愛する者たちへ

最近は、部屋の模様替えをしようと、業者と打ち合わせをしたり、今までにない勢いで部屋の掃除をしたり、何処に何を置こうか考えたりしながら過ごしてきました。

お陰さまで、ダイナミックな変化はありませんが、少しお部屋の様子が変わりました。写真はまだ撮っていませんが、そのうち、変化に気づいてもらえると思います。

かつが亡くなってから、明日でちょうど3週間。

時間が解決してくれるとすれば、早く時間が経ってほしいけれど、私の場合、「ペット」ロスではなく、長男であって、末っ子のかつを失ってしまったので、そ う簡単にはいかないようです。薬の力を借りても、尚、地獄のような時間が流れる事が多く、副作用ばかり強いのに、肝心の効き目はあるのか?と思ってしまう ほど、悲しみと向かい合わなければなりません。でも今、薬をやめてしまうと、病的にお酒に手が伸びてしまうので、それならば、精神安定剤や抗うつ剤の方が マシ。という毎日を送っています。

かつに会いたい。
もう一度、「偉かったね。」と抱きしめたい。どうしても叶わないけれど、どうしても叶えたい。
会いたいです。

でも、私を廃人にしてくれない方々が居ます(笑)。


かつを愛する気持ちと同様、ベベナナリルを愛しています。100%の愛情を4で割って、1頭25%ずつではなく、多頭飼いであっても、私は400%の愛情で、それぞれに接してきたつもりでした。保護している子を入れると、500%600%ともう、凄い量の愛になる。

なのに、かつが永くないと知ってからの約1~2ヶ月は、果たしてそのバランスを保てていたかというと、そうではないと自分が一番良く知っています。

かつ中心の生活に、犬達は一言も文句を言いませんでした。
それは彼ら犬が口を利けない、人間にとって都合の良い生き物だからではなく、今は我慢すべきだと知っている、優しい生き物だからです。

ベベは、わがままな振る舞いをしませんでした。一切。
かつに話しかける横でちょこんとお座りして、一緒に話を聞いているようでした。そしてふと目が合うと、遠慮がちにボールを持ってきて、遊んでもらえないと、端の方へ消えていきます。6歳なのに、何度も何度もそれ以上に老けて見えた瞬間を、私は頭で消して無視しました。

ナナは元々、家族には凄く優しくて手のかからない子ですが、伸びきった爪が、手入れされていない犬の証拠みたいで、それに気がつきながらも、私はかつかつと、かつを呼び続け、抱きしめ続けました。ナナの爪を切るのに要する時間は5分。
その5分の余裕でさえ、私にはどうしても持てませんでした。

リルは、お散歩から連れて帰ると、玄関で足を拭く私に何度もチューして甘えてきますが、シャンプーをまめにしなくなってから、毛が匂い、所々小さな毛玉が出来ていました。

甘えたいのは、病気のかつだって、健康なベベナナリルだって同じ。
でも、私が甘やかせていたのは、もう助からない、未来のない最年少のかつだけでした。

何やっているんだろう私。
こんなにも、こんなにも大切な存在の子達なのに・・・。

それに気づいてからは、精神的に余裕がある時には、ベベとボールで遊んで、ナナの爪を切ってブラッシングして、リルをお風呂に入れました。

そしてかつが亡くなってから15日後、ベベナナリルと保護子猫のほほを連れて、病院であらゆる検査を受けさせました。もう1頭も失いたくない。

失いたくありません。

検便用に用意した袋。頭数が多いので整理して持って行きました。


病院には、私が数年前に保護したハハ妹の飼い犬「まめ」も連れて行きました。


病院に来ただけなのに、皆嬉しそう。(キャリーバックの中にはほほが居ます)


ほほ、べべ、ナナ、リル、まめの順に診察。


ほほは、先生が驚くほど状態が良く、ワクチンを打って、次回血液検査の予約を入れました。

ベベナナリルは、血液検査であらゆる臓器を調べ、それにクリアしたので、それ以上の検査はしていませんが、隅々まで調べたので、何時間もかかってしまいました。


まめは歯石取りの予約を入れ、軽く検査してもらいました。


終わったのは、病院へ入ってから3時間半後。帰るときは皆ヘトヘトでした。

次の日の日曜、写真は撮っていませんが、チチと二人で、ベベナナリルを連れて、夕方少しお台場へ行ってきました。沢山歩かせて、色んな方に可愛いと誉めて もらえて、嬉しそうにはしゃぐ姿を見ながら、まるで3頭に対する罪滅ぼしのような時間を過ごしましたが、それはそれなりに楽しかったです。

