浴衣が似合う男

色々と書きたいことはあるんですが、時間に余裕がありません。
それだけではなく、気持ちにゆとりがないんです。
コメントも遅れます。いつもすみません。

ちび猫は昨夜、緊急入院しました。ミルクの消化がうまくできていないらしく、体重が減ってきて元気もなくなりました。尿検査の結果、普通の子猫にはあり得 ない糖などが検出されました。あまりにも小さいので、治療らしい治療ができませんが、出来る限りのことをしていきたいです。今はMOMOペットクリニックの酸素室内で、胃腸を動かす薬を微量体に入れて頑張っています。小さくても、私たちにとっては大切な家族。だからこれ以上のことは今は書きたくありません。ごめんなさい……。

足の悪い猫の方は、少しだけ威嚇がマシになりました^^;
最初の方はとにかく凄かったらしく、大巻先生も手を焼いていたのですが、今はほんの少しおとなしくなったようです。今日会った時はケージ越しに私の顔を じーっと見ていました。足の方はまだ何とも言えませんが、まあ、清潔な病院の中ですから、ちょっとは期待しています。どうか足を切断せずに済みますよう に……。

他にも、卒業生が病気で亡くなったりと、ちょっと私、どうしてこんなことばかり続くんだろうといやになったりもしましたが、出会いの数が多いからこそなん ですよね! そう自分に言い聞かせて気持ちを落ち着かせるようにしています。今はまだ書けそうにないので、それもまたの機会にします。でも、とっても幸せ な子だったのでご安心を。

今日は明るい話を書かせてください。

明日は保護猫フックと同じ家から保護したリリーのお届け日です。お届け先は愛知県。リリーを預かってくれているみいさんと共に愛知県まで半日旅行してきます♪ 朝6時の新幹線なので、3時には起きなければなりません。最近ろくに寝てないからこの際ずっと起きていようかな?

寝坊したらまずいし^^;

リリー、おめでとう♪ お届けの様子をお楽しみに。みいさん、リリーを引き受けてくれて良縁を繋いでくれてありがとう。本当に感謝しているよ(&又、よろしく・笑)

リリーと共に保護した黒猫あじさいはこちらにいます。なんか、あじちゃん、日に日に美しくなるんですが……。性格も外見もフックと同じような部類だからつい気になって^^ あじさいは胸にしこりがあったようですが、なんと数週間で消えちゃったらしいです!! ほっとしました。
ももママちゃん、ありがとうね♪

ささ。
フックの近況について^^
フックは今日、私と病院へ行って来ました。下痢Pが続いているためです。新しいお薬を処方され、食事もかえました。今日からidを食べさせます。フック頑張れ~! でも元気はあるのでご安心ください。私とチチは毎晩、フックと一緒に寝ています

甘えん坊の保護猫フックン。

べべとは勿論ですが、
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リル子先生とも仲良し。これ、実は珍しいことなんですよ。
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リルは新しい子を鼻先でつっついていじめた後、説教をたれるおばさんのように「ワンワン」としつこく追い回すのですが、フックはなんも気にしません(笑)。すごい猫です、本当。
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「ちょっとやりすぎ」   「仕方ないじゃない。だってあたしはでしゃばリルよ」
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なんて会話を交わしていそうなべべとリル^^;
うちのお子たちが元気なおかげでこの家が明るいです。

何をしても怒らないフックをこんな姿に変身させました♪
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「ぼく、似合う?」
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フックン!! 似合いすぎ~(チュッ) 浴衣姿ですよ! 奥様♪
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可愛いですよね♪
欲しい方はこちらで買えます→「猫のふく村さん」http://www11.ocn.ne.jp/~fukumura/

フックだけではありません。

このお方、ご存知ですよね? 私の愛する森絵都さんが作ってくださった我が家のかつくん。
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かつくんだって、衣替えしましたよ!

