リレー

土曜のお昼、ボランティア友達のユキちゃんと一緒に元気改めメロディをお届けしました。前の日 はドックランでご満悦だったようで(笑)、いい卒業式をあげることが出来ました。チチは参加できませんでしたが、703の記事を見て、メロディの笑顔に一 人泣いていたそうです。きっと遠い空から「おめでとう」と祝福していたのでしょう。


メロディは、沖縄で産まれました。5兄弟のカルテが残っています。他の子が3キロ弱あったのに対して、《元気 ♂ 1.2キロ》と書かれていました。卒業の前日、改めてカルテを見直し、愛しさがこみ上げました。


全然元気じゃなかったから、“元気”と名づけられたのね。元気になりますようにとの祈りがこもった仮名だったのね。元気を保護し、お世話し、何度も病院へ連れて行ってくれた沖縄のボランティア、Kさんのためにも幸せになってね。約束だよ。


いつもいつも困っていて、でも本当は嬉しくて。
「べべちゃん邪魔だよ……。ぼくが主役だよ」


初恋も体験したよね。


眠った顔は天使だよ。


可愛い可愛い天使だよ。


みんなと仲良く遊べたよね。


べべが大事なパンダさん、壊しちゃってごめんね。


月並みだけど、あなたの幸せをずっとずっと祈っています。

新しいおうちは、千葉県。Tさまの里子として迎えられました。ご夫婦と、大学生・高校生のお兄ちゃん2人。お仕事の都合でご主人にはまだ会えていません が、チチと来週末早速ご挨拶に伺う予定です! ご主人も勿論、メロディと暮らすことに大賛成で、ケージなどを奥様と一緒に買いに出かけたそうです。犬と暮 らすのは初めてのご家族ですが、何度もメールをやり取りしてその優しそうなお人柄にメロディを託すことを決めました。子犬は時にいたずらでコードをかじる 事がありますので感電に気をつけてくださいとお願いしたら、「リビングのコードを全て抜いて出かけます」と。その他にも、私がアドバイスをさせていただい たことやお約束事を実践してくださっています。メロディはおトイレの失敗もなく、食欲旺盛で元気に過ごしているそうです♪ チチもきっと安心してくれると 思います!

新しいお家で(メモリースティックをまた忘れてしまったので携帯での撮影です 涙)


可愛がってくれたユキちゃんと


自分からケージに入ってくつろぎます♪


ずっと幸せにね。来週末会いに行くからね!!

メロディを飼わなかった理由は、一つだけです。
メロディを飼わなかったのは、次の子を保護するため。
今までの愛しい卒業生全てに共通していることです。彼らを飼わなかったのは、次の子を保護するため。ただそれだけです。まだ見ぬ新しい子の為に、横にいる 愛しい子を手放すのは正直、辛いです。頑固な信念だけで成り立っている状態だから、可愛い寝顔を見ていると気持ちが大きく左右します。「このままここに居 てもらいたい」そう思わずにはいられません。

それでも、私は別れを選択します。
それが正しいかは分かりません。
でも、今までも、そしてこれからもきっとずっと別れを選択すると思います。
ただの別れは選びません。最高の別れを選びます。

私はアンカーにはなれません。いつも途中走者。
けれど最高のアンカーにいのちのバトンを渡す途中走者でありたいと思います。

Ⅹ41メロディ、卒業おめでとう。沖縄から良く来たね。
703より愛を込めて。

スポンサーリンク





チチの思いは

ここ最近、全ての予定をキャンセルして家に引きこもっています。節約しなきゃ! と言いつつ、 唯一の収入源であるババ(母)のお店のバイトすらボイコット。今週末の土曜日、元気が卒業するからです。少しでもながく、その顔を見ていたい……。理由は それだけ。とてもシンプルです。

その思いは、チチも同じです。けれど、仕事がある。
今日の昼、地方へ出稼ぎに向かわなければならなかったチチの胸中を思い、元気を連れて一緒にタクシー乗り場まで送りました。何度もタクシーの窓越しに元気 を見つめ、話しかけ、後ろを振り返って未練タラタラの様子でした。早起きが苦手なチチの最近の日課は、朝、べべナナ元気を連れて、土手へお散歩に出かける こと。帰って来てもべたべた状態です。夜は夜で、犬達全員を連れて、ドックランへ。ナナと追いかけっこをする元気を眺め、チチと二人、元気の未来を想像し ます。元気は何も知りません。ただ無邪気にはしゃぎまわっています。

楽しい時間であり、苦しい時間です。


犬のお渡しの場合は、いつもチチと一緒に行きます。でも今回は、仕事の調整がつかないため、チチではなく、子猫の里親会で一緒だったユキちゃんと行く予定です。チチは心配でたまりません。だからせっせと、里親さんに渡す書類を自分のPCで作成していました。
「これでいいよね?」
「漢字が間違ってるわよ」
「分かった。すぐ直すよ」

