありがとう。

3月28日　くまぐす改めフウガ卒業

センターで生き残ったフウガ。センター内で、人を噛んだこともあるほど怖い思いをしたフウガは、頭がよく、優等生でありながらも、人間不信の一面が強く出ていました。内弁慶坊やを、散歩へ連れ出すのが大変でした。フウガ、ありがとう。

5月2日　すずき改めもりまる卒業

八割れ最強美猫もりまる。ピンクの首輪をつけられたまま、捨てられていました。神社で面倒をみてもらいながら命を繋いできたもりまるは、環境の変化に弱い子で、703号室にやってきた頃は、朝から晩まで鳴き通しでした。もりまる、ありがとう。

6月28日　バナナ改めマリア卒業

ミルク一家の娘、マリア。気立てのよい赤ちゃん猫マリアは、へその緒がなかなか取れず、私をひやひやさせました。部屋へ入ると、いつもヨチヨチ近づいてきて、私のそばで、地味な遊びを繰り広げていました。マリア、ありがとう。

7月2日　ミルク卒業（ミルクとハニーは同じお宅へ）

ミルク一家の大黒柱。ミルクに出会って、私は母の強さや優しさを知りました。痩せっぽっちで、毛並も悪かったミルクですが、子を育み愛でる母の姿は、筆舌に尽くしがたいほど美しかったです。ミルク、ありがとう。

7月2日　ハニー卒業

ミルク一家の息子。成長率も一番、食べるのも一番、トイレやグルーミングを覚えたのも一番早かったハニー。なんでも一等賞のハニーは、ブログの中でも多くの方に愛され、見守られましたね。ハニー、ありがとう。

7月3日　イチゴ改めみかん卒業（みかんとあんずは同じお宅へ）

ミルク一家の息子。他の兄妹に比べ手がかからず、常に安定していたみかん。母猫ミルクのミニチュアのような愛らしい姿に、何度も笑みがこぼれました。ハニーに頭を齧られ、よく泣いていたっけ。みかん、ありがとう。

7月3日　チョコ改めあんず卒業

ミルク一家の娘。あんずが無事に育つのか、眠れないほど心配しました。なかなか体重が増えず、他の子より小さかったあんず。甘ったれで、気が強いあんず。あんずがはじめて離乳食を口にした時は、嗚咽を漏らしました。あんず、ありがとう。

8月14日　ウィリアム卒業

あああ。振り返るだけで、胸がいっぱい。外で生きつづけたウィリアム。保護するまでに3年以上かかりました。保護後も、あらゆる検査に無言で耐え、私と一緒に、一枚一枚、壁を乗り越えてくれました。ウィリアム、ありがとう。

8月20日　しずく卒業

ゴミのように捨てられていたしずくは、餓死寸前の体で外をさまよいつづけました。保護された後、体調が戻るまで長い入院生活を強いられていたしずく。姉妹の福ちゃんが嫌いだったため、あえて姉妹別々のお宅を探しました。しずく、ありがとう。

8月26日　あかね改め福卒業

しずくと共に、捨てられていた福は、茨城県へ嫁ぎました。八割れ美少女。しずくに比べると、手がかからず、おっとりお嬢さまタイプだった福。しずくに疎まれても噛まれても、じっと耐える姿がいじらしかったです。福、ありがとう。

8月29日　スィートメロンパイ改めメロン卒業

環境の変化に強く、人間にも犬にも猫にも友好的な甘い紳士のメロンは、ねこじゃらし遊びが上手でした。メロンのチューは、元気になる薬。“性格のいい猫”の典型で、食いしん坊な、優しいお子でした。メロン、ありがとう。

9月16日　まお改めアールグレイ卒業（アールグレイとオレンジペコは同じお宅へ）

兄妹と共に、土手に捨てられていたアールグレイは、保護された後、大人気で、あっという間にご縁が決まりました。グレーの毛並みとこぼれそうな瞳のアールグレイは、私の中では、パーフェクトキティです。アールグレイ、ありがとう。

9月16日　まみ改めオレンジペコ卒業

三角の黒いお鼻が特徴的なオレンジペコもまた、多くの問い合わせをもらった美少女。アールグレイと紅茶同盟（姉妹）を結成し、日々おてんばぶりを発揮中。土手で、猛暑や悪環境、飢餓と闘いました。オレンジペコ、ありがとう。

10月23日　ラオ卒業

当初は凶暴だったラオ。これでもかというほど整った顔と立派な縞模様の持ち主ですが、なぜか家族募集は苦戦。長い間、体調を崩し、慢性的な食欲不振と下痢を患っていましたが、終盤は、私のシャケ弁当を奪うなど、元気を取り戻してくれました。ラオ、ありがとう。

11月1日　マロン改めカルヴァドス卒業

土手で保護されたカルヴァドスは、悪環境と闘った挙句、脱腸になり、小さな体で手術に耐えました。姉妹には頭が上がらない男子でしたが、やんちゃ坊主で、遊びが大好き。山梨県へのお届けの車内では、終始鳴きまくりでした。カルヴァドス、ありがとう。

11月2日　マディバ卒業

散歩時以外、ケージから出てこない犬ははじめてでした。茨城県で野良犬として生きつづけていたマディバは、類をみないほどのビビり男子でしたが、少しずつ距離が縮まるのを感じるたび、愛しさがこみ上げました。まだ心配だけど、マディバ、ありがとう。

12月10日　タイガ改め泰雅卒業

捨てられた後、風邪をこじらせた体で、救いを求め、いろんなお宅の前で鳴きつづけていた泰雅。風邪の後遺症は残ってしまいましたが、食いしん坊で、元気いっぱい、遊びが大好きな気優しい男子です。目ヂカラがすごい！　泰雅、ありがとう。

12月18日　豊桃子改めとらまる卒業

折れない心と低姿勢な振る舞いで、ひとりっ子体質のもりまるに認められ、弟として迎え入れられたとらまる。愛嬌たっぷりのまんまるなお顔と体つき。703号室に癒しをくれました。みているだけでハッピーになれます。とらまる、ありがとう。

皆さま、今年もお世話になりました。次の年も、どうぞごひいきに。

チャオ！

かつくん「こうしてみると、個性豊かで手のかかった犬猫が多かったね。末永く幸せでいてもらいたいな。皆さま、よいお年を。

ぼくはいっぱいしゃべった年だったな。来年はもう少し、おとなしいキャラでいこうかな？

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