今私は、2歩下がって、1歩歩いているような状態です。

でも下がり続けず、1歩でも前に進めるのは、間違いなく、ベベナナリルのお陰。

そして、かつが私に残した保護子猫、ほほのお陰。

トイレも出来て、手もかからず、未知の可能性を秘めた子猫のほほ。人間大好きで、走り回るし、スクスクと育っています。

ほほくん、里親さん大募集中です。

「ぼく、ちゃんと何でもできるいい子。誰かさん、ぼくをちゃんとみて。会いに来たらお膝でゴロゴロしてあげる。ぼくは、ゴロゴロ星からやってきた宇宙猫さんだから。」

「ほほはぼくの最後の弟です。ほほを自慢したいので、今日も愛のポチをお願いします。ほほの可愛さは実際見てもらえれば絶対に分かります。ぼくもとっても可愛い子猫だと思ったよ。皆さま、どうか応援してね。ほほにも優しい家族が必要だから。」

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ペットシッター「にくきゅうのおせわ屋」をはじめました

お留守番をがんばるかわいい家族が「お帰り!」と目を輝かせて出迎えてくれるよう、安心・安全に最優先で心を込めてお世話します。

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ホホの紹介

こんにちは、チチです。
今日はホホから自己紹介を兼ねて言いたい事があるとのことで、インタビューしたいと思います。

ホホ
「おはようございますこんにちはこんばんは、ぼく、ホホ。」

「かつおにいちゃんがてんし様になる3日前に703号室にきました。」

「ぼくがからすさんにつつかれている時に703号室の近所のかわいいお姉さんが助けてくれました。」
チチ
「そのお姉さんは、以前ハハから「くーちゃん、らむちゃん」と言う猫の里親様になって頂いた方です。」

ホホ
「おねえさんは色々な事情があって、ぼくを家族にできませんでした。だから思い悩んだあげく、ハハに相談したそうです。」

「それで、ぼくがここに来ることがきまったとき、チチは”駆け込み寺じゃねぇんだよ”とぼやいてたみたいです。」

チチ
「とても反省しています。チチは本当に心が狭いチンケな男だね。」

ホホ
「ぼくは”すいとうしょう”っていう病気だそうです。」
「頭がおおきくて、目がちょっとでてるでしょ?」
「でも、でも、一生懸命生きています。ふつうのねこさんのように飛び跳ねたりは苦手ですが一生懸命走ります。走っていると、ときどき頭をコチンしちゃいますけど。」
「あと、お薬もがんばってのんでます。いい子にのみます。おひるねは大好きです。おわりです。」

チチ
「もうそれで終わり?おトイレは出来るの?」

ホホ
「おトイレはできます。毎日おしっこと、ちいさなうんちをおトイレでしてます。
あと、大きな声でなきません。
ハハは最近ぼくのことをゴロゴロ星人といいます。人が大好きだからさわられるとゴロゴロいっちゃうんです。」

チチ
「そうか、それではホホの動画を皆さんに見てもらおうか?あとお前の絵を描いてくれた人がいるからそれも見てもらおう。」

ホホ
「え?いいの?うれしいなぁ。」

チチ
「ホホは普通の猫のような機敏性はない水頭症の子猫です。でも、可愛さは1000%。この子の可愛さを理解してくださる方を里親様として募集いたします。ホホ、頑張ろうな!」

ホホ
「うん!」

ねこママさんが描いてくださったホホの似顔絵。」
クリックすると元のサイズで表示します

ホホ
「すごくにてるとおもいます。」

チチ
「あたたかいね。本当あたたかい。それにそっくり!よく似てるよ!」
「次は、ナナとリルに囲まれたホホ(画像があまりよくありません。。。)」

「そして、ホホのお薬シーン」

「最後にホホがゴロゴロしてるシーン(雑音にも聞こえますが、”ブーーーン”と言っているのがゴロゴロ音です)

「ちょっと頼りない弟だけど、どうぞ宜しくお願いいたします。今日も愛のポチをお願いします。」
703号室かつくん

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かわいいほほ

今日は、犬達を連れて、午前中から健康診断へ行ってきました。
べべ・ナナ・リル・それからハハ妹のまめ&保護している子猫のほほ。
総勢5頭なので、病院を出たのは、3時間半後でした。
私もチチもハハ妹もクタクタ。薬の影響で眠くてたまりませんでした。

その写真などは、次の機会にUPします。病院では皆、まあまあいい子にしていました。
かかったお金は半端じゃありません(笑)。隅々まで検査してもらったので・・・。

その後チチが土手へ行ってくれて、ナナの兄弟やリルの兄弟達にフィラリアのお薬を飲ませてくれました。凶暴な子も居るので、私の体調が悪い時は、チチ以外 に頼める相手が居ないので、チチにちょっと忙しい思いをさせてしまったかも。。。でもお陰で、ホームレスが飼っている土手の犬達は今月も、蚊に刺されま くっても大丈夫です(笑)。

私はかつの仏壇にお線香をあげたり、部屋の模様替えの事で業者と相談したりしながら家で過ごしました。眠さに勝てず、少しの間、お昼寝もしました。

犬達の病院での様子は次回書きますが、かつが通い詰めた病院はきつかったです。
かつの思い出が、何処にもかしこにも詰まっていて、かつがそこにいないのだけが不思議な位のままでした。まあ、いつも骨を首からぶら下げているので、かつも一緒に居たと言えば「居た」のですが。

ほほの検査もしてもらいました。

詳しいCT検査をしていませんが、ほほはほぼ水頭症と診断されています。
どんな病気か?

