今週月曜日の朝。
迎えに来たKさんの助手席に乗り込んだ私は、この日の予定を大まかに聞いてみることにしました。
「おはようございます。Kさん、栃木県まで、片道2時間半程度で行けますよね?」
「ええ。行けると思うわ」
「栃木かあ。遠いですね。気をつけて行きましょうね」
「ええ。気をつけて行きましょう。でもねえ、今日は栃木県へ行くんじゃないのよ」
「……?」
「今から向かう場所は、山梨県なの」
「…………」
私って、いつもこう。肝心なところが一本抜けてる。
当日の朝まで、自分が山梨県へマロンのお届けに行くとは思ってもみなかったのです。お見合いの時、里親さんにちゃんと聞いたはずなのに……。はあ。
お天気に恵まれ、気分上昇! マロンはキャリーの中でずっと鳴き通しでした(苦笑)。
さすが山梨県。富士山が美しい♪
紅葉の季節。いいなあ~。こういう景色って。
出発から3時間弱。一度も休憩をとらずに、目的地に着きました^^
和の香りがプンプン漂うすっご~く素敵なお宅。周辺の環境も最高です。もう、空気がおいしいの。別荘地って感じなのかな? まわりの景色は、日本の田舎というよりは、「ロスね」と言っていたKさん。うんっ! なんか言いたいことはわかる。ロスに行ったことないけれど^^;
マロンはお名前が変わります。保護されるまで散々苦労してきたマロンには、かっこいいイメージのお名前が合うんじゃないかって、里親さんが考え抜いて決めてくださったお名前は、「カルヴァドス」。いいでしょー? このお名前なら、他の子とかぶりませんよね。
自分の城を探検するカルヴァドス♪ 3段もあっていいねえ!
車内で鳴き叫びっぱなしだったのに、疲れ知らずのカル。どたばた探検中。
カルヴァドスに一目惚れした里親さんは、東京のKさんのお家までご夫婦で会いに来てくださったのです。なんとお見合いのために、都内のホテルに1泊されたんだとか。
お見合いは、Kさん、預かりのFさん、そして私も一緒でした。ご夫婦のお人柄に激しく惹かれた私たちは、少々離れた場所であっても安心できたのです。それに、カルヴァドスは結構たくましく育っている子猫なので、長時間の移動にも耐えられるかなと^^
いただいたおもてなしも、センス抜群♪ お茶、めちゃくちゃおいしかったです。
カルのためにたくさんのグッズが用意されていました。寝袋もあたたかそう
バルコニーには出さないけれど、万が一を考えて、ご主人さまが網をはってくれていました!
バルコニー、超広いのです。すべてに網をはるのは、大変な作業だったでしょうね。
「応援してくださったみなさま、ありがと。ぼくは姉妹たちより家族が決まるのが遅くなってしまったけれど、ぼくの家族もステキでしょっ? ぼくはここで幸せになるね」
「ぼくのママ。やさしくてきれいなの」
Kさんが写真を撮ってくれました。
土手に捨てられ、脱腸の大手術を受けた子猫カルは、山梨県でお坊ちゃまになりまーす。
帰り、海老名によって、サンドイッチを食べました。
そして都内に戻った私は、保護猫豊桃子を病院に迎えに行ったのです。Kさんとのお届け小旅行は、とても慌ただしかったけれど、幸せを噛みしめるいい旅でした。うふ♪
かつくん「Ⅹ160カルヴァドス、おめでとう。時間がかかってしまったけれど、良縁を掴めてよかった。ぼくも嬉しいです。捨て犬捨て猫がいなくなる社会を目指して、ハハはこれからもがんばるって。
そうだ! 明日はいよいよカレンダーの配送作業です。イラストの抽選会も行います。皆さま、もうすぐ届きます。ちょっと待っててね。チチはカレンダーをみて男泣き。
“ブログでちらっとじゃなくて、実際手に取ってじっくりみた方が欲しくなるね、これ!”
だそうです。
チチのもう一つの感想は、“かつくんが生意気すぎる”って。
どうかな? カレンダーの中でも、ぼくはぼくのままだけどね。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!
703号室はランキングに参加しているので、ぼくのバナーをクリックして応援してね。沢山の人に読んで欲しいから」
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!