ぱっくんとの回想 ④水を得た魚

皆さまこんばんは。大雪と、突如仮死状態に陥ったiPhoneの件で私の寿命が縮みました。iPhoneは、今は復活しているのですが、なんと、パソコンも調子が悪いという苦難が訪れています。

 

 

さぶの闘病で、新しいパソコンなど、夢のまた夢なので、少しでも先延ばしにしたいです。

 

 

ふう。毎日がしんどいですね。

 

 

どんな状況でも仕事に行かなければならない私にとって、ここ数日は、特にキツかったです。

 

 

有給休暇どころか、病欠も許されない世界に生きているので、自己管理だけは徹底したいですね。

 

 

今月の忙しさは、マックスからミドルになりつつありますが、働き方を考えなくてはなりません。

 

 

仕事は大好きですが、大好きだからこそ、調整しないといけないと反省しています。

 

 

さぶや家族との時間、自分の呼吸を整える時間が、私にはどうしても必要です。

 

 

2月の後半に、仕事のむずかしい案件が一段落する予定なので、少しのんびりしたいなあ♡

 

 

さて、保護猫ぱっくんのまとめ記事の最終章です。

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前回、真菌治療のため、「隔離」と「消毒」が大変だったと書いたのですが、ぱっくんは晴れて陰性になったので、以後、水を得た魚のように家じゅうをフリーに走り回っています。

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陰性の記念に撮りました! ぱっくんも、人間たちも、がんばりました。

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aiちゃんちにいたときは、「ちょっとハゲてきたかな?」という程度だったのです。

 

 

ぱっくんは遊び方が激しいので、遊んでいて傷ができた可能性も捨てきれませんでした。

 

 

aiちゃんが、ぱっくんを病院へ連れて行ってくれたのですが、軟膏を処方され「薬を塗って様子を見てくださいね」と言われたに留まりました。しかし、その時点ではグレーだとしても、私たちの中で、「万が一」も頭に入れて、念には念を、の隔離生活開始だったのです。

 

 

そして、大巻先生の病院で2回培養検査して、1回目陽性、2回目陰性の確定診断を受けています。

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病院通いもお疲れさま^^

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ほぼ治ってきた頃のぱっくん

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皮膚のほかにも、ワクチン、血液検査、去勢手術などで通院しています。

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ふふ。かわいくないですか?

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ぱっくんは、えらーい男の子です。花丸!

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そうそう。投薬と徹底消毒以外にやったのは「薬浴」です。

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マラセブシャンプーを買って、ぱっくんを洗いました。

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マラセブシャンプーは犬用ですが、一般的に、真菌の猫にも使われています。

 

 

703号室は、保護動物の専門施設ではないので、いろいろと工夫をしながらの暮らしですが、終わってみれば、ある種の達成感は感じます。ぱっくんに学ばせてもらいました。

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ぱっくん、ありがとうね!

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これからは、ブログを更新するたびに、家族募集を控えるぱっくんの画像をUPしますよ。

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皆さま、長い時間をひとりぼっちで耐えてきたぱっくんを、どうぞお見知りおきくださいね。

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ぱっくんは、心身ともに健やかに成長しています。

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運命の赤い糸の繋がっている先に届くまで、ぱっくんの魅力を伝えつづけていきますね。

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皆さま、いつもお疲れさまです。

 

 

せめておうちの中では、猫さんみたいに、ぬくぬくとあたたまってお過ごしください。

 

 

LOVE

 

 

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ぱっくんとの回想 ③真菌との闘い

皆さまこんにちは。さぶが派手に朝ごはん(50ml)を吐き出してしまいました。

 

 

常備薬のセレニア(制吐剤)と胃薬を投与したあと、再度20ml入れて仕事へ。帰宅後、皮下補液180mlとごはん25mlを鼻カテーテルに流していますが、今は落ち着いています。

 

 

ケアがむずかしいですね。でも、たいせつなので、さぶの「身体の声」に耳を傾けています。

 

 

さて、保護猫ぱっくんの第三章!

