これから、さぶの身に起きるであろう恐ろしいことを、想像さえしなければ、私は毎日幸せです。
さまざまな人間関係に苦しんでいた時期もあったけれど、加齢と共に「手放す」のがうまくなった気がするし、仕事でもあたたかいお客さまたちに恵まれて、いうことなしです。
自分自身の半生を振り返ると、有名になったり、大金持ちになることはありませんでした。
しかし、私が望んでいるのは、そういう暮らしではなく、身の丈に合った生き方です。
「どういう人になりたいか」という自問自答には、明確に答えられるようになったのですよ。
私は、まわりの方々と交わす、小さな約束を、ひとつひとつ、確実に守っていきたいです。
守っていきます。
そういう人になり、そういう人でいつづけるのが、私の目標です。
隣にさぶがいてくれるから、がんばれるのだと思います。
最近のさぶは、体重が戻らず、瘦せこけたままです。
「膿胸」の頃の命の危険は脱したのですが、持病の慢性腎不全の悪化が顕著になりました。
怖い。私はただただ、怖いです。
慢性腎不全の猫たちを天国へ見送ってきたので、さぶが辿るであろう「いばらの道」が、私には見えています。一段階、一段階と、さぶは悪くなっています。具体的には、皮下補液を入れても、すぐに脱水を起こしてしまうこと、信じられないほど尿が増えたこと。骨ばった身体と、パサパサの毛並み。体力がなく、少し歩くと、よろけてしまう。免疫が下がりやすく、目も赤くなりがちです。
なのに、さぶは本当にやさしいのです。
だから、いつもほかの猫たちから慕われています。
「わたし さぶ兄がだいすき♡ ふたりだとあったかいもん」
私を筆頭に、我が家の女性たちは、みんなさぶに依存しているのですよ。
お願いばかりで申し訳ないけれど、さぶには、ここにいてほしい。ね?
(ペットシッターの)私の繁忙期に、さぶは体調が崩れやすい傾向にあるので、予防も兼ねて、明日、診察に連れて行く予定です。先日病院へ行ったばかりですが、ゴールデンウィークは休診ですし、私がバタバタ働いているあいだに、さぶの体調が悪化したら不安ですもの。
年末年始の私の仕事の多忙のせいで、さぶが膿胸になったのかもしれません。
実は、自分を責めてばかりの日々を過ごしていたのです。
だから、ゴールデンウィークは、「仕事の合間に、いったん家に帰る時間を作る」「家ではなるべく、バタバタと忙しなくしない」「さぶに笑顔で接する」「なにごとも余裕をもって動く」をモットーに生きています。そして、仕事の量も「足るを知る」がたいせつだと考えています。
オーバーワークは、よくないですものね。
5月3日、4日、5日が仕事のヤマですが、前後はうまく調整して、在宅時間を増やします。
さぶー! そんなわけで、明日の朝、あなたは病院です。
あっという間に行って、あっという間に帰ろうね!
もう、制御不能のレベルで、私はさぶを愛しています。
私には、どうしても、どうしても、どうしてもさぶが必要です。
I LOVE さぶ
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
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