猫型の血糊

私はさっき、スーパー横の駐車場でいやなものを見ました。

できれば見たくなかったけど、ふと落とした視線の先に血糊を見つけたのです。

赤黒い血の塊はべったりと「猫の形」をしていて……変な言い方、まだフレッシュでした。

ほんの少し前にここで死んだ猫がいる。

身を切られるような寒さを必死に耐えた猫がベチャッと果てた生々しい痕。

私は足早にスーパーの中に入りました。

あの血の量はおそらく成猫……場所から推察するとバッグする車に轢かれたのか?

男の子だったのか女の子だったのか?

即死できたのか悶え苦しんだのか?

食後だったのか空腹だったのか?

なんのために生まれてきたんだろうね。

本当に悔しい。

 

不謹慎ですがひとつの死を目の当たりにして私はちょっと吹っ切れたのです。

実は保護猫いせやんのことをずっと悩んでいました。

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どんな表現をすればいいか……いせやんの人慣れはかなり厳しいです。

私がいせやんを保護したのはまちがいだったのかもしれない。

どこかでそう思っていました。去勢手術後、リリースした方がよかったのかなと。

先日保護した萌乃もまだ完全に人慣れしていませんし、慣れていない子を慣らすのはのちのちの喜びが大きいとしても渦中の消耗が激しくて。いせやんは特にね。

でも、あの血糊が一喝してくれました。

それはちがうよ、と。

 

私は年単位の時間がかかってもいせやんを家猫として卒業させたいです。

霧の中を抜けて。

1年かけても2年かけても。

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いせやん。

これ以上絶対お前さんからなにも奪ったりしないから、いつか心を開いてください。

図々しくつきまといいせやんを怒らせるかもしれないけれど私たちはいせやんを思っています。まんまるの目でよーく見ててください。私たちがあなたの敵か味方か、ちゃんと。

 

ありがとう♪

毎冬、保護活動をしていらっしゃるわらひよさんがイチゴを送ってくださいます。

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甘ーいイチゴ。チチや従姉妹のシェンシェンとみんなでいただきました。ごちそうさまでした。

 

ピチコさまよりフードとおやつ

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リジンのプレゼントをいただきました。

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ありがとうございました。いつもすみません。恐縮の限りです。

 

703号室卒業猫みも&あかりの里親さんが先日柿を持ってきてくださいました。

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猫の話に盛り上がりました。みも&あかりを大切にしてくださりありがとうございます。

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みももあかりも私が近所で保護した大事なお嬢さまです。特にあかりは車道のすぐそばで出会ったので保護をためらいませんでした。確実に交通事故に巻き込まれる場所だったので。

その彼女たちが、今はぬくぬく室内を満喫しています。

 

みも

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あかり

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警戒心の強かったあかりがやんわりした雰囲気に!

いせやんにもこんな日が来るのかな?

だったらいいなあ。

私が見たいのは無残な猫型の血糊じゃなく、腹を天に向け無邪気に眠る猫の姿です。

私は理不尽に猫たちがベチャベチャ車に潰され亡くなっていくのが生理的にダメなのです。

生ゴミを漁る猫の形相も、寒さに震える猫の背中も生理的に無理。

嫌いです。

猫たちにその程度の生き方しかさせてやれない自分たち人間のケチさを思い知らされるから。

 

「うちにおいでよ」

1匹でも多くの子たちにそう言ってやりたい。

暖や食や憩いを分け合いたい。

 

私たちは“仲間”ですから。

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「はいっ」

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痛みを知るもの同士、ね。

 

 

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