こんな感じ(笑)。そして、落ち着いたら、すぐにでも元気に会いに行くと張り切っています。

おやつの時間。ササミを大量にゆで、チビたちに食べさせました。


ちょっとカリカリも混ぜます。


チチの大きな手でササミをちぎります。


5つ並んだ小さなお皿は、幸せの象徴。


みんな嬉しそう。


今はみんなが主役です。


食べたいね。


早く食べたいね。


さあ、集まっておいで。


何度繰り返しても慣れない別れ。不器用な私達は、苦悩と喜びの間を行ったり来たりします。私もここ数日は、元気を連れて、二人きりでお散歩へ出かけました。

「歩くの上手になったわね♪」
でも、まだまだぎこちない足取りです。

獣医さんへも行って、健康診断や耳掃除をしてもらいました。元気はヘルニアがあるので、少し心配です。お風呂にも入れたし、爪も切った。あとは、卒業する まで、その瞬間まで抱きしめるだけ。チチの分までしっかりと。明日は、私一人でドックランへ連れて行きます。いっぱい遊ぼうね。思い出は、“お荷物”には ならないでしょ(笑)。

スポンサーリンク





元気なメロディ

ハロー。皆さま、ぼくの卒業に沢山の温かいコメントをくれてサンキュー・ベリーマッチ! コ メントの中に、「パンダさんと一緒に新しいお家へ行くのね」的なものがいくつかありましたが、パンダさんはべべちゃんに粉々に破壊され、ハハに葬られてし まいました(泣)。だから明日は、ライオンさんと一緒に旅立ちます……。

ぼくは今「元気なメロディ君」と呼ばれています。なぜなら名前がメロディ君に変わったからです。でも、元気ですっかり定着したので、ぼくがちゃんと覚える までは、ハハは「元気なメロディ」と呼ぶんだそうです。今日は約束通り、ハハがドックランへ連れて行ってくれました。ぼく達3頭を連れてのドックラン。ハ ハは行きから疲れちゃってました(汗)。

ナナちゃんは、助手席で嬉しそうに座っています。


着いて、沢山のワンちゃんと遊びました。大きなワンちゃんも居たし


珍しいワンちゃんも居たよ。


ぼくは困った顔ですが(ぼくを可愛いと言ってくれたお兄ちゃんと!)


笑った顔も可愛いでしょ?


べべちゃんは大きなワンちゃんの中でも(勝手に)リーダーとして遊んでました。走るのはダントツ一番はやかったよ! スゴイナ!


1時間以上遊んで、お水を飲んで記念撮影! あれ? ぼくだけ変なほう向いてる……。


じゃあ、もう一枚!


それから、ハハとドックカフェへ行きました。

ハハは「足りるかしら?」だって。


ぼく達には犬用ランチをご馳走してくれました♪


美味しかったよ。


でも、もうちょっと食べたいな……。


多めに歩いてお散歩して、車に乗って703に帰りました。明日はもう、新しいお家。太陽さんがとてもあたたかくて、ぼくは帰ってからナナちゃんとお昼寝を しました。夕飯は大好きなササミ。ババ(ハハの母)がぼくに食べさせてあげて! と持ってきてくれたの。思い出は荷物になんかならないよ。思い出はぼくの 宝物。ぼくは、新しい生活を始めるんだ。沖縄と703の思い出を全部リュックに詰めて。

スポンサーリンク





無駄とは言わないで♪

今日は、いつになく上機嫌です(笑)。もう、嬉しくてたまりません! でも、犬猫のことではないんです……。うふふ。

先週、ババ(母)と一緒にチチを車で会社まで送っていきました。チチの会社はフレックスなので、何時に出社しても構いません。だからお昼も3人で食べよう と、チチの会社がある「丸ビル」で、ランチを取りました。その後、チチは出社しましたが、せっかく来たのだからとババと二人、丸ビルの中の高級家具店 に……。フランスのパリに本店を構える「THE CONRAN SHOP」です。

亡き父が、家具の卸売りをしていたので、私はとにかく家具が大好き。買えないなら、見て歩くだけでも幸せです。何軒まわっても飽きません。ババと二人、ため息をつきながら店内を散策。「素敵!」「これもいいね」と女二人、会話も弾みます。

その中で、私がいつかヘソクリを貯めてGETしたいわ! と前々から狙っているドレッサーがありました。「ママ、見てみて! ほら、またあった! これ欲 しい! 宝くじ当たらないかな」そう言って、値札を見ると相変わらず約30万。高い……。高すぎる。でも無駄といわれても、いつか絶対に買うぞ! チチ よ! 買うからね!

で、昨日

買っちゃいました!!!

STAR BAY社のドレッサー

革に見えるけれど、キャンバス地なんです!(嬉)


開くとこの通り


こんなにゴージャスで


味わい深い!! クドイ?


わーい! わーい! しかも値段は、約10分の1(驚)。税・送料込みで4万2千円。もう、嬉しくてずっと興奮状態!

何と4日前にババが、近所のリサイクルショップで見つけたのです!
「あんたが欲しい鏡台、あるんだけど」
「え? 嘘でしょ? 近所のリサイクルショップなんかにあるわけないじゃない!」
「本当にあるんだもん」
「マジ?」
半信半疑で行ってみるとありました!! 本当にありました!!ママ~大好き♪ 教えてくれてありがとう♪

中古ですが、もともとアンティーク風のものだから全然気にしません! 今はチチの非難を浴びないよう、客間にこっそり置いています。

私が機嫌が良いからか? この方達もはしゃいでいました。


とってつけたように、ご覧下さい(笑)。 ナンセ、イヌネコブログデスカラ。


追いかけっこをしてすっかり仲良し???


