可能性

703号室はあさひの家族募集をしています。お問合せをお待ちしています。

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火曜日、私はほほ、あまぱん、さぶを連れて東大病院へ行ってきました。

 

 

毎度つき合ってくれるMIHOさんもいっしょです。

 

 

実はほほの状態が悪く、予約日まで待つか診察日を前倒しするか悩んでいたのです。

 

 

投薬をつづけているものの、水頭症の症状が進んでいる感じ。

 

 

ほほはあまり動かなくなり、歩行の際のふらつきも目立ちます。ジャンプはできなくなりました。1日中、ほとんどベッドの中で四肢を突っ張っています。

 

 

移動中のほほ。緊張したのか目を見開き口を開け舌を垂らしています。

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病院に着いたらふつうの顔に戻ったのでホッとしました。

 

 

ほほ、がんばっておいで

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水頭症のほほは頭部エコー、身体学検査、血液検査を

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慢性腎不全のあまぱんとさぶは血液検査を依頼

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腎臓病の治験薬も継続しているので経過観察も必須

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3匹を先生に預け、2時間の待ち時間を敷地内で過ごすMIHOさんと私

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お腹が空いたのでランチを

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「ほほが気になるね」「どうなってるんだろうね」などの会話を交わしながら、ごはんを食べる私たち。でも私はほほの無限の可能性を信じているのです。

 

 

これまでだって水頭症が起因でいろんな問題が起きたけれど、ほほは折れませんでした。負けませんでした。乗り越えてきたのです。

 

 

だからこそほほはこうして私のそばにいるのです。

 

 

自然光のいいポジションでMIHOさんと写真の撮りっこをしました。

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レストランの前にて。MIHOさんの写真は公開NGだそうですのでお気に入りの赤Tシャツ(友人のブランド・マシス)を着た私のみが出しゃばるという^^;

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2時間後、MIHOさんと院内へ戻りました。

 

 

前田先生の登場です。

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私の身にもしも何かが起きた場合、前田先生がほほの後見人になる約束です。前田先生はほほ、あまぱん、さぶを丁寧に診てくれますが、特にほほに関しては思い入れが強い。ほほの症状が悪化したことを前田先生は心配していました。いろいろ話し合った結果、①ほほをダイエットさせ、②処方されているステロイドはそのままの量にし、利尿剤のみを増やそうということに。2.5㏄→4㏄で様子を見て、1か月後また検査を受けさせます。

 

 

頭部エコー

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脳内の水の量はさほど変わらないのですが、おそらくどうにか均衡を保ってきたほほの脳と水がどこかでバランスを崩してしまったのだろうという診断でした。

 

 

利尿剤の効果に期待を寄せたいです。

 

 

生後間もなく保護したほほも気づけば11歳。

 

 

脳が薄くペラペラの状態のほほが11歳を迎えられるとは夢にも思いませんでした。獣医師の先生方にもほほは「おそらく短命でしょう」と言われつづけてきたのです。

 

 

だから私としては、一喜一憂はなるべく控え、とにかくわずかでもほほの状態が回復することに神経を注いでいきたいと考えています。

 

 

ほほは私にいろんなものを見せてくれました。

 

 

これからも見せてくれるはずです。先生がついてくれているし、大丈夫!

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慢性腎不全コンビのあまぱんとさぶの結果はまずまず。

 

 

さぶは調子がいいのですが、あまぱんが200g痩せていたのがショックでした。対策としてあまぱんへのシリンジごはんの量を増やします。

 

 

 

帰宅後、MIHOさんがあさひと遊んでくれました。あさひお留守番ありがとう。

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夜はほほの11歳のお誕生日をみんなでお祝い。その様子は次回お送りしますね。

 

 

ほほは生きています。

 

 

皆さまもほほの顔をイメージして共に祈ってくれるとうれしいな。

 

 

Smile!

 

 

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わたしは抜糸を終えました(ローズ)

なかなかブログに向き合う時間が取れず、ネタばかりが溜まっています。

 

 

本日うれしかったのは

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出先で安くて新鮮な野菜たちに出会えたこと!

