※ブログを連続更新中。一つ下の記事とセットで読んでもらえるとうれしいです。
ここ数日のあまぱんは、1日中ほとんど「籠れるベッド」で静かに寝ていますが、気分がいいときはリビングを軽く散歩する元気を見せてくれます。
昨夜のあまぱん
点滴は朝夜の2回、投薬は朝夜の2回、そのすきにほんの少しだけ栄養分を口に含ませています。ごはんの量はぜんぜん足りないのですが、無理やり多くを食べさせていません。
最近活躍中なのが、これ↓
大好きなブラッシングを催促するあまぱん
さぶと並んでご満悦のひととき
ただ苦しいだけではないことがおわかりいただけるのではないでしょうか?
ウットリしていますよ。
年齢不詳で我が家に来てから12年半。推定16歳過ぎのあまぱんは、絶えずごはんのおねだりをつづけてきました。昔からあまぱんはよく鳴くんですよ。
名前を呼ぶとお返事をするし、甘えたいときやごはんを食べたいときはおしゃべりばかりしていたのです。食いしん坊のあまぱんは結構うるさい男で、要求(ごはん)が通るまで、いつまでも粘り鳴きをやめませんでした。力強く、とてもしつこく。
やたら太らせないようにと、健康面を心配して心を鬼にしてきた私が、あまぱんの主張に根負けしてお皿にごはんを入れると、あまぱんは目を輝かせました。
でも、近くに潜んでいる保護猫たちによくごはんを奪われていたのです。
鳴いて鳴いて、お母さんにおねだりがようやく通じて、願いが叶った。
ごちそうが来た、さあ食べよう! とルンルンのあまぱん。
なのにいつもあとからシレッと来た保護猫たちに横取りをされてしまう。
人間社会にも通じることですよね。私も同じ状況に日々悩み苦しんでいます。
そんなとき、うちのあまぱんは、鳴いて鳴いて苦労して手に入れたごはんを無条件に譲るのです。取られたことを怒ったり攻撃したりしません。むしろ、保護猫たちの邪魔にならないように、サッとどいてやるのです。そして少し離れた位置から保護猫たちが自分のごはんを食べるのをうらやましそうに眺め、保護猫たちが空にした皿を舐め、残り香を味わいます。それも終わると、今度は保護猫たちの食後のお手入れを手伝うのです。あまぱんはやさしいがとりえの損な男です。
保護猫たちが満腹になって一段落すると、あまぱんは再度挑戦をはじめます。
「ニャウニャウ ワウワーウ(お母さん、ぼくにごはんちょうだい)」
不屈の精神の持ち主ですね。
若い頃のあまぱんの写真を2枚ほど添えさせてください。
かわいいでしょう?
お母さんは全部を見てきました。ちゃんと知っています。
だからあまぱんを深く深く愛しています。
ずっとあまぱんはえらかったね。あまぱんの心の広さはすばらしいです。
Smile
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