 

 

他県の保健所出身のぱっくんは、なかなかご縁が決まらず、我が家での保護を決意しました。

 

 

ぱっくんは、引き出しを担当したAiちゃんちを経由して、東京へやってきたのですが……

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着いて早々、洗面所に設置した小さなケージでの隔離生活がはじまったのです。

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ぱっくんは真菌(カビ)でした。命に関わる病気ではないのですが、感染力は侮れません。

 

 

当時703号室には、さぶ、すずらん、笑平、保護猫きなこ、ちゃみ、嫁入り間近のきゅうちゃんがいたのです。しかも、きゅうちゃんが嫁ぐ先には、同居予定のろくちゃん(ほかの保護主さんの保護猫)が加わる予定です。私自身も、犬猫に関わる業種なので、なにがなんでも、感染を出すわけにはいきませんでした。だから、睡眠時間を削って「家事」をしまくるしかなかったのです。

 

 

ぱっくんを引き受けたことは、一度も後悔していません。保健所にいた頃は、真菌の症状が出ていなかったし、職員さんたちは、心を込めてお世話をしてくださったことでしょう。

 

 

けれど、ふつうの2LDKのマンションに住む私にとって、ぱっくんの隔離は至難の極みでした。

 

 

正直な話、消毒、通院、投薬などで、想定外にお金がかかりました。

 

 

すべて自己責任ですが、運転しているときに、ふと涙が勝手に出てくるようになり、私のメンタルは、1か月半以上、緊張の連続で、ボロボロの状態がつづいていたのです。

 

 

「ハハ~ だいじょうぶ?」

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大丈夫じゃない、かな^^;

 

 

なにより、私がいちばん苦しかったのは、遊びたい、甘えたい盛りのぱっくんを、ただひたすらに、窓もない洗面所に閉じ込めてしまったこと。ぱっくんの青春を台無しにしての闘病だったのです。

 

 

振り返れば、保健所でも、ぱっくんは常にひとりぼっちでケージの中にいて……この子のありあまるエネルギーは、向かう場所が見当たらず、不健全に抑え込まれていた気がします。

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ぱっくんを撫でたら、シャワーを浴びてから、丸ごと着替える。

 

 

ぱっくんを洗面所内でフリーにしたら、壁や床……ぱっくんが触れたものはすべて消毒する。

 

 

そして、塩素につけおきした大量の洗濯物を、洗う、干す、洗う、干す、洗う、干す、洗う。

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いつもはだらっとしているチチも、真菌の件だけは本気で協力的でした。

 

 

ふふ。ぱっくんだけが使う猫じゃらしを買いに行った際の一枚

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私は、人間も含めてだれひとり、感染を出さないと心に強く決めていたのです。

 

 

大活躍したのは、キッチンハイター、ヒビテン、パルジェット、バイオウィルと、レインコート

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※真菌は、空気感染しません。

 

 

男性、女性兼用のサイズを買いました。これでチチも私も着られます。

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防護服越しではあるものの、ぱっくんを抱っこできるのがすごくうれしかったです。

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2日に1回は、洗面所から出して、4畳ほどのホールで遊ばせました。

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遊び終わったら当然、なにもかもを、徹底的に消毒、です。

 

 

「どうしてみんなと会えないの?」

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「ハハ~ ぼくたいくつです」

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(もっとも距離を取らせた)きゅうちゃんや、ちゃみとは同じ位の月齢だから、できるなら、遊ばせたい。みんなが追いかけっこしている姿を見たい。楽しいし、かわいいだろうね。

 

 

「たべるのも ひとりです」

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ぱっくん、ごめんね。

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日向ぼっこもしたいよね。させてあげたい。日光浴は気持ちがいいんだよね。

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でも、必ず治すから、急がば回れの精神で、ぱっくん、私を信じてがまんしてください。

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「ハハ~ “この先”はあるの?」

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ある。私がぱっくんに、この先を見せてあげる。約束する。

 

 

いろいろな意味でキツすぎた約1か月半の隔離生活を乗り越えて、ぱっくんは、現在、家じゅうのあちこちを、ぴょんぴょん跳ねています。のびのびとくつろぐぱっくんは、いいお顔をしています。

 

 

きゅうちゃんはその間に卒業したのですが、ちゃみとは元気に絡み合っています。

 

 

もちろん、だれも感染していません。

 

 

ここには書き尽くせない苦労や疲労をようやくまたいで、私は、やりきって、胸がいっぱいです。

 

 

少し前の自分に、このブログを読ませてあげたいです。

 

 

がんばれ、もう少しだよ、と。

 

 

ヘトヘトに参っていたとき、お友だちのまなちゃんが台湾の豆花を差し入れてくれたのを思い出します。ほんのり甘くて、子ども時代から大好きな豆花。あの味はミラクルでした。ありがとう♡

 

 

「命」や「責任」の下敷きになって潰れてしまわないよう、ふうと深呼吸を、ね!

 

 

ふう。

 

 

皆さまお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

ぱっくんの2か月ストーリーは、次回で完結です。

 

 

LOVE

 

 

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