 

 

袋いっぱいに詰め込んでもなんとお値段は1,050円! あまりにも財布にやさしい。低価格の理由を伺ってみると、お兄さんがこう返してきました。

 

 

「え、うちにはこれが適正価格ですが?」

 

 

いいねえ!!

 

 

 

「ハハよかったですね」

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センターの保護猫あさひ坊。イケてますね。今月中に家族募集サイトへの掲載をめざしています。あー写真をがんばらないとなあ。手足が長くハンサムですよ。

 

 

 

「ぼくは頭が大きいのがじまんです」

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うらやましい。ジャイアンは脳みそがたっぷり詰まっているんだろうね。保護猫ジャイアンの未来も私の肩に乗っているんだよなあ。命は限りなく重いです。

 

 

 

さて、先日保護猫ローズの抜糸へ行ってきました。

 

 

 

「やだーーー」

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中島先生糸をチョキチョキ

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病理検査の結果も出て、腫瘍はすべて確実に取り除けたことが明らかになりました。加えてローズは血液検査の結果がとてもいいので、言い方が適切かはわかりませんが、「ふつうの片目の猫」として考えていただければまちがいないです。

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「みなさんわたしをこわがらないでね」

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ちょこまかちょこまか。ちょこまかちょこまか……

 

 

短い手足でリビングをせわしなく走りまわるローズの姿を見て、さっき思いっきり泣きました。理由は不明ですが、私にとっていい涙だった気がします。

 

 

何ごとも見る角度で変わってくる。ローズがそう教えてくれたのです。

 

 

あさひもジャイアンも格別な存在ですが、ローズはなんていうんだろう。

 

 

別次元にいます。

 

 

生きるって、ほんとうに苦楽の塊ですね。

 

 

たまに自分が不感症だったらいいのになあと切実にねがうことすらあります。

 

 

今、私がもっとも欲しているのは保護猫たちの「良縁」。

 

 

この1日でいろんなことが起きました。

 

 

できごととできごとの合間を縫いながらやっと深夜を迎えています。ブログを書こうかやめようか迷ったのですが、だれかひとりでいいから、だれかの目にもしかすると、あさひやジャイアンやローズが留まるかもしれない。その希望を胸にキーボードを叩いています。

 

 

私のスターたちに心を寄せてくださる方が必ずいると信じることで、私は息をしていられるのです。いい猫たちばかりです。アピール不足で申し訳ありません。

 

 

明日が皆さまにとっていい一日でありますように。

 

 

LOVE

 

 

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さぶは無事でした、ほか

先日は兼ねてより約束をしていたしじみの里親りょうちゃんとのデートでした。

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場所は表参道近辺。私がチチと行ったことのあるインド料理屋さんです。

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りょうちゃんはお店を気に入ってくれた模様で、テンション高め。りょうちゃんは多才で頭がよく、非常に緻密な(細かい?)女性。好き嫌いがハッキリとしていてすがすがしいです。もちろん、変な感じじゃなくてね! りょうちゃんがその日のことを自身のブログに書いてくれています。

 

 

りょうちゃんの目に私はそんな風に映っているんだね。ありがとう。

 

 

とりあえず記念写真を店員さんに撮っていただきました。

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前にも書いたのですが私は写真を撮るのも写るのも大好き。写るほうは母いわく、私がまだ2歳の頃から張りきりだしたらしい(笑)。ちなみにこのクセは私の母方の劉家の血筋。よって私の台湾の親せきらも自撮りに余念がありません。呆れちゃいますね。

 

 

 

さて、りょうちゃんとバイバイして帰宅後、私はほほ、あまぱん、さぶのケアをはじめたのですが、その際さぶの呼吸のはやさが気になりました。

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いつもと比べると元気もない。

 

 

心配で仕方がない私は、中島先生に電話でさぶの症状を伝え、「していいこと」と「してはならないこと」を伺い、昨日東大病院へ行ってきました。

 

 

慢性腎不全と闘う彼らの恒例の検診日だったのです。

 

 

午前中MIHOさんが到着。保護猫たちをiPhoneで撮影してくれました。

 

 

すっかり雰囲気が一変したジャイアン。ちゅーるをつけた手にkissしてくれるんですよ。MIHOさんも「ニュージャイアン」に驚きを隠せない様子でした。

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前面に押し出したいあさひもハンサムでしょ? どなたかいませんか?

