我が家がいちばん

明日いよいよみいさんが保護猫満天の写真を撮りに来てくれます。

 

 

とっとと台湾ネタを出し切ってしまい、703号室を満天一色にしないと。

 

 

ゴロゴロ甘えん坊の満天

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犬とも共存できます。

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自分よりKYがいなければ自分がいちばんKYですが、自分よりKYがいると場の空気を読もうとするのが満天のいいところ。こんな説明でアピールになるかどうかは自信ないけど。

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老犬ナナがときどき執拗に満天に絡みますが、満天はじょうずに避けています。

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スッといなくなる感じ(笑)。

 

 

 

さて、今日でいよいよTHE ENDでございます。台湾旅行記。興味のない方はスルーしてね。

 

 

 

最終日8時に起床。寝坊できて幸せでした。

 

 

朝食はいつも通りホテルのパックに組まれたバイキング・・・・・・を眺めるだけでした。

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色とりどりの食材を前に、とても切ない。

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でもだいじょうぶ。母と妹夫婦が私の分までしっかりと平らげてくれたので。

 

 

 

チェックアウトを前に荷物の整理と最終確認。デカいバッグ増えた^^;

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歩いて伯母の家へ。最後のあいさつをしに伺いました。

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新郎新婦はなんと式の翌日から出勤。モードを切り替え、バリバリ働いているんだとか。

 

 

すごいなあ。見習いたいけど私にはむずかしいですね。

 

 

伯母の家には式から引き上げた生花がたくさんありました。ひとつひとつが驚きの大きさです。

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伯母家を出た私たちは市場を求めて歩きました。母が店で使う食材を買って帰りたいそう。

 

 

フルーツ屋さん発見!

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朝ごはん専門店も見つけました。

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饅頭、チマキ、どれも惹かれる。

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しかし私は見るだけです。

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私はお腹を下しているものの、食欲がないわけではありません。すごい酷です。

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母のお目当ての市場が数軒休みだったので仕方なくスーパーへ

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おおおう。なつかしいものが仰山。私も買って帰ろ!

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途中、昔母と私が住んでいたマンションの前を通りました。

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ここ・・・・・・父と手を繋ぎながらよく通った公園だ!

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隣にいた母が私の耳元で囁きました。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

「ん?」

 

 

母が言いたいことは瞬時にわかったのですが、とぼけて聞き直します。

 

 

「アンちゃんはえいちゃんとはちがう」

 

 

もう一度同じ言葉が返ってきました。

 

 

「ここ(台湾)の血が、流れている。ママと同じ」

 

 

国籍は日本でも、私には日本の血が一滴も流れていないことを母は言いたかったのです。故郷を忘れてほしくないと。私はなぜか母に認められたような気持ちになりました。ホッとしました。実はずっとそうやって生きたかったのです。私は心から日本を愛しています。日本で生きられてうれしいし幸運です。日本人として物事を考えるのが好きです。日本語が好きです。親切な日本の方に支えられながら日々暮らしています。けれど私は、父を含めた自分のルーツを否定したくありません。もうオトナだから、根っこをも晒して陽に当てたい。

 

 

私はぶっきらぼうに頷き、妹夫婦の背中を追いました。

 

 

 

チェックアウト。次はいつ来れるかわかりませんが、今はとにかく、早く703号室に帰りたい。

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空港でチチへのおみやげと食料品を追加で買いました。これは本気でオススメですよ。

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ごはんとの相性よし、麵との相性よし、炒め物との相性よし、万能の一瓶です。帰宅後、チャーハンを作るのに使いました。おいしすぎて自分が作ったものとは思えませんでした。

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当然、チャーハンがつづきます(笑)。

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飛行機はみんなバラバラの席。空港で母と妹夫妻はランチを食べていましたが、私は数口もらうだけでほとんどガマン。トイレ地獄が怖くて機内食もパス。マスク姿で寝まくりました。

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台湾はごはんがおいしいのに、私は「おあずけ」が多かったなあ。残念です。

 

 

 

けれど、いろいろ買ったりいただいたりしたので、703号室内で台湾を楽しもうと思っています。

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家の中がメチャクチャになっているかとビビっていたのですが、意外ときれいでホッ!

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カレーをたいらげた模様です。

 

 

 

ただいま!

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やっぱり我が家がいちばん

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まあ行く前からわかりきっていたことですけどね。

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皆さまおつき合いくださいましてありがとうございました。

 

 

 

LOVE!

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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地上の熱気

保護猫満天が巣の中でなにかを下敷きにくつろいでいました。

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声をかけると枕の正体が判明。あま兄です。下克上とはこのことでしょうか?

