追記:ハニーたちのお見合いが入っていたの ですが、先方のご家庭の事情により、流れてしまいました。現在家族が決まっているのは、バナナのみ。こんなに可愛いのだから問い合わせが殺到だろう、とふ んでいる皆さま(笑)、ネットでの募集は非常に流動的なので、そうとも限りません。希望される方は、チャンスかも♪ いや、マジで。だってこの子たち、天 使ですよ?
相変わらず、ミルクは自分のことに無頓着で子煩悩です。自分の毛繕いすらやりません。
そんな中、ハニーが、「ママ改造企画」に乗り出しました。
ハニーがミルクの耳や顔、体をグルーミングしている姿をよく見かけるようになったのです。
「ママ いつもおいちい おっぱい ごちそさま ぼく ママを きれいきれいしてあげまちね」
ませガキはそう言っているのでしょう(笑)。
「ペロペロペロペロ……どこかおかゆい ところは ございまちか?」
「ながしたりないところは?」
「ゴロゴロゴロゴロ……ないわよ、じょうずね、ハニー」
ミルクは目を細めながら喉を鳴らすと、恍惚の表情を浮かべます。
やさしく、うつくしい、母の顔をまとっています。
それを眺めている間中、私は、鳥肌が止まりませんでした。衝撃的なシーンでした。
命懸けのお産。
自己犠牲の塊ともとれる子育て。
なぜこんな苦しいことをミルクはすすんでやるのか。
それが子を産む、女の本能だから?
未熟な私は、どうやら間違っていたようです。
ミルクは与えてばかりじゃなかった……。
子猫たちがミルクに与えているものを、単に私が見逃していただけ。
子猫たちは、ただお乳を奪い合っているわけではなく、
母親から血や肉を剥がすように生きているわけでもなく、
感謝や親愛、つまりは知らぬ間に“ミルクの心”そのものが、この子たちに乗り移っていたのです。
ミルクは、自分のお乳を飲ませ、あらゆる世話を繰り返すその合間合間に、自らの心をも継承していたんですね。
母が子を想う心は、子が母を慕う心。
ミルクが母親の鑑なら、ハニーは、親孝行の鑑です。
他の兄弟たちが離乳食を怖がる中、ひとりこちらへやってきて、ペロッと食べて見せたハニー。お兄ちゃん気質で、なんでも一等賞のこの子は、子育てに忙し く、自分の手入れもままならないミルクを気づかって、小さな舌で懸命に癒しています。私は、心底ミルクが羨ましくなりました。
ミルク、立派なお子たちね。育てた甲斐があったわね。
「うん。まだまだ育てるわよ。この子たちはね、わたしの分身なの。わたしと、名もなきこの子たちの父猫が、外で必死に生き延びた証。わたしの、命の証。それがうちのこどもたちなのよ」
なるほど。この子たちがかもしだす全てが、ミルクの愛と努力の結晶なのね。
この子たちはミルクの自慢であり、誇りであり、道程なのね。
母子たちは、そう遠くないうちに、別れの日を迎えるでしょう。けれど、今こうして過ごす時間が、強い絆が、この子たちの礎となって、体の芯に必ず残る。私はそう信じています。
私も忘れたくありません。
ミルクたちの一瞬一瞬を、いつまでも覚えていたいと思います。
かつくん「ハニー、いい子だね。今日はミルク&ハニーの親子愛について掘り下げてみたようだけど、イチゴもバナナもチョコも、ハニーを追い越しそうな勢いで成長していますよ。みんな仲良し。依存し合って生きています。
それを引き離すハハって、鬼ババアにも思えるけれど、心を鬼にしてでも、それぞれを送り出すって。なら、ミルクを裏切らないよう、良縁を探さないとね。
ちなみにぼくは、ハハの心が鬼のようだとは言ってないよ。本当はハハの顔が鬼に似てるって言いたいの。ハハ、眉毛書かずすっぴん状態で地元をふらふら歩いていたら、ハハ妹ちゃんに“はんにゃみたいっ!!”って言われてたし。
話が逸れちゃったけど、ミルクやウイリアムにも、いい家族を見つけてあげてほしいな。ぼくは“オトナ組”の良縁も強く願っているよ。ウイリアム、今日検査入院しました。今、絶食、絶水中です。
ハハは先生に“ウイリアムは甘えん坊だから、先生どうか一泊の間、よーく相手してあげてください”なんて頼んでたよ。ハハはチルコンだよね。皆さま、チルコンって分かる?
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!
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