私はいつもに増してにっこり&うっとり


疲れてちょっとお昼寝 カワイイネエ!


無駄。
という声は受け付けませんよ(笑)。もうチチに散々言われましたから……。チチはどうせお金を出すなら、冬用のコートを買ったら? としきりに言っていました。

いいえ。チチ。寒くてもいいの。私は夢を買ったのだから。

でも、4万とはいえ、我が家には大金。また節約を頑張ります(涙)。

スポンサーリンク





回想

今日は、ラン(琥珀)のお届け。一人で行きました。


もう、これが最後の2ショット。


ケージから琥珀を出し、キャリーバックに移した後白玉を見ると、彼はひとりぼっちでこっちを向いていました。


お届け先は、先住犬コーギーのキリンちゃんがいるお宅です。素敵なマンションでした。奥様と、遊びに来たお母様が琥珀を迎え入れてくれました。大らかなタ イプのご家族で、私も安心! キリンちゃんもすごく可愛い子でした。幸せになった様子は、しばらくお待ちください。UPしますから!

行きは遅刻しないよう気を引き締めているので、琥珀の様子をちょくちょく気にする以外は運転だけに集中します。でも、無事に届けた帰り、一人きりの車内は、妙に静まりかえるから、色んなことを思い出す空間に変化してしまうのです。

ふと、5年以上前によく見ていたサイトを思い出してしまいました。当時の私は、保護活動に興味がありましたが、何をどうはじめたらよいか分からず、本やイ ンターネットを良く見ていました。その中に、犬を処分していく様子を克明に綴ったサイトがあったのです。虐待サイトではありません。サイトを運営している のは、自分でも犬を飼っている獣医師でした。サイト名も、URLも、詳細も良く覚えていません。ただ、どこか市町村のような自治体で運営されている?(ご めんなさい。公営なのか私営なのか忘れました。多分公営?)施設で働く獣医師が、犬達を処分していくシーンは頭に焼き付いています。

まず飼い主に不要の烙印を押された犬が、施設にやってきます。

殆どは、雑種の成犬で、まだ若く、イキイキしている子達でした。獣医師は処分は忍びないと、飼い主を説得しますが、説得に応じる飼い主は皆無。仕方なく、 無機質な犬舎に犬を移すのです。犬達は、不安でいっぱい……。サイトの管理人の獣医師は、自らが犬を処分するまで、毎日、その世話を担当し、様子を写真に おさめていました。

必ず長めのリードでゆっくりと散歩をしてから、丹念にブラッシングをします。処分日は特に念入りに手入れをして、長い散歩へ出かけます。散歩から戻ると一 旦休ませて、それから缶詰を与えます。いつもはカリカリだけですが、この日は特別。美味しくてどの犬も嬉しそう。でも、ごはんを食べるのは、これが最後。 餌の中に、睡眠薬を混ぜてあるので、犬達は満腹になると眠りにつきます。

そして、眠った犬にあの世行きの注射をします。
勇気ある方は、是非最期をご覧下さい」と書かれているボタンをクリックすると、犬達の死に顔を見ることが出来ます。

秋田犬の若い雑種の子が印象的でした。
飼い主に不要とされやってきたのに、とても優しい顔をしていました。無機質な犬舎の中でも、ゆったりと寛いでいました。

「僕、ちょっと暇だな」
そんな表情を浮かべている写真は、見ていて心が砕けそうでした。
最後の散歩の写真。振り返って、大きな口を空けて嬉しそうに笑います。この2時間後にはこの世に居ないと思えないほど、いのちが満ち溢れた一枚でした。

ブラッシング。気持ち良さそうに寝そべります。

死が近づいてきます。
缶詰。スゴイ勢いでがっつきます。
「美味しいよ とても美味しい!」

注射―。
死。
私は、その死に顔を見ました。
穏やかでしたが、死を受け入れていない表情でした。それどころか、何も分かっていない様子でした。どうして自分がこうなったのか、なぜ死ななければならないのか……。

私はもう一度、死の2時間前の散歩の写真をまじまじと眺めました。

頭が狂いそうになりました。

サイトを運営し、犬たちの世話をし、殺さなければなかなかった獣医師はそれから少しずつ精神を病んでしまい、胸中を綴れない状態になりました。犬が好きでたまらなかった獣医師が、どんな気持ちで処分していくのか、飼い主は知っているのだろうか……?

私はしばらくすると、そのサイトのURLをパソコンから削除しました。

そして真剣に考えました。
「私に何ができるのだろう?」

それから5年半。
私はまだ達成感を深く味わったことはありません。
救えないいのちの多さに、崩れそうになってしまうからです。

家に着くとべべと元気がこの通り


プロレスしてるではありませんか。

いのちは尊いですね。

スポンサーリンク