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なにはともあれ、703号室が平和で幸いです。

 

 

 

さて、台湾旅行。本日はいちばん長く(そして苦しかった一日)をダイジェストでお送りします。

 

 

楽しみにしてくださっている方が数名いると知り、萎えていた心が少しあがってきました。この次がいよいよ最終回です。興味のない方はここでお別れしましょう。再見!

 

 

3日目、7時すぎに起床。

 

 

前夜結婚式から戻ってきた私は深夜までトイレに足繁く通っていました。近年胃腸がめっきり弱くなったのを実感。情けないです。伯母にもらった薬を飲み、朝のバイキングはおかゆ数口にしておきました。予定がいっぱい。これ以上の体調の悪化は困ります。

 

 

 

【伯父、叔父、祖父の墓参り】

 

 

私の愛する謙敏伯父さん。母の兄。教師をしていました。映画スターのごとく華があり、いい男。52歳のとき咽頭ガンにて他界。葬儀に行けなかったことが心残りで仕方なかったです。

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伯父の墓参りがこのたびの私の訪台の最重要目的といっても過言ではありません。

 

 

 

ホテルからタクシーで20分も走れば、緑豊かな納骨場に着きます。山の上です。

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台北は雨で、私たちはホテルから借りた傘を手に向かいました。

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いわゆる“お墓”ではなく、集団納骨場のような場所に伯父たちは眠っています。

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格好はラフでだいじょうぶ。体調不良ゆえユニクロのヒートテックを2枚中に着込んでいます。

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昨日に比べ、肌寒いね。

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妹がホテルにあった無料のフルーツ(りんご&バナナ)を持ってきていました。ほかにもお供えものを売店で調達。日本の弔いのイメージカラーが「黒」なら、台湾はここでもやっぱり「紅」。

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エレベーターを降りました。靴を脱いで入ります。

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紙でできた「金塊」、紙でできた「蓮の花」、紙でできた「紙幣」など、フルーツ以外はすべて燃やします。フルーツは納骨堂で働く方々があとで食べます。

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永眠中の伯父たちが生活に困りませんように。

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納骨場を訪れ、伯父と叔父(母の妹の前夫)の名の前でしばし手を合わせ、あいさつ。終わると外へ移動し、先ほどのお供えものを火の中に入れていきます。

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全体はこんな感じ

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母はあの世で使える紙幣を折っていました。燃やす前に折るのは風習です。

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伯父の元に届いてください。ほんとうに会いたいです。

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つづいて別棟へ。キリスト教だった祖父の納骨堂も訪れました。

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祖父とアマー(祖母)は別れています。幼少期、私は祖父が祖母と会うたびに祖母を怒鳴り殴る風景が耐えられませんでした。祖父は私生児だった私を蔑み、孫の中で優劣をつけ露骨に嫌っていました。ろくに働かず、妻や子どもたちにひどく当たり、暴力を振るい、なのに威厳だけは保っていた祖父。けれど祖父がいなければ自分も存在していないのですから、大人になってからはなるべくフラットな気持ちで考えるようにしました。まあ、ずいぶん昔の話です^^

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祖父に話しかける母

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足がしびれちゃったみたいです。笑っちゃいけないんですけど、母の姿に一同噴き出す。

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納骨場に寿のシールを発見。日本と台湾はそもそも死生観が異なるのかもしれません。

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【タクシーで移動】

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地下鉄、バスにそれぞれ1回乗ったものの台北での移動はもっぱらタクシーが多かったです。台湾はタクシーの数が世界一と言われています。加えて、超安い。日本の3分の1以下の値段で利用できるのです。狭い台北市、目的地が遠すぎてメーターがあがりまくる心配もなく、4人で乗るから余計に割安さを実感します。

 

 

タクシーの運転手さんたちはやさしく、おしゃべり。みーんないい味を出しています。こちらはマイカップ持参の運転手さん。信号待ちの合間に鉄観音茶をゴクリ。

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【アマー(祖母)とのランチ】

 

 

アマーの妹、アマー妹の息子夫婦(公務員ですって)とその子どもたちとランチを!

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おこづかいをにぎりしめ、美容室で毛染めとカットを終えたアマー。若くなったね。似合うよ!

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お料理がつぎつぎと運ばれてきます。おちびさんたち、いっぱい食べるんだよ!

