ちょっとの間、更新をサボってしまいました。
ご心配頂いているかつくんの様子ですが、良くありません。日に日に弱る一方です。今腹水分を抜いたらきっと2キロ台前半位の体重しかありません。
副作用の心配は尽きませんが、ステロイドを抜かしたら食欲が全くでない為、多量に投与しています。多量に投与しているのにも関わらず1日5~10g食べれれば良い方。熱は断続的に続き、私は少し前の元気なかつくんを忘れてしまいそうです。
でも、甘えぶりは健在。みんなでベタベタする毎日を送っています。
猫科は普通、具合が悪いと隠れてしまう習性がありますよね。野生のライオンなどもそうで、隠れてじっと体を休めるプライドの高い動物で有名ですが、か つは最近、全く隠れなくなりました。最初の頃は良く寝室のベットの下に隠れて、私はかつくんの可愛いお顔が見れないのを不安に思っていたものですが、今 は家族から一番近い場所で体を休めるようになりました。
ベットの下→犬などから身を守れる高い場所に寝床を変え
今はここ。
トイレも行きやすいようにすぐ横にセットしました。
ここはどこか?と言うとリビングのTVボードの真下。みんなが一番集まる場所です。
TVはうるさいし、犬達とは全く距離感を保てないし、落ち着かないだろうなと思っていましたが、とてもお気に入りの様子で見ていて可愛いです。はっきりし た表情はあまりせず、いつもボーとしたようなお顔になってしまいましたが、呼びかけにお返事してくれたり、撫でるとうっとりしたようなお顔をすることが あって、それが又可愛い・・・。
ね、かつくんはどんなお顔でもとっても可愛いよね。
最初の頃は、他のFIPの猫ちゃんのブログを読んだり、FIPの事が書いてある記事を見つけては愕然としたり、落ち込んだりしていましたが、今は不思 議と全く気にならなくなりました。FIPは元々昔から良く知っている病気だし、まさかかつが発症するとは思いませんでしたので、最初の頃はもうショックで ショックでどうすれば治す事が出来るのか?そればかり考えていました。でも、かつはもう治らないと思うのです。
諦めているとか、そういうのではなくて、実際問題、治らないと思います。その現実は私にとって、チチにとって、凄く厳しいものですが、どんなにわめいても治らない事を知ることからはじめられることもあると気がつきました。
気がつくまではかつと一緒に暮らしているようで、本当は、小さな体に答えを求めて無理させたり、落ち込んで生きている心地がしなかったり・・・。一番困ったのは703号室に私自身の居場所が無かったこと。
一番思い詰めていた頃は、家中を無意味に歩き回ったり、お酒も飲んでいないのにいきなり吐いたりしました。チチも居るのにおトイレまで我慢できず、オー プンキッチンの流しで堂々と(笑)すさまじく何度も吐いたり、放心状態で何時間も客間の床に座り込んでいたり、かつの通院と犬の散歩以外は、コンビニに すら行かない自堕落な生活を送っていました。今も自堕落は変わりませんが(笑)、少しだけ心にゆとりを持つことが出来るようになった気がします。
かつが好きです。自分のことよりも、もっともっと大好きです。
でも、愛し方を変えなければならない時もあって、今がまさしくその「時」なのかもしれないと思っています。愛し方を変えているだけで、愛の大きさは変わらない。むしろ大きくなるばかりで困っていますが・・・。
かつくんは今、酵素水を飲んでいます。
それから今日、静岡に住んでいる大好きな卒業生、ゆずの里親さんのちぃこさんが、 横浜に住むお姉さんと一緒に、かつくんに温灸を持ってきてくれました。かつくんが人見知りするのでババ(母)のお店でやり方を教わって、その後みんなでお 店でランチして、久々に楽しいひと時を過ごすことが出来ました。かつくんが少しでも楽になるよう、わざわざ静岡から来てくださって嬉しかったです。
早速温灸も試しています。
病気には勝てないかもしれない。
でもかつくんには、少しでも幸せを感じてほしい。
与えられるものは全部あげる。
全部。
ランキングに参加しているの。1日1回有効だって♪
「毎日応援ありがと。ぼくは今日、病院からお休みをもらって703号室でチチに温灸してもらったの。ちょっと煙いけどあったかくて気持ち良かったよ。ちぃ ちゃん、ありがと。ゆずにもよろしく言っておいてね。それから皆さま、ぼくを心配してくれてありがと。ぼくはまだまだ生きています。ちゃんと生きています よ。」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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