エへへ^^
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可愛いでしょ? ちょっとヤグザなかつくんになっちゃいました~。

どこまでも親バカでごめんなさい……。

★★★ありがとう★★★

きたやまようこ先生から犬の缶詰を沢山頂きました。
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Kさんの保護犬(ケンケン&さっちゃん)に30缶渡しました。残った分は703号室にストックしておきます。ありがとうございました。

いつもご支援くださっているMKさんよりコロの大好物デビフの缶詰を頂きました。
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ありがとうございます! コロは1日にデビフを1缶食べないと気が済まないらしいので助かります。

それから、毎日新聞を見てくださったN様よりご寄附を頂きました。全額保護した子たちの医療費に充てさせて頂きます。心より感謝しています。ありがとうございました。

かつくん「ぼくとフック、どっちが似合う? ぼくだよね? いや、フックかな?
涼しげでいい感じでしょ?

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私たちは出会うべきだったのだから

【まずはご報告】

ONE!「ひとつきりの命たち」の事務局から寄付金の一部を送って頂きました。ご来場くださった皆さまのおかげです。保護犬猫たちの医療費その他に充てさ せて頂きます。個人のブログですし、時間がなくいつもいっぱいいっぱいなので、細かい収支報告はできないかもしれませんが、何につかったのか、なるべく書 くようにしますね。

頂いた金額は146,323円。

土手には7頭の犬が残っています。なかなか捕まらず、不妊手術を行えていない猫たちも多数います。犬たちにかかるお金は最低でも月1万5千円。フード代や フィラリア予防薬が必要だからです。狂犬病予防接種の月はもっとかかります。土手の子へ、というのが今回の趣旨でしたが、残るようでしたら、外猫たちの不 妊手術代や、その子たちの病気怪我の治療費に充てさせて頂きますのでご了承ください。そして私一人がそのお金をつかうのではなく、長年一緒に活動してきた Kさん、Iさんの保護犬猫についても、皆さまのご厚意の中からお出しすることをお許しください。

【私たちは出会うべきだったのだから】

3連休、久々の骨休みをするはずでしたが、大変なことになってしまいました。けれど私は、こういう生き方を選んでしまう自分が嫌いではありません。昔の自分よりも、今の自分の方がうんと「生きている」と思うからです。

昨日、家の近所で大怪我を負った猫を見つけました。前にも数度見たことがある猫でした。近所の人間の話によると、1年半くらい前に突如捨てられてしまった そうです。捨てられた理由は「飼い主の引越し」。ある日突然ホームレスになった猫は、今、足を切断するかもしれないという苦境に立たされています。

昨日見つけた猫は、餌やりさんの協力を得て、今朝4時にトラップにて捕獲成功。

703号室のバスルームにて。
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この後MOMOペットクリニックへ運び、さっき私だけが帰って来ました。猫は入院です。

鎮静をかけて診察しました。
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なんと骨がまる見え状態……。レントゲンで脱臼も見つかりました。どれだけ痛かったか……。
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ここだけではありません。いたるところが傷だらけでした。迅速な対応だったと我ながら感心します。だって、この暑さじゃ、すぐに膿んで腐ってしまうから。 この子の今後については、これから考えます。とりあえず眠い……。足を切断することになったらリリースはしません。足を切断することにならなくても、「人 慣れ」する可能性があるならリリースはしません。けれど、元飼い猫とはいえ、今は人間に対して警戒心マックスですから、もしかすると、人間との生活を嫌が るかもしれないので、迅速かつ慎重に判断したいと思っています。捕獲後、かなり威嚇されたしね^^;

眠いけれど眠れない事情もあります。

それはこの子↓
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足に怪我を負った猫の捕獲の際に民家の庭先で見つけ(踏みつけそうだった・汗)、保護しました。まだ75gしかありません。昨日は足に怪我を負った猫の捕獲に集中したかったので、乳飲み子はMOMOペットクリニックに 入院させましたが、今日からは私が3時間おきに授乳します。今はまだ楽観的なことを書けません。この小ささじゃ……。けれど、全力を尽くすことをお約束し ます! コロやフックを含め、この子たちには莫大な医療費がかかります。サラリーマンのチチがいくら頑張っても、追いつかないほどの……。だからONE! の寄付金は、この子たちにもつかわせて頂きますね。

