ただいま。
チロチョウは確かにそう言ってくれました。
昨日、病院に行って、先生にチロチョウの今後を相談しました。病院のケージ内で、チロチョウは全力で暴れまわり、ケージに頭をぶつけまくり、結果、手術できれいに治った目を傷つけ、結膜炎を悪化させてしまいました。
チロチョウの姿をみて、一瞬言葉を失ってしまいましたが、手術自体はうまくいったので、目薬を1日5~6回させば、よくなるそうです。術前よりひどくみえるのは、結膜炎の影響です。
どうしてお前は、自分をいじめることばかりするの?
先生には、あと1週間くらい入院させることをすすめられたのですが、私はチロチョウを連れて帰ってきました。もちろん、自宅できちんと目薬をさすことを条件に、です。
病院のケージ越しに対面した時、一度シャーされ、その後パンチを出されましたが、チロチョウは、私の目をみつめながら、声をあげて鳴きました。何度も。
「病院でもこんな風に鳴いていたんですか?」
先生に尋ねてみました。
「いいえ。病院では一度も鳴きませんでしたよ。田辺さんがきてはじめて鳴いたんです。淋しかったんでしょうね」
その言葉を聞いて、心が震えました。
湧きあがる愛おしさで、頭がどうにかなりそうでした。
「さあ、チロ、帰るか」
キャリーバッグにチロチョウの重みを感じながら、駐車場まで運びました。
連れて帰るはいいけれど、チチが不在のため、興奮していたら、ひとりで洗濯ネットから出せないかもしれないなどと心配でしたが、家に着くと、チロは私に身 を委ね、楽しそうにネットから出てきました。なでても、怒りませんでした。それどころか、目を細め、心地よさそうだったんです。そして、トイレでおしっこ とうんちを済ませ、爪をといでごはんを催促。
チロチョウは、しばらくカラー生活ですが、お腹を出して寝たり、おしゃべりを楽しんだりしています。チロチョウは、703号室を、自分の家だと思っています。まだケージ中心の日々から脱することはできませんが、ここが落ち着く場所だとわかってくれたんですね。
私は本当に、チロチョウが好きです。
「チロチョウって、ケージ内でうるさくしゃべってる男のこと?」
かつくん「ハハは、チロチョウの目が悪化しているようにみえる写真だから、載せるべきかどうか迷ったらしいけど、今日は昨日よりきれいになったよ。チロ チョウは、ケージ越しにみつけた美しいこのはの姿にうっとし、上機嫌です。手術自体はうまくいったのだから、目薬をがんばれば、今度こそよくなると信じ て、チチハハはチロのケアをするって。
ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!
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