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あさひは若く、超健康なので、おそらくながーい時間をご家族とエンジョイできるでしょう。これは最大の魅力じゃないですか? シニア齢を多く抱える私は最近つくづくそう思います。

 

 

 

そして数日後に抜糸を控えたローズ姫も♪

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お口を開きなにかいっしょうけんめいおしゃべりしていました。MIHOさんにかつおバーをもらってうれしかったね。あさひやジャイアンとシェアして食べたよね。

 

 

保護猫たちの写真をひととおり披露したところで、通院コンビをキャリーに

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ギリギリ予約時間に間に合いました。緑が豊かで気持ちがいいです。

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名を呼ばれたあと、あまぱん、さぶの順に彼らの日々の症状を研修医の先生にお話ししていきます。問診や基礎的な診察を受けるあまぱん氏

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あまぱん、がんばれ!

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さぶの番になりました。気になった点を細かく伝えます。

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今回はあまぱん、さぶとも、腎臓のモニタリングのみならず広範囲の血液検査を依頼しました。さぶはレントゲンも撮ってもらわなければ安心できません。

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1時間半の待ち時間は東大敷地内のカフェでMIHOさんと他愛もないおしゃべり

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猫ラボさんちの蘭丸Tシャツ(蘭丸くんはみいさんの元保護猫)に

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数年前に妹がプレゼントしてくれた奇抜な靴(はじめて履きましたよ)を!

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タイツにいっぱい毛がついていて恥かしいけど。

 

 

 

検査が終わりそうな時間に院内へ戻り、前田先生の説明を聞きます。

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さぶの件でドキドキしていたのですが、レントゲン検査の結果、胸部はとてもきれいでした。体調不良は一過性のものと考えて大丈夫です。血液検査もあまぱん、さぶともに良好。腎臓の数値がさらに下がっていました。やったね!!

 

 

慢性腎不全の治験薬は相変わらずつづけています。

 

 

治験担当医の米澤先生による採尿が終わると、米澤先生はこう仰っていました。

 

 

「この治験薬に効果が認められつつあるので、あと1年くらいで製品化ができそうです」

 

 

すごいいい!!

 

 

愛犬愛猫さんの慢性腎不全でお悩みの皆さま!

 

 

もう少しで皆さまのお手元に届きやすくなりますよ。私も慢性腎不全の卒業生やお友だち猫が多いので、ほんとうにうれしいです。慢性腎不全が近い将来、「絶望だけ」の病気ではなくなることを強く強く願っています。

 

 

 

前田先生毎度あり! 次は7月にほほ、あまぱん、さぶの3匹でお邪魔します。

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ということで、午前中には家事を終わらせ、本日も秘密基地にこもりブログをお送りしました。今はひたすら閲覧作業です。眠くて仕方がない。

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さぶをご心配くださった皆さま、申し訳ありませんでした。謝謝!

 

 

 

LOVE

 

 

 

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ローズのキラキラの目

昨日、保護猫ローズのお見舞いへ行ってきました。

 

 

ローズの顔を見る前に中島先生から声をかけられた私は、しばし中島先生と話をすることに。中島先生はローズの入院中に再度丁寧に細胞診をしたそうです。

 

 

そこから見えてきたものの結論は、やはり悪性の可能性が高いという事実。

 

 

根拠は3つあります。

 

①腫瘍が急速に大きくなっていること

②できた位置が目の上である場合、たいていが悪性であること

③細胞診で(細胞の分裂の仕方に)悪性の所見が顕著なこと

 

 

ここでもう良性かもとの希望的観測を持つのをいったんやめました。

 

 

中島先生は腫瘍の専門医です。専門医の危惧は侮れません。

 

 

悪性の場合、専門機関への転院もすすめられたのですが、断りました。なぜならば時間がないのです。中島先生のいう専門機関は診察まで「最低1か月待ち」。

 

 

1か月後、ローズの腫瘍の大きさを想像してみてください。

 

 

すぐにでもオペを希望する私にとって、1か月は針の筵です。

 

 