1時間後、ハハ妹がご飯を買って来てくれるそうです。
昨日から殆ど何も食べてなかったので、待ち遠しい♪

私と猫たちは出会うべき運命だった。
大変だけれど、このことに感謝します。
そしてご協力くださる全ての方に感謝しています。

【卒業生紹介】

ONE!のイベントには沢山の卒業生の里親さんが遊びに来てくれました♪ その中に、ブログ未紹介の猫の里親さんがいましたので、ご紹介しますね~♪
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703号室を2005年9月18日に卒業したチャコちゃんです。(写真は子猫の頃)
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ずいぶん前の卒業生なのに紹介していなかったとは^^;
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チャコは捨てられているところを保護され、動物病院に運び込まれました。退院後しばらく703号室で過ごしてから、新しいお宅へ旅立ったんです。はじめは チャコ1匹だったんですが、今はなんと猫5匹の大所帯に……。庭に迷い込んでくる子猫ちゃんたちが不憫で、つい保護してしまう優しい里親さんなのでした ^^
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卒業後はチャコ家に遊びに行ったりもしました。その帰り道にチチがスピード違反で捕まったこともあったっけ?(爆)。久々にお会いできて嬉しかったです♪ 素敵な里親さんに囲まれて幸せです。これからもチャコのことをよろしくお願いしますね!

★★★おまけ★★★

「ぼくにも素敵な家族が見つかるのかな?」
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フック! フックにもきっと素敵な出会いが訪れるよ。
だってこんなにハンサムでいい子なんだもん^^ 私、頑張るからね! フックとの出会いも、運命だったんだから。それより、フックとあまぱんまんがいつの間にか仲良しになってる! と言うか、フックがあまぱんまんを追い回してストーカーと化しているだけなんですが^^;

かつくん「Ⅹ130チャコちゃん、お久しぶり。4年近く前に卒業しているのにこんなに紹介が遅いなんて、あり得ないよ……。まだまだ紹介していない子が数多くいるんだって。一体どれだけだらしないんだろうね、ハハは……。

色々あって忙しくなるみたいだから、皆さまに不便をかける事もあると思いますが、どうぞ気長に付き合ってやってください。

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ひなたの紹介

フック、あくびばかりしているけれど、退屈なの?
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「いえいえ。ぼく、昨夜はちょっと眠れなかったもんだから……」

嘘つき(笑)。
すやすや寝てたよ。フックとチチの寝顔、何度も見に行ったんだから、私。

コロ子、今朝お迎えに来てくれたKさんと共に薬浴へ出かけました。
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皮膚の調子は相変わらず、ですが元気いっぱいです♪ コロファンの皆さま、コロを保護して3か月経ちましたが、コロは食欲が衰えることなく、リビングやバルコニーを走り回っているのでご安心を~♪ これからも、大切にしていきますね!
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そうそう。
今日はずっと紹介していなかった卒業生について。
どれくらい紹介していなかったか?

2年以上です(爆)。

巣立った先は私の親友の家だし、ちょうどその頃、かつがまだ生きていて闘病の真っ最中だったからいつか近いうちにでも、と思い続けて2年……。ごめんよひなた。

元は2頭で保護されたひなた(当時はひじきでした)ブラウンタンの方はルー。
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(↑写真は2年前、保護された当初のもの)

子供が生まれたから犬はもう要らないと言うハハ妹の知り合いから保護した2頭。その家の子、ろくな子供に育たないだろうな~。子供を育てる親が「命」を軽視する家庭なんだから。子供に罪はないのにな。可哀想に……。

ルーは卒業後卒業記事で登場済みですが、ブラックタンのひなたの紹介がまだでした^^;

先月会いに行った時のひなた
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快適でオシャレなリビングで、ずっとずっと甘えっぱなしでした♪
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「ぼくを撫でて~」
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こちらがひなたの里親とそのお子様
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お子様、異常に可愛かった♪ 将来はジャニーズか?
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ひなたの里親夫婦と私とチチは昔からの仲良しです。チチとひなたのパパは何と同じ会社! そしてママの方は私と同じ会社だったんです。私たちが二人を紹介したのが縁でなんと二人はめでたく結婚! すごいですよね~♪

そして先日行われたONE!「ひとつきりの命たち」にも来てくれました。
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画面の左側で私の本を持ってくれているのが前の職場の上司のTさん♪ できない私を優しくサポートしてくれました。真ん中がひなたのママ。そして皆さま、 右の女は今さら紹介しなくてもお分かりですよね? え? 知らない? じゃあ、教えましょう! 703号室の聖母でーす(爆)。

