今日も生きる

「わたちは はしりまわるのが すきです。

最近は ハハのおふとんで ハハ あまにい さぶにい とくっつくのがマイブーム。

甘えたり あそんだり わたちは ふつうのねこさんです。

でも703号室には びょうきで 神経質になっている ほほにい がいます。

だからわたちは 1日のほとんどをケージの中で すごしているのです。

ごはんを食べるのも 寝るのも ケージの中

“萌乃ごめんね。さあ、出ておいで!”

ハハのこのひと言を わたちは いつも待ちわびています。

がまんできなくて たまにないてしまいます。

ハハ~ わたちはここにいるよ? 今日のフリータイムはまだ?

わたちは“保護猫さん”になれました。

さらなる昇格を めざして いま 703号室にいます。

だれか だれかいませんか?

わたちの 家族になってくれる 心やさしい人は」

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703号室保護猫 萌乃 より

 

 

「おれも いるぞ。夏までには甘えん坊いせやんに変身の予定(は未定)

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昨夜ほほがひさびさにじょうずに歩けました。

暗がりで突然のできごとでしたのでこんな写真しか撮れませんでしたが……。

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昼間は仕事の合間に卒業犬むじろうが昨日行ったというMRIの完備された検査センターのHPを熟読。連れて行こうかなあ。連れて行きたいなあ。行けるのかなあ。

しじみ嬢の家族募集を無事に終えた私はそんなことばかり考えていました。

 

プライドが高いほほはぜんぶをやろうとします。

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私の介護を必要としていないし、私の言うことを聞くタマではないです(苦笑)。

 

高い場所にもよじ登るのですが、本当に不便そうで正直やめてほしいです。

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ほほはほかの猫と変わらない生活を望んでいます。

内科からのアプローチに限界を感じているので、いっそ外科的処置を目標に検査を受けさせるべきか。けれど、移動のストレスで命に関わる発作を起こしたり、全身麻酔中に麻酔事故が起きたり……もし取り返しのつかない事態になったら、私は後悔しないと言い切れる自信がありません。

 

 

困ったねえ。ほほ、ほほはどうしたい?

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ほほが好きだよ。すごく好きだよ。

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もうちょっと考えてみないとね。まずは大巻先生に相談しようね。

 

 

みいさん、マーくんのおさがり腎臓フードやら人間の食料品(さんまさっきチチが食べたよ!)やらみいさんの古着(笑)までありがと。卵が5個しかないのは私がみいさんちでひとつ食べたからです。みいさんお古のツインニットなかなかかわいい。自分で着ればいいのに^^;

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子猫のとき本気で瀕死状態に陥ったマーくんが大巻先生の当て勘と完璧なオペで命を吹き返し、イキイキとしじみ嬢のお相手をしているなんて感慨深いです。

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うちのほほもずっと輝けるといいなあ。

 

 

 

「ぼき ほほ きょも いきてまち」

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私の頭の中は、ほほのこと、べべナナリルあまぱんさぶのこと、保護猫萌乃を卒業させること、いせやんをならすことでいっぱいです。極力外出をセーブして家のことをやりたい。

保護猫萌乃へのお問い合わせをお待ちしています。ペコリ。

 

 

 

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歩歩

「ああ……なんなんだよ。今は勘弁してよ」

 

2007年8月、先代かつが亡くなる3日前に私の保護猫2匹の里親になった方から一方的になすりつけられた保護依頼されたへんてこ顔の黒猫の赤ちゃん。

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かつは当時虫の息で、終盤は自宅内に設置した酸素室の中に入れても呼吸が苦しそうでした。

FIPウエット末期の肺水腫。

重すぎる病魔と闘うかつを私は全力で看取らなければならない頃だったのです。

 

 

イヤイヤ引き受けた子猫を連れ帰りケージに入れてみると、子猫は自力では立てず、寝た姿勢のまま水下痢をケージ内にぶちまけました。

病院では、年単位どころか数ヶ月もたないだろうと余命宣告され、私はますますウンザリしました。死を含めた「命」の重さと対峙する気力が完全に消えそうなほど萎えていたのです。

子猫は保護される前、外をひとりぼっちで彷徨っていたとのこと。

立ち上がることもできなかったあの姿でいったいどこをどう彷徨っていたのでしょう?

母猫もきょうだいらしき子猫も近くにいなかったそうです。

母猫が現れたら、母猫に子猫を返そうと、その場でしばらく母猫を待っていたと聞かされました。

 

本物のジャングルも人口のジャングルも大差ありません。

人間の庇護の及ばない範囲で生きる犬猫たちは強くなければいけないのです。弱い遺伝子は淘汰されてしまうのが掟ですから。

なのにどうして保護されるまでの間を、生き延びることができたのでしょう?

出会う前の「ほほ史」は私にとって最大の謎です。

さまざまな仮説をたててみたのですが、真相を知ることはないしどれもピンと来ないので、そのうち私は「宇宙からアンテナをつけて地上に降ってきた」と妄想することにしました。

 

黒猫ベイビーの名は「ほほ」です。漢字にすると「歩歩」。

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頭部に溜まった水を少しでも抜こうと、小さい頃は利尿剤を投与していました。

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でも、トイレばかり近くなる姿が不憫になり、先生と相談して思い切って薬を切ることに。

 

 

薬を切っても、ほほは7年以上元気なままでした。

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私はほほをほかの猫と同じように育てました。理由は、ほほがそう望んだから。

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運動機能が低いので自分の体に多少の不自由を感じていたはずですが、ほほはなんでもやってみせました。一見脆くみえますが実はたくましくスクスクと育ってみせたのです。

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ほほを家族として迎えてから、気がつけばはや7年半。

 

ほほは今なお現役でさまざまなことにトライしながら生きています。

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最近は運動機能がさらに下がり、一時は立ち上がることもできなくなりましたが、長いブランクをへて再び投薬を開始したので、現在は薬の効能に期待を寄せています。

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ほほの近況動画です。ほほは転んでも転んでも立ち上がろうとします。

 

※ここ数日は投薬のおかげでふらつきや転倒がこの動画より改善されています。

 

 

私はほほに数え切れないほど学ばせてもらいました。

 

ほほを一語にたとえるなら……やっぱり「歩歩」かなあ?

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(写真:プロカメラマン上村さん

 

 

ほほや、明日も奇跡を見せてくれるかい?

 

生きていてくれてありがとう。

 

 

 

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