設備の差の問題だけならば、私は中島先生の腕を信じる。

 

 

だからお任せすることにしました。

 

 

ただし、先生とはじめ決めていた「(良性を見込んだ)二度のオペ」はこの際必要がない気がするので、一度でできるだけマージンを広く取る方法でいきます。

 

 

西洋医学を信じない方には少し残酷に聞こえるかもしれません。

 

 

しかし私は、西洋医学の持つ力を確信しています。

 

 

理由は亡きべべが6歳の終わりに告げられた胃がんを西洋医学が治し、その後16歳半まで生かしてくれたから。その際べべの胃は半分以下に切られてしまいました。けれどべべは退院後もそこそこ健やかに長い余生を送ってきたのです。

 

 

よし、切ろう。マージンもできるだけ広く取って。

 

 

左目は潰れるかもしれない。でも、切ります。

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emi-goがもうひとり腫瘍の専門医を呼び、中島先生との2人チームでローズの手術をする運びとなりました。今手術をしている頃でしょうか。臨機応変に歯のほうもひどければ抜いてもらうよう伝えてあります。

 

 

 

ローズ、目の上の腫瘍がまた一段と大きくなったね。

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明日切ってもらえるからね。食欲は旺盛みたいだね。よかった^^

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姫待遇にしてもらってるんだもんね。

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ローズが使えるスペースは2つの2段ケージ

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夜中気晴らしにケージの中を歩くといいよ。

 

 

 

動画を貼りつけておきますので、よかったらご覧ください。

 

 

 

ローズの環境

 

 

 

ローズとのお話

 

 

 

2時間ほどローズのそばにいた私は、ローズのキラキラの目に困惑しました。

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ローズあんま私を見ないで。私あなたにひどいことをしようとしているよ。

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ほんとうに痛いことです。ぱっちり開いた眼を守ってやれないのは。

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けれど私はやっぱり、命を優先したい。私のエゴだとしても。

 

 

なにが正しくてなにが正しくないのかは、人が決めることじゃない。

 

 

私は自分の心に従います。

 

 

がんばれローズ!!

 

 

皆さまも祈っていてくださいね。

 

 

 

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ローズ、戻っておいで

昔私といっしょに譲渡活動をしていたルルさんよりナナに美しいブリザーブドフラワーが届きました。ルルさんはよくうちに来てナナを撫でてくれた方です。

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ナナからルルさんへありがとう。

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703号室卒業生ごま家からもナナへ可憐なブリザーブドフラワーが……

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ナナからごま家へありがとう!

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ほかにもいろいろ届いていますが、ゆっくり自慢させていただきます。

 

 

 

「鏡よ鏡 世界でいちばんかわいいのはだあれ?」

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保護猫ローズの写真を撮っていた私は、ローズの急激な異変に気づいたのです。

 

 

ローズはひさびさの登場なので、知りたい方はぜひ保護経緯をお読みください。

 

 

「ローズ/幸せの703号室」

 

 

ご一読いただければローズのすさまじい苦労の道のりがほんのり伝わるでしょう。人から疎まれ、猫からいじめられ、小さくなりながら生きてきた子です。

 

 

 

そのローズが最近すっかり家猫らしくなってきました。

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手からちゅーるを舐め、撫でるとゴロゴロ喉を鳴らすまでに進化

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近々うちの大スターとしてバーンとアピールするつもりでした。

 

 

短い手足、お肉が詰まったボディ、ちまっとした感じがローズの魅力です。

 

 

 

けれど数日前から目の上のあたりの「できもの」が心に引っ掛かり、チチもローズは食欲にムラがあると話していたので、病院へ連れていくことにしたのです。

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中島先生に依頼したのは、検温、血液検査(→異常が出た場合にはエコーやレントゲンなど臨機応変に自由にやってもらう)、肛門絞り、体重測定(3.8kg)、聴診、触診、口内のチェック、爪切り、耳掃除のフルコース。エステも兼ねていますね。

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病院への絶対的な信頼感がある私は、ローズにつき添わず時短のため銀行へ行き雑務を済ませ、検査を終えた頃を見計らい、ローズを迎えに行きました。

 

 