ひなた、紹介がこんなに遅くなってごめんよー(涙)。
いつまでも甘えん坊でいてね~♪
これからは紹介できなかった(しそびれた)卒業生も載せていこうと思います♪

皆さまお楽しみに★ チャオ♪

かつくん「自分で自分のことを聖母だって。笑えるね。いや、笑えないかな……。

Ⅹ129ひなた懐かしいな。卒業の頃、ぼくはまだこの世に生きていたんだもの。あれからもう2年か。ここにいると月日が経つのが早いな。

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フレンドリーキャット

フックと同じ家から保護したリリーの里親さんが決まりました。みいさん、お疲れさまでした♪ お届けには私も一緒に行きます。私とみいさん、新幹線に乗ってリリーを届けてきますから! 距離はかなりありますが、幸せになること間違いなしのお宅です。

リリー、おめでとう♪

昨夜は眠れず、明け方チチとフックの部屋へお邪魔しました。
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見てください↓ フックはこういう猫なんです。
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愛しいでしょ? 守ってあげたくなるでしょ? フック、お前って子は!!
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ちなみに、チチとフックが寝ている部屋は窓を閉め切ってエアコンをドライにしているんですが、耐えがたい「部活臭」が漂っていました。チチ、ボクシングを 始めてから、汗臭さが倍増しました(爆)。写真を撮ってすぐに退散しましたよ。臭いから^^; 今、チチが使用した布団を干してます(笑)。フックは気に ならないのかな~?

フックの家族募集が始まりました。フックの体調が悪かったため、他の子たちより出遅れてしまったのですが、良いご縁があると信じて頑張ります。私が考える良いご縁って、少し偏っているように思われるかもしれないけれどね。

数年前に、私があるお宅に里子に出した黒猫のオスが2歳でこの世を去りました。
里親さんのお宅のトイレの窓から脱走して、車に轢かれたのか? 内臓破裂を起こし、それでもなかなか死に切れず、半日間もがき苦しんだ末、死んでしまった のです。私は里親さんを恨んではいないし、そもそもそのお宅に猫をお渡ししたのは私だし、事故として受け止めることにしましたが、悲しくてたまりませんで した。以後、保護猫の希望者さんには重ね重ね脱走の危険性をお話しさせて頂くようにしています。

だって、事故って人間側の心がけ次第で防げるものでしょ?

里親さん方は、私の気持ちを理解してくださるファミリーばかり。脱走には十分に気をつけてくださっているので安心です。703号室の里親さんは素晴らしい方ばかりなんですから!

「うちの子に限って外へ出ない、だから気をつけなくても平気」

あるいは、

「外へ出たって、猫は自分で勝手に帰って来るから大丈夫」

とお考えの方には、猫を譲渡していません。どんなにお金持ちの方でも、どんなに猫の飼育経験が豊富な方でも、この点をお守り頂けなければ、どうしてもご縁 を感じないのです。人によっては猫が車に轢かれようが、それまでの間、幸せだったのならそれは仕方ないことではないか? と言う方もいます。けれど、それ が猫ではなく、自分の母親や、血を分けた人間のお子さんなら、心から同じことが言えるでしょうか?

猫だからいい。

そんな風に考えてほしくないなって思います。私のわがままですが^^;
猫は猫だけれど、大切な家族だから、責任を持って守りたい。そう思ってくれる方がフックの里親さんになってくれたらいいな♪ それに、それってそんなに難しいことではないしね^^

長ったらしい文章もうんざりでしょうから、ナナとフックの写真でも!
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フックは誰にでもお腹を出して、親愛をアピールするんです。
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ナナも気に入った様子(笑)。
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フック 2歳の王子様
優しくて責任感の強いご家族を大募集しています♪
皆さま応援お願いしますね。ペコリ。

☆☆☆おまけ★★★

あまぱん太郎、膀胱炎少し良くなりました。
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今はきっちりと決められた処方食しか食べていないので、少し痩せる予感です♪
でも言っておきますが、あまぱんがやって来た時は既に5.9キロあったんです。あれからすんごーく太ったように感じられる方もいるかもしれませんが、今 6.7キロ。800g増えたのは事実ですが、一回りも二回りも大きくはなってませんよ! 太って見えるだけです(爆)。只今6キロジャストを目指してダイ エット中!

