2月22日に行われたTOKYO ZEROの勉強会(2回目)に参加しました。
今回壇上に上がったのは朝日新聞社メディアラボ主査の太田匡彦氏
太田さんには日頃お世話になりいろいろ学ばせてもらっています。
太田さんは根気の要る数多くの取材からあぶりだしたペット業界の真実や前回の法改正の問題点などを理路整然とお話してくださいました。
太田さんの講義を聞いただれもがなにかを感じたことでしょう。私は太田さんの講義ははじめてではありませんが今回もすごく勉強になりました。機会があったらぜひ聞いてほしいです。特に保護活動に強い関心のある方または実践されている方は^^
お時間が取れないようでしたらこちらをお読みください。
「ペットショップなんか潰しちまえ!」
私の周りにも生体売買を快く思わない方はたくさんいます。私個人で言えば100%反対です。
けれど今の日本で一思いに生体売買をなくすことはたやすくありません。
ゆえに「8週齢規制」が大きな意味合いをもたらすのです。8週齢規制が通っていちばん困るのはだれか? 想像してみてよくわかりました。だから業界側は血眼で抵抗するんですよね。
堀を少しずつ固めること(首をジワジワ絞めること)のたいせつさ。今こそ私たちは8週齢規制の確実な実施、飼養施設基準の数値化、飼養管理基準の数値化を次の動愛法の見直しに向け議論し推進すべきだと思います。太田さんの勉強会に出た私の感想です。
太田さんが流したパピーミル(子犬製造工場)の画像に閉口した方もたくさんいました。太田さんは昨今の猫ブームに危機感を感じていらっしゃるそうです。キトンミルはもっと悲惨な状態になるかもしれませんね。恐ろしいです。
犬猫の大量生産・大量販売・大量消費のビジネスモデルを根底から揺るがす「8週齢規制」がまた骨抜きされることのないよう民意を一致団結したいですね。
藤野真紀子代表がはじめのあいさつで「正しい知識を共有しあいましょう」と仰った言葉の意味を噛みしめています。
私は偏った人間なのでフラットな思考を持つ努力が必要だと自己分析しているからです。
たまに誤解する方がいらっしゃるのですが、殺処分ゼロをめざすというのは、センターでの処分数がゼロになればあとはどこでどう不幸が起きても構わない、との意味ではありません。犬猫たちの(動物)福祉の向上をはかる活動を総括的に取り組んでいこうという意味です。
啓蒙活動、地域猫活動、多頭飼育崩壊現場からのレスキューの活動、個人の保護および譲渡活動、センターからの引き出し活動……日本にはさまざまな「保護、啓蒙活動」が存在しますがどの部分に関心のある方にも「8週齢規制」は無縁ではない気がします。
前回私はブログに猫ブームについての危惧を書きました。
「ブーム」という現象には栄枯衰退がつきものなので、生き物でそれをやられちゃうともうたまらないわけですよ。一頭一頭を丁寧に保護譲渡する、をモットーに微々たる活動をつづけてきた私には大量生産の意味をはらむ「ブーム」の一語がどうしてもがまんできません。
私のように悔しい思いをしている方はいっぱいいるはずです。業界団体への圧迫こそが犬猫たちの処遇を改善させる道筋なのかもしれませんね。生意気を申し上げました。
太田さんありがとうございました。心のこもったすばらしい講義でした。お疲れさまでした。
西川さん、上野さん、太田氏、藤野代表とパチ
写真には写っていませんが会場で知り合いの方にちらほらお会いしました^^
皆さまの感想を伺いたいなあ。
私はどんな犬も猫も好きです。犬も猫も魅力的な生き物ですね。
彼らは人間のために生きているのではなく、人間に愛でられるために生きています。
珠のように。
産業の発展とか営利追求とか人間同士のしがらみとか都合とか、ど~でもいいですよね。
LOVE!
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
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