「ローズ、検査終わった?」

 

 

軽い口調でemi-goにたずねた私に対し、emi-goの顔が若干ひきつっています。

 

 

私「ん? なんか(悪い病気)あった?」

 

emi-go「いや……目の上のあれ、細胞診の結果おそらく肥満細胞腫ですね」

 

私「え? じゃ取らないと。良性かな? 悪性(ガン)かな?」

 

emi-go「いや~ 大きいんですよ……」

 

私「急激に大きくなったから悪性の可能性が高いね。そっちで考えておいたほうが無難かも。悪性ならすぐオペしないと。中島先生と話すわ」

 

emi-go「はい。そうしてください」

 

 

ローズ、肥満細胞腫なら早く取りたいね。腫瘍なんか要らないもんね。

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「ゆううつな気分」

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口内炎もあったようです。痛くて食欲が出ない日もあったんだね。

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いきなりこんなに巨大化するなんて……

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位置は左目の上。左目との距離が狭い。どうしよう。

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中島先生とパパっと会話を交わしました。

 

 

私「先生これ、腫瘍の雰囲気からして悪性(ガン)っぽいね。まあ良性ならそれに越したことはないけど……。私は早めのオペを希望したいので今日からローズを入院させます。なにとぞみなさんローズを姫待遇で接してあげてください」

 

 

中島先生「はいわかりました。今週中に手術します。ただ問題なのは、できた部位が目に近く、あまる皮膚も少なく、マージンを広くとれるかどうか……」

 

 

私「悪性ならマージンを広くとらないことには心配が残ります。マージンを広くとってください。たとえ片目がつぶれても構いません。命優先でお願いします

 

 

中島先生「……あ、はい……でももし良性なら……。では、二度オペするのはどうでしょう? 一度目のオペで取った腫瘍を外注(病理検査)に出し、戻ってきた結果を見て、仮に良性ならそのまま据え置き。悪性(ガン)なら浸潤していると思われる病変部を再オペ、でいきますか?」

 

 

私「いいね。それでいきます」

 

 

会話を読んでいただければ二度オペする意味がわかりますよね? つまり今の時点ではガンの可能性が高い。けれど良性の線も捨てきれない。

 

 

ガンと断定し、マージンを広く取ってしまうとローズの顔が変形してしまう。

 

 

万が一視力を奪わなければならない場合などはローズの未来のQOLが下がる。

 

 

なら一度目のオペで可能の限り腫瘍を取り、腫瘍の分析を待ってから再度オペするかを決める流れです。腫瘍が良性なら、二度目のオペは必要ない。ローズの顔も大きく変化しない。

 

 

よし。折り合いがつきました。

 

 

一度目のオペは金曜日に行います。腎臓や肝臓の数値は悪くないので麻酔に耐えられるはず。ローズの生命力を私は信じてやりたい。先生、お願いします。

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帰りの車内で我に返った私は自分の口から出た言葉にひどく狼狽しました。

 

 

たとえ片目がつぶれても構いません。命優先でお願いします。

 

 

なんじゃこれ?

 

 

だれが決めていいのそんなこと。ローズがいいって言ったの?

 

 

命を優先し、犬猫たちの内臓をいじったり、足を切ったり、しっぽを切ったりするたびに、同じ感覚に陥ります。私はいったい、何様なの?

 

 

自分が哀れにさえ思えました。

 

 

彼らの生死の岐路に立たされるたびに私はより独断的になり、より速い判断力で即決してしまう。

 

 

むろんそうすることで助けられた命は多いからこその行動ですが、ローズの澄んだ目を軽く潰すと口走った自分に辟易しました。

 

 

この活動はときどき、うんざりしますよ。

 

 

ローズ、私のもとへ戻っておいで。

 

 

無事に一度目のオペが成功することを祈ります。そして病理検査の結果が出て、悪性(ガン)だったとしても、ローズが生きるために再度トライしよう。2回分の手間とお金がかかるけれど、私はそれが最善の道だと考えています。

 

 

ローズ、あなたはまだこれからなんだよ。

 

 

あなたがあなたを謳歌するのはこれからなんだよ。

 

 

だからぜったいに戻っておいで。

 

 

 

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