☆☆☆ありがとう★★★

先日のイベントONE!で大好評だった絵本作家スギヤマカナヨさんの愛犬愛猫イラスト。私はトークショーやサイン会などで忙しく、べべナナかつを描いて 貰っただけで終わってしまいました。リルとほほとあまたんも描いてほしかったとブログに書いたら、なんとカナヨ先生から、リルほほあまたんの似顔絵が届き ました♪ 家宝が増えましたよ!
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べべ、ナナ、リル、かつ、ほほ、あまた。703号室のお子たちが全員揃ったものまで!
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エへへ。可愛いでしょう? 超嬉しいです♪ ありがとうございます。大切にします^^

かつくん「フック、甘えん坊パワー全快だね。

カナヨ先生、ありがとう。ぼくもハハもカナヨ先生が大好きです。これからも未来を担う日本の子供たちのために素晴らしい絵本を沢山放出してください!

どうでもいいけど、あまぱんまん、デブだよね……。
ぼくはもっとスリムなまんまる猫さんだったけど。

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フックたちのこれまで

家族募集中! 愛しの保護猫フック
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6月18日
私はこの日、地獄絵図を目の当たりにしました。

地獄に生きる猫たちの表情は、外部から侵入した私たちに対してというよりも、もっと他の何かに対して、ひどく怯えを湛えているようにはっきりと見受けられました。

ある程度の覚悟を踏まえてマスクの中にガーゼを数枚しのばせていたにもかかわらず、表現しがたい悪臭が襲って来て、私は眩暈を通り越して、気がおかしくなりそうでした。チチやKさんも眉間にしわを寄せ、両足を踏ん張って、必死にその場に立っていました。

本当はすぐにフックの保護経緯を詳しく書きたかったのに、今までどうしても書けませんでした。整理がつかないし、頭の中を整理することさえ、怖かったのです。もう、思い出したくありませんでしたから。でも、頑張って書かないとね……。

「1匹は返してよね。手術には同意したけど、終わったら返して」
「分かった。では、約束通り他の3匹は連れて行くよ。3匹はもう、返せないわよ」
「うんうん」
「本当に分かってる? 3匹はもう返せないからね」

何でここへきてこんな会話を交わさなければならないのか?

そもそも女から脅迫されたのがきっかけなのです。
「大家にばれたから、もう猫たちを保健所に持っていかなきゃ」
この日の数週間前に、わざわざ私にこう言いにきた女。「保健所」の一語は、保護活動している私たちにとって脅迫以外の何ものでもない。なのに、保護を決め た途端、最近、大家の態度が軟化してきたからという理由で、やっぱり全頭手放すのは嫌だと言い張るようになりました。最低。

持参した4つのキャリーの中に、4匹の猫たちを順番に入れていきました。
他にも2匹の猫(少し前に去勢済み)がいましたが、その子たちの顔は正視できませんでした。だって私が連れて行けるのは、4匹だけ。うち1匹は、不妊手術を終えたら返さなければならないのだから。「ここ」に……。

その時保護したのが、フック、あじさいリリーで す。手術後、女に返したのは黒白のメス。チチが返しに行ってくれました。きっと辛かったと思います。書こうか迷ったのですが、猫たちを飼っている女は、う ちのババの隣の住民です。自分の母親の家と薄い壁を一枚挟んだ古いアパートの一室は、数年間窓を閉め切られ、分厚いボロボロのカーテンに覆われ、暖かな日 差しからは遠い世界です。

どうしてか?

