Ⅹ3ユキとⅩ4まめ


昨日、初登場したいとこのまめとの出会いについて
でも、ユキちゃんを語らずしてまめとの出会いはありえないのでユキについてもご紹介するね。

今から5年前、ハハは道ばたで車にぶつかった汚い犬に出会いました。
後ろ足を痛めたその犬はひどく痩せているのにお腹が地面に着きそうなほど大きく、一目で赤ちゃんが居ることが分かったんだって。
飼い犬なのか、野良犬なのかハハには分からず、又、どうしてやればいいのか分からず立ち尽くしていたらその犬はその空気を察してその場を去ったの。

ハハはそれからベベの散歩のときによくその犬を見かけるようになったんだって。お腹いっぱいに食べて愛を一身に受けるベベを連れてその犬に会うとハハは心が苦しくて仕方なくなったんだって。

会えば会うほど「私には何が出来るのだろう」と真面目に考えるようになったんだって。
そしてハハは行動を開始したんだって。初めて会ってから半年後のこと。
まず、飼い主探し。飼い主が居ると踏んだハハは、その放し飼いの犬を尾行し(怖)3ヶ月かけて家を突き止めた。一人暮らしの高齢の男性が飼い主だったの。犬の名前はユキ。ユキちゃんが今まで産んだ赤ちゃんは全部、目が開かないうちに処分されたらしいの。
次に飼い主との交渉。とにかくしつこく避妊手術や放し飼いはいけないと繰り返した。でも、男性は「お金がない」「散歩は面倒」を連発。平行線では意味がないと思ったハハは自分で避妊手術・フィラリア予防・ワクチンや狂犬病注射を受けさせ、散歩に出ることにしたんだ。
避妊手術は他のボランティアの方も協力してくれたし、散歩はハハ妹が少し協力してくれた。もちろん今も続けているよ。
続けていくうちに、男性も少しずつ変わってユキちゃんを愛おしく思うようになってくれたんだって。そして自分でも少し。散歩へ出かけるようになったの。

そんなある日(今から約2年半前)男性からハハに電話があったの。
「ユキがいなくなった」真冬の寒い日だった。
ハハは慌てて力の限り探すことにした。
様々な関係機関(警察署・保健所など)に連絡し、ポスターやチラシを作って毎日配って歩いた。ボランティアの仲間も助けてくれたの。
でも、ユキちゃんの写真がなかったので、ハハ妹が書いたアバウトなイラストのせいで大混乱。
あちこちから「オタクの犬を見かけました」と連絡が入る始末。
そんな毎日が過ぎ、1ヶ月ちょっと経ったころ、草加警察から電話が入ったらしい。

「オタクの犬らしき特徴の子が、うちに保護されているんですが…」
ハハはすぐに車で草加へ向かったの。あたしたちのご飯はおあずけだったよ。

暗い駐車場の片隅の小さなゲージの中に居たのは、ハハが会いたくて仕方なかったユキちゃんではなくて、ユキちゃんの半分くらいの大きさしかない豆柴の ♀(まめ)だったの。一度は「違います」と言って家に帰ったハハだったけど、2日後保健所へ送って処分すると言われた言葉が忘れられなくて、翌日ハハ妹を 連れて草加警察へ再び向かったんだあ。
それが、ハハ妹がまめと暮らすきっかけになったの。

ユキちゃんはそれから1週間後に突然戻ってきたの。居なくなってから40日。ハハはすぐに写真を撮り、頑丈な迷子札をつけて、男性に返したの。
男性は、雨の中、傘もささず、家の前の道でユキちゃんの帰りを待っていたの。そして、ユキちゃんを抱きしめて、泣きながら「ごめんね」と繰り返した。

今日昼間の散歩でハハが撮ったの
11歳の元気な女の子。夏はいつもこうやって「虎刈り」にされるけど(涙) 本当はもっと美人さん。長生きしてね。いつまでも。

おまけのまめ推定5歳♀

まめ『でも、わたしとユキちゃん似てるぅ?』

ハハ『どうかな?なんで?』

まめ『だって・・・わたしのほうがかわいいもん

ハハ『(無言)・・・・・』

4年前、ユキの避妊手術を手伝ってくださったKさん、Iさん、ご協力ありがとうございました。
2年前、ユキが失踪した際に錯綜した情報の中でユキ似のサッちゃん、サリーちゃん、もう一頭のワンちゃんを保健所等から救い出し幸せにしてくださったKさん、ご協力ありがとうございました。

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