かおりさんから美しいお花とお手紙と保護猫信くんへのお見舞いが届きました。
かおりさんありがとうございます。リルの17歳と4か月の誕生日祝いとしてひさびさに掃除した我が家に飾らせていただきました。気合入れて床まで磨いてピカピカにしましたよ^^
さて、週末はリルを連れて車でお出かけしたのです。
待ち合わせの1時間前に携帯が鳴り、「まだ?」と催促され慌てました。
まだ? って、待ち合わせは1時間後だよ(笑)。
リルのデートのお相手は、リルが仔犬の頃から3歳5か月まで河川敷でいっしょに暮らした元ホームレスの男性。つまり、リルの最初のお父さん! ガンなどの重い病気を克服し、今はお仕事をしながら、(福祉の手を借りつつも)神奈川県で自活しています。
遠路はるばるリルに会いに来てくれてありがとう。
男性がリルを手放すことに決めたあとも、私たちは折に触れ会っています。
男性が河川敷にいた時代は、よくカラオケやファミレスにも行きました。
ちょっとクセがありますが、心のやさしい方で、リルを通じて出会った私の友人でもあります。
犬猫を介して知り合うと、性別、職業、宗教、思想、国籍、年齢の垣根をポンと越えられますね。
リルの話で繋がっていられる関係が心地よくて好きです。
写真を撮ったあと、ほかの方の邪魔にならない場所へ移動して1時間ほど他愛もない話をしました。このたびの再会が実現したのは男性からのリルへのラブコール(私への電話)です。
離れて14年経つのに、リルの存在は延々と男性の胸の中心にあるのだから、犬はすごいですよね。
まあそれだけリルが魅力的だからでしょう。だって実際かわいいもん♡
カートを押す係をお願いすると、喜んでいましたよ。
コンビニでコーヒーを買って並んで飲んで、おみやげを渡して駅まで送ってさようならしました。だいたいいつも同じパターンです。別れ際、男性がマスクを外してリルに顔を近づけると、リルは男性にチュウしたのです。おおお……リル、やるね♪
駅に着くと、男性は一度も振り返らずにササっと行ってしまいます。これも「お決まり」。
けれど、別れてから2時間後、私の携帯に6回の不在着信……6回はさすがにはじめてですね。何ごとかと折り返すと、「あ、ありがとうが言いたくて」とのこと。
「うん。こちらこそリルに時間を作ってくれてありがとう。元気でね。ちゃんとマスクして」
リルのことは大丈夫。これからも、リルの命の限り、たいせつに育てていきます。
春がリルを包んでくれたような、ポカポカのあたたかい1日でした。
WE LOVE リル
ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました
お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。
足立区・荒川区・文京区を中心に活動してますが地域のご相談やお世話内容など、
⇒足立区のペットシッター にくきゅうのおせわ屋をご覧ください!