四つのお皿

今日は自分の検査と診察でした。

いつもはひとりさびしい通院ですが、今回はうるさい人がお供してくれることになったのです。

うるさいなんて失礼ですね。いや実際本当によくしゃべるのです(笑)。

なんでも話せる姉のような妹のような存在、MIHOさん^^

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私の病気についてもぜんぶ知ってるし、703号室卒業猫クー太の里親でもあります。

ちなみに、クー太も黒猫です。

通院なのにどこか楽しい雰囲気でした。

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ふたりとも変な時間にお腹がすいて仕方ないので行きつけの韓国料理店へ寄ることに。韓国料理というと焼肉を連想される方がいますが、私たちが好きなのは韓国家庭料理!

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MIHOさんは生ビールを2杯も飲んでいましたが、運転手の私は1滴も飲めず。シッケやなつめ茶で乾杯しました。

ワイワイドライブのあと703号室に移動!

MIHOさんはもうすぐ巣立つシャロンと保護猫たちにプレゼントを持ってきてくれたのです。

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人間用の和菓子もありがとう♪

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MIHOさんからのプレゼントを早速4つの小皿に分けました。

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クリーミーなスープの上にかつおバーがのった豪華なおやつ。ロイヤルカナンインドアキャットのカリカリも少しまぶして。みんな喜んでくれるかな?

 

宴の主役シャロン

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食いしん坊ごましお

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ブレブレ写真ですが、ビーナスもご満悦

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一番喜んでいたのは、まんまるいせやんでした!

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この食べ方(笑)。なんだろうね?

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まあきみたちが束の間でも充足感を得られたなら本望です。

MIHOさんに「ごちそうさま」だね。

 

そしてリビングで他愛もないおしゃべりを。

途中、笑いすぎて喘息の薬を吸入するはめに(汗)。

MIHOさんが撮ってくれた日常の一枚↓

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MIHOさん、ありがとう。またいつでも来てね。

さあ、シャロン嬢の嫁入りがカウントダウンの域に入りました。

麗しいシャロンよ!

これからのステージは今までのどのステージよりもあたたかくぬくもりに満ちているはずです。

その中であなたはあなたの一生をエンジョイしてください。

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(写真:猫撮る氏

 

シャロン、どうもありがとう。

無事にお届けが終わりましたら、卒業レポをがんばります。数日かかるかもしれませんが楽しみにお待ちください。

 

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待っててベレーボ

本日二回目の更新。

頭が最高に痛くて疲れて死にそうなのに、なんでしょう。

抑えようのないこの気持ちは……。

今日は父親の命日。癌で亡くなってから3年経ちました。
だから昨日、ババ(母)と父親の仏壇に供えるお花を買いに遠くの花屋まで出かけたのです。

父親に花を買う為に、その近くのセブンイレブンに寄ってお金をおろしました。

その時、猫に出会ったのです。

店の入り口で客たちにすり寄るやせ細った猫。
案の定、誰ひとり声をかけてやる者はいない。
ほとほと、嫌になる光景。
世の中は私が知っている以上に、冷たく残酷で救いようがないのかもしれない。

店内で買った缶詰を与えると、猫はがむしゃらに食べ続けました。
クチャクチャだったけれど、食べている姿は本当に綺麗だった。
私は懸命に生きる者が好きなんです。
生きて生きて生きる者に惹かれるんです。

連れて帰りたい。
でもキャリーもなければネットもない。
人慣れしているとはいえ、素手の抱っこは絶対に無理。
暴れて逃げられるのがオチ。

車内にいたババに目をやる。

~やだ! やめてよ。そんな猫、ほっとけ~

みたいな視線。

ババの車じゃなかったら良かったのに……。

その後、ババとメチャクチャ喧嘩。

「あんたはオカルトに侵されてる。自分の娘なのに犬猫にのめりこみ過ぎて怖い」

的な発言をされたので、ババが傷つく言葉をひたすら浴びせながら花屋へ行きました。

帰り、ババが嫌がったらタクシーで猫を連れて帰ろうと、花屋の横のスーパーへ寄って洗濯ネットを買って、もう一度ババとコンビニへ。車内は超険悪。

……戻った時、猫は既に姿を消していました。

あああ、猫。
ガリガリの猫。

朝まで気分がすぐれず、イライラが止まりませんでした。
この世界に対する苛立ちなのか、ただ単に自分に対して苛立つのか。

今日の夕方、薬浴を終えたコロをお迎えに行く途中、Kさんの車の中で愚痴りっぱなしだった私。どうしても諦めきれないので、カバンに詰め込んでいた洗濯ネットとフードを出して、遠く離れたセブンイレブンへ向かってくれるようお願いしました。

……猫はいませんでした。

コロを連れて帰る途中、車内でKさんと目が合いました。Kさんは無言のまま頷き、来た道をもう一度戻ってくれました。

セブンイレブンが視界に入った頃、思わず胸が苦しくなりました。
今度こそ、猫がいたらどうする?
自分のキャパを超えている……。
ちょうどその時、後部座席のコロがタイミングよくため息を漏らしました。
べべたちの淋しそうな表情がふと脳裏をかすめました。

私は、走りだしたら自分をとめる事が出来ないんです。
誰の言うことも聞かない。
目の前の道を全力疾走で駆けるだけ。

でも、もう既に沢山背負ってしまっている。
私一人の問題では片付けられない……。

だから今回、会えなかったら諦めよう。

……いた!

猫は店の入り口に寝そべって、通る人の顔を凝視していました。

「この人はご飯をくれないな」

「この人にねだっても無駄だな」

「この人は? ちょっと甘えてみようかな?」

自分に優しくしてくれそうな人間を識別しようとする様子が遠くから窺えました。

待っててベレーボ。待ってて。

あと10メートル。

5メートル。

はやる気持ちを抑えきれず、かつに供えていた猫缶の蓋を開けながら走り寄ると、ベレーボはすくっと立ち上がりました。

「くれる! この人はご飯をくれる!」

ご飯を地面に広げると、ベレーボは一心不乱に食べ始めました。

今だ!!

ベレーボを洗濯ネットで覆い、抱きかかえてKさんの車に乗り込みました。

ごめんねベレーボ。
今日はご飯を与えに来たんじゃないの。
実はお前をさらいにきたんだよ。
こんな場所はお前には似合わない。
そう思ったから。
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ベレーボは今日、MOMOペットクリニックに入院です。

体重2.8㌔の若い男の子でした。

ピカピカになったコロ子
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かつくん「ベレーボの名の由来、分かるかな? ハハ、あほだよね。

でも、止められない時があるんだよね。止まらない時は、止めなくていいと思う。ただその情熱が家族に被害をもたらすことのならないよう、気をつけてもらいたいな。

今日は2回目の更新だから、1回目を見てない人は一つ下の記事を読んでね。いや、本当は3回目の更新なんだよ。でも一番最初のは4時間程度で消しちゃったんだ。あまりにもネガティブな内容だったからね。

ハハの本、それでも人を愛する犬をよろしく!

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かつくん なな

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