カーテンを開けると、猫たちを飼っている事が目の前の建物に住む大家にばれてしまうから。ちなみに、大家はとっくに気づいていましたが、今まで我慢して言 わなかっただけのこと。ババの物件は確かに「ペット不可」ですが、私がべべナナリルを連れて泊まりに行っても、大家はいつも笑顔で挨拶をしてくれます。常 識的な範囲内であれば、大家も大目に見ていたに違いありません。ババの隣家は、部屋を閉め切っても、玄関付近は物凄い悪臭が漂っていたのです。だから私 も、ババの横の住民が猫を飼っている事は昔から知っていました。

カーテンを閉め切った家でも、適切な世話ができていれば、まだ良かったでしょう。こまめに家の中を整理して、猫のトイレを掃除すれば、猫たちはある程度の快適さを得られていたかもしれません。けれど、本当に悲惨な点は、女が、一切それをしなかったことでした。

床に直接ばら撒かれた餌。尿・便・嘔吐物は至る所に垂れ流し状態。ハエが飛び交う台所まで上がり込んだ私は、得体のしれない液体を踏みつけてしまって、慌 てました。ベタベタして、生ぬるくて、腐乱臭を漂わせている何かを。その感覚は足の裏から一気に頭の先まで駆け上がり、もう、失神するかと思いました。一 秒としてその場にいたくなかった。けれど、キャリーに猫たちを入れる作業が思うように捗らなかったので、吐き気と闘いながら手を動かすしかありませんでし た。

フックと目が合いました。こんなにやせ細った「家猫」は見たことがありません。亡くなる直前の愛猫かつよりも、もっともっと小さく見えました。

早く帰りたい! この狭いアパートの一室から脱出したい。
ようやくキャリーに収まった4匹を抱えて玄関へ向かう途中で、私は更なる衝撃を受けました。何と、奥の部屋のちゃぶ台の上には、新鮮なレタスのサラダと、 お箸がぴちっと揃っていたのです。私たちが帰った後、女はこの空間で、レタスを食べようとしているのか? 前髪にカラーを巻いた女の顔を凝視しました。

「あああ。やっと捕まった。悪いね。ありがとう」
爽やかに私たちに微笑みかけたその表情は、私にとって何もかもが不快で不可解でした。

そして靴を履こうとしゃがみこんだ瞬間、奥の部屋の床の端に長い尻尾がついた黒い物体がかすかに見えました。それが子猫の死骸なのか、鼠の死骸なのか、確かめる勇気はありませんでした。

Kさんに送ってもらって、家に着いてキャリーから4匹を出すと、チチに世話を任せて私はすぐにシャワーを浴びました。洗っても洗っても、どうにもならな い。心にこびりついてしまったものは、流せない……。それからずっと調子が悪いんです、私。勿論、あれからババの家には一度も行っていません。隣家が怖く て行けないのです。

フックの保護の経緯が少し見えてきたでしょうか?

保護したばかりのフックは、あおっぱなの塊が鼻の穴を完全に塞いでいた為、口を開けて呼吸をしていました。もう、グルーミングをする気力もなかったので しょう。猫が口を開けて呼吸するのは異常です。よほど呼吸が苦しくない限り、そうはなりません。すぐに、脱脂綿を水に濡らして塊を除去しました。

「グアー ググ グハー ガッアッアーッ」

猫のものとは思えない奇妙な鼻音を立て、あおっぱなを部屋のあちらこちらに飛ばしながら横たわるフックの姿を見て、泣きながらももママちゃんに電話をかけたのです。

「今、例の猫たちを保護した。もう、きついよ……」
「そっか。明日、一匹迎えに行くからね」

次の日、ももママちゃんは、あじさいを迎えに来てくれました。
そしてその翌日、不妊手術を終えたリリーをみいさんのお宅へ届けました。

あじさいも、リリーも、フックも、見事なほど、トイレ完璧。出来るんです。彼らはちゃんと。優しくて、穏やかで、控え目でありながらも、好奇心旺盛。そして人間が大好き。素晴らしい猫たちです。

一体どうして、犬や猫は飼い主を選べないのでしょうか?

驚かれるかもしれませんが、この猫たちは、子猫の頃、保護活動している人間によって保護され、ババの隣家に「里子」として出された子なのです。あり得ない……。

ももママちゃん保護のあじさい
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みいさん保護のリリー
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703号室のフック
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女に猫たちを譲渡した人間を殴りたい。

かつくん「フックの話、長くなってごめんね。ハハ、語り出すと止まらなくて……。

週末も更新するなんて言ってたのにしなかったよね。嘘つきだよ。忙しかったんだって。言い訳ばっか。ぼくはいつもハハの尻拭い。皆さま、ごめんなさいね。だらしないハハで。

ハハのそれでも人を愛する犬をよろしく!

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