チワワなどの小型犬には良く見られるそうですが、猫で水頭症の子は珍しいとの事。正直言いますが、ほほが来た初日は、トイレすら決まった場所で出来ない状態でした。目は片方が異常に飛び出して、眼球の位置も左右大きくずれていました。

ジャンプは勿論、走り回ることも出来ず、私は瞬時に「水頭症」と判断しました。

1回目の診察で、とにかく栄養をつけさせてくださいと言われ、脳圧を抑える薬を処方され、3ヶ月~半年に1度位の通院を続けるよう言われました。トイレも 徐々に覚えるし、目の方も少し良くなるであろう、普通の猫よりは少し「のんびり」したところがあるけれど、逆に手がかからないから、凄く飼いやすいと何度 も言ってくださった副院長先生の言葉からは、ほほに対する慈しみと愛情を感じることが出来ました。

私は怖くありませんでした。

かつはまだ存命でしたが、手のかからないほほに、シロップタイプの薬を与えることはとても簡単だし、水頭症といっても、ほほは手術を要さない「軽度」のものです。
薬は1ヶ月500円。たったこれだけ。

そして今、目は徐々に良くなり(視力は全く問題ありません)トイレは、来た次の日から、ピッタリと決まった猫トイレで出来るようになりました。粗相は一度もありません。
来た日に1度失敗しただけ。驚きました。

そして、普通より少しのんびりしていますが、よく遊ぶし、よく寝るし、何よりよく食べる(笑)。高い場所へのジャンプは苦手ですが、こういう子を飼うと、高い場所にお花を飾れる生活を送れるわと前向きに考えてくださる方もきっと居る、そう思っています。

そして短命かもしれないというのも、今のほほからはみじんも感じず、実際チチが他の水頭症の子を飼っている方のブログを見たそうですが、12歳ほどの 子が沢山居るそうです。勿論、まだその子達は存命だから、12年以上生きている子がポピュラーというのは大げさではないのかもしれません。

かつがなくなる3日前、ほほは縁あって703号室へやってきました。

これは、かつが私へ与えてくれた「出会い」と信じて、ほほの新しい家族を探そうと心に誓いました。

かつは、感染症だらけのハンデを背負って生まれてきました。
3年しか生きることが出来ませんでした。

ほほは感染症のハンデを背負ってはいませんが、それでもやはり「ハンデ」を背負って生まれてきました。

ハンデとはどういうものか?少しのハンデがどれほど気になるものか?それは個人差があるので一概に言うことは出来ません。けれど、ハンデがあるほほは、 ゴロゴロと喉を鳴らしながら一生懸命人間に向かって走り寄って来て、ぼくを撫でてと訴えて、掃除の時は邪魔にならないよう、端の方で地味に遊び、薬を 嫌がることなく、ご飯の好き嫌いもありません。

それでも1日に1・2度の薬を飲ませるのが億劫だったり、カレンダーに載っている様なモデルのような可愛い子猫が欲しいと願う方は多いでしょう。それは恥ずかしいことでも、悪いことでもありません。

でも、この子と一緒に成長していこう、この子の成長を楽しみに暮らしていこう、そう思ってくださる方が居てくれると、必ず居てくれると信じて、ほほのご家 族を募集させていただきます。これは亡きかつが私に与えてくれた大事な事だから、私も誠実にそれに向かい、一生懸命頑張ります。

「ぼくほほくん。」


「チチにむりやり抱っこだれてます。」


「でもなんだか、きもちよくなってきたな。」


「くびのうしろつかまないでー!ぼく痛い!」


「リル馬に乗って703を探索。いってきまーす!」


★仮名:ほほ、オス
濃いグレー&ブラウン(ほぼ黒に見えます)の縞模様の珍しい毛色。
尻尾が真っ直ぐで長く、華奢でお目目の大きな可愛い3ヶ月位の男の子。

お留守番も半日程度なら出来ます。
殆ど鳴きません。
おトイレは完璧です。どんなタイプのトイレでも大丈夫です。
おとなしい犬となら共存出来ます。
猫とも共存出来ます。攻撃性は一切ありません。
いじめられても、じっと耐えています(笑)。
人間大好きで、ゴロゴロ王子様

出来ないことは、高い場所へのジャンプ

出来る事は、無限大です。

あなたの愛と共に成長していける素晴らしい男の子です。

新しいご家族を大募集しています。

ほほの通院の様子は次回犬達の分と一緒にUPします。
とってもおりこうでしたよ。

ね、かつくんも見てたよね。

「ほほはぼくの最後の弟です。ほほを自慢したいので、今日も愛のポチをお願いします。そして、リンクなどしてくれる優しい方は、一言コメントに書いてくださいね。ほほにもぼくと同じように幸せに生きて欲しいとまんまる星から願っています。よろしくお願いします。」

703号室かつくん

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