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いやあああ、兄弟大飯店(ブラザーホテル)の料理はたとえようがないほどうまい。

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すでに私は胃腸炎のピークだったにも関わらず、ガマンできずに食べまくり。えええいっ、もう知らん。どうなってもいい! ぜーんぶ口に入れたい。いい味です。

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海鮮が盛りだくさん

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牡蠣好きにはたまりません。

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(あとで痛いツケを払いましたが)至福のひとときでした♪

 

 

母、アマー、アマー妹は足裏マッサージへ。妹夫妻と私は街ブラへ。二手に分かれました。

 

 

 

ウインドショッピングを兼ね、妹夫妻とスタイリッシュな台北を泳ぐ予定でしたが・・・・・・

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腹が限界。ギブアップです。トイレから出れなくなってしまい・・・・・・。汚くてすみません。

 

 

SOGOデパート付近でタクシーに飛び乗りました。もちろんひとりです。妹夫妻は母や友人らと合流し、台湾でもっともおいしいとされるお店のディナーを食べるのですから。

 

 

悔しくてたまりませんでした。どうしても行きたい店だったのに残念。自分の胃腸を恨みました。

 

 

タクシーの運転手さんがまた楽しい人で、束の間腹痛を忘れおしゃべり。途中、お腹痛いとぼやいたら、私のホテルの番地を小声で呟きながら車を飛ばしてくれました。あたたかいなあ。

 

 

 

 

部屋へ戻って30分くらいトイレにこもっていたら、なんだか急に悲しくなってきました。私はトイレに行くためにお子らを置いて台湾に来たのではありません。

 

 

パジャマのまま、サイフを握りしめホテルのバーへ

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ふんっ。この場所ならトイレが近い。行こうと思えばいつでも行ける。

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私は幸運です。ツイてる。「ハッピーアワー」の恩恵を受けることができたのです。

 

 

 

【ハッピーアワー】

 

 

偶然にも私がバーに行った時間帯はおつまみ食べ放題とソフトドリンク飲み放題が無料。なんてサービスがいいのでしょう。パイナップルをひとつだけとり、コーヒーを数滴垂らしホットミルクをコップに半分注ぎました。私だって旅をエンジョイしたいのです。

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痩せたい痩せたいと唱えながら際限なく食べつづける妹の憎らしい顔が脳裏をよぎりましたが、ハッピーアワーのおかげでひねくれた感情を持たずにベッドに横たわることができました。

 

 

数時間後、満面の笑みで妹夫妻と母が戻ってきました。

 

 

「台湾で食べた中で最高においしかった♪ ねー、ママ、ねータカちゃん!」

 

 

だそうです。太ってしまえ!

 

 

私にもおみやげを持ってきてくれたのですが、内容がヘビーで手をつけられませんでした。私はもう必要以上にトイレに行きたくないのです。

 

 

ううう。明日で台北とおさらばか。14年ぶりなのに、したいことの半分もできていません。

 

 

不完全燃焼の私は、伯母からの胃腸薬を追加で一袋飲み干し、母に言いました。

 

 

「我想去夜市!(夜市に行きたい)」

 

 

 

【ホットな夜市】

 

 

へへ。タクシーでスイっと来ちゃった! しまむらで500円だったパジャマを着ています。

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台湾は夜市が有名ですよね。何カ所もあり、どこも賑わいを見せています。

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どんどん先に行く母。途中数度はぐれそうになりました。

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小龍包を手作りしています。

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茶器がたくさん

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あれもこれもおいしそう

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でもお腹痛いから見るだけね。精神がキツい。まるで修行ですね。

 

 

妹が別腹にかき氷を流し込んでいます。私は小豆味の「豆花」(ホット)をテイクアウトにオーダー。トイレのあるホテルに戻りゆっくりといただく予定です。チャレンジャーでしょ?

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マッサージ屋さんの前を通りかかったら2頭の保護犬らしき雑種犬たちが楽しげに台北の夜を満喫していました。703号室のお子たち、みんな元気かな?

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安い服を着て、安い服を物色中。あまりにもお手頃なので数枚購入!

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終盤、夜市でもまたトイレを探し、トイレにこもり、タクシーに飛び込んだ私(たち)。

 

 

タクシーの運転手さんに腹痛を訴えたら、通常では考えられないスピードを出しホテルへ向かってくれました。ハリウッド映画さながらの運転ぶりに、全員顔面蒼白。レバーを掴み、後部座席のシートベルトをしっかり締め、運転手さんに急がないよう懇願したほどです。

 

 

 

台北最後の夜、地上の熱気が雨を天に押し返し、心地いい風が吹いていました。

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私はあいかわらず、トイレとベッドを行ったり来たり。

 

 

明日飛行機に乗れるでしょうか? 紙おむつかなあ?

 

 

つづく

 

 

ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

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にくきゅうのおせわ屋

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